チャンイーモー監督

中国映画が好きになったキッカケは
今では超有名監督チャンイーモーが
まだ俳優として出ていた「古井戸」
という映画。あれは私が高校か大学生の
頃だからかれこれ40年ほど前の作品。
えらく感動してしまった。

以来、チャンイーモー監督の作品はいくつか
観てるけど、今回は「ワンセコンド」
うーん、チャンイーモー、こんな劇画タッチ
だったかな...
全く中国語が聞き取れなくて、やはり私の
中国語はサバイバルレベル確定なのだと
改めて打ちのめされた(T ^ T)

誰も知らないだろうな映画「古井戸」
DVDがめちゃくちゃ高い値段で売られてて
レンタルもなく観れない。
いつの日にかのお楽しみ。

聖地巡礼

田植えを終え、まず向かった先は
本屋さん、映画、そして図書館。
どれも自分にとっては聖地。
聖地を3箇所も巡礼して至福の一日。
あと演劇と旅行があればもう天国。

図書館で5冊。
今回は言葉が3冊
植物学者1冊
歴史もの1冊。

美味しそうでヨダレが出ちゃう。

春終わる

3月の種の準備から始まりいくつもの農作業を経て田植えが終わり、トラクターや
田植え機を洗い、今日は育苗箱を洗う。
小嶋さんこの春も大変お世話になりました。

苗箱洗いで毎年うちの春は終了。
「ふぅ〜、やっとたどり着いた…」
ほっと一息だけど、明日からは
ひたすら草と猪や鹿との戦いが始まる。

収穫を終えるのはまだまだ先の9月。
お米作りは約半年の長い行程。
クリック一つでいろいろ完了する時代の中で
半年以上かかるお米作り。

自分の持ってるものをお米作りに
全部ぶつける。

ひょっとして

年にほんの数回、めちゃくちゃすがすがしい
温度と湿度と微風と日差しとがバッチリ揃って

「ひょっとしてここは
天国なんじゃないか?」

と思うような風景に出くわすことがある。

まさに今日はそんな一日だった。

遠い昭和

毎日営業メールが舞い込んでくる。

妊婦用の商材を探してますとか輸出にとか
自然食品にとか、いろんな分野の営業メール。

ところが、会っても話もしてないのに
これがほとんど、いきなり

「明日18時までに返信ください」とか

「打ち合わせの電話をしてください」とか

「ご都合のいい日程をお選びいただき
オンライン面談します」とか

誰なの?どちらさん?返事してくれって?
営業方法も昭和とは随分違って
笑えてしまう。

また来年

感謝を込めて洗って油を点して
今年の田植え機はお役目を終える。
倉庫に連れてって来春まで一年の眠りにつく。

30年前ここクラスの田植え機は
100〜200万円ほどだった。
10年ほど前には300万円ほどに値上がりし
それが今では600万円超え。

うちではこの子が田植え機4代目だけど
壊れてももう600万円は出せない(T ^ T)
「お願い、これからもがんばってね」



さぁ勝負の朝

4月30日から始まった田植えもいよいよ終盤。
今日は最も広い面積を田植えする勝負の日。
さぁ、行くぞ。

田植え終了

無事田植えを終えた。

4月30日から始まった田植えを
ずっと手伝って下さった小嶋さんと二人で
声高らかに「万歳!!」三唱。

30回目の田植え。
よくもまぁここまで続けて来れたなと
感慨ひとしおと。
今日はゆっくり寝よう。

あっという間に

八百津町の至宝、水野設計室と
久しぶりに会う。

設計士の忙しい仕事の合間に
完全無農薬で約1町歩のお米作り。
バケモノか!?

最初は「お米作りを教えてください」と
訪ねて来た30歳だった彼ももう44歳。

今日は設計の話、米の話、楽しい話を
いっぱい教えてもらった。
まさか彼から教えてもらうばかりの日が
来るなんて!
久しぶりに笑った笑った大声で笑った!

マッセイファーガソンと申します

がんばったトラクターを感謝を込めて
洗ってあげる。

この子クボタとかヤンマーとかの国産ではなく
なぜかマッセイファーガソンと言う外国製。

マッセイファーガソンの会社発祥は
カナダとイギリスで、現在の本社はアメリカ。
ドイツやイタリア、アフリカでも作られていて
この子はイギリス製造だけど関税の関係で
組立は日本かもと言う少々出自が複雑。

イギリスのパーキンス社製のエンジン音は
どことなく高音域で国産同馬力より
明らかに力がある。
負荷時には電子ガバナーがしっかり効いて
エンジン回転が落ちないからすごいね。
ずっと付き合ってる外国人親友。

作業機を含めるとヒョイッと
軽く1000万円を超えちゃう(T ^ T)
唯一、価格だけ可愛いいと言えない相棒。

禁断のケナコルト

畦に咲く小指の先より小さな無数の黄色い花。
検索したけど名前はよくわからない。

2ヶ月以上続く肘痛にとうとう禁断の果実
ケナコルト(ステロイド)注射。
みなさん劇的に効くと言うので期待したけど
私の場合50点ぐらいか...つまり注射後も
劇的には効かず、まずまず痛い。

ケナコルトは治療ではなく、一時的に痛みを
感じさせなくする注射。
劇的に効き痛みがなくなると無理に動かして
結果、より症状を悪化させる人も多いという。

痛みが残る程度の方が、無理せず
いいのかもしれない。
大丈夫、左肘以外は今日も絶好調!

お楽しみ

田植えが終わったらこの本をゆっくり読もう。
それが今の楽しみ。
せっかくお米作りを30年も続けて来たんだ、
稲はもちろん、農作業には邪魔者扱いの
雑草たちにも目を向けよう。

田植え残りあと一週間。
もう一踏ん張り。

驚異の回復

あろうことか田植え期間中にギックリ腰。

長引く肘痛と共にこの忙しい中、
こりゃえらいことになったと思ってけど、
最近の思考回路は
「肘と腰以外は絶好調じゃん!!」

以前ギックリ腰をやらかすと私の体は決まって
回復までに2週間かかっていた。
この本に出会うまでは。

この本に出会ってからはギックリ腰を
発症しても上手くいけばその当日、
長くても数日で回復できるようになった。
「腰痛を読んで治す」
そんな馬鹿なと思うけど私の場合は
この本読んで治しちゃったのは
もう何回目だろう。

さて今回のギックリ腰は当日翌日こそ腰に
コルセットを二重に巻いてガチガチに固めて
作業したが、この本読んで結局僅か3日で
完全復活。
今回も驚異の回復力だった。

腰痛で悩んでいる人は手段の一つだと思って
読んでみる価値はあると思う。
痛みのメカニズムを知って損はない。

紫露草

最近は草花を見ると接写して、その画像を
大きく引き延ばして見るのがマイブーム。

美しい花も引き延ばして見てみると
ううッ!と引くようなのも多い。

美しい!と思って撮った紫露草の雄蕊が
これまたなかなかどう表現してよいものか。。

宇宙人

こんな頭をした宇宙人にいつかどこかで
出会ったことがあるような気がするが
そんなはずはない。

宇宙

僅か数ミリの花を接写すると。
それはもはや花ではなく宇宙。

美術館

田んぼの畦道はまるで美術館。
そうやって見てみるとすごい数の
しかもその瞬間にしか見られない
芸術品の宝庫。
無料で観覧できる贅沢。

犬神家の一族を知ってるか?

田植えしたばかりの田んぼに水をたっぷり。

田んぼの水を見回っている最中、
今日は派手に3回コケた。
昔だったら畦道で足を滑らしても
空中2回転忍者のような身のこなしで
見事に着地できて人知れず自分に
拍手をしたものだ。
それが今ではどうだ。
3回とも受け身も取れず哀れにも派手な
転び方で、1回など深い溝に身体が完全に
逆さま、映画「犬神家の一族」のように
足だけがV字に田んぼから突き出てるような
お姿にそれはそれでお見事!
情けなくて人知れず泣いた。

「犬神家の一族」を画像検索すると
今日の私。

巣立ち

大事に育ててきた苗達の田植え。
育苗ビニールハウスから続々と
広々とした田んぼに巣立って行く。
「みんながんばれ!」

絶好調

田植えが始まった。

朝から一日中小雨続きのあいにくの天気。
雨合羽での田植え作業だったけど、
小雨以上の雨にはならず絶好調だった。
 
2ヶ月ほど前から長引いてる肘の痛み。
田植えまでに治らず心配したけど、
肘以外は足も目も手も腰も絶好調だった。
ありがたい。

5月半ばまでの田植え。
毎日絶好調で乗り切ろう。


さぁ

天気がもてば明日から田植えを始める。

田んぼの畦のタンポポが綿帽子に。
なんと言う造形美だろう。
ただただ美しい...しばし見とれる。
自然には無駄がない。


だいたい

都会もいいけど田んぼもいい。

都会にいると世の中に田んぼなんてあるのか?
と思うけど、田舎にいると世の中に
高層ビルや地下鉄なんてあるのか?と思う。

今日も朝陽をいっぱい浴びていっぱい働こう。

難しいことや大変なこともあるけど
だいたいしあわせって、それ、しあわせ。

弾丸

のっぴきならない用事で横浜まで弾丸往復。
先日そんな夢を見た。
まさかと思ったけど
正夢ってあるんだな。

天使の雫まみれ

「おはよ〜」
毎朝苗たちにそう呼びかけると、
葉っぱの先っぽに無数の水滴を付けている。

朝陽が差すとそれらが一斉にキラキラと
輝いて「おはよ〜」と答えてくれる。
ここは天国なのだろうか?
しばし言葉を失う。

私はこの水滴のことをいつの頃からか
「天使の雫」と呼んでいる。
詩人だなオレ。

次へ次へ

昔は馬や牛で代かき。
現代はトラクターで4m20cm幅を
一挙に代掻きしていく。

ただ田んぼに水を入れて田面を
水平に均して行くだけなのに
これが非常に難しい。
それに仕上げまでにすごく時間がかかる。

30年目でも「おお!完璧な仕上がり!」と
なったことが一度もない。
100点にしたいけど、たくさんの田んぼが
待ってるから80点の出来で
次の田んぼそのまた次の田んぼに行かねば💦
この時期だけは大忙し。

今私に話しかけてはいけない。
天気はいいのに余裕のない顔で
多分目は血走ってる。

代掻き(シロカキ)

田植え前に田んぼに水を張り、土を泥々に
し、かつ一枚の田んぼを鏡のように水平に
均す作業を代掻きと言う。

いよいよ田植え前の大仕事。
一枚の田んぼを仕上げるのにとても時間と
手間がかかり、最もセンスの必要な
農作業の一つ。

今はトラクターでする代掻きも
昔は牛や馬が活躍してた。
どんな農作業も昔も今も原理は一緒。

最近は機械のない時代の農作業は
どんなんだったか興味が湧いて。
全国の神社に奉納された米作り作業の
大絵馬を見るのが楽しみ。

曙橋

東京曙橋。
劇団40CARATの40回目の公演。

劇団主宰の花山ら楽(らら)さんとは
私が大学受験で上京した時に
ほんのすれ違うほどの出会ったのがご縁。

当時ららさんはバリバリの舞台女優だった。
当時私はかわいい高校生だった。

ほんのすれ違うほどの出会いが、
思いもがけずその後の自分に大きな影響を
与えることって、ある。

それは「40」年前の出会いだった。
今日劇団「40」CARAT は「40」回目の公演。
「40」って歴史だなぁとつくづく思う。

ららさん、40回記念公演のご成功
心からお祝い申し上げます。
元高校生。

わちゃわちゃ

草も苗もカエルの卵も
わちゃわちゃに動き始める春。

苗床に産むとはかわいそうに。
ごめんなさい、この後強制代執行。

都会の人に最新のタピオカだと言い切れば
信じちゃいそう。

14日目

苗床。
種まきから14日目。
とても順調。
こんなに育ててくれて
お天道さんありがとう。

招待状

6月に娘夫婦が南青山で結婚式を
挙げると招待状が届いた。

今時の招待状はLINEなんだな。
新郎さんが自作のページはかわいかった。

娘から「出欠の返信をください」とあった。
出席しますに✅を入れて返信した。
「親も返信するのね」

おめでとう。
末長くお幸せに。

ひとり

見渡す限り誰もいない山の中の田んぼを
朝から晩まで一人で耕す。

一人なんだから
人から評価されることはない。
一人なんだから人に命令されることも
命令することもない。
一人なんだから
何時から始めて何時に終わってもいい。
一人でさみしいと感じたことは
今まで一度もない。

ひたすら自分の内面と田んぼと
会話して一日が終わる。
至極贅沢な仕事だなと思う。

10days

種まき10日目。

こんなに元気に育ってくれて、
もうね、感謝しかありません。

米ぬかと大豆

トラクターで肥料の米ぬかと大豆を散布。
めちゃくちゃいい天気、はかどるはかどる。

お手伝い頂いた小嶋さんと
「何が嬉しくてこんないい天気に
おっさん二人で農作業(泣笑)」

4時間

1ヶ月以上前から始まった左肘痛。
最近は鍬やスコップの作業が多くて
イタタタ。。

そんな時は駆け込み寺的な
指圧治療院があって、同じ歳の先生に
いつも診てもらってる。

二人とも話好き。
男二人でよくもまぁそんなに話すことが
あるってくらい終始揉まれながら話してる。

たしか当初一回の施術時間は
2時間くらいだった。
それでも十分長いのに、よく行くように
なって2時間半になっていた。
それがいつの間にか平均で3時間に。
最近では平均が3時間半!

そして今回はそのギネス記録を
あっさり更新してしまった。
4時間!(時間に関わらず一回4500円)
ありがたいやら申し訳ないやら。

ただ、男2人の超長時間の会話の内容は
とても外には出せたものではない。





おかえり

健康診断レベルで農機具屋さんに行っていた
トラクターが、お医者(農機具屋)さんに
「骨折してるかもです」と診断され入院。
やっと退院して戻ってきた。
健康診断してもらってよかった。

「お帰りなさい💋」

退院早々で申し訳ないけど今日から早速
バリバリガンガン働いてもらいます。

サクラとウララ

さくらの語源にもう一つの説に「咲麗」

咲麗(さきうら)とは、
「花が麗(うらら)かに咲く様子」
それが転じて「さくら」となったと言うもの。

そんなこと全く知らないで17年間
飼ってた馬に付けた名前が「うらら」


さくら

「さくら」の語源。

「さ」はお米や穀物の神様のこと。
「くら」は神様が座する場所のこと。

だから「さくら」は、まさにお米の精霊や
神様が宿る木。

そんなことも全く知らずに付けた
一人娘の名前が「さくら」




6日目

種まき6日目。
順調。
もうすぐ葉っぱが展開し始める。

それぞれの芽の先には一人前に
根から吸い上げた水滴を付けている。

朝陽に夕陽に反射するとキラキラと輝く
この水滴のことを
私は「天使の雫」と名付けてる。

誰も教えてない

土の上に露出した種籾。
産まれたばかりの根を一生懸命土の中に
入れようと伸ばしている。
よく見ると小さな根の周りには
更に微細な根を出して。
なんと言う生命力。

誰も教えてないのに芽は上に上に伸び
根は下に下に伸びる。
成長ホルモンの偏りによって
それぞれ伸びる方向を決めているらしいけど
「誰も教えてないのにすごいなぁ〜」
といつも思う。

毎日毎日不思議がって。驚いて。感動して。
「なんともありがたい職場だなぁ~」
と感謝しながら。

接写の世界

接写できるiPhoneにしたのは、
こんな世界が見たかったから。
畦に咲いた西洋タンポポ。

真ん中のモップの一本一本が雌蕊で、
周りの少し黒いのが雄蕊なんだろうな。

お米に限らずこんなミクロな世界が足元に
広がっていて、それはミクロの世界と言うより
もはや宇宙。

なんだこの芸術劇場は。
もうたまらない。

4日目

種まき4日目。
土から出てきた芽が僅かに緑色になって。
葉緑素を作って光合成の準備を始めてる。
誰も教えてないのにこんな小さな体で偉いな。

産まれたて

産まれたての芽を土からそっと抜いてみる。
上が芽、下が根。

種まきの前に種籾を2〜3週間水に浸し
「春が来たよ。さぁ起きて〜」と
最後にお湯に漬けてあげる。

すると積算温度およそ100℃で
種籾は「あぁ、よく寝た〜」と
少しだけ芽出したところで土に種まきする。

種まき前の「芽出し」とは実は根。
種籾からは先に根が出てきて
その後芽が出てくる。

土からほんの僅かに芽を出した時、
根っこはもうこんなに伸びている。

3days

種まき3日目。
続々と土から芽を出す。

早く芽を出す子、ゆっくり目を出す子、最後まで芽を出さない子もいる。
それぞれのペースがあってそれでいい。

「焦っちゃいけない」と
種籾たちじゃなく自分自身に言い聞かせる。


神の領域

種蒔きから2日目、白くニョキニョキ
出てきたのが稲の芽。

種から芽を出す、土から芽を出す、
根を張る、新葉を出す瞬間は
神の領域。
どんなプロ農家も手出しはできない
いのちの領域。

全部任せるしかない。
全部委ねるしかない。
だから農家は昔からひたすら祈願してきた。
昔も今もその願いや祈りは変わらない。

私は仏教神道キリスト教など
特定の宗教を持たない。
でも無事で芽を出して欲しい、
スクスク育ってほしいと
種や小さな芽に自然に手を合わせる。

いのちは育てようなんてしない方がいい。
そのいのちの成長の邪魔をしないように
邪魔にならないように気をつける。
気をつけてその成長を見守って喜ぶ。
それが農家の役割のような気がしている。

生まれたばかりの小さな芽はすごく脆弱。
雨が多く湿度が高いと土にカビが生えやすい。
カビが蔓延すると全滅する。
しばらくは気が抜けない祈りの日々。

天敵

田んぼのすぐ横まで毎日出てくる。
田植えしたばかりの苗を片っ端から
食べてしまう私の天敵日本カモシカ。

完全に人間に慣れてしまって
近くまで行っても逃げる気配がない。
電気牧柵もヒョイと飛び越え、打つ手なし。

30回目の種まき

現代のきこりの岩田くん、
きぷらす工房の小嶋さん、
えごまの吉田ヒデヒトくんの3人に
手伝ってもらい種蒔き無事終了。

まずは作業開始前に種籾に向かって手を合わせ
豊作と作業の安全を祈願。

一生懸命に動いてくれる3人にありがたいやら
ありがたいやらありがたいやら。
無事に苗箱をビニールハウスに並べてほっ!

一年に一回、今年で30回目の種まきの
今日は「一粒万倍日」
無事に育ってくれますように。

伊勢神宮も

今日は伊勢神宮護神田で種蒔き。
明日はいよいようちの種まき。

お米の種まきはあらかじめ種籾を何日も
水や温水に漬けて胚芽が少しだけ芽を
覗かせた写真の状態で行う。
見えるかなほんのちっちゃい膨らんだ白い芽。

いのちが動き始めた。

この状態までするのに既に半月以上。
何年やっても種籾が動いてくれるか心配で
(何かの間違いで芽が出ないこともある)
チョロッと胚芽の白い芽が動いてくれると
よかった!生きてる!
と一安心する。

種籾から白い芽が動く、土から芽を出す、
葉っぱを出す、それぞれだけどの段階まで
途中で枯れてしまわないように
細心の注意を払って育てる。

いのちが動き始めたと言うことは、
私には心配を安心を繰り返す日々が
スタートしたということ。

明日は種まき。

縁起物

商売をしているのでうちには縁起物が
とにかく多い。多いと言うか囲まれてる。

この招き猫さんは愛知県瀬戸市で
「私を連れて帰るといいことが
たくさん起こるわよ」と私にささやいて
来たので「じゃ、連れて帰るね」と
数年前に買い求めた。

似た招き猫はたくさんあったけれど
顔はそれぞれ一点もので表情が違う。
遠くの商品戸棚からこの子の顔だけ
抜きん出てすぐ近くにあるように感じた。
猫でもどことなく犬のような顔立ちに
一目惚れ。

さて、4月1日新年度スタート。
どなたさんも良い一年でありますように。

ハウスと呼ぶ

苗を育てるためのビニールハウス張り。
風があるとビニールがバタバタと煽られ
「悪魔が来たのか!?」と思うほど危険な
作業になる。
風の弱い早朝のうちにザザザッと
張ってしまわなくてはいけない。

ちなみに農家はみんな「ビニールハウス」
とは誰も呼ばない。呼称は単に「ハウス」
ところでビニールの値段は
「悪魔が来たのか!?」
と思うほど値上がりしてる。

58

今日58歳になった。
お米作りを始めたのは28歳の時だった。

58という響きは、やる気満々ギラギラではなく
かと言って萎んでしまったわけでもなく
いろんな経験を経て、
なんだか整ってる感じがしていいなぁ〜と
結構気に入ってる。

80歳から見ればすごく若い人だし
30歳から見れば随分な年長者。

58歳の毎日を大事に過ごして行こう。

姫踊り子草

ヒメオドリコソウ。
明治26年東京で確認されたヨーロッパ原産
帰化植物。
花の形が傘を被って踊っているように見え、
踊子草よりも小さいので姫と呼ばれる。

桜は誰もが開花を待ってるけれど
足下に目を向けると、たくさんの草花が
春を謳歌して咲いている。

一生懸命に咲いているように見えるけど
果たして彼らは本当に一生懸命なのか?
実は力を抜いているからこそ見事に
花を咲かせているのか?とつい思っちゃう
今日この頃。

80分の1

この風景は私にとって天国。
今年も見事に実った黄金色の稲穂の風景を
しっかり頭に思い浮かべながら作業に入ろう。

この冬は各分野の事業に成功した
いろんな業種の仲間に会うことができた。
みんなそれぞれの世界ですごい。

自分と比べ何倍も稼いでるのを見ると一瞬
羨ましく思うこともあるけど、その度に
「自分はやっぱりお米作りの道でよかったな」
と思えるようになった。
汗水垂らして泥にまみれてゼーゼー言いながら
黄金色の稲穂を愛でて、一生懸命育てたお米を
買ってもらってお米作りを続けて来られた。

長かったな。
でもやっとたどり着いたな。

お米作りはキツイ。
重労働に耐えるだけの体力、気力、お金、
センス、コミュ力、運、知恵、人、
特に近年は益々参入が厳しくなってる。

憧れだけで始めてよく生き残って来れたな。
ど素人が何も知らずに始めて、人と運に
恵まれすごくラッキーなケースだったと
心の底からそう思う。

日本に稲作が伝わってから2400年。
私の稲作人生は2400年の80分の1。

まだまだ知らないことばかり。
お米作りができなくなる最後の日まで
自分の目の前の稲のこと、お米のことを
もっともっと知りたいと思う。


さみしいねぇ

毎年3月末はお世話になった取引先さんや
業者さん、町役場の方々の異動や退職で
お別れのご挨拶をいただく時期。

お世話になった方々に4月からはもう
会えなくなると思うとさみしい。
ずっとここでお米作りしてるから自分には
異動も転勤もないから少しだけ羨ましい。

行ってしまう方とこれから出会う方の
益々のご活躍を祈念して合掌。
(長崎市とあるお寺納骨堂の仏様)

人宿町

最近おもしろがってる静岡市。
静岡駅から徒歩15分の人宿町界隈。

文字通り何百年も前から宿場町。
多分一度衰退した街が、いまは若い人達に
よって再生されている最中な雰囲気が
歩いていてもよくわかる。

店のデザインにも力があるから
一眼レフでなくともスマホで
こんなのが撮れちゃう。

目醒めの一歩

種籾を水に浸す。

種籾は冬に芽を出したら死んでしまうので
暖かくなるまでは芽を出さないようにできてる。
つまり冬眠してる。

発芽を抑制している物質がアブシジン酸。
長い時間水に浸すことでその酸が溶けて
種籾が芽を出すスイッチが解放される。
つまり冬眠から醒める。

いのちのはじまりはじまり。

82

全国社交飲食協会会長などを歴任され
昨年叙勲を受けられたバーのマスターは
なんと82歳。

どの時代が一番よかったですか?と
お尋ねすると
昭和37年から40年頃だったそう。
バブルどころではない盛り上がりでお店は
開店から終わりまでずっと満席。

「このまま朝なんて来ないで
一日中夜ならいいのに!」と
本気で思ったくらい儲かった時代だったと。
同業者みんながそう思った時代、
それが今「あの時儲けたお金は
どこに行ったんだ??」と異口同音だとw

82歳の彼が一番気をつけてるのは
ベテラン病だそうで、お客さんをちゃん付け
したりついついお客様に対して
上から目線になってしまうことだと言う。

「私は山ちゃんとみんなから呼ばれてるので
山ちゃんと呼んでください」とお願いしても
「いえいえ、それはバーテンダーとして
ちゃんとしないといけないんです」と
恐縮され断られるので、私
「ですから、ちゃんとちゃんと呼んでください😆」

静岡県富士市吉原にあるバー「333」
サンスリー。なんで3が3つ?と尋ねれば
3は割り切れない数字だから、お客さんとの
関係も切れない縁起の良い数字を
3つ重ねたのだそうな。
店を開かれて50数年、なるほど。



2400年

中国で最古の水田遺構は6400年前のもの。
日本のそれは2400年前の九州の遺跡。

日本のお米のルーツは中国雲南省辺り。
毎年雲南の少数民族の農村を訪ねていたのが
懐かしい。

ここは静岡市の登呂遺跡。
2000年前の水田跡や住居跡が残る。
日本人はずっとお米とともに生きてきた。
例えお米作りをしたことがなくても
日本人のDNAにはお米が刻まれてると
感じることがよくある。

2000年前のお米作りの先人たちに
しばし想いを馳せる。
ずっと繋がっているってすごい。
稲ってすごい。
農民ってすごい。



千手観音になりたい

雪の降る中、ユンボで田んぼの補修。
機械を手足のように操れるようになるには
それなりの時間がかる。

ユンボ
コンバイン
田植え機
トラクター
肥料散布機
フォークリフト
軽トラック 
400cc と原付バイク 
ダンプ
車載トレーラー
トラクタートレーラー
シャベルローダー

乗る機械だけでざっとこれくらい。
知らない間に見よう見まねと独学で、
こんなにたくさんの手足が。

元々機械は得意じゃないけど
30年もやってればね、継続は力なり。




稲の企て

お米作り30年目なのに。
種籾の表面がこんなに規則的に
ザラついていることを初めて知る。

自然界は無駄なことも見栄を張ることも
思い悩むこともない。
そこにあるには子孫を残し繁栄させるための
ある意味では冷徹な形と計算。

すると、この表面のザラつきには
どんな働きや企てがあるのだろう。
30年目でもまだまだ全然知らないことばかり。

犬の・・・

気が付けば足元でたくさんの春の花。

小指の先のそのまた数十分の一の大きさ、
普通なら見逃してしまう小さな小さな花。
その名をオオイヌノフグリ。
かわいい。可憐。健気。少女のよう。

でも!この「オオイヌノフグリ」と言う
名前の意味は「大きな犬の陰嚢」
陰嚢って…!
誰だこんな名前をつけたのは!!

更にオオイヌノフグリは外来種。
似てるけど元々いたもっと小さな花を咲かせる
イヌノフグリは駆逐され環境省の
絶滅危惧種になってしまっている。
もしイヌノフグリを見つけたら
大きな声で叫ぼうと思う。

「犬の陰嚢み〜つけた!」って....
誰だッこんな名前を付けたのは(T ^ T)





小指の先の世界

小指の先程の小さな草をマクロ撮影してみた。
肉眼では見ることもない世界が広がっていた。

小さな葉っぱの先端には長い毛がまるで体を
守るように、更に葉っぱの表面にも短い毛が
びっしり生えて蕾までつけている。
きっとこの毛は湿度の調節や虫達からの
食害防止の役割があるのだろう。

小指の先程の小さな草が一生懸命生きていた。
なんだこの世界は。

昔の米作り

今ではもう見えなくなってしまった昔の
米作りが、神社に豊作祈願で奉納された
絵馬として日本全国に残されている。

今の農業機械の効率は彼らの100人分以上
いや場合によっては1000人分。
昔稲作は全てが人力、想像を絶する
苦労の連続だったに違いない。

それでも昔と今では昔と今の米農家は
ずっと繋がっている。
お米と労働と祈りの3点は今も昔も
ずっと変わってない。

全国のお米作りの昔を知るための本、つまり
入場料は一冊5000円。高い安い?



これは農機具である。

待ってましたiPhone14pro。
最新型は高過ぎて買えなかったけど
この子に期待したのは「接写」
見慣れた1000円札も別風景に見える。

今年は稲の葉の葉脈や小さな根っこなど
肉眼では見ることが難しいミクロの世界を
接写で撮りまくろうと思ってる。

スマホに10数万円も出すと思うと
絶対「高っ!!」って思っちゃうけど、
「スマホも農機具の一つだ!」と思えば
「安いかも!!」となる。

なにせ農機具は小さなものでも
100万円越えは当たり前の世界。
十数万円で買える農機具などほぼない。

だから、「農家にとってスマホは
断じて農機具であり、高くない」のだ。
農機具でないとするなばその価格の高さに
夜も寝れなくなってしまう。

時々金銭感覚がどこかおかしい。
うちみたいなプロ農家としては極小サイズでも
今まで農機具に投資してきた金額は
億なんて軽〜く超えてる。

100億円って知ってるかい

事故を起こした米軍オスプレイが飛行再開。

オスプレイ一機いくらか知ってるかな〜?
機体一機100億円。
武器システムや予備部品などを含めると
一機200億円。(1ドル=120円で)

民間のこども食堂が流行れば流行るほど
貧困の手当って本来は民間がやるべき
ことじゃないよなぁ〜、100億200億あれば
どれほどたくさんの人が助けられるだろうと
つい思ってしまう。

ジェット戦闘機は一機120〜150億円、
運用費はその倍はかかる。
儲けてるの誰だ。

島原の馬よ

島原市図書館で見つけたこの本は非売品。
Amazonにもメルカリにもなく
やっとの思いで手に入れた。
内容は「長崎県」ではなく、ほぼ「島原の馬」

私は17年間馬を飼ってた。
その関係で調べていたら、かつて島原半島は
馬の一大産地だったことを知った。

今でも三会の中原神社(三会の馬頭さん)の
社の壁には、天塩に育てた馬とその馬の
獲った賞状を誇らしげに手にする飼い主の
古い奉納写真を何枚も見ることができる。

その白黒の色褪せた写真は、島原がかつて
いかに馬の大産地だったのか、いかに人々が
馬を愛していたのかを今に伝える少ない痕跡。

この本は、そんな人と馬の古い白黒の写真を
まるで文字に起こした様な一冊。
作者の馬に対する深い愛情。
そして時代と共に栄え消えていった
多くの馬達への鎮魂歌なのだろう。

かつて長崎県には3万頭の馬がいたが
今は100頭台に減ってしまった。
島原市も地名に広馬場、新馬場などを
残すのみでもう馬を見ることはない。

いつかどこかで

マンツーマンでプロの観光ガイドさんに
解説をお願いして島原城へ。

「島原城天守閣の石垣に❤️型の石があるので
探してみて!」「あ〜、あった〜!」と
二人で恋人同士みたいにパシャ。

ガイドさんの膨大な知識量や朗らかさに
話が弾み楽しすぎて1時間のガイドのはずが
気づけばなんと3時間!!ごめんなさい。

ガイドさんには「あなたのような楽しい人は
ほんとガイド向きだから、島原に来て
ガイドの後継者になりなさい!」って
何十回も言ってもらい嬉しかったなぁ。

ガイドさんって素敵なお仕事。
歴史、風土、地政、郷土人物etc etc
猛勉強して知識を身につけて、十人十色の
お客さんに応じて笑わせたり間を取ったり
わかりやすい説明、ホスピタリティー、
経験に裏打ちされたたくさんの技術が
詰まってる。

頭が良くって素敵なかわいらしいガイドさんに
お会いしてしあわせな時間を過ごした。
ガイドさん、いつかどこかでやってみたいな。



島原と馬

島原半島は戦後しばらくまで
ずっと馬の一大産地だった。
今でもところどころにその名残がある。

牧場で初対面のお馬さんに声を掛けたら
ちゃーんとご挨拶を返してくれた。

17年間飼ってた馬のうららが天国に
旅立って4年半。
深い悲しみを経て、やっと馬が
触れるようになった。

出来過ぎな町 島原

長崎県島原市。
前に有明海、後ろに火山は雲仙普賢岳。
石投げれば飲み屋、歩いて1分島原城、
武家屋敷に鉄砲町、島原の乱に温泉、
寺社仏閣に辻神さん、農業に馬の産地、
なんでもあるある出来過ぎな町 島原。
ゴキゲンすぎる、出来すぎ、痺れる町、
あーこりゃたまらん、島原の町。
いくら時間があっても足りまシェーン。

機内の掃除をしてくださる方々の列。
まさに縁の下の力持ち。
ありがとうございますありがとうございます。
飛行機ではなく、やっとそういう方々に
目がいくような歳頃になった。

機内でちょうどうちの娘くらいの歳頃の
客室乗務員と立ち話し。

一日何便くらい乗るのですか?

するとわざわざ自分のタブレットの
勤務表を見せてくれ

多い日は5便の飛行機、普通でも4便で時々
今どこを飛んでるのかわからなくなります。

うわぁ〜それは大変ですね。
足むくみませんか?

今日は朝からもう足の裏が痛いです。
明日の有給が待ち遠しいです。

じゃ、もうちょっと仕事が軽くならないか
組合に言ってあげましょうか。

え?関係者の方ですか?

いえ、名乗るほどの者じゃござんせんが。

じゃ、この飴、普通は一人一つなんですが
どうぞたくさん持ってってください!
これ、私の一番好きな飴なんです!

なぜか沢山の飴を手渡された🍬
なんの意味の飴だかよくわからないが、
今度生まれ変わったら、とりあえず航空会社の
労働組合長を目指そうと一瞬思った。



前田鍛治工場さん

私とてプロ農家の端くれ。
私の使ってる鍬(クワ)は、もうずっと前から
長崎県島原市の前田鍛治工場さんの手作り。
今日は20年ぶりに前田さんにお会いし
新しい鍬を注文した。

農家にとって鍬って大事な道具だけど
誰が一生懸命作ってくれたものなのか、
そして誰から買ったものなかって
農作物同様すごく大事。
手づくりの道具には作り手の熱意や気が
籠もっていて、使う度に作り手を思い出す。

鍛冶屋5代目前田泰秀さん。
昔は何度も一緒に飲んだけど、
これが愉快豪快ハンパない。
私の認める九州一の芸達者。
腹を捩らせ涙を流すほど笑わせて
もらったこと数知れず。

そんな彼の作る包丁は、九州一どころか
今や海外でも品質の高さが認められて大忙し。
包丁のレベルの高さだけではなく、
レベルが高いのか低いのか判定不能な
彼の酒芸の数々でドイツ人達をゲラゲラにして
世界一の芸人を目指してほしい。

よき人とよき道具に恵まれて、
今年のお米作りは
種蒔き前からもう豊作。




稲佐山

親戚のお姉さんに稲佐山に連れてってもらう。
長崎市内が一望の絶景ポイント。
香港を思い出す。


ニホン

以前1000円札の裏面に
「ニ・ホ・ン」と書いてあると誰かが
聞いてきて、みんなで必死になって探した
「ニホン」の三文字。

見つけた時にはみんなで「あった!あった!」
と大喜びしたのを思い出した。

遠い記憶の彼方、マクロ撮影で探してみると
1000円札の裏側お花の雄シベの所に
「あった!ニホン!」つい叫んでしまった。

実はこの「ニホン」1000円札裏には別に
もう一つあって、一万円札にもあって
見つけたら雄叫び必至。

細部に宿るお楽しみ

〜12日までのお休み〜

今年はお米作りではマクロ(接写)撮影を
楽しもうと決めている。
普段目にしてる何気ない物も
視点を変えると「おおお!」

この写真、パッと見てすぐわかる人は
かなりお金に詳しいか執着してる人w

まずは1000円札の裏面でマクロ撮影の練習。
いつも見ている1000円札の裏、
そこはもう紙、いや、神の領域のみたいで
楽しい。

いつも見てる1000円札の裏面は
じつはアートな世界で溢れてる。
どこの部分かわかるかな?

マクロ撮影できる最新iPhoneは
高過ぎて買えないから
iPhone12(メルカリ)
➕接写レンズ(500円)
➕マクロ撮影アプリ(無料)
の合わせ技。
工夫すれば撮れるもんだな。

お休み6日〜12日まで

6日〜12日までお休みをいただき、
嫁さんの実家長崎県島原市に帰省します。

近江商人再考

数年追っかけしてた近江商人。
「売り手よし買い手よし世間よし」の
三方よしの商売で有名。
近江を起点に全国に行商スタイルを拡め
大儲けした商人達だった。

強さは家族同族同郷の強固な繋がり。
そして「南無阿弥陀仏」の阿弥陀如来信仰。
「商いは阿弥陀様の行い」として
商いと信仰を融合したところに特徴があり
調べれば調べるほど影響を受けた。

ちなみにアミダクジとは阿弥陀様に
決めてもらうクジのこと。

しかし明治になって資本主義近代商業の
時代を迎えると、行商スタイルの近江商人は
一気に時の流れに飲み込まれる。
それまでは最大の強みだった同族同郷や
信仰を軸にした発想やスタイルが
急激に時代に合わなくなって行ったのだ。

近江商人はその勃興にも衰退にも
勉強になる要素がいっぱい詰まってる。

かつて調べまくって何10ページもコピー
しまくった資料にもう一度目を通してみた。
車も馬もない時代、天秤棒を担いで遠くまで
一歩一歩歩いて行く近江商人達の泣き笑いが
聞こえて来そうな気がした。



金ピカ寺院の中

最近よく読む本に仏教。
さすが2500年の歴史。
素晴らしい教えに感心することが多い。
その反面、現実には落胆することも多い。

輪廻転生の考えはミヤンマーやインドでは
カースト制度を強固に支えた。
元々釈迦はカースト最上位バラモン
出身の王子様。
仏教の創世期はバラモン教徒が大挙して
仏教に改宗したから仏教には影響が
今でも残っている。

曰く、歯並びが悪いのは前世で人の悪口を
たくさん言ったせい。
いま貧乏なのは前世でお寺への布施を
ケチったせいなどなど。
日本の歴史でも前世の行いが悪い人は
輪廻転生して穢多非人、その子孫も
また輪廻して無限ループの差別文化強化
へとつながった。
もちろん王族の者は輪廻転生してまた王族。

私は「もうすぐこの世の終わりだ!」と
脅すような予言者も「御先祖が祟っている!」などと脅す霊能者も、「前世が!」などと
不幸を無理矢理納得させる僧侶も輪廻も
信じない。ついでに地獄も。

多額のお布施で銀座のバーに高級車を
乗り付け放蕩三昧してる坊さんがいたら
「きみ、きみ」と声を掛け正座させて
説教してあげたい。
あぁ、銀座の高級バーに私が座ることなんて
一生ないことを忘れていた。。
万一自分もそこに居合わせていたとすれば、
私も同じ穴のムジナ。
肩組んで楽しく飲んでるに違いない。
説教なんかできるもんかw

まだ小学生の頃、宮城にある有名巨大な
金ピカの寺院を見て
「昔は貧しい人がたくさんいただろうに、
どうしてこんなにお寺は大きく立派で
金ピカなんだろう??!」
と思ったのをよく覚えてる。
今でも思ってる。

仏教の考え方には人生の指針になるような
知恵がたくさんある。
でも同時に、異様にお金や権力の匂いがする
京都の有名寺院や仰々しい袈裟を着た
僧侶を信じる気にはなれない。
そう言う意味で私の中で仏教とお寺は
いつも別物に感じている。

宗派内ではお寺の序列も僧侶の序列も細かく
決まっていて、格の違いで上納金も違う。
まるでバラモンカーストのよう。
他にも俗世より俗世な世界が広がっていて
人間界の縮図そのものに見える。

「だって僧侶だって人間だも〜ん!」

今日も葬式でお経を唱え、お布施の
金額に応じて戒名の格を決めるのに忙しい。
死んだ後も俗世の序列は金次第w

自分が死んだらお葬式はしないでいいですと
随分前からお願いしてる。


行く米 来る米

種子検査証明書。

29年間で作ったお米の品種は20種類ほど。
普通の農家なら出会う品種は数種類だから
数だけなら一生✖️3回分を経験したことに。

今年は「いのちの壱」という超大粒米は
作らず、代わりに「にじのきらめき」
「つきあかり」という新しい品種に
チャレンジすることにした。






今日は隣町はお世話になってる
小山観音さんの初午祭。
普段は静かで小さなお寺も、今日は
小さな子どもを連れた家族連れで大賑わい。

人がたくさん集まるだけで
ワクワクするのはなぜだろう。
東京はどこもかしこも同じように人で
賑わってるのに、ワクワクとは逆で
辛くなるのはなぜだろう。

昨日10人の飲み会。
15年ぶりの人、初めて会う人。
私が警官をしてた東京都北区王子に長年
住んでた方がたまたまいらして、
初対面なのに王子話で盛り上がり。

別の初対面の方とは東京の昔の小劇場や
アングラ劇団の共通の話題で更に盛り上がり。
人が集うと面白いことばかり起きる。

春が来た

今日から3月。
春が来た。
仕事場も春作業の配置に。
あと1ヶ月で種蒔き。

(お知らせ)
3月6日〜12日は長崎に帰省のため
お休みをいただきます。


黄金への一歩

今日は運転免許証の更新。

5年前も免許更新して、今度こそ無違反で
ゴールド免許を目指そうと心新たにした。

免許センターからの帰り道、
目の前をお爺さん運転の車が30kmくらいで
トロトロゆっくり走っている。

おいおい、ちょっと我慢できないくらい
あまりにも遅い走りなのでエイッと
抜かしたら、警察官が「いらっしゃーい!」
ニコニコしながらサイン会場に
案内してくれた。

免許更新からわずか45分(T ^ T)
事故でなくてよかったけれど
今日の帰り道には特に気を付けよう。


楽天市場撤退か

うちのネット通販は自社サイトと
楽天市場の2つのみ。
実店舗販売は数年前は10ヶ所あった直売所を
現在では3ヶ所のみに減らした。

そんな中「楽天出店料の大幅値上げ」の案内。
あ〜ん(T ^ T)

楽天市場では自社サイトに比べ販売手数料の
一部を販売価格に転嫁しているけれど、
今度の出店料大幅値上げはちょっとや
そっとの値上げの転嫁では追いつかない。

まだ値上げ時期の通知は来てないけれど
自社サイトに比べ極端な値上げでは
あまりにもお客さんに対して不誠実だから
今年、うちは楽天市場から撤退することに
なるだろうな(現在のところ時期未定)

楽天市場は、店舗に対しての各種要求の多さ、
送料無料表示(実際には無料ではなく送料込)、
システムの使い勝手の悪さ、出店料の高さ
など楽天本位がちょっと過ぎる感があるけど
巨人だから誰も盾つけない(T ^ T)

うちのように零細だけでなく、
昨今では有名な大企業もいくつも撤退し、
なんと退店率は76%!

「無茶な携帯電話事業でのトンデモ大赤字が
なければ、楽天出店料も上がらなかったろうに!」
と、ついつい毒を吐きたくなるけれど😭

2023年の決算は楽天市場や楽天トラベルなどネット通販や金融事業が好調、売上は2兆713億円と前の年と比べて7.8%増え過去最高。ただし最終損益は3394億円の赤字(前期3772億円の赤字)5年連続の赤字。






年季

「イネという不思議な植物」
もうこの本を読むのは何回目のことだろう。
読む度に別の発見があって楽しくなる。
いろんな所に持ち運ぶから年季が入って
風格も出てきた。

著者の稲垣栄洋さんはほぼ同世代、
静岡市生まれの静岡大学大学院教授。
おっ、またもやここで静岡県(⌒▽⌒)


楽しい地政学

父の出身は九州熊本県熊本市。
母の出身は東北福島県郡山市。
育ったのは岐阜県可児市。
小学生の夏休みは静岡県富士市。
大学は神奈川県横浜市。
留学はアメリカアイオワ州。
就職は東京都〜再び横浜市。
よく行くのが中国雲南省。
嫁さんの出身は長崎県島原市。
そして、ここは岐阜県八百津町の山の中。

自分の気質は父熊本と母福島の丁度半々。
いいのか悪いのかどこに行っても
ホーム感がなくアウエー感。
でもそのせいで、どこに行ってもその土地の
特徴や気質がたまらなく面白く感じる。

長らく土地を相手にする農業をやってきた
お陰で、以前よりその土地その土地の
雰囲気や陰陽を感じたりできるようになった。
今は静岡がマイブーム。




祈りと感謝

富士山噴火を鎮めるために建立された
浅間神社。

祈りと感謝は別物であることに
やっと最近気付いた。
だから寺社仏閣では祈願しない、いや、
感謝しかないと気付いて
「ありがとうございます」

生かされてることに感謝して、起きたこと
これから起きることもやっぱりぜんぶ
感謝して生きていけたらどれほどうれしく
たのしく豊かな人生だろう。

嫌なことも辛いことも自分の知らぬところで
巡り合わされたご縁、自分に与えられた
ことなのだから最終は感謝して身を
委ねるしかない。

だから浅間神社にも
「ありがとうございますありがとうございます」
毎日笑うのがいい。

マイブーム

最近のマイブームは静岡。
インバウンドのお陰でどこに行っても
外国人がわんさか。
京都や伊勢神宮なんて激混み。
静岡県はのぞみが停まらないから超絶穴場。

 静岡市もハマッてるけど、富士、富士宮は
子供の時から毎年夏休み丸々1ヶ月親戚の
お家に行ってたから、私にとっては
第二の故郷。
だから今でもだーいすき。

それにしても普通に道を走ってて
富士山ドカーン!の風景は反則だと思う。
日本中で移住するなら温暖で海あり山あり
人も優しいここがいい。

富士の人はいいなぁ。
毎日こんな風景が見られるなんて。
ちなみに私の狭い人生日本地図では、
長野県人と静岡県人には悪い人は
いないことになってる。

小物感

久しぶりに大学の同級生に会いに行くと
某ドイツ車のお出迎え。
「おおおお」
「なんだ、このラグジュアリー感は!」
「これはまるで飛行機の操縦席ではないか!」

驚きのあまりやめときゃいいのに続けて
「これ800万円くらいするの?」
って聞いてしまった。。

すると
「おまえなぁ〜、その倍はするよ。」と

なんですと!
車は1000万円以下に違いないという
私の小物感丸出しが久しぶりに炸裂(T ^ T)
まるで別世界。

気を取り直してよく見れば。
大丈夫、高級車でもタイヤは軽トラと
同じく4本しか付いてなかった。

カッコ良さ

学生時代、6次まであった就職試験に
合格したのは東京のおしゃれな街
自由が丘にある広告代理店だった。

当時の花形は商社、広告代理店、証券会社。
流行ってた歌が🎶24時間働けますか🎵
今じゃ絶対流せないCMだな。

学生の身分で半年くらい出入りした
その広告代理店には結局就職せずに
アメリカに行ったんだけど、自由が丘には
いかにもデキル先輩営業マン達が沢山いた。

効率よく営業に廻るのに
「私は地下鉄の階段を一段跳びで駆け上がる」とか
「いやいや、俺は二段跳びで階段駆け登る」
「いやぁ〜ホンモノなら三段行かなきゃ」
なんてフツーに話してるのを聞いて
東京の営業マンとはかくも仕事ができて
効率的で、階段を駆け、命を賭けて
いるものなのか!
若かった私は、ビビるけどカッコいい!と
思ったものだ。

今では駅の階段で忙しく押されるようにして
登る群衆に揉まれながらも、
道を開けたり譲ったり、
老人や女性の重い荷物を持ってあげる人が
とてつもなくカッコ良く感じ
我が身が精一杯で我先にと階段を
駆け上っていく人を見るとちょっと辛くなる。

今日は久しぶりの新幹線こだま号。
いやぁ〜、新幹線なのに停まる停まる。
こんなに駅あったっけ?
停まる度に後から来たのぞみやひかりに
どんどん抜かされてく。

でもいつも乗るのぞみの満員指定席より
こだまの自由席の方がゆったり贅沢。
こだまの全車両の半分は自由席って
みどりの窓口で教えてもらった。
「15号車16号車の自由席が最も空いてますよ」

いいじゃんこだま。
どうぞ〜どんどん抜かしてってね〜って
うわっ、かっこいい😎

そうか!

そうか、脱税は犯罪なんだな!

裏金作っても脱税しても説明すれば
無罪なのかと最近は勘違いしちゃってたけど

そうか!やっぱり脱税は犯罪だったんだな!

国税庁やりにくくてしょうがないだろうなぁ。。

有り難し

ここ八百津町は人口僅か1万人の小さな町。

そんな小さな町だけど、近隣市町村からは
「いろんな特産品があっていいね〜」と
よく言われる。

特に有名なのは栗きんとんに内堀醸造のお酢、
八百津煎餅は全国区。
そんな中で、山ちゃんのお米や甘酒が
八百津町ふるさと納税のランキングに
入ってて嬉しいやら恐縮やら。

「有り難し」という言葉そのもの。



神奈川大学フロンティアクラブ

昨秋から出身大学の体育会アイスホッケー部の
存続問題。
他の8部活と合同で神奈川大学と
部活の存続を嘆願、交渉するのに
かなり回数横浜と岐阜を往復してる。

1学年4000人、大学と言うのは巨大な組織。
まるで舵が効かないデカい船のよう。
そもそも誰が舵を握ってるのかを
探るだけで相当な時間を費やした。

大学の交渉を少しでも有利にするために、
フロンティアクラブと言うOB組織にも
加入することに決めた。
このクラブは普通の校友OB会とは違う。

このクラブの加入条件は大学OBの中でも
経営者や政官、経済各界で活躍してる人に
限定されている。
そんなご立派な加入条件を私が満たして
いるのかはなはだ怪しいけれど、
アイスホッケー部の後輩達のためなら
「エイッ!」

更に新会員になるには現会員の推薦人が必要。
今回はやはり存亡をかけるヨット部OB会長の
推挙があった。
私には似合わないクラブだけど少しでも
有利に働くなら。。




伝説の男

伝説の男、浅野先輩である。
37年ぶりの再会である。
同じ岐阜に住んでらっしゃる。

大学体育会アイスホッケー部で
私が1年生の時の4年生、いわゆる天皇と
呼ばれる存在だった。

プレー中、鉄製のゴールに顔から
派手に突っ込み氷の上に血と何本もの歯を
散乱させていた方である。そのせいで前歯は
今でも全部ないので笑って写真に収まれない。
大学1年の秋からアイスホッケーを始め
その冬にはレギュラー選手になっていたと言う
人間離れした運動神経をお持ちだった。

元々はプロレスか格闘技に進みたかったと言う
血の気も超一流で、試合中にフェンスの外、
ベンチから氷上でプレーしている相手選手に
掴みかかって殴りまくっていたのを見て、
相手選手よりも私の方が震え上がってたのは
忘れられない。

当時から高級車を乗り回し長髪パーマ..
他にもここでは言えないような
数々の武勇伝を持った先輩だったけれど
「おめぇ、俺と同じ岐阜から神大に来て
よくアイスホッケー部に入ったもんだ!」と
当時よく可愛がってもらった。

37年ぶりの今日も当時の雰囲気そのままで
「おお、よく来たなぁ!」
かつて私が馬を飼っていたと話したら
「ほんなら、見てけ!」と連れらた空き地。
伝説の男は、車がバンバン通る国道沿いで
なぜか山羊を一頭飼っていた。
犬を飼うのは飽きたから山羊だそうだ。
なぜ山羊なのだろう?...まさかッ!!

パーフェクトデイズ

カンヌ映画祭で役所広司が主演男優賞を
獲った映画。

静かな展開だから賛否が分かれるだろうけれど
毎日繰り返しの淡々とした生活の中に
心動かされる小さな出来事が起きて。

その小さな出来事の中にこそ
大事な時間や感情が詰まってる。

大きなイベントや何か大きなことを
成し遂げねばとか、毎日が楽しくなければ
ならないと言う勝手に自分が生み出してる
幻想や脅迫観念からものの見事に解放してくれ
思わず日常を抱きしめたくなる映画。

幸せや喜びや悲しみや苦しさは
全部自分の中で大事に生成される。

大人で、いい映画。

入場料

国民は増税 自民は脱税 

増税を決める側が脱税するなんてシナリオは
映画でも演劇でもなかなか観られない。
これは世知辛い世の中だけど、少しでも
国民に笑顔を取り戻してもらおうと言う
政府自民党の実際の税金を使った
大お笑い活劇に違いない。

大お笑い活劇ならば首相や大臣はどこまでも
シラを切り通し、責任を取らない人で
なければオモシロクない。
攻める側の野党も実は沢山の政治献金を
もらってて、どの口が言うくらいの
おもしろさがなければいいシナリオとは
呼べない。

こんな大スペクタルお笑い活劇ならば
高額な入場料(税金)を支払っても仕方ないと
誰もが思えるくらい笑いで腹を捩らせてほしい。

東映やカンヌやハリウッドですらも
全く足元にも及ばないくらい全国民から
高額の入場料を取ってるのだから
そりゃもうね、とんでもなく面白い
見せ物でないと許せないッ。

私が脚本家なら、すったもんだこれは
現実なのか本当にお笑いなのか
全国民を笑わせ欺き続けた挙句、
やっぱり最後には大人しくちゃんと
自民党に票を入れる国民の長蛇の列、
それを見た国会議員が「ほらね」
「結局江戸時代から変わってないんだよ」
「あ〜ハハッハ!」とあろうことか
長蛇の列に並んでる国民と共に
肩を組んで笑い合うシーンで締めくくりたい。

いや、こんなレベルじゃダメだな。
膨大な税金が投入されて、これから
もっと入場料が鰻登りに上がるんだから
もっととんでもなくおもしろいシナリオ
でなくちゃ。

鼻息

神奈川県藤沢市秋葉農園さん。
産直直売所が開設されたと聞いたので、
ちょっと前に開店祝いを持って駆けつけたら
お返しにと盛大にイチゴの紅ほっぺが
送られて来た。

秋葉さんはこんな優しい顔してるのに
やってることは真逆。
年々エゲツないほど農地を規模拡大中。
私の知る中では現在日本一鼻息の荒い農家。

私と仲間は見たこともないような急拡大
していく彼を畏敬と親しみを込めて
「変態っ!」と呼ぶ。
そう呼ばれると彼は心から嬉しそうに
もっと笑顔になる。

何度見ても優しい笑顔のイメージと
やってることの鼻息の荒さがまるで合わない。


勉強の素材は無料のありがたさ

ある街の無料タウン情報誌。
「なんだこれは!レベルが高い!」
と一目惚れ。

情報誌に一目惚れしたのは人生初だけど
さもありなん。
この情報誌自体が令和4年総務省
ふるさとづくり大賞を受賞されていた。

むむむ。

1ページ1ページの写真、文、デザイン、
色使い、街に対する愛情 その全てが
自分の勉強の素材になることに気付いた。

まずは全ページの全写真を一枚一枚
より注意深く見てみた。
自分はどこにレベルの高さを感じたのだろう?
するとカメラマンの意図がよく見えてきた。
まず、どの写真も光と影の使い方がすごい。

一枚一枚に思いと意図を感じるうちに
「ああ、一眼レフカメラが欲しいっ!」

街の匂い

歴史ある街を歩くのが好き。

宿場町とか商人町とか、今では新しいビル
ばかりになってる街もどこかに昔の
雰囲気や匂いを残してて、それもなければ
地名からでもその街の匂いを
嗅ぎつけるのが好き。

田んぼの良し悪しに敏感な仕事を
長くやってるせいか、人に言わせると私は
この土地はいい気が流れてるとか、
澱んでるとか陰陽を嗅ぎ分ける習慣が
あるらしい。
たしかに無意識のうちにその土地の力を
常に感じながら歩いてるのに自分でも気づく。

その土地のお店の看板を見るのも好き。
字体も店名もセンスいいなぁ〜とか、逆に
どうしてそんな名前にしちゃったの(T ^ T)とか
店主の頭の中が凝縮されて看板に現れてるから
どの街に行ってもキョロキョロ飽きない。

この店はフィーバーしてるw
かなり楽しい店主に違いない。






老いと死

あるフランス人夫婦が老いて死んでく映画。

自分のことであるのに自分の老いに
折り合いをつけられず感覚が乖離していく。
やがて連れ合いの老いにも自分の老いにも
絶望して死んでいく夫婦。

世間は狭くなり、こだわりは強くなり、
独善的な判断に陥り、自分が何度も
言い放ったことすらも都合よく忘れ、
周りを巻き込みながら壊れていく。

感謝を忘れ自分の目の前にある不幸ばかりを
あげつらい、嘆き、愚痴、悪口、不平ばかりを
口にして周りの者をどんどん
遠ざけていることすら気付くこともできない。

バランスよく感謝と共に歳を取ることは
こんなにも難しいことなのか。。。

自分自身の老いは誰もが初めて通る道。
経験したことがないのだから
誰もが不安でいっぱいで、
どう歩んでいけばいいのかわからない。
みんな若かった。
みんな歳をとる。
そしてみんな死ぬ。

笑いながら感謝しながら老いて
死んでいきたいと思う。

辞めないで!

こんな時だけ男気を出して責任を取り
「国会議員辞めます!」なんて言わないでね。

その顔を全国民の記憶に残るよう一日も長く
出し続けてもらいたい。

そして、私達国民自身もこんなレベルの低い
国会議員に投票して当選させていたと言う
恥ずかしさを胸に刻み込みたい。

和歌山県民が選んだ国会議員。
「辞めるなよ!!!」

大潟村のブルドーザー

米業界で大潟村あきたこまち生産組合の
涌井徹さんを知らなかったらモグリ。

農機具がまだ牛の時代から今に至るまで
類稀なるアイディアと行動力と思想で
大潟村、日本の米業界を引っ張ってきた方。
ハンパない行動力に私は彼のことを
敬意を込めて「大潟村のブルドーザー」と
呼んでいる。

氏の「大地を起こし、農を興す」と言う本を
読んだ。なんと言う人生、なんと言う農。
痛快✖️優しさ✖️反骨✖️実行力✖️発送
失敗と成功おもしろすぎて僅か2〜3時間で
一気に読んでしまった。

規模は象とアリ以上に違うけど
思考回路が似てる。
いつの日かお会いしてみたい。