2011年

8月

15日

敗戦記念日

「撤退」を「転進」、沖縄の「中学生」を「鉄血勤皇隊」と言い換え、「自爆攻撃」を「特攻」、「敗戦」を「終戦」と言い換える。

時の権力は自分達の都合のいいように言葉を言い換え、イメージを作り上げる。マスコミはその増幅装置の役割を担い、「仕方ない」「どうせ無力だ」とみんなに思わせ羊の群れを作り上げる。もともと誰一人自爆攻撃などしたくない筈なのに知らないうちに「お国の為に喜んで死んできます」

日本の「自爆攻撃」は「尊い武士道」で、中東の「自爆攻撃」は「自爆テロ」、フランス人の地下抵抗組織は「正義のレジスタンス」と呼び、イスラムの抵抗組織は「テロ組織」と嘲る。

 

戦争は66年も前のことなのに、現代でも原発事故に向かう消防は「決死隊」で「お国の英雄」。

これほどの大事故が起きても誰も刑務所に行く訳でもなく、誰も本当の意味で責任を取らない。うやむやな世界。66年経っても実は精神構造は何も変わっていない。

どうしたらこんな事故を起こした原発を「世界で最高水準の安全性」と言い張って輸出しようとし続けられるのか。何が武士道、何が日本男児、何がサムライジャパンなものか・・情けない。

これ以上うやむやにしたら、え~い、お尻ペンペン!

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コメント: 1
  • #1

    松尾 (水曜日, 17 8月 2011 01:05)

    また書き込みさせていただきます。例年は靖国神社行にいきますが、今年は諸事情で、近くの護国神社と献灯祭を見てきました。まだまだ、原典とかにあたっていないので、先の戦争の評価は難しいです。旧軍の人たちや天皇の側近の回想録も全然読めてません。なので私自身としては軽々に判断が難しい状態になってます。あと、アメリカの動きや世界情勢は原典にあたらないとリアルに分からないので、さらに先は長いです(笑)

    鴛淵大尉のクラス同期で岐阜出身の作家豊田穣氏などは、戦後、開戦の責任はないのに一般人に目の敵にされたり侮蔑的なことを言われたし職もパージされなんだかとてもかわいそうでした。戦争遂行責任者は、あれこれ言われても結果責任は問われるべきであると思います。徳富蘇峰、横光利一、高村光太郎も真珠湾攻撃の一報でスカーっとしたと日記で書いているので
    なんだかなぁという気もします。