放射線測定センター8月24日~開設準備中


ブログ「風林火山田 2011年6月~

永遠のものなど何一つ存在しません。

全ては刻々と変化し続けています。

こんな風にはっきり認識し始めたのは一去年のことでした。

今日も人生で、また来ることのない一日でした。

自分で人生を漕いでいると気負わず、ただ風を受けて進むように帆を高く上げよ~っと。

全ては自分の中にあり、その自分は全て周りにつくられているのだから。

今日もこんなことがあって、こんな風が吹きました。

明日は明日の風が福~地。

 

その日の題名をクリックすると、「コメント書き込み」できます。 

敗戦記念日

「撤退」を「転進」、沖縄の「中学生」を「鉄血勤皇隊」と言い換え、「自爆攻撃」を「特攻」、「敗戦」を「終戦」と言い換える。

時の権力は自分達の都合のいいように言葉を言い換え、イメージを作り上げる。マスコミはその増幅装置の役割を担い、「仕方ない」「どうせ無力だ」とみんなに思わせ羊の群れを作り上げる。もともと誰一人自爆攻撃などしたくない筈なのに知らないうちに「お国の為に喜んで死んできます」

日本の「自爆攻撃」は「尊い武士道」で、中東の「自爆攻撃」は「自爆テロ」、フランス人の地下抵抗組織は「正義のレジスタンス」と呼び、イスラムの抵抗組織は「テロ組織」と嘲る。

 

戦争は66年も前のことなのに、現代でも原発事故に向かう消防は「決死隊」で「お国の英雄」。

これほどの大事故が起きても誰も刑務所に行く訳でもなく、誰も本当の意味で責任を取らない。うやむやな世界。66年経っても実は精神構造は何も変わっていない。

どうしたらこんな事故を起こした原発を「世界で最高水準の安全性」と言い張って輸出しようとし続けられるのか。何が武士道、何が日本男児、何がサムライジャパンなものか・・情けない。

これ以上うやむやにしたら、え~い、お尻ペンペン!

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夏祭り

福地の夏祭り。花火は一瞬だから美しい。花は散るから美しい。人生は花火のように短い。お互いに自分色の花をドーンと咲かせよう。

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夏祭り前夜

夏祭り前夜、みんなで付けた提灯。

 

さて、年間1ミリシーベルトが一般国民の被曝限度とされていました。

この数値を一時間あたりに直すとおよそ0.11マイクロシーベルト。

年間1ミリシーベルトに重きを置けば、この0.11という数字が一つの基準と見ることができます。

岐阜県の今日の発表は各務原市で0.06マイクロシーベルト(高さ1メートル地点)。

昨日お借りしたガイガーカウンターで計測した福地の空間線量は、昨日のブログをご覧ください。(地面に置いた計測が多い)

 

なぜ田んぼより家の方が空間線量が高いのかは今のところ分かりません。

計測機器業者さん「ウ~ン、屋根に積もっているのかなぁ?」

雨の集まる側溝は0.15マイクロシーベルト。岐阜県の発表値の2.5倍です。

側溝の値が高いということは、福島原発事故で飛んできた放射線物質が、遠くここ福地まで飛んできたことを意味します。

 

ただし、0.11マイクロシーベルトを基準に数字が高いか低いかは意見の分かれるところです。「安全な範疇」「微量でも危険」正反対の意見がそれぞれ多数存在します。

私個人としては、田んぼ地表面の数値が想像より低かったことにひとまずほっとしましたが・・・。

 

繰り返しますが、遠い原発からここまで飛んできた放射性物質を「ごくわずか」と表現するのか、「少し」と言うのか、はたまた「結構な量」と表現するのかはいろんな見解があります。

正直、私も今回計測した値について、どうコメントしたらいいのか分かりません。

そして今後、東電や政府が何とコメントするのかにも、もうほとんど意味はありません。大変なことですが「個人でどう判断していくか」しかないと考えています。立場・年齢・職業・人生観・貧富etc・・みんなポジションが違うので、事実を知るのも、知らぬが仏と決め込むのもどちらも「有り」なのでしょう。3月11日を境に、正解のない世界が始まってしまいました。

 

危険を煽るつもりはありません。今回空間線量を測って分かったことは、放射性物質が(多少は別問題として)ここまで飛んできたというシンプルな事実です。

 

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空間線量

放射線測定器到着。14万円のガイガーカウンターをお借りすることができましたので、いろいろ測ってみました。

数値の低い順に並べてみると、

複数の田んぼの地面0.06~0.07マイクロシーベルト。

家の前1m程の高さ0.06~0.08マイクロシーベルト。

家の前地面(アスファルト)0.1~0.12マイクロシーベルト。

雨の集まる側溝0.14~0.15マイクロシーベルト。

数値はいろんな解釈がありますが、果たして測った方がいいのか、知らない方がいいのか、実際に自分で計測してみると非常に考えさせられる1日でした。

 

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何を信じてよいやら

眠い目をこすりながら今日の勉強は「放射能汚染から家族を守る 食べ方の安全マニュアル」野口邦和著・青春出版社。

例えばお米の場合、ぬか層に放射性物質が溜まりやすいことが分かっています。玄米より精白米の方が放射性物質が除去される確率が高いと数種類のデータが載っています。他の本でも同じく玄米より精白米の方が安全というデータが載っていて感覚的に私もそうに違いないと思うのですが・・・反対に食品の放射能汚染対策には玄米が効くなどという本もあるから混乱します。

何を信じて良いのやら、玄米食はこれまで健康食の代名詞だったのに、ここにも価値観の逆転現象が見られます。そんなことがまだまだ起こります。

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そろそろ

元素記号がズラリと並んだ周期表。放射能をより深く学ぼうとすると元素、電子、原子核等を避けては通れません。この歳になって周期表を勉強することになるとは夢にも思いませんでした。いよいよお勉強は一般的な知識から専門的な領域に入ってきてます。高校生の時は嫌で嫌で仕方なかった化学の世界ですが、ムムム・・意外に面白い。

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こりゃ全然ダメじゃん

「原発の深い闇」宝島社

宝島社さん、スゴイ本を出されたものです。どこかの国ならすぐに刑務所行きのような本ですが、信頼性はかなり高い内容だと思います。

何冊もの本を読み、原発をウオッチしている私でも「エ~ッ!!」と驚く内容がてんこ盛りです。言論の自由があってよかった・・

原発に関心がおありになる方は、是非手に取って観て下さい。

利権、政治献金等などなどよくもまぁ調べたものだと感心します。

原発事故が起きたのも、対応が遅かったのも、情報が操作されたのも全て頷ける内容です。事故は起こるべくして起き、対応はなるべくしてダメな筈だということがよ~~~~く分かる本です。

いやいやいやいや・・こりゃ全くダメな筈だ。

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韓国米

元福地小学校I先生の旦那さんは韓国人。このご夫婦、韓国に帰省されると「山ちゃんの勉強に」と、現地のお米をお土産に買って来て下さいます。いつも気に掛けて下さりありがとうございます。今回のお米はタニシによる無農薬農法のお米です。日本とはちょっと違った綺麗なパッケージです。

20年以上前アメリカ留学も終盤、続けて韓国に留学しようと考えたこともありました。結局入学願書が間に合わず断念しましたが、口惜しいので10日間ほど一人旅をしました。

今回もご夫妻と韓国話で大盛り上がりでした。近いのに文化がまるで違って面白い!御親戚が米専業農家と伺い・・むむむ・・是非お話をしてみたい。いや、きっと、いずれ、つながるんだろうなぁ~。

お米は当時のことを懐かしく思い出しながら頂こうと思います。

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もう一つ放射能安全派の本

「放射線のひみつ」中川恵一著・朝日出版社。

装丁が可愛らしかったのでついつい買ってしまいました。著者は東大病院放射線科准教授・緩和ケア診療部長。

 

東大派は原発推進派、しかも放射線を患者に毎日使っている先生だからか、こちらも放射能によって発がんリスクは上がらない、つまり放射線はそれほど危険ではないと言う立場の本です。本文中のイラストが可愛く、分かりやすい語り口には好感が持てます。

ただし「チェルノブイリから20年間で放射能で死亡した人数は9~15人」というIAEA(国際原子力機関)が発表した、極端に犠牲者数が少ない統計を採用しているところは、流石原発推進派東大眉唾要注意。

まだ読み始めですが、2時間もあれば読み切れてしまえる簡潔さはいい本です。

昼は農作業、夜は放射線の勉強の日々が続いています。

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ならば家族と福島原発近くに住めばいい

原発関連の本はこれで何冊目?

「低量 放射線は怖くない」中村仁信著・遊タイム出版。

元ICRP・国際放射線防護委員会にいた病院長。ICRPは原発推進派組織と言われています。この本の内容も放射線は大丈夫という内容です。

大丈夫どころか、低い放射線はむしろ健康に良く、ガンになる確率も低くなる=ホルミシス効果を説かれています。

反原発側とは真っ向から反する内容で、いかに放射線が私達にとってまだまだ未知の領域であるということを痛感させられます。つまり、放射線について安全か危険か「本当のところは誰も知らない」ということが現時点での結論でしょうか。

 

ならば安全・危険どちら側の意見を自分として採るかだけです。

仮に危険と考え、実は安全だったら儲けもの。逆に安全と考え、実は危険だったら大変な結果を招きます。

だから、私は現時点では放射能は低量でも危険な方を取ります。

でも真実は誰にも分からない。ここがこの問題のミソ。

各人の人生観や考え方、生き方が問われるところです。

 

この本のあとがき最終、著者から福島原発被災者へのメッセージは次の通り~

~「何の利益もない放射線被ばくなど、受けないに越したことはありませんが、時間が経って、気がつけば、ガンやその他の病気にも強くなっている可能性があるということを、頭のすみにでも置いておいて下さい。」~

 

低い量放射能が本当に健康にいいのであれば、著者には愛する家族と共に福島原発近く低線量地区に率先して住めば・・と思います。

自分の子供か孫を福島原発の近くに移住させてもそう言えるのか、聞いてみたくなる内容です。 

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六法全書が一杯

定款の変更に伴い司法書士F氏とミーティング。司法書士さんも農業のことはあまり詳しくないので、二人で法律条項を探っていくうちに、あっという間に机の上が法律書で一杯になってしまいました。ほほ~。将来に渡り使える技や知識を伝授して頂き、非常に勉強になりました。

基準値以上の放射線が自分のお米から出たら米作りを辞める・・とブログに書いたら、京都の米作り盟友のくまさんから心配のお電話が。ありがとう。

彼の前職は国際的土木コンサルタント会社に勤めて海外赴任も長かったから、インドネシアにも詳しかった~。こんな面白い盟友がいて幸せです。今日は彼の目出度い47歳の誕生日。おめでとうございます。そうそうくまさん、以前くまさんの老眼を笑ってましたが、今じゃ私もしっかり老眼入ってきました。ちょっと後行く私45歳。

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見えないモノを見る

最近の雨は激しい。日差しが無い夏に加え、稲達はよくぞこんな雨にも風にも耐えていられるものだと感心しきりです。でもこの雨や風がないとやっぱり稲はできない。少なくてもダメ、多くてもダメってことだけど、人間の都合のいいようにお天道様はしちゃくれない。それが当たり前の自然現象。その自然からお恵みの一部「お米」を頂く。だからお天道さんに感謝。天に文句を言うとそのまま自分に戻って来るのは自分も自然の一部だから。

原発で天を汚してしまったから、私達も汚れる。原発事故の時「ゴメン、知らなかった」という言い訳の代償は、こともあろうか子供や胎児たちに向けられる。責任がなく、最も弱く、最も守られるべき存在に一番の被害が及ぶという悲劇。「目に見えない。時間が経たないと分からない。」と言う。だけど、目に見えるようになった時、時間が経った時、私達は2度目の言い訳をするのだろうか「ゴメン、知らなかった」。知らんぷりはもうできない。

 

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知らぬが仏は大人限定で

愛知・岐阜・三重の東海三県は、今年のお米について放射能の検査をしないと決定しました。牛肉の放射能騒動は氷山の一角、国や県の見解より私は放射能汚染は広範囲に深刻に広がっていると考えています。

 

私はこの秋収穫したお米を自主検査します。

 

前職横浜YMCAから私が農業に転身したのは、糖尿病やアトピー、喘息の子供たちが多いのを見て「安全なお米を作りたい」と考えたからです。。

原発事故以来、私なりに随分いろんなことを考えて来ましたが、もし自分の作ったお米から基準以上の放射能が測定されるようなことがあれば、私はお米作りを辞める覚悟でいます。

農業に限らず、食に携わるお仕事の方はいろんなことを考えていると思います。でなければプロとは言えません。「知らぬが仏」と言った瞬間にその人の中でお金が命を越えます。

 

一番心配なのが子供たちが毎日食べる学校給食です。子供たちの給食に、もし基準値以上の放射能汚染された食材が使われていたら、子供達の将来に一体誰が責任を取るのでしょう。これだけ情報が得られる時代「知らなかった、指示されなかった」では子供相手には済まされません。行政側の方々の良心を信じています。・・・ああ、こんな時代が来るとは・・・

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水滴の中身

稲の葉に溜まった雨の滴。もう10日もお天道さんが顔を出してくれません。

穂が出るこの時期、雨続きは稲にとって危険です。この一見きれいな水滴の中に稲の天敵イモチ病菌が潜んでいます。イモチ病は、あっという間に稲に病気を増殖させ稲を枯らします。雨続きで多湿だとこの病気になりやすく、稲が全滅することも珍しくありません。17年間の農業人生で、途方に暮れるような壊滅的被害を2回経験しています。今後この天気が更に続くなら覚悟が必要です。

 

でも私は「晴天を!」と祈りません。

私が農業17年間で得た農民心得。「稲(お米)はお天気によって作られる。だから、結果はどうであれ、お天気に感謝しても文句は言わない。」何度か涙を流して得た私の心得です。

 

昨日は農業共済委員、今日は岐阜クリーン農業の研修に出席。そこで同席した新規就農仲間・川辺町S氏と楽しく情報交換。久し振りのS氏、会社を立ち上げ会長になっていた(爆)

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珈琲盆にカエラズ

この人相の悪そうなイタチのような動物に珈琲生豆を食べさせる。動物はコーヒー豆を半発酵で消化できずにそのまま排泄する。排泄物の中の珈琲豆を洗うと超希少・最高級珈琲豆の出来上がり。インドネシアでは何と言う名前か覚えられないので「ウOココーヒー」と呼んでいましたが、驚くことなかれ、銀座ではこのOOOコーヒーなんと一杯5500円也!!

インドネシアの短い滞在期間中、数えるのが嫌になるほどのコーヒーを飲み、そのうちの一杯がこの超最高級コーヒー。

ところが、「それ、超最高級OOOコーヒーだよ」と教えてもらったのは、その一杯を飲み干した後。現地ではコーヒーの飲み過ぎで食傷気味だったので、何の気なしに飲んでしまった・・「え~飲む前に言ってよ~!」

一生のうち、最初で最後の経験だったかも知れないのに~。

ちなみにアフリカのコーヒーには猿の排泄物から取り出す「モンキーコーヒー」があるそうだ。こちらも稀少で高価。

 

さて、貴方ならこのコーヒーの価値を最高級に重きを置くか、あくまでも動物のOOOだと言うことに重きを置くか?どちら?

 

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一人一人にスポットライト

可児市文化創造センターの多文化共生プロジェクト2011公演「最後の写真」可児市在住の多国籍外国人+日本人による演劇。

 

制作は昨年私が主催した小早川デザイン塾の同級生M女氏。演出・構成は東京からプロの田室寿美子氏。出演に友人のブラジル日系人S氏始め何人もの外国人知り合い。

チームとしてより、出演者一人ひとりの生い立ちから今までの実半生を涙と笑いでよ~く考えられた表現・構成された演劇に共感しました。

 

デザイン塾同級生の制作M女氏の渾身の作でもありますが、宮城県出身の彼女はこの公演を実質最後の大仕事として秋には東京に旅立たれるので「最後の写真」ならぬ「最後の公演」でもあります。観客として来場したデザイン塾同級生達の胸にも嬉しさと寂しさが交錯した筈です。

出会いと別れ、全てのものは変化し続ける。

国籍なんて関係なく、一人ひとりにストーリー。

M女氏、最高の公演でした。

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コーランvs般若心経

インドネシア行きの緊張の糸が切れ、名古屋で帰りの新幹線を降りたところでノックアウト、完全に電池切れでしばらくホームにうずくまる。

 

今回インドネシアで一生忘れないだろう場面が、この写真。

珈琲産地アチェは標高1000~2000mの火山地帯。一晩中車を飛ばして早朝にアチェに到着。時間調整の為(だったらそんなに飛ばさなくてもいいのに!)現地の天然温泉に入る。

明け方とはいえ真っ暗な温泉。同行の4人と裸になって温泉にジャブン。空にはきれいな星空とお月さま。温泉横にはイスラム教のモスク。早朝からのコーランが拡声器から温泉にも流れる。

 

インドネシアの温泉、早朝、月と星を見ながら、モスクの隣、コーランがブワ~と流れる中、首までお湯につかって、ゆっくり手を合わせ、目を閉じて、般若心経を詠む。間違いなく一生に一度の体験だろう。体と心に情景と心情をしっかり刻み込む。

 

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帰国

「コーヒーを輸入したいから、山ちゃんついて来てくれ」と32歳日本在住インドネシア人A氏から依頼。弟のように付き合っている奴です。航空券と現地の必要経費は彼が出してくれました。あっという間に全日程を終了。期間中まともにベッドの上に寝たのはわずか1時間ちょっと。日本の農民として自分でできる限り考えたりアドバイスしたつもりですが、将来は勿論A氏次第です。そんなことより彼は脱皮して飛ぼうとしています。

強行日程の中、本当に沢山の人に出会い、新ためて自分の仕事についても考えさせられました。こう言う一つ一つの経験がまた私を作ってくれます。

A氏と出会わなければ絶対に行くことのなかったインドネシア・メダン市とアチェ地方。御縁です。格安航空会社の機体には「NOW EVERYONE CAN FLY」  「思いついたら誰でも飛べるよ」そう、発想を自由にさえすれば、飛行機に乗らなくてもどこにだって飛んで行けます。

 

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ブリジンボー

広大なコーヒー業者の施設で社長、社長の娘、複数の責任者とも会合。

この国に限らず事業が成功しているのはアジアでは圧倒的に華僑が多い。

途中でA氏が参考にと福地での農作業のDVDを披露すると、みんな興味津津。いきなり

「政府や市からは、まず50ヘクタールを無償で提供、農地の改良をさせるから、稲作機械の輸入販売もしながらここで日本のお米を作ってほしい。」まあ、こう言う時は大体話は大きくなるものです。

「あ、あ、あのぉ、今回は私、A氏をサポートしに来ただけですし、お米のビジネスの話をするつもりはありません。」するとそれがビジネスの出し惜しみと思われたか、ビジネスの針が振れたのかコーヒー話そっちのけで余計に食い付きが良くなってしまいました。

いつの間にか「いつからお米をインドネシアで作る気なんだ?利益配分はどうしよか?」なんて畳み込みが始まって、お~お~中華系実業家の押しの強さを垣間見つつ「お米ビジネスをもし海外でするにしても、何も遠いインドネシアでなくてもアジアの国は沢山あります。」と答えると益々ビジネスの出し惜しみをしていると受け取られ・・・「それでそれで・・」と続く。華僑は逞しい。左は運転してくれた青年実業家C氏。体中どこを切ってもビジネスマインドが出てきそうな奴です。

インドネシア語で「ありがとう」は「テレマカシー」

アチェ・コーヒーの産地では「ブリジンボー」

彼が教えてくれました。

最後の夜に屋台でお互い「ブリジンボー!」の午前4時。

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金持ちの悩み

標高1000m~2000m、マンダリンコーヒーで有名な現地アチェ。複数のコーヒー農園やブローカー、実力者、農民・・ついでにカカオ業者やシナモン業者、トウガラシ業者、お菓子業者などにも会い、できる限り有益になる情報を集めます。貧しい人が大部分、お金持ちは一部ですが、こちらの金持ちは日本とは桁が違います。ところが、ここではお金持ちもワザと貧相な服装と家・店構えをします。狙われるからです。実際に銃で2発撃たれて現金を奪われ、今でも腕が曲がってしまっている社長のお話は圧巻です。

左が32歳メダンの実業家社長C氏中国系。ゼロからのスタートで現在家やマンションを6軒持ってます。お菓子業者の彼ですが、2年前にも従業員に3億円持ち逃げされて「あの時は流石に落ち込んだ・・いつもなら数百万で済むのに・・」それでも10年後には自宅は30軒にすると鼻息が荒いです。多分彼ならやり遂げるでしょう。今回は私達の運転手しながら、日本の話を聞いてビジネスチャンスを狙ってます。四六時中、従業員や知り合いから携帯が鳴りっぱなしのC氏ですが、「お願い!そんなラリーみたいな激しい運転しながら携帯で話したりメールしないでくれ!」

現地アチェで一日中情報を仕入れた後は、遅い夕飯。これからメダンに戻りコーヒー会社の社長との打ち合わせ。メダンに戻る・・・ああ・・またあのクレージードライビングで12時間激しく揺られます。

一泊目飛行機内泊、二泊目車中激しく揺られ泊、三泊目車中激しく揺られ泊。日中は目一杯交渉事で、ああ・・静かに寝たい。

 

 

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クレージードライバー

インドネシア人A氏が私をインドネシアに連れて来たのは、コーヒーの輸入を考えてのこと。メダン空港のVIP待遇入国からA氏一族のお墓参りと親戚を数軒回ってコーヒー輸出業の社長さんと早速打ち合わせ。それが終わると休まず、A氏、私、A氏の兄、A氏の友人、計4人でコーヒー農園に向かう。

メダンから目的地アチェは車で12時間。友人、兄が6時間ずつ交代で運転するが、これが全行程アフリカのラリーのような激しさ。「事故る~!!」「あ~もう駄目だ~!!」と数えきれないほど叫ぶ。疲れて眠いけど、車は上下左右、他の車は全て追い越すけれど、追い越されることは一度もない、寝むれるはずもない。でも必死に目を閉じる。目を開けていたら気が変になりそう。

夕方出発~翌早朝現地着。車中泊と呼ぶにはあまりにもハード。

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VIP気分

A氏と羽田で集合、深夜に出発・機内泊、マレーシア・クアラルンプール経由でインドネシア・メダン空港へ。メダン空港では、既に入国手続きと検疫で長蛇の列。見知らぬ男が「Mr.yamada」の紙をかざしながら近づてきて、なぜか私とA氏二人は入国職員のいる別室に。そこで入国許可、荷物もフリーパス、入管・税関検疫に並ぶ長蛇の列を横目に、誰も並んでいない特別なカウンターからVIP待遇で入国。長蛇の列から羨望と嫉妬の視線を集める。勿論こんなことは特別で、私をコーヒー農園に連れて行くA氏の現地一族、特権を軽く行使したらしい。

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全席自由席の格安航空会社

私が「弟分」と呼んでいる東京在住10年のインドネシア人の友人A氏、コーヒー輸入と現地お米栽培の企み。彼の依頼でインドネシアはスマトラ島のコーヒー園へ同行します。私の航空券と滞在費は固辞したものの「仕事として捉えて下さい。」とA氏が出して下さいます。

 

福地~羽田~クアラルンプール経由~インドネシア・メダン着。メダン着後ただちに、コーヒー農園に向かい約10時間ほど車に揺られます。二人とも日本での仕事が忙しいので、限られた日程で複数の農園・ブローカー・業者etc強行スケジュールです。

 

関係がつながり、経験に、経験が発想につながり、関係が生まれる。

自分を限定せず、自分の小さな枠にとらわれず、体も頭の中もどこまでも飛んでしまえ~。

都市コンサルK氏、インドネシアのご経験をレクチャーいただきありがとうございます。

いつも応援頂いている皆さん、留守中の田んぼをお世話頂くT氏、この場を借りてお礼申し上げます。行って参ります。~28日深夜羽田帰国予定。

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インドネシアコーヒー・マンデリン

この一カ月で英語と中国語、更に貿易とコーヒーについても一生懸命勉強する「勉強月間!」!!・・にする筈でしたが、炎天下での農作業、フラフラになって帰ってきてバタンキュー、雑務にも追われ見事に計画は破綻。

恥ずかしながら、どれもモノになっていないことをここに告白いたします(爆沈)

 

明日から強行スケジュールでインドネシア・スマトラ島アチェ地方のコーヒー農園へ。

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稲藁

穂はこうやって茎の中から割るようにして出てきます。

 

福島・宮城・岩手・栃木の稲藁から高いレベルの放射線が出てしまいました。

当たり前のことですが、藁から検出されたと言うことは、各県の広範囲の田んぼや農地に放射能は降り注いでしまったと言うことです。

今年もそれらの田んぼでも稲の作付制限はされておらず、うちの田んぼと同じように健気に穂を出します。

 

農水省は稲は田んぼに落ちた放射能の10分の1を吸うと言っていますが、本当のことは誰にも分かりません。

 

3月11日以降、私達は一日一日誰もが体験したことのない世界を生きていることになります。

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穂が出始めました

酒米「五百万石」が一番に穂を出し始めました。何度見ても穂を出す姿は神秘的です。私のようにガサツな人間でも、いやでも神聖な気持ちにさせられます。命の息吹を感じます。

 

軽トラ廃品回収業25歳のK氏に出会いました。茶髪で日焼けし首にタオルを巻いてシャカシャカ動く、人なつっこい顔をしたこの青年の話を聞いてびっくり。この若さで10人の従業員を抱える社長さんです。何と言う清々しく逞しい考えを持った青年でしょう。時間を忘れ、年齢差を忘れ、互いに深い会話ができました。私より20歳も若い彼に真剣に「友達になって下さい!」

 

夜10時から可児市で塾経営のK氏35歳とミーティング。本日が初対面の彼でしたが・・思い出しました。10年前に一度だけメールを頂いたことがあるのですが、その時はケチョンケチョンにしてしまった青年でした。ところが、10年の月日でガラリと大人に変身、深い考えにビックリ。私より10歳も若い彼に、今度はこちらから「今後ともよろしくお願いします!」

 

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どうせ私は馬よ

私、馬のうらら。台風一過、お父さんは風が強くて雨も降る午前中、福地の木造小学校でK氏とS氏と新しい仕事について相談に乗ってもらってました。午後は山口生花のY氏と会計士H氏と新しい仕事について相談に乗ってもらいに可児市へ。帰って「みんな自分とは違う視点があって勉強になったぁ。ありがたかった~」と感心しきりでした。それで「お父さん、新しい仕事って何?」って聞いら「まだ内緒、馬に分かるかい」って私のことを「馬鹿」にするの。

だから「お父さん、それって私は我慢できても鹿さんにも失礼よ」って教えてあげたの。

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それにしても難しいお名前だ

「ブッダの贈り物~スマナサーラ長老と初期仏教の世界」学研。

仏教は出家した者だけが救われる上座部仏教(南伝仏教)と、いえいえみんな救われますという大乗仏教(北伝仏教)とに分かれます。一般的に両派は互いに批判し合って仲が悪かったりします(笑)ここ日本は大乗仏教。代表的なお経は「般若心経」です。

本の表紙、この一見いかつそうに見えるスリランカの坊さんは、その筋では超有名なアルボムッレ・スマナサーラ氏、日本では上座部仏教の第一人者で「般若心経は間違い?」なんて大乗仏教派が怒りだしそうな本も出されています。私もどちらかと言うと彼のことは食わず嫌いでしたが、この本を読んでみると彼の言わんとすることが分かってきます。

般若心経には傾倒した私ですが、どういう訳だかお寺に行ったりお坊さんのお話を聞いてみようという気には全くなれません。それは現在の日本の仏教が、初期仏教からあまりにも離れ過ぎてしまったと言うことを感じているからかも知れません。

この本ではアルボムッレ・スマナサーラ氏と瀬戸内寂聴、養老孟司、宮崎哲弥などの対談もなかなか深いものがありました。よ~く考えていくと自分なんてない(無我)、常に物事は流転して留まることがない(無常)。だから「こだわるな・とらわれるなよ」というのは、小乗・大乗をも超えた仏教の基本的な考え方です。

「仏教は宗教ではない」と以前から感じていましたが、この本で自分なりにそれを再確認した次第です。 アルボムッレ・スマナサーラ師、ああ、難しいお名前です。 

 

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人間ならそろそろ80歳です

私、馬のうららです。毎日暑いじゃありませんか。私達馬は冬の寒さにはめっぽう強いんですが、この夏の暑さには弱いんです。犬は汗腺がないので口でハーハーしてるけど、私達は人間と同じく汗腺があって体中で汗をかくの。

横になって寝ると内臓に悪いから、私達はほとんど一日中立ってて、寝るのは一日で1~2時間。お昼もチョイチョイこうやって立ちながらお昼寝してます。「あ~、暑い!眠い!誰か何とかして~」

そう言えば超大型台風が日本に接近中ですって。風が強くなってきたけど私には馬耳東風。人間のみなさんは十分気を付けてね。無事これ名馬よ。

 

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「ん?なぜここに」

元研修生のK氏(右)とS氏(左)のお二人が真剣な表情で見つめる先は稲の穂の赤ちゃんです。K氏は愛知県小牧市から福地の田んぼで一日中キツイ草取りをして夜はバドミントン選手、S氏は同じく愛知県大口町から来ている元プロボクサー、今でもフルマラソンに出場する猛者です。何でみんなそんなにストイックなの?ちなみにお二人とも尾張自然観察会に所属されていて、自然に対する眼差しが実に優しい。稲の作り方は確かに私がお教えしたことはありますが、いやはや私に持ってないモノを沢山持ってます。尊敬してます。

 

朝、田んぼを見廻っていると見慣れぬ名古屋ナンバーの車とすれ違い「ん?」

名古屋で喫茶店を経営されているH女史「山ちゃん~草刈りの手伝いに来ました~!」マイ草刈り機持参で2時間半かけて突然のご来福。

それでは遠慮なくコキ使わせていただきます、と草刈り・精米・電柵張りを手伝って頂きました。南知多で週末農業をしている彼女、草刈り機も使いこなし炎天下でも弱音を吐きません。休憩中は喫茶店経営やコーヒーの話に始まり、般若心経や原発問題、生き方に及ぶ話まで多岐に渡りお話しできました。H女史一日お疲れ様でした。

こんな山の中での農業ですが、今年もいろんな方が訪ねて下さり、田んぼでお話、農作業もお手伝いいただいてます。

お陰様で稲はスクスク育っています。

ありがたいことです。

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交錯

「証言 水俣病」栗原彬 編・岩波新書。

不条理の塊のような本です。水俣病によって一生が狂わされ苦しみ続けた方々の証言を元に水俣病の全体像を追っていきます。

生産力ナショナリズムの政治・国策としての垂れ流し・隠蔽の力学・隠された被害・発病・死・認定基準・故郷を離れて・260万円で片付けられた・米櫃に毒が流された・座り込み・自主交渉・補償協定書・真実の解明を・ごまかし、偏見、差別、脅し、弾圧、分断・・これは文中に出てきた言葉です。

そっくりそのまま原発問題に当てはまるフレーズです。

フレーズだけならまだしも、原発事故問題でこれから起こることは水俣病の歴史の再現です。しかも規模は格段に大きく・・

 

YMCAの時、時間を見つけて個人的に水俣を訪れたことがあります。

当時の上司に水俣病について考えを伺ったことがあります。上司いわく「水俣病はもう終わったんだ」一瞬「えっ?」とも思いましたが、この言葉、額面通りではなくいろんな意味があって自分の中では未だに考え中です。

原発問題が他人事ではないとお考えの方は、水俣病を紐解いてみるのもいいと思います。

過去と現在・未来が見事に交錯します。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E7%97%85

 

 

 

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ガッツポーズ

これが米農家の言う「ゴリラのガッツポーズ」

稲の姿が逆三角形で、文字通りゴリラがガッツポーズしたような草型、理想の形と言われています。

田植えで一株の植え付け本数が多いとこの形にはならず、「ゾックリ立ち」と言って株が密集した窮屈な形になります。

これまで17年間もち米(うちでは「たかやまもち」と言う品種)には苦戦しっぱなしでした。岐阜県では一番人気のもち米品種ですが、何せ収穫量が極端に少なく、下手をするとコシヒカリなどに比べて半分しか穫れないことが何度もありました。

わが社では「たかやまもち」は採算度外視品種、赤字覚悟の意地で作り続けては撃沈を繰り返してきた品種です。

 

ところが、今年はバッチリ品種の特性をもう一度しっかり勉強し直して、思い切って栽培方法を変えました。結果は今のところバンバンの出来栄えです。

「そうか、そうだったのか!!」

 

その栽培法は我が社には珍しく、ささやかな企業秘密ですが、手品の種明かしの如く実に単純なことでした。

でも、稲作の常識から離れないとここには辿り着けません。

苦節17年、作り続けてきて良かった。誠に嬉しい発見です。

私もガッツポーズ。

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お米の赤ちゃん

指先に乗せた穂の赤ちゃんです。この赤ちゃんは稲の茎の中ですくすく育ってます。この時期茎からいつ穂を出すのか調べる為に親茎を抜いて茎を分解するとお目に掛れます。こんなに小さい姿ですが、もうしっかり穂の形をしています。米農家にとっては何とも愛らしい姿です。

今年は梅雨明けも早く、穂の出来も早まっています。この赤ちゃんの大きさだとあと10日も経つと茎の中から穂が出始めます。いつもは9月に入ってから稲刈りが始まりますが、こんなに高温が続くと今までで最速8月下旬の収穫開始になるかも知れません。

 

福島県で肉牛からセシウムが検出されていますが、どうか酪農家を責めないで下さい。全ては原発が爆発しなければ起こらなかった問題です。

これから牛肉だけでなくお米は勿論のこと魚、野菜、加工品、ほぼ全ての食品で放射能が大量に検出され続けることになります。

覚悟はできてますか?

さても、さても、こんな状態で原発再稼働を論議すること自体、日本はイカレテいます。

 

残念ながら今最も不安視されているのが子供達の学校給食です。

子供たちは大人を信じて疑わずに毎日残さず食べます。

私の親しい友人に学校給食や食育をお仕事にされている方がいます。

彼女は実行力も判断力もある方だから、きっと何か対策を考えて下さっていると信じています。

 

 

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生半可ではない

「なぜ世界の半分が飢えるのか~食糧危機の構造」スーザン・ジョージ著・朝日選書

農業に興味を持つきっかけになった本です。もう20年近く前に読んだ本と書店で再会「あ~っ、まだ売ってるぅ~♡」これを読んだ時は衝撃的でした。

巨大国際穀物メジャーによって世界の食糧は牛耳られていて、私達は何も気づかずに手の平の上で踊らされているようなもの。私達の生活も実は彼らの儲けの為にあるのではないかと思えるほどでした。国連、緑の革命、世界銀行など耳触りのいい正義っぽいイメージがどれほど発展途上国を食いモノにしているのか分かってからと言うもの、援助、正義、社会貢献、支援、などの一見イイ感じの言葉が生理的に嫌いになってしまいました。

ですから、自分ではこれらの言葉はなるべく注意して使わないようにしています。これら聞こえのイイ言葉を使う人には、無意識に警戒してしまいます。

最近では、東北支援や復興のイメージを使う商売も多いですね。阪神大震災でも目の当たりにしました。売り上げの何%を支援に還元するとか明示するとかなら大賛成ですが、売り上げを上げるための「東北」便乗が多いのは、ただ無邪気なのか、それとも時流なのか。カッコいい言葉を口にする以上は、東北の方にとっての成果がちゃんとあるといいですね。

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アリと歴史

~7割は休んでいて、1割は一生働かない~と帯にある「働かないアリに意義がある」長谷川英祐著・メディアファクトリー新書。

本屋に入って面白そうと手に取ったら、内容も常識に回し蹴り状態。楽しめます。アリの世界と人間の世界比べてみると面白い、息抜きに丁度いい本です。

 

 

温泉露天風呂に入りに行ったら、気さくに話しかけてくるおじいさん。

広島原爆の被爆者でした。一族が法事で原爆ドーム近くの家に集まったところで原爆投下。自分は小さく法事には足手まといになると呉の親戚の家にたまたまお留守番。親兄弟親族を一度に亡くす。直後に叔母と広島を捜索し被曝。小学校から「ピカドンがうつるから」登校するなと言われるので原爆手帳の取得を断念。叔母からも被曝は一生秘密にと言われる。学校では何度も口から血を吐き、広島出身・被爆者を就職するまで隠し度々の引っ越し。入退院の繰り返し。いつも体がだるく、ぐったりしていると叔母からは「怠け者!」差別との闘い。就職結婚子育て一生懸命働いて勉強して。

おじいさん「結局、原発も原爆も所詮は他人事、誰も責任取らないからね」「お兄さんも元気でやんなよ」

人に 歴史 あり。

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ノモンハンと責任

隔月刊雑誌「歴史群像」今月の特集は1939年に起きた日本とソ連の国境紛争「ノモンハン事件」。

親父が自衛隊出身だったこともあってか、戦史には興味があり、小学生の頃からその類の本を沢山読んできました。 ノモンハンもその一つ。悲惨です。

戦史好きが高じて大学生の時には、自衛隊の幹部候補試験を受けようと願書を取り寄せたこともありました。結局は軍隊ぽい警視庁に就職したのですが、それも子供の時からの戦史好きの脈絡があったからかも知れません。

 

最近まではノモンハン事件で日本軍は惨敗したことになっていましたが、実はソ連軍も相当な損害があって、互角の戦いかそれ以上だったのではないかと言う説が近年は多く見られます。勝ち負けはどちらにしても日本軍が壊滅的損害を被ったことは事実です。この戦いでは、師団レベルで全滅・壊滅が相次ぎました。

 

この戦いは「作戦の神様」と呼ばれた参謀・辻政信http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E6%94%BF%E4%BF%A1が参加していたことでも有名です。戦史に少し詳しい人なら彼を知らない人はいません。彼は数奇な一生を送り太平洋戦争も生き残り、戦後国会議員になって最後はラオスを視察旅行に出かけ消息不明になっています。現地で処刑されたと言われています。

もう一つ彼を有名にしているのは(なにが「作戦の神様」なものですか・・)ノモンハン事件を始め太平洋戦争で数々の戦術的失敗を繰り返し、膨大な部下を死なせておきながら、なんら責任を取ることなく逆に順調に出世し、戦後は国会議員にまでなってしまう経歴(そして奇行)にあります。

辻政信を始め、同じように戦争中の責任を取ることなく国会議員になった人物に航空参謀の源田実http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E7%94%B0%E5%AE%9Fがいます。特攻隊の生みの親は大西瀧次郎と言われていますが、実は源田実です。彼は戦後、無差別爆撃を立案し東京大空襲で多くの民間日本人を焼き殺したアメリカ空軍ルメイ将軍に勲章を贈っています。その後彼もアメリカ議会から勲章をお返しに頂くオマケ付きでした。

その他にも、あのインパール作戦で何万人もの兵士を無理な作戦で死に追いやった牟田口廉也http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9F%E7%94%B0%E5%8F%A3%E5%BB%89%E4%B9%9Fなど、無責任極まりない例は枚挙にいとまがありません。彼は戦後も作戦失敗の責任を部下に押し付け続ける発言を執拗に繰り返しました。

 

こうして見てみると、戦争に限らず原発でも他の問題でも、責任を取らないのは何も今に始まった訳でなく、一つの日本の悪しき文化としてず~っと続いているのです。戦史好きの私がそれに気付いたのは、もうずいぶん前のことです。

 

これほどの大きな原発事故、被災者を始め日本の将来にも多大な影響を及ぼし、これからも及ぼし続ける原発事故の責任も・・結局のところ「絶対に誰も取りません。」

なぜそう言い切れるかと言うと、責任を取らない文化や、誰に責任があるのか確信犯的にウヤムヤに分からなくしているシステムが脈々と続いているからです。

 

何十年と原発を推進してきたのは間違いなく自民党。自らが行ってきた愚行を顧みることなく、事故が起きたタイミングの与党民主党を責める。

民主党も止めときゃいいのに原発再稼働を推進する。その後民主党は政権から転げ落ちます。次期政権は原発再稼働の責任は前政権にあり、私達に責任はないと言います。その通りだからです。

つまりは次にまた原発事故が起きても、絶対に誰も責任を取らない。政府?東電?保安院?これからも間違いなく誰も責任を取らない。

問題なのは、責任を取れる筈もないことを、さも責任を取る・取れるような雰囲気で進めようとしていることです。

 

ノモンハンが1939年、敗戦1945年、今は2011年。

残念ながら本質は何も変わっていません。

歴史がそれを証明しています。

戦争当時の大本営発表と現政権・東電・保安院の発表、事実隠しや楽観論が非常によく似ているのは偶然ではありません。

大本営「勝っている」・現政府「安全です」

現実には戦争は「負け」・放射能汚染は私達が思うより数段深刻で広範囲に「危険」です。

 

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おいおい

稲が育つにつれて不安が募る。こんな気持ちになるのは初めてのことです。

自分のお米が放射能の暫定規制値を超えていたらどうすればいいのだろう。

稲刈り開始まであと2カ月弱、暫定規制値について調べていたら、またまた大変なことに気づいてしまいました。

なんと日本の乳児の暫定規制値は、国際法での原発排水規制値の2倍です。

暫定規制値以下だったらひとまず安心と思いきや・・ああ・・ここにもカラクリが・・・下ページの下部に一目瞭然のグラフが載っています。

これが私達が信じている「暫定規制値」の実体です。

http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html

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高温障害

先日アメリカでのIAEA(国際原子力機関)の国際会議から帰国され早速自分の田んぼの草取りに励むK氏。今問題の原発の核分裂ではなく、正反対の核融合を研究されてます。彼は一切の化石燃料や動力、農薬を使わず自然農スタイルを貫いています。私の所で一年間米作りを研修されたのは6年前、それから福地でお米作りを続けています。彼の物理の講義は非常に面白いです。いずれ機会を設けてみんなの前で講義して頂ければと考えています。

 

7月になる一日一日ハッキリと稲は劇的な姿の変化を見せます。

ところで、ここ数年日本中のお米で問題になっているのが稲の「高温障害」です。

夜温が25度(25~27度など諸説あり)を下回らないと、稲は自分の体を維持するのに精一杯で、モミにデンプンを送ることができません。その結果、デンプンの組成がスカスカな白いお米になってしまいます。高温障害のお米は、見た眼ばかりではなく品質も味も落ちてしまいます。

 

お陰様でここ標高600mの福地は高冷地なので、これまで高温障害が起きたことはありません。ところが今晩10時標高600mの気温は28度。高冷地の福地ですらこの温度ですから、平野のお米はさぞかし暑がっているに違いありません。

今年もお米の高温障害が問題になりそうです。

でも、本当は高温障害によるお米の品質より、今年からお米の放射能汚染を深く心配しています。

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笑ふオヤジ

やりたいことが多過ぎて頭が笑ってます。

誰に命令された訳じゃないのに、日々の稲作農作業は勿論のこと、インドネシア行きを前にして現地で使う英語と中国語、貿易やコーヒーのこと。稲は17年目だから日々対応として、英語も中国語も貿易もコーヒーも今の私にはかなり怪しい存在です。

そこで入る中華料理店では、中国人店員さんを必ず掴まえて中国語の腕試しと度胸試しをします。知らない人が見たらかなり喋れているように見えるみたいですが、自分だけは自分の実力を誤魔化せません。度胸あるのみ!(泣) これでは商談レベルなど語学的には無理(号泣)

でも、海外で語学ができない人でもしっかり仕事している人は五万といます。私だって、だてに45も歳を取ってきた訳じゃな~い。いざとなったら「ヘヘ~ン」ドーンと構えてみます(笑)

日中の農作業でフラフラになってしまい、頭の中はいろんなことを勉強しなきゃと焦ってもみるけれど、ススメススメオッサンススメ。ススンデナイケドススメッ。はっはっは~

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困惑の書

最近どこに行くにも携帯してる「珈琲の教科書」堀口俊英著・新星出版社。

他の本に比べ、どのページもきれいなカラー写真が多用されていて文字数もダントツに少ない筈なのに、何故かページ数がさっぱり進みません。お風呂でもトイレでも車でも店の中でもチョイ読みをしてますが「進まない。。」

読書好きで多分速読な私にとって、これまでの読書パターンにハマらない誠に奇怪な本であります。

 

それにしても著者の堀口氏、コーヒーに対しての情熱が半端でないこと、コーヒーの世界はとても奥が深~~~~いことは、よ~~~~く伝わってきます。堀口氏、どんな知識と経験量?!それにしてもコーヒー初心者にとっては奥が深すぎ(泣)

初心者向けと言うより、コーヒー好きな方にお勧めの一冊だと思います。

 

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やるじゃん毎日新聞社

中曽根康弘・ビートたけし・大前研一・堺屋太一・弘兼憲史・竹中平蔵などそうそうたるメンバーが無残にメッタ斬り、チョイ斬りされているのは薬丸裕英・野口健・岡江久美子・星野仙一・中畑清・アントニオ猪木などこれまで原発推進を深く考えずにPRしてきたお方達「原発文化人50人斬り」佐高信著・毎日新聞社(1500円)怒りの告発本です。

 

この本から読みとれるのはただ一つ。果たして彼らを文化人と呼んでいいのかは甚だ疑問ですが「誰一人として責任を取らない」という現実です。

 

誰も責任を取らない・取れないのに原子力に莫大な予算が投じられ、莫大な補償金、莫大な被害、将来に渡たる生活破壊・不安と健康被害が産み出されたわけです。

これだけそうそうたるお方達を批判したら、著者佐高信氏自身にも相当な不利益も発生するだろうに、勇気のある方です。元警官として身辺警護したくなります。毎日新聞もよく出したなぁ。

 

原発再稼働、万全なんてあり得る筈もなく、万一のことが起きたら今度こそは誰かハッキリ責任を取る人がいるのでしょうか。海江田大臣?管首相?地元首長?みんな次に事故が起きた時には過去の人、またまた誰も責任を取らないし、取れる訳がありません。恐れ入ります。

 

 

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きれい

do not think, just feel.

私達の世界も自分も、理屈と現実やお金でつくられ過ぎているのかも知れません。

最近、言葉や理屈を越えた感覚がオモシロイ。

私の場合、常識から解き放たれたり思考が停止した瞬間に感じることができます。

「感じる」ってあやふやな筈なのに実は何より強かったりします。

たまには考えずに感じよう。

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ワカルカナぁワカンネ~ダロ~ナぁ

お米の配達の途中で立ち寄った、多治見市のカフェ・ギャラリー「灯屋(あかりや)」さんの広々とした中庭。お米のお客さんにご紹介頂きました。座っているベンチは前後にユラユラ揺れる仕掛けです。

コーヒーはブレンドでなく単一品種のことを「ストレート」と呼びます。このストレート、田舎では飲めるお店がなかなかありません。灯屋さんでお勧めの「キリマンジャロ」とインドネシア・スマトラの「マンデリン」を飲み比べ。

・・ところが・・ウ~ン・・ハッキリした違いが分からないっ。飲めば飲むほど分からないっ。これに比べると日本酒の味の違いの方が、私にははるかに分かり易いです。インドネシア行きまであと20日。それまでにどこまで違いが分かる男になれるか。こりゃ~難問です。

 

コーヒーは産地・品種・気候・生産者・選別・輸送・品質管理に始まり、浅~深煎りの焙煎の仕方・粉の細かさ・お湯の温度・抽出の仕方などのパズルのような組み合わせで味が違ってくるそうです。

お米も産地・品種・気候・生産者・選別・水分・低温保存、玄米~精白までの精米、精米機種・方法・炊き方・和洋食との組み合わせなど、考えればきりがないほど深い世界が広がっています。

「よし、似ている。大丈夫だっ。」

味の違いもきっと分かるようになるに違いない!(ホント?)

 

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こんな68歳見たことない

三度の飯よりJAZZが好きなJ氏にお誘い頂きコンサートへ。日野さんが68歳と聞き腰が抜けました。

47の画像を原寸大表示します

「土岐英史ざ・無礼講 」THE BREAK OUT

土岐英史sax/日野皓正・市原ひかりtrumpet/秋田慎治piano/坂井紅介Bass/井上功一Drumsの豪華メンバー。

自分一人なら決して開くことのないだろう、新しい世界に誘って頂きありがとうございました。

言葉なんていらない。涙が出そうになりました。ご馳走様でした。

 

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正体

モンゴルに日本の核廃棄物を捨てる計画。

先日出会ったモンゴル人と、3年前まで可児市に住んでいて仲良くさせてもらったモンゴル人の友人に、日本人として何と申し開きすればよいのでしょう。「穴があったら入りたい」恥ずかしくてたまりません。

 

日本に核廃棄物の最終処分場は存在しません。ごみ箱がないのにドンドン危険なゴミが日本中に溢れているのが原子力行政の正体です。「再処理工場」と呼ぶ仮のごみ箱・核廃棄物巨大貯蔵場は青森県六ケ所村。ここももう一杯です。一度廃棄物を出したら10万年安定貯蔵しなくてはなりません。10万年です。10万年誰がどうやって。誰がどう考えても化け物を10万年飼うなんて無理な話です。こんな危ない廃棄物は日本には貯蔵できない、遠くて知らない国モンゴルに持っていけばいいってことですね。

 

何が節電ですか。

問題のすり替えも甚だしい。私は誤魔化されません。原発が全て停止しても元々電力は足りている事実、節電ニュースでもっと肝心な放射能の危険性から目が遠ざかることを。なぜ花粉予報や節電予報はしきりにニュースして、放射能拡散予報はやらないのでしょうね。

福島原発はもう末期的な状態です。忘れてはイケマセン。放射能は事故以来毎日漏れ続け垂れ流し続け、それが休むことなくずっと続いています。それがどれほど異常なことなのか。

 

青森県六ケ所村、モンゴル。

ついでに中国の核廃棄物はどこに行くかご存知ですか?チベットです。以前チベットについての本で読んだことがありますが、チベットには中国以外の核廃棄物もドンドン埋葬されています。そのせいでチベット族は被曝し奇形の子供たちがたくさん生まれています。

六ヶ所村、モンゴル、チベット、先進国や都会が電力を使い、残りのとんでもなく危険な核廃棄物は過疎地か民族的に弱い地域に押し付ける原子力発電・・何と言う差別の上に成り立った電力でしょう。

それに比べて「節電騒ぎ」のなんと軽薄で本質から外れたすり替えのカラクリ。

 

差別の上にしか成り立たない原子力発電と核廃棄物処理。

何がクリーンで未来のエネルギーなものですか。これが原発の正体です。

しかも自国で廃棄物を処理するならまだしも、モンゴル人にまで危険に晒して我々が豊かさを謳歌する。それもアメリカを隠れ蓑に。どういう精神構造になるとこんな無茶苦茶な発想ができるのでしょうかね、東芝さん!

子供の頃「サザエさん」を無邪気に見ていたものです。「技術で未来を明るくする」筈ではなかったのですか、東芝さん。どんどん闇が拡散してるじゃないですか、東芝さん。

お金が命を越えていく。

 

 

 

 

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沈黙の羊

原発め。毎日欠かさず原発ウオッチしています。呆れて記事にしたくもない気分です。いくら書いても書きつくせないほど憤りが深まります。

 

株主総会でも相次いで反原発は否決され、相変わらず政府も東電もマスコミも原発汚染の正確な「惨状」を伝えていんせん。世間様もなんとなく他人事で、レディーガガ。やっぱり命よりもお金ですか。

そこまでの本末転倒、なにせ、知らされない・知らない・知ろうとしないのですから議論にも何もなりません。「日本は一つのチームです」って寒気がするほど上っ面です。

ここまで来たら、東電や政府やマスコミ批判ばかりではすみません。私達一人ひとりにも完全に責任があります。

原発は収束させようにも、もう誰にもどうしようもない状況になっています。その上で原発推進を唱える東電株主をはじめ、玄海原発再稼働を容認した現地首長・住民、そして私達一人ひとりが、こんなとんでもない事故を正面から見ようとせず、もう済んだことにするなんて。正気の沙汰ではありません。残念だけど、この国はもう駄目かも知れない。 

 

私は原発事故以来、随分精神構造が変わりました。

穀物検定協会の検査員の資格取得、インドネシアのコーヒー話やモンゴルやカンボジアでのお米の話、スポーツクラブのアドバイザーに勿論自分自身の稲作り。人様には一見バラバラの動きで分かりにくいかもしれませんが、今や私の行動や考えの裏や根っこには確実に「原発」があります。

他人事ではありません。完全に自分の問題です。収束どころか問題はまだ序章、始まったばかりで悪化し続けています。

 

節電や電力不足をマスコミは煽るけど、まるで問題のすり替え。

電力不足なんてナマッチョロイ問題とはレベルがまるで違う重大で悲惨な話はそっちのけです。なんでこんな風になっちゃうのかなぁ。

何が節電だっ。 

 

これほど羊の養殖が盛んなお国とは・・見事と言えばお見事。

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はじめはこんな色

八百津町産業振興課へ。農林課の歴代の職員の方々には就農以来17年間ずっとお世話になっています。

農業は意外に行政や公的機関との打ち合わせが多い業種です。東海農政局(農水省)、岐阜県農政部、八百津町役場、全国農業会議、農業改良普及センター、ジェトロ、岐阜クリーン農業センターなどなど。わが社の場合、農作業も農業関連の打ち合わせや折衝もその他のことも、一人でやらなくてはイケマセン。それでも、町役場を始めどこに伺っても親身になって話を聞いていただけます。

農業行政自体には数多くの矛盾がありますが、それを執行する側、担当される方々にはこれまで随分お世話になりました。

本当に有り難いことだと思います。

思い起こせば、私の社会人スタートも今では信じられない公務員。

警視庁は4万人の巨大な組織でした。

それがいつの間にか1人(笑)

 

写真はコーヒーの生豆。「ほぉ~っ」焙煎する前はこんな色しているんですね~。

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ヒーヒーコーヒーコー機

呉服屋K氏と一緒に隣村の喫茶店「山小屋」さんへ。

二人してコーヒー三杯飲み比べ。

オーナーご夫婦からは3種類のコーヒーについて教えていただきました。

山小屋さんオリジナルブレンドのコーヒー。

先日の名古屋・栄「かたろう」さんのマンデリンコーヒー。

金山駅ビルで買った深入りマンデリンコーヒー。

農作業後、家に帰ると注文していたコーヒーの教本が3冊届いてました。

「珈琲の楽しみ方」

「コーヒーの基礎知識」

「コーヒーの教科書」

パラパラめくるだけで面白そ~深そ~。

夜は元レストラン経営のTさんから電話コーヒー講座、ハワイのコナコーヒーについても教えてもらいました。

先日、隣村久田見の「藤乃屋」二代目からハワイ帰路途上でお土産に3袋もコナコーヒーを頂いていたので、グッドタイミングでした。

夜半はJ氏にジャズバーに来ていただき、M嬢のピアノを聴きながらコーヒー関連講座。

その行きの車で缶コーヒー。

帰りの車で缶コーヒー。

7月24日インドネシア・スマトラ島コーヒー園へのヒーコー機の手配も完了。

人生で最もコーヒーを飲みコーヒーを意識した一日でした。

未知の領域、勉強開始です。

舌も頭もコーヒー三昧で早くもヒーヒー。

 

 

 

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モンゴルとコーヒー

研修帰りの名古屋・栄、中日ビル近くの喫茶店「かたろう」。モンゴル人起業家O氏とお話ししたのはここです。本物のコーヒーが飲めます。

 

インドネシア人の友人から「スマトラのコーヒー園に同行して下さい」とお声がかかり、7月24日から現地に行くことが決まりました。

ところが、私はコーヒーに関しては全くの素人。

インドネシアには遊びで行く訳ではないので、一つずつ勉強してこれから渡るまでの約1ヶ月間に、できる限りコーヒー知識をつけてたいと考えています。

 

喫茶店「かたろう」さんには、はじめてお伺いしたのですが、店員さん店主さんには御親切にいろんなことを教えていただきました。説明中の彼らの目がキラキラと輝いているのが印象的でした。

少しお話を伺っただけで「コーヒーとは奥が深いものだ」と言うことがひしひしと伝わって来ます。それと、どことなくコーヒー豆とお米との共通点も多くて興味深いお話し。農産物である以上、コーヒーだろうと今までのお米の経験や知識も無駄にはならない筈です。

私もお米の話をするときにはキラキラした目で語ろうっと。

 

「知らない世界だから」とか「自信がないから」とか「そこに意味はあるのか」とか「興味がない」とか、以前だったら新しい世界の扉を開ける時にはいろんな言い訳を用意していたものです。が、45歳という年齢がそうさせているのか、根拠の無い自信か?ここ最近は知らない世界の扉を開ける怖さはなくなりました。

最近は「人も物も何もかも、つながっている」そう確信しているからなのかも知れません。

 

「コーヒーを一緒に」と声を掛けてくれたのは中国系インドネシア人の友人。中国語。

喫茶店「かたろう」さんを「是非行って来たら」と勧めて下さったのは、中国語を習っていた時の同級生Tさん。中国語。

そこで先日合ったばかりの中国モンゴル自治区のモンゴル人とお話し。中国語。

例えば、今回はたまたま中国語でトトノイマシタ。

 

店主のインドネシアコーヒーの話を聞きながらモンゴル人は起業家視点で「中国も今超コーヒーブーム、私も中国に輸入しようかしら」私も「そう言えば、毎年行っている中国雲南省も最近はコーヒーに力を入れてたなぁ」

コーヒーと中国なんて元々変な組み合わせなのに、ドンドンつながっていきます。

 

「目標や意志を強く持て。そうすれば成功する」とずっと教えられて来ましたが、今は個人の意志や目標なんて私は重きを置いてません。今では逆に目標や意志という胡散臭い脅迫を強く疑っています。だいたい、成功って何だ?怪しい。

ただ動いてみる。(忙しくこなすのはダメ)

すると目標や意志なんてちっぽけに見えるくらい、必ずいろんな人やモノとドンドンつながって行きます。ちゃんとそうなってます。

ならば、ただそれに身を任せて行くと、実に、「面白い」。

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お受験

今日はお米の検査員の修了試験。

結果は、学科試験100点、実技試験90点で一発合格できました。

何が嬉しかったって、前日の冗談のような出題統計学恐るべしだったことです。

ほぼ出題傾向を当てて大幅に試験勉強をカットできました。

 

「パーフェクトM氏」の「まさか!」のお戯れアクシデントもありましたが、最終的に無事みんな合格。

M氏、誰よりもクールを装いたいのに、どんな場面でも結局誰よりもグダグダになっちゃいます(笑。そんなオチャメな彼が私は大好きです。

しっかりおいしいところを持っていきます。芸人です。

楽しかったなぁ~。米業界に沢山の友達ができて。

 

でも、検査員になるには続きがありあます。

更に秋の現場実習3日間を修了しなければなりません。

それまで、みなさんしばしのお別れです。

さあ、明日からみんな現場に戻って米・米・米の米三昧。

お互い体に気を付けて仕事がんばっていきましょう~!

 

写真は私の左隣席で研修中にも「ゲラゲラ」に笑い合った養老S氏。

若い時は「ゲラゲラ」ならぬ「オラオラ」だった彼にも楽しい思い出を沢山作ってもらいました。

お互いよく笑ったねぇ。また「ガラシャ」で一杯やろう!

 

帰り道は、栄で先日知り合った女性モンゴル人起業家とミーティング。

これがまた、なかなかのツワモノで目はギランギランしてます。

ひと回り年上の私が完璧にタ~ジタジでした・・彼女が肩の力を抜くことを覚えたら「無敵艦隊」になれます。ところが、頑張り屋さんにはそれが難しい。彼女からもいろんなことが学べます。

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人呼んで「Mr.パーフェクトM」

M氏が「ピースサインしながら満面の笑顔」で持つのが、フレコン用の玄米検査棒。長くてサーベルみたいです。

 

明日は穀物検定協会の試験です。

これから一夜漬けならぬ浅漬をします。

残り少ない時間で、テキストやこれまでに配られた資料をすべて網羅して勉強することはほぼ不可能。

 

そこで今までに出された模擬試験の傾向を先ず探ってみました。

全62問の模擬試験の内容を統計すると・・・

 

<出題数の多い順に%>

1~3等米の被害粒や整流の%だらけの表>18%

検査証明・証明記入>18%

銘柄・品位について>18%

農産物検査法>15%

抽出・量目・荷口>12%

検査請求>8%

検査機関>6%

その他>4%・・・となります。

 

研修の運営進行が検定協会C場氏だとすると、問題作成者はこれまで通り十中八九、検定協会のS山氏が担当されると思います。

上記の%の配分も、重要と思われる項目そのままの見事に数字になって表れています。S山氏により、模擬試験も実にバランス良く考えられていたことになります。彼の実直なお人柄を出題傾向に加味しますと、本番でもバランス良く出題される筈で、変化球問題はまずないでしょう。  

 

よって当日試験問題20問の配分をこれまでの出題%から逆算すると、次の通りになると予想できます。

 

1~3等米の被害粒や整流の%だらけの表>4問

検査証明・証明記入>4問

銘柄・品位について>4問

農産物検査法>3問

抽出・量目・荷口>3問

検査請求>1~2問

検査機関>1問

その他>0問・・・合計20問となります。

 

あとはそれぞれの項目ごとに限られた設問で何が出るかを逆算します。

 

最後の「その他」の項目はについては、今まで水分計や酒米など多岐に渡るので、勉強時間のない方は、この一問についてはこれまでの模擬試験内容から外れたとすれば、正解を捨てていいでしょう。何も満点でなくていい訳でして。

大丈夫、S山氏の傾向からすれば「その他の問題」は有っても1問に留まる筈です。

 

問題は出題者がC場氏だった時には上記の予測は当てはまらなくなるのですが、これまで通りC場氏が運営面を担当されているとしたら、出題者としての可能性は限りなく低いと思われます。

事実、タバコ部屋で交わすC場氏との会話の内容は、冗談話を削除すると運営や日程・会場についてがほとんどです。

それに対して「試験前に研修生と一緒に飲みに行ったら会社をクビになっちゃうよ~」と笑っていたのがS山氏。

問題作成担当者だからこそのご発言とみました。

 

判定実技では、細長いハツシモが出てきたら要注意です。

これまで出てきた試料は一見1等米に見えますが、よ~く見ると細い未熟米が混ざっていて1等米にはなりません。確実にひっかけ問題です。

もう一つのひっかけ問題「割れ」は3等米か規格外で悩みますが、まず「規格外」と言うのがこれまでの傾向でしたね。

 

判定試験パーフェクト回答を誇る養老のM氏(別名・パーフェクトムラセ)によると、「カールトンに載ったお米を全部見ようとすると目移りして判定が難しくなる。迷ったらカールトン中心の20粒ほどをじっくり見るのがコツだよ」と教えてくれました。なるほど!

事実、その方法を伝授頂いてからというもの、私も安定してパーフェクト近い高得点を出せるようになりました。効果アリです。

 

明日は名残惜しい最後一日ですが、みんな揃って合格しようではありませんか!

傾向と対策が見事に外れ私が追試になっちゃったら、お時間が許す限り笑って待ってて下さい。(泣)

同級生のみなさん、それではお互い「GOOD LUCK!」

 

 

 

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エセ採点官の山田です

静岡県からお米の検査員の研修に通うS氏が、ズラリ20皿並ぶお米の等級判定をしているところです。24人の研修生が順番にチャレンジしていきます。

全員が判定を終えるまでには30分ほどかかるでしょうか。全員が終わったところで講師から正解が発表され自己採点する訳です。

 

講師の正解発表前に、私の所に研修生10名ほどの答案用紙を順次集めてみます。みんなの答案を統計していくと、正解が発表される前に答えをほぼ推定することができるからです。

ついでに私が事前にみんなの答案用紙を○×で採点しちゃいます。周りのみんなは怪しげな採点官の私を笑いますが、にわか統計学に基づく事前採点正答率は驚くほど高く、まず外しません(笑

 

とうとう講師の正解発表前に正答を知りたい人は「山田さん、採点をお願いします!」と自分から私に答案用紙を差し出すまでに(爆 

にわか採点官の私ですが、採点を終え答案用紙を返す時には「今回は90点か95点です」とか「統計学上、今回はパーフェクト。100点が狙えます」「この問題は要注意です」なんてワザと採点官ぶって一言添えてお渡しします。渡された方もにこやかに「採点御苦労さまであります!」

穀物検定協会の職員の方は、そんな研修生同士のやり取りをニコニコ暖かく見守ってくれてます。

 

月曜日は本番。法律の筆記と等級判定の試験があります。合格は80%以上の正解。大丈夫かなぁ。採点官が追試じゃカッコ悪いかなぁ。ちょっとは勉強しようかなぁ。でもなぁ、エセ採点官追試でまた笑いが提供できるかなぁ。よ~し、今日は、やっぱ寝よ。

 

 

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陽がまた昇る

2週間に渡ったお米の検査員の研修もあっという間に今日で最終日。

はじめの頃は70点程だった品種の等級判定模擬試験も、昨日は90点、今日は95点の正解まで上がってきました。模擬筆記試験は合格ラインギリギリでしたが、掴んだ感じがあります。

みんなも一体感と言うか仲間感が出てきて、研修が終わるのも何だかちょっぴり寂しくさえ思えてきます。残すは来週月曜の試験のみです。

 

昨晩の夜の研修(飲み歩き)は、下呂F氏、養老S氏、I氏、M氏、そして最年長私の5人。M氏の提案で「最後の晩だから、岐阜県では珍しい元々男性なのに女性になられた方々が沢山いらっしゃるBARに行きましょう」と言うことになりました。「うっ、美しい」

でも、そこはお米のプロの集団、知らないうちにお米の話題で激論を交わしています。

   

その後も「最後の晩だから、ほなもう一軒行きましょかぁ~」となり「もう一軒行きまひょか」が「もう一軒だけ、行きましょか」になり「最後の一軒行きましょか」となり「最後の最後にラストの一軒行きましょか」となり、ハッと気づけば

「うわっ!朝じゃん!!!」

この2晩で睡眠時間はわずか3、4時間(爆。

財布の中は見事スッカラカン。

それでも自分も仲間も褒めてあげたいですね。「昼も夜もよく頑張った!」

彼らと交換した知恵と経験、何より新しい仲間はお金じゃ絶対買えません。

 

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スゴイ方

3日連続のお米の検査員研修in名古屋港港湾会館。

知らない者同士が何日も机を並べて勉強してるから仲間意識も芽生え、夕方までの研修が終わると「名古屋泊組」は夜の街に繰り出すことになります。

18万円の研修費は高いけど、夜の会にみんなから知らないいろんな情報を教えてもらったり、意見や考え方を交換できるのは本当に貴重な機会です。

実に楽しいです!

 

昨晩は下呂市から参加しているF氏と夜の自主研修会(飲み歩き)

そこに遅れて養老のS氏I氏が加わり、更に名古屋の都市計画コンサルタントのK氏と同じくコンサルのY氏が御参戦、非常に楽しい6人の組み合わせになりました。みんなスゴイ方です。

K氏、いつも気に掛けて下さりありがとうございます。

 

あまりに楽しくてついつい話し込んでいると「うわっ!もう朝じゃん!!!」

楽しいけれど、体力も軍資金も睡眠時間もミルミル減っていく~明日の夜の自主研修まで持つかいなぁ・・

 

それにしても、昼の研修で出てきた岐阜県選択銘柄「内助の功」・・わたし、岐阜県で17年間お米作っていますが、これまでにこんな品種名は見たことも聞いたこともありません。岐阜の大きな米穀店さんも誰も全く知らない存在です。これが岐阜県の公認銘柄??

誰一人として知らない「内助の功」って・・ウ~ン・・言葉の響きも見た感じも・・う~ん・・この品種名で奥様方はお米を買いたくなるのだろうか?思わず唸ってしまいます。

「内助の功」・・逆に何かハズレタ感を出してアピールしようとしたのでしょうか、なにかとても不思議なモノを見た感じです。

見たことがある・食べたことがあるというスゴイ方は、ぜひご一報下さい(笑

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ビンゴ

標高600m福地で今年初めてセミが鳴くのを聞きました。何年間土の中にいたのだろう・・・

 

ブログ6月18日「来日中」の内容についてメールを頂きました。

百姓学校K氏から。

「久田見のG氏」がカンボジアで絡んでいるお仕事は、ひょっとしてシェムリアップで日本人の女性「マダム・サチコ(小島幸子さん)」、商品は「アンコールクッキー」ではないでしょうか? というK氏の鋭いご推理。

 

「素晴らしい!見事にビンゴです!!!スゴッ!」

 

あのブログの内容から、ここまで推理される方がいらっしゃるとは恐れ入りました。

K氏、数年前のカンボジア旅行で現地マダムサチコさんと親しくお話しされてきたそうです。

ブログ~久田見G氏~カンボジア~マダムサチコ~百姓学校K氏~山ちゃん~ブログ つながってしまいました。往復何千キロがK氏のお陰でバン!とつながりました。世の中ホント狭いものです。

 

数年前ビルマ(ミヤンマー)の稲作農村を訪ねた時のこと。

ちっちゃな土産物屋さんに入ったら女性店員が「日本人か?」と聞くので「はい」と答えると「日本のどこだ?」「岐阜」「なに!私の妹が岐阜大学に行っている」「はあ」「ミヤンマーの郵便事情は最悪で、妹にモノを送っても届かない」「はあ」「岐阜の妹にこれから買い物するモノをアナタに預けたい」「はあ」・・・で本屋さんへ連れていかれました。

「これとこれとこれとこれと」「は・・あ」なんと彼女が買ったのはデカクて分厚い辞書4冊!私のリュックが分厚くて重い辞書で一杯に。

「ちょっと、ちょっと、ちょっとぉ~、持たせすぎじゃん、重いじゃん」「じゃ、よろしくね~」お陰で私は何も買えませんでした(泣)

帰国直行~岐阜大学の妹さんを訪ねてお姉さん空からの辞書を渡すことができました。これも世の中狭いと言えるのかな?ビルマからの運び屋、姉妹には喜ばれて良かったけど、万一預かりモノの中に白い粉とか入っていたら・・後からちょっとだけ考えちゃいました。

 

今日から再び名古屋港で3日間連続お米の検査員研修です。 

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2/1000

研修のお陰で精米の時には今まで以上に玄米を興味深く見るようになりました。粒の表面に溝があるのが分かりますか?これが深いと等級が落ちます。

でもね、等級なんて誰かが汗水垂らして一生懸命に作った事に比べれば、どうでもいいとは言わないけれど、本質からはかなり離れた制度です。

お米の等級検査は食管法の歴史の中で、やっぱりお米を仕入れる米穀業者の為にあるような制度で、とても農民の為にあるとは私には思えません。

 

今はどこの精米施設にも色彩選別機という高精度の選別機があるので、余程悪いお米でなければ,見た目はほとんど変わらない商品の仕上りが可能です。するとどうなるか・・お米屋さんとしては同じ見た目に商品ができるなら、安く仕入れられる等級が低いお米の方がいいですよね。

それで一等米よりも二等米、二等米より三等米、三等米より規格外の安いお米の方が市場から早く売れていく変な逆転現象が起こります。

 

一方,現代の農家にとって買い取り価格の高い一等米の作り方は実は意外に簡単です。少し乱暴ですが分かり易く言えば、一等米と言われるきれいな玄米を作るには、①殺虫剤をたくさん使って害虫を殺し、虫食いのお米をなくします。②殺菌剤をたくさん使って病原菌を殺して菌からお米を守ります。

殺虫剤・殺菌剤を使えば使うほど、きれいな一等米が出来上がるのです。逆に殺虫剤・殺菌剤を使わないか抑えたお米は等級は相対的に落ち一等米を取るのは概して難しく、二等・三等・規格外のお米と判定されることが多くなります。消費者としては、どちらが本当の意味での一等米でしょうか?私には現状は利権の絡んだ古い制度にしか映りません。

 

等級検査では、着色粒と呼ばれるものに関して言えば、どんなに玄米がピカピカでも1000粒のうち虫食いのお米がたった2粒あれば、即1等米から2等米に等級は落ちます。更に1000粒のうち虫食いがわずか4粒あれば3等米。1000粒のうち虫食いが8粒あれば規格外に判定されます。僅かな虫食い以外のお米が全てピッカピカなお米でもダメです。

 

>>>そしてこの程度の虫食いの数のお米なら、お米屋さんは必ず持っている色彩選別機で残らず除去できます。

商品としては、一等米だろうが三等米だろうが、どちらも虫食いのないお米に仕上がるのです。お米屋さんとしては、同じ仕上がりになるならワザワザ高い一等米を買うより、安い二等米三等米を仕入れた方が得です。だから等級の低い、安いお米の方が早く市場からなくなる訳です。

 

私は今、等級検査員になる為の研修に通ってますが、実はこのカラクリにはもう10年以上前から気付いています。私にとって時代錯誤の等級検査自体に意味はほとんど認めていません。それでも、敢えて農民として検査員資格を取ろうとしている訳は・・・また今度聞いて下さいまし。

 

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ゲリラ

お米の検査員の研修がない数日のうちに、がんばって草刈りや精米や溜まった仕事をしています。時間が欲しいっ。

今日はスポーツクラブの名古屋T氏と小牧T氏と可児Y氏が福地に来られ、この夏のキャンプのミーティング。

横浜YMCAではずっとキャンプ担当をさせてもらい、数えきれないくらいのキャンプを経験させてもらいましたので、ここはガッツリ得意分野です。こんなところでやってきたことが活かせるなんて思いもしませんでした。ミーティング中は何度もYMCAにいるような錯覚を起こしました。

 

そんな中、初対面の女性スタッフY氏は、若いのにキャンプの企画・経験はかなりなものです。

「おっ、やりますなぁ~」

そこで今回のキャンプの責任者である彼女とお互いに理想のキャンプを付き合わせてみると、これが見事に合致、いやぁ~嬉しかったなぁ。

一口に理想のキャンプ像と言いますが、これにはかなりの数のキャンプ経験と、ある感性がないとたどり着けないと思っています。そこが合致するなんてとても嬉しかったです。

 

さて話は変わりますが、私はいわゆるマスコミ嫌いです。特にTVの取材に関しては今まで全てお断りしています。「TVに出たらお米がたくさん売れるのに、取材を断ってしまうのはもったいない!」とよく言われますが、振り返ってみてもお断りしてきて正解だったと思います。中には「転職した人の顔の変化を取材したい」なんてヘンテコな依頼もありました。一瞬どう答えてよいやら「・・はい、お断り申し上げます」

 

私は正統派農家の2代目や後継ぎではなく新規就農者(つまり脱サラ組)。農業界では一昔前まで、正規軍でない新規就農者は「ゲリラ」と呼ばれていました。基本、「ゲリラ」は居場所が分かってしまうと、襲撃され全滅してしまいますので取材を受けません(爆。

 

TV取材をお断りする時には制作会社から「えっ、TVですよ、分かっているんですか、TVですよ、本当に断るんですか?」ってよく聞き返されます。ヒドイのになると取材を受けるに違いないと、いきなり「取材日程ですが~」なんて話を進められることもよくあります。

 

今回は私個人のことではなくて、テレビ朝日さんからトラクターパレードの取材依頼が携帯の留守電に入っていました。トラクターパレードに関しては仲間達からマスコミ対応を一任されています。「なにこれ珍百景」という番組だそうです。これまでもパレードに関してはかなりの数のTV取材の依頼がありましたが・・・10年間もみんなが苦労して作り上げてきたパレードをTV番組の一コマで易々と消費されてなるものですか(笑)

でも、田舎の人は基本シャイなのにTVに出ることがステータスと言うか、意外に出たがる人が多いんです。以前は「何でTV取材を断るのか!もったいない!」なんて言う人が随分多かったものです。

 

みんな、TVで自分が取材される、チラッとでもTVに出れると思い込んでますが、そうはいきません。TVの編集を舐めたらイケマセン。仲間全員で作り上げてきたものなのに、TV受けする目立つ人が重点的に取材されるに決まってます。出た人は嬉しいから勘違いしはじめます。大事なモノは形に見えないし、壊れ易いものです。農業の世界でも、これまでにTV取材でおかしくなっちゃった人を何人も知ってます。身の丈でいい。身の丈がいいです。

 

面白いことに、TVの取材依頼と同じ日に地元の小学生T君から「山ちゃん、トラクターパレードと馬のうららについて取材させて下さ~い。」と、かわいい取材依頼。「は~い、喜んで~」内容は大きな紙に書き出して授業で発表するそうです。こういう取材は嬉しい限りです。

写真はメモを片手に子供記者の真剣な取材風景です。

ゲリラも緊張しました。

 

 

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そんな筈では

写真は玄米の検査器具。

穀物検査員研修、会場の名古屋港までは往復所要時間5時間・往復交通費4270円(最寄り駅の駐車料金・朝のみ座席指定含む)かかります。

一日ならまだしも、何日もになると馬鹿にならない金額になってくるので、名古屋に泊ってしまえば・・とネット検索したらありました、ありました。

名古屋の繁華街と言えば栄・錦。しかも繁華街の代名詞「錦3丁目」のビジネスホテル、部屋はシングルセミダブルベッドで一泊たったの3000円ポッキリ。

ところがホテルの口コミ情報は最悪とは言わないまでも5点満点中、2点前半台。何だかサービスも部屋も悪いとのことでした。「エイ、どうせ一人だし」とネット予約。

ちょっとドキドキしながら、ネズミでも這っているようなホテルかと思いきや・・口コミ情報とは裏腹に駅から近いし、部屋は綺麗だし、普通にシングルの大きさだし、セミダブルだし、薄型テレビだし、お風呂もトイレも付いてるし、まるでOK。何かあるのかなぁ~お化けでも出るのかなぁ~。あまりの安さに逆に心配になりましたが、結局一切何もお出ましにならず、ホントにいいのか3000円。

 

そこで来週は3日連続の講義なので2泊することにしました。

再びネット予約。

またまたありました。

同じホテルで今度は何とツインルームで3000円。

「安っ!」いいんでしょうか?

錦3丁目、通称「キンサン」なのにカプセルホテルより、ひょっとしてヘタなマンガ喫茶よりも安いのでは?ツインで3000円ですから、もし二人で泊まれば一泊一人1500円。非常口が開かないのかなぁ~、エクソシストでも出てくるのかなぁ~、ツインだから何か魔物でも倍になって湧き出してくるのかなぁ~。

 

それでも名古屋泊で予定通り、往復の時間と交通費が浮きました。

こう言う時、田舎もんは本当にイケマセン。

「お金も浮いたし一人で気楽にちょっと一杯ひっかけて寝よっ。明日も朝から研修だし。」と繁華街~新栄を1軒2軒3軒・・連れがいなくても一人でも意外に飲み歩けるものだなぁ、と・・「うぉおおお、こんな時間!」気付けばホテルに帰って寝たのは3時過ぎになってしまいました。

 

素直に2時間半かけて帰るより、睡眠時間ははるかに少なく、交通費の何倍が「ちょっと一杯」に消え、寝坊して研修に遅刻してしまわないかという不安から貴重な睡眠時間に何度も起き、事実、安宿のアラームは朝になってもウンともスンとも鳴らず、かろうじて携帯のアラームで起きたのであります。

一泊3000円は、およよ、結局かなり高かった(号泣)

 

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来日中

福地標高600m、隣の久田見は500m。

写真は隣村の和菓子・ケーキのお店「藤乃屋」さん二代目G氏。

G氏はちょっとそんじゅそこいらの和菓子屋さんとは違います。空飛ぶ国際派和菓子屋さん、いえ、もうとっくにそんな次元も飛び越えてしまっている方です。 

国際派の彼からはいろいろ学びたいと常々思っているのですが、最近はハワイ・フィリピン・カンボジアと海外でのお仕事が多いG氏。めったに出会えません。

本当なら隣村にお住まいで、いつでも出会える筈なのに、今や海外が主戦場の彼に電話をする時は

「Gさん、日本に帰ってきましたか?」  

ではなく

「Gさん、今は来日中ですか?」

 

今日はラッキー偶然見ぃ~つけた!

私は名古屋港からの帰り道、彼はハワイからのお仕事帰りの名鉄の駅でスーツケースのG氏に本当に偶然にもばったり出会えました。G氏も驚いて「いや~ぁ、山ちゃんとはやっぱりつながっていますな~」「いやぁ~、僕は驚きませんよ~、前々からつながっているって思ってますんで。」

 

数年前にフィリピン・セブ島の現地事業家から日本の農民の知恵が欲しいとG氏に依頼がありました。その時に私にお声が掛かり、彼と一緒に香港経由でセブに行ったことがあります。

あの経験はとても勉強になりましたし農業の違う切り口を沢山見ることができました。

それまでにもアジアの複数の国の稲作農村を訪ね歩いて来た自分にとって、セブ島で今までの頭の中の農業世界が「バァ~ン!」と拡がった訳です。

 

今日はG氏を捕まえたが百年目!

G氏には矢継ぎ早にいろんな質問をさせていただきました。

実は私も、来月友人から「インドネシア・スマトラへ行ってもらえませんか」とのお声がかかってます。その件について仕事の進め方や注意点など、経験豊富なG氏からアドバイスを頂きました。いやはや、何と言う実務能力、コミュニケーション能力、彼の話にはいつも驚かされます。

 

さて、G氏、今日日本に帰国したばかりで、あさってからまた23日間カンボジアでのお仕事だそうです。「山ちゃん、近い将来カンボジアのお米ビジネスで声を掛けさせてもらうことになるよ。覚悟しといてよ。」「はい、またG氏と組めるのなら喜んで。それまでにインドネシアでも経験を積んでおきます。」

最近つくづく、農業の可能性は無限だなぁと思わされます。

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立場の違い

お米の検査員研修、初めて玄米の分析を体験。

20もの皿に乗った玄米を1等米、2等米、3等米、規格外の4種に判定し、更に「あいちのかおり」「コシヒカリ」「ハツシモ」「キヌヒカリ」の品種名と整粒歩留まりを書き込む模擬テスト。

ちなみに私がこれまでに見たことがある品種は、この中で「コシヒカリ」のみ(爆)

 

資格を取るには8割の合格率が必要となります。第一回の私の正答率は20皿中14皿で正解率7割。非常に難しい微妙な判定が必要となります。

私の左隣の席は岐阜県の米穀業者S氏、右隣は静岡県の米穀業者S氏。私は米穀業者さんに挟まれてます。

左隣のS氏の玄米判定正解率は初回にしてなんとクラス最高の9割!スゴイ!若い時から米穀業の2代目としてキャリアを積んで来られた賜物です。

クラスの仲間たちとも打ち解け「全問正解者はみんなに一杯おごれよ~」なんてゲラゲラ笑ってましたが「最高得点者はみんなに一杯おごれよ~」にしておけばよかった。既に沢山の友達ができました。財産です。

 

同級生は農家からお米を少しでも安く仕入れたい「米穀業者」さんと、逆に米穀業者にお米を少しでも高く買ったもらいたい「農民」の2種類の人間に分類できます。

これが玄米判定に面白い傾向を生みます。

 

実際の流通では、お米の等級が上がるとお米の値段も上がります。

判定基準も玄米も一緒なのに、米穀業者研修生は判定が厳しくなってお米の等級を少しでも下げようとする傾向があり、逆に農民研修生はお米の等級を少しでも上げようとする傾向がハッキリと見て取れます。

お互いの立場の違いから「それは厳し過ぎる判定だ」「甘過ぎる判定だ」と笑いながら互いを冷やかします。判定結果の甘辛を見れば、その方がどちらの立場やバックグラウンドなのかが分かってしまいます(笑)

そんなこともネタにしながら、みんなでゲラゲラ笑ってますが、真面目に考えると実はかなり生臭~いお話です(爆)

 

研修講義は来週にあと3日間、実技筆記試験1日、秋に実技研修3日間。

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スパイク地下足袋

スパイク地下足袋であります。読んで字の如く、地下足袋の裏にスパイクがついて、急斜面でも足裏が滑らないようにできています。これぞ男の履物です。これぞ仕事の履物です。

「スパイク地下足袋」「スパイクジカタビ」何と言う武骨な響きでしょう。

 

たった2日間ビルの中で缶詰になっただけで、いかに農民がそのような空間に弱いものか思い知らされました。

やっぱり自然の中の仕事がいい!今日は研修がお休みで農作業。

今まできつく感じていた草刈りも今日は解放感満点。一人仕事だから段取りも休憩も全て自分のペース。これがどんなに有り難いことなのか、感じ入りました。

「幸福とは、考えること、言うこと、することが調和した状態である」と言ったのはマハトマ・ガンジー。

明日からまた二日間、お米の検査員の研修で名古屋港、港湾会館にて幽閉。

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これも面白そう

穀物検査員講習2日目。

名古屋港までの2時間半の通学もさることながら、毎日農作業で動いている農民にとって、一日お教室でジッとして一方通行の講義を聴いていることがこんなに大変だとは思いませんでした。

知り合った若い農民いわく「ジッとしているなんて仕事よりきつい、日当が欲しいくらいです」私も同感。

ひょっとして講師の一言一言に軽く見えない睡眠薬が入っているかもと思いたくなります。低音と独特の間、ハッキリ聴き取れない、あんなに人を眠くさせるような迫力のない声を私はマネできません。講師もみんなを前に少しは立って講義すればいいのにな。

 

午前中は稲の生理や生育についてでしたので我々農民のホームグラウンド。稲の生育なら講師より私達の方が当然プロですものね。あれなら私でも十分講師ができます。午後は眠気の法律漬。

講義はさ来週にかけてあと6日間。

 

隣の教室では「通関士の講習」おお、これも面白そうだなと開いてた扉からチラリと覗いてみると、やっぱり同じようにみんな寝むそう。きっとそこも法律漬なんだろうなぁ。どこも一緒だなぁ。

 

ヘトヘトになって電車に乗り、帰りは可児市国際交流協会のK女史と、可児市在住フィリピン山岳民族の方々と福地での農業コラボについてミーティング。農業って可能性の宝庫、いろんなことと、いろんな人とつながっててますます面白い!そうそう通関ともね。

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法律漬け

朝の満員電車に揺られるのは17年振りになります。片道2時間半の通学は、家の前が田んぼで普段通勤時間0分の私にとってはちょっと苦痛です。

 

本年度の穀物検定協会東海4県の研修生は24人。予想通り米穀業者さんが多くご参加、それでも約3分の1は私と同じ農民が参加していたのには少し驚きました。多分私が農民では最高齢。この前までどこに行っても若手の百姓だったのに(爆)

研修一日目は朝から晩まで穀物に関する法律、机に座りっぱなし。そう言えば遠い昔、法学部だった気もします。

内容もさることながら、説明する講師もお世辞にも上手な語り口とは言えずみんな睡魔と闘っていました。

そんな中、一人だけ笑いを取っていた講師がいます。70歳くらいでしょうか、穀物検定員のOBの方「私がこれから講義することは一切試験には出ません!だからみなさん安心して寝てて下さい。途中休憩も入れますので、その時にはタバコでも吸って再開したら心おきなくまた寝て下さい。どうぞどうぞ。」寝るなと言われると寝てしまいそうになりますが、寝てしまえと何度も言われると目が冴えてくるから不思議なものです。

 

研修が終わり、そのまま名古屋にて某スポーツクラブのスタッフと旧福地小学校利用についてミーティング。帰って来たのは夜中になりました。明日も朝早くから2時間半の通学です。田舎者には満員電車のみんなの無表情さがキャッ、コワイッ。

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オヤジ学生

「コシヒカリより美味しい米~お米と生物多様性」佐藤洋一郎著。

次世代の米を探究する植物遺伝学の第一人者が、最新の研究成果を解説し、生物多様性と米作りの未来を考察しています。

これまでに私が作ったお米の品種は18品種。普通の農民は数品種止まりですから、この数は突出していると思います。今年も6品種を手掛けています。品種が増えると作業や管理は煩雑になり苦労も増えるのですが、いろんなお米を作るのは百姓冥利に尽きると言うものです。チャレンジした者だけが分かる世界が広がっています。

 

今日から次週に渡り、日本穀物検定協会の穀物検定員(お米の検査員)の資格を取りに研修で名古屋港まで通うことになります。

これまでにお米の本は数知れず読み、17年の経験と共に農民としてのお米の勉強は(自分で言うのも何ですが)かなりしてきたつもりです。それがどこまで通用するのか、別視点からどんな新しいお米の見方ができるのか楽しみです。研修費18万円の元はしっかり取らねば。

 

朝夕の通勤ラッシュの電車に乗るのは17年振りになります。

片道家から2時間半の通学に耐えられるのかが一番の不安です。

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想像する力

岐阜大学で原田正純医師による講演会「今だからこそ水俣病に学ぶ」

1956年の水俣病のメチル水銀と加害企業チッソ、2011年の福島原発の放射能と東京電力、時代を隔てて酷似していることに驚きました。

「水俣病は」というフレーズを「放射能汚染は」という言葉に置き換えると見事に合致してしまいます。

同じです。

つまり福島でこれまでに起きたこと、そしてこれから将来起きることは水俣病と同じ状況を辿ることになるでしょう。

企業、政府、裁判、偏見、補償、泣き寝入り、責任、差別。

福島原発問題の将来を先回りしてハッキリ見てしまった感覚です。 

違う所が一点だけ、それは水俣と福島では規模も影響もはるかに福島の方が大きいと言うことです。個人レベルに関してはまるで同じことが起きます。

悲しいかな、水俣から何も学んで来なかったということになってしまわないように。自分のこととして想像してみます。

 

 

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ズッポリ

昨晩はデザイナー小早川氏にお誘い頂き「谷辺昌央クラシックギターコンサート」へ。 コンサート会場は犬山市の「入鹿の里」http://irukanosato.com/

クラシックギター・・ウ~ン・・間違いなく最も私と縁遠い世界であります。

同席したお姉さま方から「わかんなかったらスヤスヤ寝てしまえばいいのよ」と暖かい助言を事前に受け、楽になったのか、案の定、ゴメンナサイ、休憩までの前半は意味が分からなくてギターを聴きながらスヤスヤと寝てしまいました。ところが後半アルゼンチンの曲が増えるにつれ、徐々に彼のギター演奏に引き込まれ、終盤にはとうとう完全に彼の世界に入ってしまいました。クラシックギターの世界にズッポリハマってしまうなんて夢にも思わなかったので、本当に自分で自分に驚いてしまいました。

 

演劇を観る場合には意味や演出などを無意識に評価したり考えてしまう癖がついてしまってますが、今回のクラシックギターも最初はそんな感じでした。指が良く動くなぁとか、ギターは上手いけれどしゃべりはそれほどでもないなぁとか、メリハリや間は大事なんだろうなぁ~なんて。

実は醒めたようですが、私はこの類のものにほとんど感動したことはありません。自分で言うのも何ですが、周りが感動してても私はいつもほぼ客観的です。

 

ところが、今回のクラシックギターコンサート終盤には、気付けば考えることは完全に停止していて、彼とギターの世界と一体になると言うか入ってしまうと言うか、私にとっては非常に不思議な感覚になり、その感覚自体に驚いてしまった訳です。特に入ってしまったのがクラシックギターでのサイケデリックな演奏。そんなの聴いたことも想像したこともありません。

俗に言う「癒された」訳でも「感動した」訳でもありません。「一体になってしまった」と言うのが一番近い表現でしょうか。

「考え」が吹っ飛び「感じる」が支配した時間でした。こんなことは簡単そうでなかなかないことです。最初に観た演劇がそんな感覚でした。

そう言えば、TシャツK氏はいつもこんな感覚なんでしょうか。彼の描くデザインもそのほとんどはいつも「無題」です。

 

小早川氏、新たな世界への誘いありがとうございます。谷辺昌央さんの演奏はクラシックギターの世界をはるかに超えていると感じてます。恐れ入りました。

http://www.masaotanibe.com/index.php?%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB

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貿易のお勉強

実現するかどうかはまた別の問題として、某スポーツクラブからアドバイザーのお話を頂いたり、今回はある筋からある商品の輸入について手伝って欲しいと言う話を頂きました。

私も3月に台湾~香港~中国と周り、TPPを視野に入れた米の加工品を輸出しようと台北では商社を飛び込みで訪ねたり、香港人の友人にいろんなところを案内してもらったり、中国国内をそんな視点で見てきました。結局この動きは帰国直後に原発事故で御破算(号泣)でもよく考えたら輸出仕様で現地で作った人脈は、そのまま輸入仕様の人脈にスイッチすればいい訳で、無駄ではなかったぁ~。

勿論私は今は貿易についてはズブの素人ですが、今回はお話を頂いたことで、原発事故でストップしていた貿易について勉強を再開することにしました。大丈夫、山の中でお米を作って経営してく難しさを思えば、できるできる。例え実現しなくても視野も広がり必ず将来役立つことになります。ワクワク。チャレンジ。

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現在ベストセラー11位

「原発のウソ」小出裕章著 あの小出助教の本です。

待ってました!

発売数日にしてベストセラー11位の売り上げになっているそうです。

 3分の1ほど読んで、原発関連の本を読み漁っている私にとっては内容は既に知っていることばかりですが応援の意味も込めて買いました。このような本がベストセラーに名を連ねるようになって嬉しい限りです。(本当はこんな本は不要なのが一番ですが)

どんどん売れて、ドンドン本当の情報がみんなに知れ渡るといいと期待しています。740円の新書で読みやすい本ですので本屋で見かけらどうぞ手に取って観て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=eJzzGEBbMJU&feature=player_embedded

それにしても、特技同時並行読みを駆使しても、読まなければならない本が沢山あって時間がいくらあっても足りましぇ~ん。

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大変だ!

 

今日の中日新聞一面記事。

浜岡原発が停止して、二酸化炭素が22%も増えて地球の温暖化が進んでしまうから「大変だ!地球がぁ~人類の未来がぁ~やっぱり原発は必要だぁ~」・・・私からすれば、そんな嘘がまかり通って「大変だ~!!」

またまた簡単なカラクリで私達をちょろまかそうとするから笑えてきます。

 

その1、地球温暖化は二酸化炭素のせいではありません。詳しい内容は別に譲るとして、産業革命以前の中世(二酸化炭素を排出していない)の方が現代(二酸化炭素を大量に排出している)より気温ははるかに高かったことが分かっています。もう一つは、二酸化炭素の排出量と気温上昇のグラフに相関関係が見つからないことが分かっています。つまり温暖化の原因は二酸化炭素が犯人ではありません。

 

では100歩譲って二酸化炭素が温暖化の犯人としましょう。

確かに原子力発電所ではCO2の発生は火力発電所に比べて少ないのは事実です。だから、環境には火力より原子力の方がいいように一見見えます。が、ここで間違えてはいけないのは、この比較は「発電所」だけを見ていると言うことです。ここにカラクリ。

 

その2、原発の燃料のウランも石油と同じように採掘するのですが、実はこの効率が非常に途方もなく悪い。ウラン燃料を作るのに莫大なお金と石油石炭エネルギー、地下資源を消費するのです。

 

ウラン鉱山から取りだし核分裂に利用できるウランは採掘した鉱物全量の0.00004%。残りの99.99996%は廃棄、これはそのまま有害鉱物とウラン残土、放射性廃棄物となります。

ウラン燃料を作るのには採掘~分離抽出~精錬~濃縮までに膨大なエネルギーを使わねばなりません。ウラン燃料を作るだけで膨大な二酸化炭素と放射性廃棄物を排出しているのです。

 

でも、報道ではそのことには一切触れず、原発は火力発電より二酸化炭素排出はなく環境に優しいとなります。新聞記事をもう一度。「浜岡原発停止でCO2が22%増」つまり原発はやっぱり地球にいいのだと印象付け、上記のような事実を知らない大多数の人がこれを信じ込みます。

大多数=世論の出来上がり。

 

さて、現在、54基ある日本の原発のうち35基が既に停止しています。

原発が止まると電力が不足する筈ではなかったでしょうか。日本の半分以上の原発が停止しているのですが、どこかで電気不足は起きてますか?あれれ?65%、半分以上の原発が止まっているのに計画停電も起きませんね。つまり、少なくともそれだけの原発は不必要なんですね。

それではこのまま、残りの原発の何%を止めたら電力不足になるのでしょうか?

実は日本中の原発を全基止めても電力不足は起こりません。

それが統計からの答えです。

 

報道では現在停止中原発がのこのまま再稼働しなければ約一年後には日本中の全ての原発が止まるそうです。その場合、火力発電の為の原油が別途3兆円かかるとまたまた騒いでいます。

「原油が3兆円!!こりゃ大変だ!」って、これにも、またまた、カラクリ、があります。長くなるのでこれについては別の機会に譲りますが、報道を単純に信じちゃイケマセン。

日本の情報は笑っちゃうほど統制され続けています。

情報の隠蔽とねつ造と操作が原発の歴史です。福島原発事故が起きてもその体質は変わりません。残念ながら、報道の裏にある事実を読み取る力が私達には必要です。

「こりゃ大変だぁ」

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何を警戒すべきか

帰って来て一日中一人で田んぼの畦の草刈り。労働です。

肉体的に大変な労働が自分を作ってくれ、言葉に力を与えてくれます。

口だけの仕事と農業は実感が違います。農業の基本はやっぱり動くこと。自然の中で頭を使い体を使い感性をフルに使います。

 

都会では、起こる可能性が限りなくゼロに近いテロ対策「警戒中」「不審物は~」の表示やアナウンスで一杯です。

サブリミナルのような無意識の恐怖の蔓延が恐怖を増長し、恐怖は徐々には攻撃に変化していきます。

「世の中ドンドン危険になっていく」と聞くことが多いですが、例えば凶悪犯罪は、昭和20年代戦後の一時期をピークに実はずっ~と減り続けています。「えっ?」と思われるかも知れませんが事実減っているんです。

そんな実感が無いのはなぜでしょう。

 

テロ対策や警戒には「安全のため」という大義名分で警察を始め相当巨額な予算が投入されます。安全の為ですから、つまり、世の中は「危ないものでなければならない」のです。テロは危ない、安全の為なら予算は大きくなっても仕方ないという理屈が必要です。またもやお金です。

ところが、現実には凶悪犯罪は年々減っているのです。「テロは恐い」と植えつけられているけれど、では「テロってなぁに?」と聞かれてちゃんと答えられる人はまずいません。全てはイメージの世界です。

 

どこかで聞いたカラクリですね。

そう、同じです。

 

夏場の電力は「足りない」と言うことでなければいけません。そうでなければ原発の存在理由も巨額な予算を投入する大義名分が無くなってしまいます。放射能の危険を侵してまで原発を稼働させるにはそれなりの理由がないとイケマセン。「電力が足りなくなる!」この一点が「テロ」と言う言葉と同じく原発の存在意義イメージを作り上げます。

 

でも、実は電力は日本中の原発止めてもちゃんと足りていて、テロも限りなく起こりはしません。これまでの統計を見ればハッキリしています。

 

だいたい、飛行機がビルに突っ込むのはテロなのかも知れないけれど、通り魔や無差別殺人など昔からある犯罪もどこかごちゃ混ぜ「テロ」扱いです。

そんなこともテロなら、原発の情報を隠し、危険か安全かの判断力を奪い、本当に危険な地域からも国民を避難させず、安全を繰り返し、多くの子供たちの将来の命まで危険にさらす、そういうのこそ「テロ」と呼ぶに値します。

東京は原発事故は既に収束したか、事故自体起きてないかの様な他人事の雰囲気で驚きました。実際には放射能が飛んできているのに、放射能は無視してひたすら「テロ特別警戒実施中」の立て看板。

どの駅のトイレの入り口にも写真のような「警戒中」の張り紙。

冷静に、現実に、怖いのは限りなく起こりもしない「テロ」なのか、実際に飛んできている「放射能」なのか?ちょっと考えれば分かる筈です。

騙されちゃいけません。

 

私なら東京にある無数の「テロ警戒」の張り紙はすべて「放射能警戒・測定中」に、「不審な物は駅員まで」と言う張り紙は「基準値を上回る放射能を検知した方は駅員まで」と貼り替えたらいいと思うのです。

「テロ警戒」の張り紙を見たら「本当は何に警戒すべきか」を思い出してみて下さい。

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そして富士

渋谷から所用で静岡県は富士市へ。大学同期生Y氏は(株)山清倉庫http://www.yamasei-web.co.jp/の社長さん。社長室で一緒にウナギの昼食を頂きました。大きな会社の社長さんと一介の農民という激しく立場が違うこともさることながら、話の内容が妙に共通したりもして互いに「ほぉ~」と感心しきりでした。そんなに気楽に話ができるのも大学の同期生だからかと錯覚しそうになりますが、在学中は顔見知り程度、彼とは農業を始めてから親しくなりました。

富士・富士宮市は小学生の時、親戚の家で毎年夏休みに何週間も遊ばせてもらっていた馴染み深い場所です。天間神社の夏祭りは本当に楽しかった。神社の公園では沢山現地の友達もできました。岐阜に帰る日にはもっと居たくて泣いてました。大人になった今見ると、子供の時にはあんなに広く見えた天間神社の境内がごく狭かったことに驚きます。

親戚の家には久し振りの訪問で、畑仕事を手伝わせてもらったり、昔話に花が咲きました。叔母の一人が体を壊し見舞に伺いましたが、今では45歳のオヤジになった私に「正隆くんは子供の時は机の上に大泣きしながらでかいウOコしたわね~」なんて、おば様たちにゲラゲラ笑われて、帰りには見舞の何倍もの土産を持たされ、一体何をしに伺ったのか分からなくなる始末でした。その上、叔母の一人は「正隆を車で岐阜まで送る」と言いだしはじめました。「おばちゃん、もう俺45歳だよ!流石に新幹線で一人で帰れるよ~」「何言ってんの正隆!机の上でウOコしてたくせに!」「うぐ・・」

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渋谷第二幕

原発関連の映画を見ました。10万年後だか100万年後だか放射能廃棄物を安全に管理しなくてはならない現代の人間の姿は、危機を通りすぎて喜劇にすら見えます。

17年前私は横浜YMCAの職員でした。

今日は横浜YMCAから富山YMCAの総主事(一般で言う社長)になられ、更に日本YMCA同盟の総主事になられたS氏と渋谷で17年ぶりの再会。そこに現役横浜YMCAの若い女性スタッフN氏も加わり深い深い話ができました。N氏とは電話では数回お話をしたことがありますが、初対面。

YMCAは退職しても、役職が上でも下でも、初対面でも、お構いなしにフラットに話ができる風通しの良さが自慢です。

YMCAは世界とのネットワークがありますので、アジアの貧困や少女の身売り、原発、震災、教育、貧困、右翼左翼、農業、生き方、などなど話は多岐に渡り尽きることがありませんでした。

S氏57歳、私45歳、N氏26歳。それにしても若いN氏の感性の良いことには驚きました。おじさん二人が「おお、こりゃ凄い!」と唸りの連続。年齢なんてそっちのけで3人で喋りまくりでした。こんな先輩後輩がいて刺激的、嬉しい限りです。

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共通語は中国語

所用で東京・渋谷へ。東京在住の友人インドネシア人A氏と中国人O氏と貿易話で盛り上がりました。若者の多い店内で、外国人と職業不詳の日本人のおっさん(私)3人が話すのは中国語。店員サンたちが一体何の集まり?と怪訝な表情です。女性店長さんは私の親戚。黒いワイシャツに丸坊主姿の私を見て、何人もの若い店員さん達はビビって店長に恐々と「あの方は何している人何ですか?」「あ、彼はチンピラじゃなくて農民だよ」と言う答え。農民が外国人と若者の街渋谷で何を??と更に混乱していたそうです。

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ようこそ5代目

100万円を超える農機具のことを私は「毒リンゴ」と呼んでいます。100万円以下の農機具は「毒イチゴ」。

プロの稲作農家は各種の農機具に通常ン千万円必要と言われています。

左は新しい自走式草刈り機。右は旧タイプ。一台どちらも20数万円します。草刈りは非常に辛い農作業の一つです。

このタイプの草刈り機が出現するまでは、草刈りは地獄の苦しみでした。ホント辛かった。草刈り中に転んで手を骨折した時も、誰にも代わってもらえずギブスをはめたまま草刈り機を振るっていたものです。

最初の数年は、毎日毎日が心身ともにホント、ギリギリだったことを良く覚えています。

村では私ほどの面積を草刈りをしたことがある人は、歴史上誰一人いません。

だからこの苦労は誰にも分かりません。想像すらできません。それでいいです。他の人には他のご苦労があります。

毎日がギリギリだった頃、この自走する草刈り機が登場した時には、同じ草刈りでも楽になり、それはそれは大喜びしたものです。「やった、この機械のお陰で農業が続けられる。」

それでも酷使する草刈り機は消耗品、うちではこれで5代目になります。

自動的にこれまで現役だった4代目は控え選手にまわります。これまでご苦労さん。

そして、ようこそ花の5代目、一緒にがんばろう。

 

 

 

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巡る

広瀬隆・藤田祐幸著「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」東京書籍。

これも名著だと思います。

頭の中がかなり整理されます。

相当数原発関連の本を読まれた方にも是非お勧めです。2001年の本ですが全く古さを感じませんし、項目が細かく分かれているので非常に分かり易く、かつ洞察力も養われる深いい本です。そこらのいわゆる基礎知識本とは全く違います。

いつも感心するのですが、文の上手な方は絶対に長く複雑な文は書きません。難しい言葉を分かり易く、短く簡潔にポイントをずらすことなく書かれます。かといって省略もしていない。う~ん、感服します。

 

もう何冊もの原発関連の本を読み漁りました。原発がどれほど利権がらみの産物なのか、高コストの電気なのか、人類に対して破滅的な存在なのかは、どう取り繕った情報を流そうと既に明明白白です。

原発を理解して行く過程は、社会や人が情報にどうコントロールされていくのか、されているのかを冷静に知る過程でもあります。

表面的には安全・危険の情報合戦ですが、一皮めくると著者を始め読む側にも命に対してのまなざしや心の豊さの程度が問われることになります。

他人事と感じ続け、原発問題から逃げ続けることができるのなら、一時幸せなのでしょうが、必ずその報いは巡ってきてしまいます。実際巡ってきました。そしてこれからも放射能影響は広がり続きます。

残念ながら、まだまだ序章にもなっていません。

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嬉し涙の第2基地

就農してからいつもお世話になっています見行木材さんの倉庫を、6月からお借りできることになりました。ライスセンターからは200m「お隣」の建物です。これが広いっ。本当にありがたいほど広い。農家の基本単位1反=333坪=畳にして666畳を超える広さを、しかも超格安の契約です。運動会ができる広さに惚れ惚れ♡

農家はとかく機械や備品が多く、これまでライスセンターでは本当に窮屈にしていましたが、かといってこんな倉庫を建てたらとんでもない金額ですので、本当にありがたいです。早速、田植え機やコンバイン、トラクターなどを順番に引っ越しさせていただいてますが、こりゃ広い、車なら20台は置けそうで、大きな農機具も小さく見えます。

ライスセンターも合わせれば基本私一人の仕事場床面積は450坪を超すことになりますが「売り上げは小さいのに場所だけが大きくなっていく~!」(涙・・嬉しいやら悲しいやら。

見行木材さん、17年間いつも応援して下さり、本当にありがとうございます!

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