犬の・・・

気が付けば足元でたくさんの春の花。

小指の先のそのまた数十分の一の大きさ、
普通なら見逃してしまう小さな小さな花。
その名をオオイヌノフグリ。
かわいい。可憐。健気。少女のよう。

でも!この「オオイヌノフグリ」と言う
名前の意味は「大きな犬の陰嚢」
陰嚢って…!
誰だこんな名前をつけたのは!!

更にオオイヌノフグリは外来種。
似てるけど元々いたもっと小さな花を咲かせる
イヌノフグリは駆逐され環境省の
絶滅危惧種になってしまっている。
もしイヌノフグリを見つけたら
大きな声で叫ぼうと思う。

「犬の陰嚢み〜つけた!」って....
誰だッこんな名前を付けたのは(T ^ T)





小指の先の世界

小指の先程の小さな草をマクロ撮影してみた。
肉眼では見ることもない世界が広がっていた。

小さな葉っぱの先端には長い毛がまるで体を
守るように、更に葉っぱの表面にも短い毛が
びっしり生えて蕾までつけている。
きっとこの毛は湿度の調節や虫達からの
食害防止の役割があるのだろう。

小指の先程の小さな草が一生懸命生きていた。
なんだこの世界は。

昔の米作り

今ではもう見えなくなってしまった昔の
米作りが、神社に豊作祈願で奉納された
絵馬として日本全国に残されている。

今の農業機械の効率は彼らの100人分以上
いや場合によっては1000人分。
昔稲作は全てが人力、想像を絶する
苦労の連続だったに違いない。

それでも昔と今では昔と今の米農家は
ずっと繋がっている。
お米と労働と祈りの3点は今も昔も
ずっと変わってない。

全国のお米作りの昔を知るための本、つまり
入場料は一冊5000円。高い安い?



これは農機具である。

待ってましたiPhone14pro。
最新型は高過ぎて買えなかったけど
この子に期待したのは「接写」
見慣れた1000円札も別風景に見える。

今年は稲の葉の葉脈や小さな根っこなど
肉眼では見ることが難しいミクロの世界を
接写で撮りまくろうと思ってる。

スマホに10数万円も出すと思うと
絶対「高っ!!」って思っちゃうけど、
「スマホも農機具の一つだ!」と思えば
「安いかも!!」となる。

なにせ農機具は小さなものでも
100万円越えは当たり前の世界。
十数万円で買える農機具などほぼない。

だから、「農家にとってスマホは
断じて農機具であり、高くない」のだ。
農機具でないとするなばその価格の高さに
夜も寝れなくなってしまう。

時々金銭感覚がどこかおかしい。
うちみたいなプロ農家としては極小サイズでも
今まで農機具に投資してきた金額は
億なんて軽〜く超えてる。

100億円って知ってるかい

事故を起こした米軍オスプレイが飛行再開。

オスプレイ一機いくらか知ってるかな〜?
機体一機100億円。
武器システムや予備部品などを含めると
一機200億円。(1ドル=120円で)

民間のこども食堂が流行れば流行るほど
貧困の手当って本来は民間がやるべき
ことじゃないよなぁ〜、100億200億あれば
どれほどたくさんの人が助けられるだろうと
つい思ってしまう。

ジェット戦闘機は一機120〜150億円、
運用費はその倍はかかる。
儲けてるの誰だ。

島原の馬よ

島原市図書館で見つけたこの本は非売品。
Amazonにもメルカリにもなく
やっとの思いで手に入れた。
内容は「長崎県」ではなく、ほぼ「島原の馬」

私は17年間馬を飼ってた。
その関係で調べていたら、かつて島原半島は
馬の一大産地だったことを知った。

今でも三会の中原神社(三会の馬頭さん)の
社の壁には、天塩に育てた馬とその馬の
獲った賞状を誇らしげに手にする飼い主の
古い奉納写真を何枚も見ることができる。

その白黒の色褪せた写真は、島原がかつて
いかに馬の大産地だったのか、いかに人々が
馬を愛していたのかを今に伝える少ない痕跡。

この本は、そんな人と馬の古い白黒の写真を
まるで文字に起こした様な一冊。
作者の馬に対する深い愛情。
そして時代と共に栄え消えていった
多くの馬達への鎮魂歌なのだろう。

かつて長崎県には3万頭の馬がいたが
今は100頭台に減ってしまった。
島原市も地名に広馬場、新馬場などを
残すのみでもう馬を見ることはない。

いつかどこかで

マンツーマンでプロの観光ガイドさんに
解説をお願いして島原城へ。

「島原城天守閣の石垣に❤️型の石があるので
探してみて!」「あ〜、あった〜!」と
二人で恋人同士みたいにパシャ。

ガイドさんの膨大な知識量や朗らかさに
話が弾み楽しすぎて1時間のガイドのはずが
気づけばなんと3時間!!ごめんなさい。

ガイドさんには「あなたのような楽しい人は
ほんとガイド向きだから、島原に来て
ガイドの後継者になりなさい!」って
何十回も言ってもらい嬉しかったなぁ。

ガイドさんって素敵なお仕事。
歴史、風土、地政、郷土人物etc etc
猛勉強して知識を身につけて、十人十色の
お客さんに応じて笑わせたり間を取ったり
わかりやすい説明、ホスピタリティー、
経験に裏打ちされたたくさんの技術が
詰まってる。

頭が良くって素敵なかわいらしいガイドさんに
お会いしてしあわせな時間を過ごした。
ガイドさん、いつかどこかでやってみたいな。



島原と馬

島原半島は戦後しばらくまで
ずっと馬の一大産地だった。
今でもところどころにその名残がある。

牧場で初対面のお馬さんに声を掛けたら
ちゃーんとご挨拶を返してくれた。

17年間飼ってた馬のうららが天国に
旅立って4年半。
深い悲しみを経て、やっと馬が
触れるようになった。

出来過ぎな町 島原

長崎県島原市。
前に有明海、後ろに火山は雲仙普賢岳。
石投げれば飲み屋、歩いて1分島原城、
武家屋敷に鉄砲町、島原の乱に温泉、
寺社仏閣に辻神さん、農業に馬の産地、
なんでもあるある出来過ぎな町 島原。
ゴキゲンすぎる、出来すぎ、痺れる町、
あーこりゃたまらん、島原の町。
いくら時間があっても足りまシェーン。

機内の掃除をしてくださる方々の列。
まさに縁の下の力持ち。
ありがとうございますありがとうございます。
飛行機ではなく、やっとそういう方々に
目がいくような歳頃になった。

機内でちょうどうちの娘くらいの歳頃の
客室乗務員と立ち話し。

一日何便くらい乗るのですか?

するとわざわざ自分のタブレットの
勤務表を見せてくれ

多い日は5便の飛行機、普通でも4便で時々
今どこを飛んでるのかわからなくなります。

うわぁ〜それは大変ですね。
足むくみませんか?

今日は朝からもう足の裏が痛いです。
明日の有給が待ち遠しいです。

じゃ、もうちょっと仕事が軽くならないか
組合に言ってあげましょうか。

え?関係者の方ですか?

いえ、名乗るほどの者じゃござんせんが。

じゃ、この飴、普通は一人一つなんですが
どうぞたくさん持ってってください!
これ、私の一番好きな飴なんです!

なぜか沢山の飴を手渡された🍬
なんの意味の飴だかよくわからないが、
今度生まれ変わったら、とりあえず航空会社の
労働組合長を目指そうと一瞬思った。



前田鍛治工場さん

私とてプロ農家の端くれ。
私の使ってる鍬(クワ)は、もうずっと前から
長崎県島原市の前田鍛治工場さんの手作り。
今日は20年ぶりに前田さんにお会いし
新しい鍬を注文した。

農家にとって鍬って大事な道具だけど
誰が一生懸命作ってくれたものなのか、
そして誰から買ったものなかって
農作物同様すごく大事。
手づくりの道具には作り手の熱意や気が
籠もっていて、使う度に作り手を思い出す。

鍛冶屋5代目前田泰秀さん。
昔は何度も一緒に飲んだけど、
これが愉快豪快ハンパない。
私の認める九州一の芸達者。
腹を捩らせ涙を流すほど笑わせて
もらったこと数知れず。

そんな彼の作る包丁は、九州一どころか
今や海外でも品質の高さが認められて大忙し。
包丁のレベルの高さだけではなく、
レベルが高いのか低いのか判定不能な
彼の酒芸の数々でドイツ人達をゲラゲラにして
世界一の芸人を目指してほしい。

よき人とよき道具に恵まれて、
今年のお米作りは
種蒔き前からもう豊作。




稲佐山

親戚のお姉さんに稲佐山に連れてってもらう。
長崎市内が一望の絶景ポイント。
香港を思い出す。


ニホン

以前1000円札の裏面に
「ニ・ホ・ン」と書いてあると誰かが
聞いてきて、みんなで必死になって探した
「ニホン」の三文字。

見つけた時にはみんなで「あった!あった!」
と大喜びしたのを思い出した。

遠い記憶の彼方、マクロ撮影で探してみると
1000円札の裏側お花の雄シベの所に
「あった!ニホン!」つい叫んでしまった。

実はこの「ニホン」1000円札裏には別に
もう一つあって、一万円札にもあって
見つけたら雄叫び必至。

細部に宿るお楽しみ

〜12日までのお休み〜

今年はお米作りではマクロ(接写)撮影を
楽しもうと決めている。
普段目にしてる何気ない物も
視点を変えると「おおお!」

この写真、パッと見てすぐわかる人は
かなりお金に詳しいか執着してる人w

まずは1000円札の裏面でマクロ撮影の練習。
いつも見ている1000円札の裏、
そこはもう紙、いや、神の領域のみたいで
楽しい。

いつも見てる1000円札の裏面は
じつはアートな世界で溢れてる。
どこの部分かわかるかな?

マクロ撮影できる最新iPhoneは
高過ぎて買えないから
iPhone12(メルカリ)
➕接写レンズ(500円)
➕マクロ撮影アプリ(無料)
の合わせ技。
工夫すれば撮れるもんだな。

お休み6日〜12日まで

6日〜12日までお休みをいただき、
嫁さんの実家長崎県島原市に帰省します。

近江商人再考

数年追っかけしてた近江商人。
「売り手よし買い手よし世間よし」の
三方よしの商売で有名。
近江を起点に全国に行商スタイルを拡め
大儲けした商人達だった。

強さは家族同族同郷の強固な繋がり。
そして「南無阿弥陀仏」の阿弥陀如来信仰。
「商いは阿弥陀様の行い」として
商いと信仰を融合したところに特徴があり
調べれば調べるほど影響を受けた。

ちなみにアミダクジとは阿弥陀様に
決めてもらうクジのこと。

しかし明治になって資本主義近代商業の
時代を迎えると、行商スタイルの近江商人は
一気に時の流れに飲み込まれる。
それまでは最大の強みだった同族同郷や
信仰を軸にした発想やスタイルが
急激に時代に合わなくなって行ったのだ。

近江商人はその勃興にも衰退にも
勉強になる要素がいっぱい詰まってる。

かつて調べまくって何10ページもコピー
しまくった資料にもう一度目を通してみた。
車も馬もない時代、天秤棒を担いで遠くまで
一歩一歩歩いて行く近江商人達の泣き笑いが
聞こえて来そうな気がした。



金ピカ寺院の中

最近よく読む本に仏教。
さすが2500年の歴史。
素晴らしい教えに感心することが多い。
その反面、現実には落胆することも多い。

輪廻転生の考えはミヤンマーやインドでは
カースト制度を強固に支えた。
元々釈迦はカースト最上位バラモン
出身の王子様。
仏教の創世期はバラモン教徒が大挙して
仏教に改宗したから仏教には影響が
今でも残っている。

曰く、歯並びが悪いのは前世で人の悪口を
たくさん言ったせい。
いま貧乏なのは前世でお寺への布施を
ケチったせいなどなど。
日本の歴史でも前世の行いが悪い人は
輪廻転生して穢多非人、その子孫も
また輪廻して無限ループの差別文化強化
へとつながった。
もちろん王族の者は輪廻転生してまた王族。

私は「もうすぐこの世の終わりだ!」と
脅すような予言者も「御先祖が祟っている!」などと脅す霊能者も、「前世が!」などと
不幸を無理矢理納得させる僧侶も輪廻も
信じない。ついでに地獄も。

多額のお布施で銀座のバーに高級車を
乗り付け放蕩三昧してる坊さんがいたら
「きみ、きみ」と声を掛け正座させて
説教してあげたい。
あぁ、銀座の高級バーに私が座ることなんて
一生ないことを忘れていた。。
万一自分もそこに居合わせていたとすれば、
私も同じ穴のムジナ。
肩組んで楽しく飲んでるに違いない。
説教なんかできるもんかw

まだ小学生の頃、宮城にある有名巨大な
金ピカの寺院を見て
「昔は貧しい人がたくさんいただろうに、
どうしてこんなにお寺は大きく立派で
金ピカなんだろう??!」
と思ったのをよく覚えてる。
今でも思ってる。

仏教の考え方には人生の指針になるような
知恵がたくさんある。
でも同時に、異様にお金や権力の匂いがする
京都の有名寺院や仰々しい袈裟を着た
僧侶を信じる気にはなれない。
そう言う意味で私の中で仏教とお寺は
いつも別物に感じている。

宗派内ではお寺の序列も僧侶の序列も細かく
決まっていて、格の違いで上納金も違う。
まるでバラモンカーストのよう。
他にも俗世より俗世な世界が広がっていて
人間界の縮図そのものに見える。

「だって僧侶だって人間だも〜ん!」

今日も葬式でお経を唱え、お布施の
金額に応じて戒名の格を決めるのに忙しい。
死んだ後も俗世の序列は金次第w

自分が死んだらお葬式はしないでいいですと
随分前からお願いしてる。


行く米 来る米

種子検査証明書。

29年間で作ったお米の品種は20種類ほど。
普通の農家なら出会う品種は数種類だから
数だけなら一生✖️3回分を経験したことに。

今年は「いのちの壱」という超大粒米は
作らず、代わりに「にじのきらめき」
「つきあかり」という新しい品種に
チャレンジすることにした。






今日は隣町はお世話になってる
小山観音さんの初午祭。
普段は静かで小さなお寺も、今日は
小さな子どもを連れた家族連れで大賑わい。

人がたくさん集まるだけで
ワクワクするのはなぜだろう。
東京はどこもかしこも同じように人で
賑わってるのに、ワクワクとは逆で
辛くなるのはなぜだろう。

昨日10人の飲み会。
15年ぶりの人、初めて会う人。
私が警官をしてた東京都北区王子に長年
住んでた方がたまたまいらして、
初対面なのに王子話で盛り上がり。

別の初対面の方とは東京の昔の小劇場や
アングラ劇団の共通の話題で更に盛り上がり。
人が集うと面白いことばかり起きる。

春が来た

今日から3月。
春が来た。
仕事場も春作業の配置に。
あと1ヶ月で種蒔き。

(お知らせ)
3月6日〜12日は長崎に帰省のため
お休みをいただきます。


黄金への一歩

今日は運転免許証の更新。

5年前も免許更新して、今度こそ無違反で
ゴールド免許を目指そうと心新たにした。

免許センターからの帰り道、
目の前をお爺さん運転の車が30kmくらいで
トロトロゆっくり走っている。

おいおい、ちょっと我慢できないくらい
あまりにも遅い走りなのでエイッと
抜かしたら、警察官が「いらっしゃーい!」
ニコニコしながらサイン会場に
案内してくれた。

免許更新からわずか45分(T ^ T)
事故でなくてよかったけれど
今日の帰り道には特に気を付けよう。


楽天市場撤退か

うちのネット通販は自社サイトと
楽天市場の2つのみ。
実店舗販売は数年前は10ヶ所あった直売所を
現在では3ヶ所のみに減らした。

そんな中「楽天出店料の大幅値上げ」の案内。
あ〜ん(T ^ T)

楽天市場では自社サイトに比べ販売手数料の
一部を販売価格に転嫁しているけれど、
今度の出店料大幅値上げはちょっとや
そっとの値上げの転嫁では追いつかない。

まだ値上げ時期の通知は来てないけれど
自社サイトに比べ極端な値上げでは
あまりにもお客さんに対して不誠実だから
今年、うちは楽天市場から撤退することに
なるだろうな(現在のところ時期未定)

楽天市場は、店舗に対しての各種要求の多さ、
送料無料表示(実際には無料ではなく送料込)、
システムの使い勝手の悪さ、出店料の高さ
など楽天本位がちょっと過ぎる感があるけど
巨人だから誰も盾つけない(T ^ T)

うちのように零細だけでなく、
昨今では有名な大企業もいくつも撤退し、
なんと退店率は76%!

「無茶な携帯電話事業でのトンデモ大赤字が
なければ、楽天出店料も上がらなかったろうに!」
と、ついつい毒を吐きたくなるけれど😭

2023年の決算は楽天市場や楽天トラベルなどネット通販や金融事業が好調、売上は2兆713億円と前の年と比べて7.8%増え過去最高。ただし最終損益は3394億円の赤字(前期3772億円の赤字)5年連続の赤字。






年季

「イネという不思議な植物」
もうこの本を読むのは何回目のことだろう。
読む度に別の発見があって楽しくなる。
いろんな所に持ち運ぶから年季が入って
風格も出てきた。

著者の稲垣栄洋さんはほぼ同世代、
静岡市生まれの静岡大学大学院教授。
おっ、またもやここで静岡県(⌒▽⌒)


楽しい地政学

父の出身は九州熊本県熊本市。
母の出身は東北福島県郡山市。
育ったのは岐阜県可児市。
小学生の夏休みは静岡県富士市。
大学は神奈川県横浜市。
留学はアメリカアイオワ州。
就職は東京都〜再び横浜市。
よく行くのが中国雲南省。
嫁さんの出身は長崎県島原市。
そして、ここは岐阜県八百津町の山の中。

自分の気質は父熊本と母福島の丁度半々。
いいのか悪いのかどこに行っても
ホーム感がなくアウエー感。
でもそのせいで、どこに行ってもその土地の
特徴や気質がたまらなく面白く感じる。

長らく土地を相手にする農業をやってきた
お陰で、以前よりその土地その土地の
雰囲気や陰陽を感じたりできるようになった。
今は静岡がマイブーム。




祈りと感謝

富士山噴火を鎮めるために建立された
浅間神社。

祈りと感謝は別物であることに
やっと最近気付いた。
だから寺社仏閣では祈願しない、いや、
感謝しかないと気付いて
「ありがとうございます」

生かされてることに感謝して、起きたこと
これから起きることもやっぱりぜんぶ
感謝して生きていけたらどれほどうれしく
たのしく豊かな人生だろう。

嫌なことも辛いことも自分の知らぬところで
巡り合わされたご縁、自分に与えられた
ことなのだから最終は感謝して身を
委ねるしかない。

だから浅間神社にも
「ありがとうございますありがとうございます」
毎日笑うのがいい。

マイブーム

最近のマイブームは静岡。
インバウンドのお陰でどこに行っても
外国人がわんさか。
京都や伊勢神宮なんて激混み。
静岡県はのぞみが停まらないから超絶穴場。

 静岡市もハマッてるけど、富士、富士宮は
子供の時から毎年夏休み丸々1ヶ月親戚の
お家に行ってたから、私にとっては
第二の故郷。
だから今でもだーいすき。

それにしても普通に道を走ってて
富士山ドカーン!の風景は反則だと思う。
日本中で移住するなら温暖で海あり山あり
人も優しいここがいい。

富士の人はいいなぁ。
毎日こんな風景が見られるなんて。
ちなみに私の狭い人生日本地図では、
長野県人と静岡県人には悪い人は
いないことになってる。

小物感

久しぶりに大学の同級生に会いに行くと
某ドイツ車のお出迎え。
「おおおお」
「なんだ、このラグジュアリー感は!」
「これはまるで飛行機の操縦席ではないか!」

驚きのあまりやめときゃいいのに続けて
「これ800万円くらいするの?」
って聞いてしまった。。

すると
「おまえなぁ〜、その倍はするよ。」と

なんですと!
車は1000万円以下に違いないという
私の小物感丸出しが久しぶりに炸裂(T ^ T)
まるで別世界。

気を取り直してよく見れば。
大丈夫、高級車でもタイヤは軽トラと
同じく4本しか付いてなかった。

カッコ良さ

学生時代、6次まであった就職試験に
合格したのは東京のおしゃれな街
自由が丘にある広告代理店だった。

当時の花形は商社、広告代理店、証券会社。
流行ってた歌が🎶24時間働けますか🎵
今じゃ絶対流せないCMだな。

学生の身分で半年くらい出入りした
その広告代理店には結局就職せずに
アメリカに行ったんだけど、自由が丘には
いかにもデキル先輩営業マン達が沢山いた。

効率よく営業に廻るのに
「私は地下鉄の階段を一段跳びで駆け上がる」とか
「いやいや、俺は二段跳びで階段駆け登る」
「いやぁ〜ホンモノなら三段行かなきゃ」
なんてフツーに話してるのを聞いて
東京の営業マンとはかくも仕事ができて
効率的で、階段を駆け、命を賭けて
いるものなのか!
若かった私は、ビビるけどカッコいい!と
思ったものだ。

今では駅の階段で忙しく押されるようにして
登る群衆に揉まれながらも、
道を開けたり譲ったり、
老人や女性の重い荷物を持ってあげる人が
とてつもなくカッコ良く感じ
我が身が精一杯で我先にと階段を
駆け上っていく人を見るとちょっと辛くなる。

今日は久しぶりの新幹線こだま号。
いやぁ〜、新幹線なのに停まる停まる。
こんなに駅あったっけ?
停まる度に後から来たのぞみやひかりに
どんどん抜かされてく。

でもいつも乗るのぞみの満員指定席より
こだまの自由席の方がゆったり贅沢。
こだまの全車両の半分は自由席って
みどりの窓口で教えてもらった。
「15号車16号車の自由席が最も空いてますよ」

いいじゃんこだま。
どうぞ〜どんどん抜かしてってね〜って
うわっ、かっこいい😎

そうか!

そうか、脱税は犯罪なんだな!

裏金作っても脱税しても説明すれば
無罪なのかと最近は勘違いしちゃってたけど

そうか!やっぱり脱税は犯罪だったんだな!

国税庁やりにくくてしょうがないだろうなぁ。。

有り難し

ここ八百津町は人口僅か1万人の小さな町。

そんな小さな町だけど、近隣市町村からは
「いろんな特産品があっていいね〜」と
よく言われる。

特に有名なのは栗きんとんに内堀醸造のお酢、
八百津煎餅は全国区。
そんな中で、山ちゃんのお米や甘酒が
八百津町ふるさと納税のランキングに
入ってて嬉しいやら恐縮やら。

「有り難し」という言葉そのもの。



神奈川大学フロンティアクラブ

昨秋から出身大学の体育会アイスホッケー部の
存続問題。
他の8部活と合同で神奈川大学と
部活の存続を嘆願、交渉するのに
かなり回数横浜と岐阜を往復してる。

1学年4000人、大学と言うのは巨大な組織。
まるで舵が効かないデカい船のよう。
そもそも誰が舵を握ってるのかを
探るだけで相当な時間を費やした。

大学の交渉を少しでも有利にするために、
フロンティアクラブと言うOB組織にも
加入することに決めた。
このクラブは普通の校友OB会とは違う。

このクラブの加入条件は大学OBの中でも
経営者や政官、経済各界で活躍してる人に
限定されている。
そんなご立派な加入条件を私が満たして
いるのかはなはだ怪しいけれど、
アイスホッケー部の後輩達のためなら
「エイッ!」

更に新会員になるには現会員の推薦人が必要。
今回はやはり存亡をかけるヨット部OB会長の
推挙があった。
私には似合わないクラブだけど少しでも
有利に働くなら。。




伝説の男

伝説の男、浅野先輩である。
37年ぶりの再会である。
同じ岐阜に住んでらっしゃる。

大学体育会アイスホッケー部で
私が1年生の時の4年生、いわゆる天皇と
呼ばれる存在だった。

プレー中、鉄製のゴールに顔から
派手に突っ込み氷の上に血と何本もの歯を
散乱させていた方である。そのせいで前歯は
今でも全部ないので笑って写真に収まれない。
大学1年の秋からアイスホッケーを始め
その冬にはレギュラー選手になっていたと言う
人間離れした運動神経をお持ちだった。

元々はプロレスか格闘技に進みたかったと言う
血の気も超一流で、試合中にフェンスの外、
ベンチから氷上でプレーしている相手選手に
掴みかかって殴りまくっていたのを見て、
相手選手よりも私の方が震え上がってたのは
忘れられない。

当時から高級車を乗り回し長髪パーマ..
他にもここでは言えないような
数々の武勇伝を持った先輩だったけれど
「おめぇ、俺と同じ岐阜から神大に来て
よくアイスホッケー部に入ったもんだ!」と
当時よく可愛がってもらった。

37年ぶりの今日も当時の雰囲気そのままで
「おお、よく来たなぁ!」
かつて私が馬を飼っていたと話したら
「ほんなら、見てけ!」と連れらた空き地。
伝説の男は、車がバンバン通る国道沿いで
なぜか山羊を一頭飼っていた。
犬を飼うのは飽きたから山羊だそうだ。
なぜ山羊なのだろう?...まさかッ!!

パーフェクトデイズ

カンヌ映画祭で役所広司が主演男優賞を
獲った映画。

静かな展開だから賛否が分かれるだろうけれど
毎日繰り返しの淡々とした生活の中に
心動かされる小さな出来事が起きて。

その小さな出来事の中にこそ
大事な時間や感情が詰まってる。

大きなイベントや何か大きなことを
成し遂げねばとか、毎日が楽しくなければ
ならないと言う勝手に自分が生み出してる
幻想や脅迫観念からものの見事に解放してくれ
思わず日常を抱きしめたくなる映画。

幸せや喜びや悲しみや苦しさは
全部自分の中で大事に生成される。

大人で、いい映画。

入場料

国民は増税 自民は脱税 

増税を決める側が脱税するなんてシナリオは
映画でも演劇でもなかなか観られない。
これは世知辛い世の中だけど、少しでも
国民に笑顔を取り戻してもらおうと言う
政府自民党の実際の税金を使った
大お笑い活劇に違いない。

大お笑い活劇ならば首相や大臣はどこまでも
シラを切り通し、責任を取らない人で
なければオモシロクない。
攻める側の野党も実は沢山の政治献金を
もらってて、どの口が言うくらいの
おもしろさがなければいいシナリオとは
呼べない。

こんな大スペクタルお笑い活劇ならば
高額な入場料(税金)を支払っても仕方ないと
誰もが思えるくらい笑いで腹を捩らせてほしい。

東映やカンヌやハリウッドですらも
全く足元にも及ばないくらい全国民から
高額の入場料を取ってるのだから
そりゃもうね、とんでもなく面白い
見せ物でないと許せないッ。

私が脚本家なら、すったもんだこれは
現実なのか本当にお笑いなのか
全国民を笑わせ欺き続けた挙句、
やっぱり最後には大人しくちゃんと
自民党に票を入れる国民の長蛇の列、
それを見た国会議員が「ほらね」
「結局江戸時代から変わってないんだよ」
「あ〜ハハッハ!」とあろうことか
長蛇の列に並んでる国民と共に
肩を組んで笑い合うシーンで締めくくりたい。

いや、こんなレベルじゃダメだな。
膨大な税金が投入されて、これから
もっと入場料が鰻登りに上がるんだから
もっととんでもなくおもしろいシナリオ
でなくちゃ。

鼻息

神奈川県藤沢市秋葉農園さん。
産直直売所が開設されたと聞いたので、
ちょっと前に開店祝いを持って駆けつけたら
お返しにと盛大にイチゴの紅ほっぺが
送られて来た。

秋葉さんはこんな優しい顔してるのに
やってることは真逆。
年々エゲツないほど農地を規模拡大中。
私の知る中では現在日本一鼻息の荒い農家。

私と仲間は見たこともないような急拡大
していく彼を畏敬と親しみを込めて
「変態っ!」と呼ぶ。
そう呼ばれると彼は心から嬉しそうに
もっと笑顔になる。

何度見ても優しい笑顔のイメージと
やってることの鼻息の荒さがまるで合わない。


勉強の素材は無料のありがたさ

ある街の無料タウン情報誌。
「なんだこれは!レベルが高い!」
と一目惚れ。

情報誌に一目惚れしたのは人生初だけど
さもありなん。
この情報誌自体が令和4年総務省
ふるさとづくり大賞を受賞されていた。

むむむ。

1ページ1ページの写真、文、デザイン、
色使い、街に対する愛情 その全てが
自分の勉強の素材になることに気付いた。

まずは全ページの全写真を一枚一枚
より注意深く見てみた。
自分はどこにレベルの高さを感じたのだろう?
するとカメラマンの意図がよく見えてきた。
まず、どの写真も光と影の使い方がすごい。

一枚一枚に思いと意図を感じるうちに
「ああ、一眼レフカメラが欲しいっ!」

街の匂い

歴史ある街を歩くのが好き。

宿場町とか商人町とか、今では新しいビル
ばかりになってる街もどこかに昔の
雰囲気や匂いを残してて、それもなければ
地名からでもその街の匂いを
嗅ぎつけるのが好き。

田んぼの良し悪しに敏感な仕事を
長くやってるせいか、人に言わせると私は
この土地はいい気が流れてるとか、
澱んでるとか陰陽を嗅ぎ分ける習慣が
あるらしい。
たしかに無意識のうちにその土地の力を
常に感じながら歩いてるのに自分でも気づく。

その土地のお店の看板を見るのも好き。
字体も店名もセンスいいなぁ〜とか、逆に
どうしてそんな名前にしちゃったの(T ^ T)とか
店主の頭の中が凝縮されて看板に現れてるから
どの街に行ってもキョロキョロ飽きない。

この店はフィーバーしてるw
かなり楽しい店主に違いない。






老いと死

あるフランス人夫婦が老いて死んでく映画。

自分のことであるのに自分の老いに
折り合いをつけられず感覚が乖離していく。
やがて連れ合いの老いにも自分の老いにも
絶望して死んでいく夫婦。

世間は狭くなり、こだわりは強くなり、
独善的な判断に陥り、自分が何度も
言い放ったことすらも都合よく忘れ、
周りを巻き込みながら壊れていく。

感謝を忘れ自分の目の前にある不幸ばかりを
あげつらい、嘆き、愚痴、悪口、不平ばかりを
口にして周りの者をどんどん
遠ざけていることすら気付くこともできない。

バランスよく感謝と共に歳を取ることは
こんなにも難しいことなのか。。。

自分自身の老いは誰もが初めて通る道。
経験したことがないのだから
誰もが不安でいっぱいで、
どう歩んでいけばいいのかわからない。
みんな若かった。
みんな歳をとる。
そしてみんな死ぬ。

笑いながら感謝しながら老いて
死んでいきたいと思う。

辞めないで!

こんな時だけ男気を出して責任を取り
「国会議員辞めます!」なんて言わないでね。

その顔を全国民の記憶に残るよう一日も長く
出し続けてもらいたい。

そして、私達国民自身もこんなレベルの低い
国会議員に投票して当選させていたと言う
恥ずかしさを胸に刻み込みたい。

和歌山県民が選んだ国会議員。
「辞めるなよ!!!」

大潟村のブルドーザー

米業界で大潟村あきたこまち生産組合の
涌井徹さんを知らなかったらモグリ。

農機具がまだ牛の時代から今に至るまで
類稀なるアイディアと行動力と思想で
大潟村、日本の米業界を引っ張ってきた方。
ハンパない行動力に私は彼のことを
敬意を込めて「大潟村のブルドーザー」と
呼んでいる。

氏の「大地を起こし、農を興す」と言う本を
読んだ。なんと言う人生、なんと言う農。
痛快✖️優しさ✖️反骨✖️実行力✖️発送
失敗と成功おもしろすぎて僅か2〜3時間で
一気に読んでしまった。

規模は象とアリ以上に違うけど
思考回路が似てる。
いつの日かお会いしてみたい。

農産物輸出考

日本の食料自給率が低いと大騒ぎする一方で
農産物の輸出量が右肩上がりの不思議。

お米も例外ではなく年々輸出量が増えてる。
海外から大量のお米を輸入しながら
日本のお米は輸出すると言う不思議。

米農家はみんな「海外から米を輸入するな💢」
と言いながら、輸出してる日本の農家は
最先端、素晴らしい経営手腕と讃えられる
不思議。

お米を輸出してる農家は農水省から
褒められ「お米輸入反対」とは
言えない不自由さを背負うだろうな。

「持続可能な世の中を!」と旗を振りながら
遠くの国でできたお米を船で大量に入れて
日本でできたお米を遠くの国に運ぶ不思議。

たまらなく浅い呪文「SDGS」
世の中は不思議でできているw

カリスマ中のカリスマ

自然農法や有機農法を目指す人なら誰でも
知ってる福岡正信著「わら一本の革命」
カリスマ中のカリスマ。(故人)
この本は有機農業界のバイブルと言っても
過言ではない。

この本を読んで夢を膨らませ、正義の実現に
人生を賭けようと農業に進む若者は多い。
私もかつてそんな若者の一人だった。

ところが、不思議なことに氏の提唱する
泥団子農法が「うまくいった」という人に
私はいまだかつて誰一人会ったことも
聞いたこともない。

うまくいこうがいくまいが、長年カリスマや
バイブルであり続けるのはすごい。
不思議だ。誰もうまくいかない農法なのにw


わかる わかるけど

「経済優先で失われてきた百姓の感性や
眼差しを取り戻そう!」という主旨。
おっしゃることは、その理念はわかるけど。

ほとんどの農家は著者の崇高な理念には
同意しつつも、現実の厳しい経営には
通用しないと口を揃えるだろう。

経済が優先なのか、自然に対する理念が
優先なのかは個々の農民次第。
農業、農民といっても裾野も分野も
バックグランドも規模もスタイルも理念も
ぜんぶ違う。
それぞれの幸せのかたちはそれぞれに違う。

理念が優先され経営や経済については
ほぼ触れられていない本を読むのは
片手落ちな感じでどうしてもしっくり
来なかったけれど。
著者が訴えてる自然に対する
優しい眼差しや理念はしっかり胸に刻んだ。

カリスマ

もう20年も前の農民に対する警告の書。
著者宇根豊さんが危惧予言していたことが
現在ほぼ全てに当てはまる。

氏は長崎県島原市出身、島原高校は嫁さんの
先輩に当たり嫁さんの叔父さんが彼の
英語の先生でもあった。
もう随分前に一度だけお会いしたことがある。

農業改良普及員(公務員なのに長らく
組織の中で農水省が進める政策と
真逆のことを推進し闘っていた)を辞めて
「農と自然の研究所」を設立し、一貫して
自然に対する眼差しや自然と対峙する
農民の姿勢について長年説いている。
農業界思想実践のカリスマの一人。

やはり。
深い。
優しい。

深過ぎて優し過ぎてこの本は
読むのに難儀をする。
現代の農民が忘れてしまっているような
大事なことを説いている。
だが同時にあまりにも大きく速い潮流の中で
その深さや優しさが特に経済面で
通用するのか疑問にも思う。

自分のこととして読み進めよう。

金神社

岐阜市のど真ん中に金神社。
キンジンジャと読むのかカネジンジャと
読むのか迷ってたらコガネジンジャだった。
その名の通り商売繁盛は鳥居も金ピカ!

これは参拝者にとっての商売繁盛なのか、
神社自身の商売繁盛のためなのか少し気になる
ところではあるけれど、2、3年前に建った
岐阜市自慢、富の象徴であるタワマンが
神のお住まい金神社を真後ろからガッカ
見下ろしてるところがこれまた少しシュール。

選挙に取り憑かれた男

50歳のフリー選挙ジャーナリストのお話。
お金にならないし取材スタイルが
時代とも合わなくなってきてるし
家族にも迷惑かけてるし今回に取材で
もうこの仕事辞めよう辞めようと言い続けて
それでもしぶとく選挙取材を続ける男の話し。

一番印象に残ったの言葉は
「選挙に出る人はみんなバケモノ」
いろんな意味でそうだろうな。

ところで日本がこの30年停滞どころか
落ち続けてるのにまだ自民党に入れようと
してる人の気が知れない。
裏金とかしてる議員が責任取らずに
バンバン税金上げて。
そんな政党に大して怒りもせずに
まだ投票し続ける国民ってもう致命的。

自民党に投票する人は、責任取って
文句を言わずに高い税金払い続けてほしい。
ひどい政治家を支えるひどい国民って
終わってるなぁ。


ありがとうアマプラ

2001年の中国映画「山の郵便配達」
見るのはもう4回目。

静かで質素で、でも心を穏やかに温かく
揺らしてくれる。
何度見ても素晴らしい映画。

中国映画には他にも名作が多い。
あと、イラン映画もほんとに名作が多い。
Amazonプライムありがとう😭

中国語を聞き取る練習にとも思ったけれど、
この映画の中国語は方言混じりなのか?
聞き取りが難しい。

順調に

お世話になってる眼鏡屋さんで若い若い
娘のような店員さんに視力チェックして
もらったら、順調に老眼が一段階進んでた。

目も耳も体も今までできたことが
少しずつできなくなるけど、それは
代わり少しずつ今までなかった余裕や優しさを
獲得していく過程なのだと思いたい。

馬頭観音

この1ヶ月はほとほと体調が悪く、
最近やっと回復して小山観音さんに初詣。

小山観音さんの本尊は馬頭観音。
3年前まで17年間うちでは馬を飼っていたのが
このお寺さんとのご縁。

馬頭観音は頭の上に馬の頭が載ってるので
わかりやすい。そして馬頭観音の三面の顔は
憤怒の表情で攻撃的。更に6つの腕には
それぞれ強力な武器を持ってて顔以上に
超攻撃的。その恐ろしい顔と武器で厄や
悪事から人々を遠ざけ守ってくれると伝わる。

本来観音さんは優しい顔がほとんどで
怒った顔をしてるのは珍しい。怒った顔を
してるので残念ながら人気がない。

ところで今回は長らく体調が悪かったお陰で
いろんなことに気付けた。
世の中の見え方が少し変わった。
病気や死が忌むべきことと教えられて
来たけれど、どうもそうじゃないことも。

忌むべきと信じてたことも
幸せも不幸も本人の捉え方次第。

「ああそうだったのか。
馬頭観音は憤怒の顔で厄や悪事を
遠ざけている訳ではなく、何事も厄や悪事と
捉えてしまいがちな弱い人の心を
憤怒の表情で戒め励ましてくれていたのだ」
と、やっと気付けた気がする。

憤怒の顔もそう見れば怖いどころか
これまで以上に誠にありがたい尊顔に見える。
今回は長らく体調が悪かったことで
こんなことにも気付けてうれしい。
ありがとう。


本当に強い人は

尊敬する人生の大先輩が
語ってくれたことがある。

「山田くん、私はこれまでの人生で一見
強そうな人にはたくさん出会って来たけれど、
本当に強い人にはたったの一人にも
出会ったことはないです。」

徳川家康の等身大パネル。
家康ってこんなに小さかったんだな。
ちょっと驚いた。
今では神様扱いされてる彼も一人の
ちっちゃな人間で、その小さな体で
たくさんの悩みを抱えてたに違いない。

田舎の不動産

田舎暮らし30年目。
ポツンと一軒家とか見て田舎に憧れて山林
田畑、古民家など安い物件を買うのは
やめた方がいい。
もちろんそれは、どれくらいの田舎レベルか
購入目的や覚悟によるけれど。

街暮らしの人が都会の相場を基に「安い!」と
安易に不動産を購入して「よかった!」と
後々まで満足してる人を、30年間田舎暮らし
してきた私はほとんど見たことがない。
ちなみに先輩移住者はもう誰一人いない。

一時の盛り上がりだけで田舎生活の素人が
田舎の不動産を買ってはいけない。
どの世界でも素人はたくさんの落とし穴に
気づかないものだ。
買ったら二度と売れないけどいいのかい?
つまり一生その不動産を面倒見なければ
ならないけどその覚悟とお金はあるかい?

30年間で田畑、山林、家に太陽光発電を
買わないかと数え切れないほど
誘われたけれど何一つ買わなくて
本当によかったと思う。

田舎暮らしは深い喜びをもたらす。
けれど日本中田舎の想像以上の
スピードで衰退し続けて益々加速する。
一時の気持ちの盛り上がりで
田舎の不動産を買いってはいけない。

ではどうするのか。
借りればいい。
何年でも借りてみて一生所有したいと
いつの日にか覚悟ができたら買えばいい。
でもそれ二度と売れないよ。
売れないんだから年取っても
末世自分が面倒見ていくんだよ。
多分知れば知るほど買わなくなると思う。

田舎暮らしを考えてる人はそこんとこと
よ〜く考えてみてね。





雪や寒さは悪者ではない。
雪や寒さがない冬の年は害虫が
越冬し過ぎたり、雪解け水がなくて
春には水不足になる。

久しぶりの雪。
鬱陶しいし、これ以上降ったら一円にも
ならない雪かきが待ってる。
でも雪や寒さは悪者ではない。

冬は寒くて雪が降るのが当たり前。
人間が快適に便利に過ごせないとすぐに
悪者扱いするのは悪い癖。

日本人は元々よく知ってるし
忘れちゃいけない。
自然なんてコントロールできないし、
自然のお陰で自分達は生きられてる。

珍しく

珍しくこの2週間ほどずっと体調が悪い。
ある日高熱から始まって咳が止まらない。
検査ではコロナでもインフルでも
なかったけど、長引いてて。

あまり元気に動けないし大好きな読書の
気力も湧かず、仕方なくネットで
いろんな人の考え方を聞いてみることにした。

おもしろい。

元気な時や順風満帆な時よりも調子が悪い
時の方がより感じる分野がある。

普段は忌み嫌う病気をも肯定して昇華させる
人がこんなにいっぱいいるなんて。
お陰で今は調子の悪さが長引いててもそれを
自分の中でどこかでおもしろがってみたり
いろいろ試してる。
少なくとも早く治さななければ!って言う
焦りは飛んだ。

調子が悪いところからの風景も
それはそれでなんだかいつも感じないことが
たくさんあっておもしろいものだなぁ。
まだ咳がきついけれど、せっかくの機会だからいろいろ試してみよう。



左が私の出身岐阜県の大野国会議員。
右が嫁さんの出身長崎県の谷川国会議員。

岐阜県と長崎県のレベルの低さが露呈して
悲しさを通り越して怒る気にもなれない。

大野は「秘書のやったことで私にはなんら
やましいところがないから国会議員は
辞めない!」と言い切っている。
情けない。心から軽蔑する。

親もそのまた親も三代に渡って国会議員。
新幹線が岐阜羽島駅に停まるのは
先先代大野議員のお陰だと駅前に銅像が
建っているのだと。
撤去せず、ずっと晒しておくことにしよう。

権力は必ず腐敗する。

こんな腐った親子3代に渡る腐った国会議員に
投票する岐阜県民の民度の低さ。
土建業で権力と結びつき、しこたま儲けと
権力に走った国会議員に投票する
長崎県民の民度の低さ。

ここまで腐敗し切った自民党にそれでも
投票、支持しようとする国民のレベルの低さ。
自分達が悪い。
こんな奴らを選んでる自分達の
レベルが低すぎるのだ。


ほっ

先週は数日間40℃を超す熱と眩暈と
咳と悪寒、あらゆる症状に苦しんだ。
病院に検査ではインフルエンザもコロナも
陰性。まだ調子がどこかおかしい。

仕事どころか歩くことも食べることも
一時は水を飲んだり話すことすら困難で、
こんなことじゃ困ってる人を
助けることもできない。

仕事ができること、歩くことができること
家があること、平熱でいること、
トラックが動いていること、
精米機がフォークリフトが無事に動くこと。
電気があること水が出ること。
普段は気にしてない体の調子。

改めて当たり前にありがたい気持ちを込めて
今日も無事に出荷作業を終えることができた。


ほんとだ

全ての戦争は自衛から始まる。
森達也さんはもうずっと前から主張されてる。
世界中にある軍隊は全て「国防軍」
自国の軍を「侵略軍」と呼んでる国はない。

全ての戦争は自衛から始まる。
若い時にそう聞かされて???と思ったけど。

アメリカはイラクに自国自衛のために
攻め込んだ。「大量破壊兵器にやられる!」
大量破壊兵器なんてなかったにも関わらず。

ロシアはNATOの陰に怯え、これでは
「危ないやられる!」と言って
ウクライナに攻め込んだ。

先の戦争で日本は欧米列強による
ABCD包囲陣から「日本を守るのだ!」
と言って中国に攻め込んだ。
あれは侵略戦争ではなかったやむなく始めた
自衛戦争だったと主張する人は今でも多い。

アメリカもイギリスも中国や北朝鮮だって
どこの国も「侵略します!」なんて言って
他国に攻め込まない。
必ず「自衛のためやむなく攻め込みます!」
思い返せばほんとうに
全ての戦争は自衛から始まってた。

北朝鮮にミサイル基地があって日本は
相当危ないのだそうだ。
ミサイルを撃たれてからでは遅すぎる。
だから「自衛のため」には撃たれる前に
敵基地を「自衛隊」によって
「先制攻撃」する必要があるのだと言う。
自衛+自衛=先制攻撃
他国にミサイル撃ち込んでいいはずがないのに
自衛を叫ぶといつの間にか攻撃の免罪符になる。

「全ての戦争は自衛から始まる」






お金の使い方

日本は国防費を倍増するのだと言う。
「そうすれば国は守れる!」な〜んて
バカバカしいからやめてほしい。

太平洋戦争で日本は国家予算の240倍から
280倍のお金を使って負けた。
お金さえ掛ければ守れるなんて大嘘だ。

もう中国の軍事費の伸びにも軍備自体も
日本は絶対に2度と追いつかない。
認めるべきだ。
日本には資源がない原油がない、
食糧は輸入に依存している、ないないづくし。

戦闘機やミサイルをいくら買ってみたところで
油も食も輸入をちょっとでも止められたら
もう日本は必ず負ける。

一度兵器の値段を調べてみるといい。
例えばF15戦闘機は1機150億円、
別途メンテナンスや維持経費は最低でも
機体本体の2-3倍はかかる。
1機にそんなにかかってるなんて
ほとんどの人は知らない。
知られたら困るもんね。
アメリカの軍事産業に私達の税金が
シコタマ流れてることも。
だからネットでも兵器の値段は
簡単には出てこない。

戦闘機を全部廃止しろなんて言わないから。
せめてF15の予算をたった1機だけでも
震災に回してくれれば約500億円も
役立てられる。
500億円あればどんな支援ができるだろう。
災害が起きるたびに、いや、じつは
いつもいつもそんなことばかり考えてしまう。

防衛費倍増と言うと聞こえがいいけれど
その倍増された兵器代金の行き先も
やっぱりアメリカ。
で、いくら高い兵器揃えても日本は負ける。
だって油ないもん食糧ないもん。
戦争始まってさすがに今のまま輸入だけは
確保できるなんてあり得ない。
すぐ瞬間に国中パニックになる。

太平洋戦争で日本は国家予算の240倍から
280倍のお金を使って負けた。
そんな膨大なお金かけて日本人全員が
食糧不足でお腹空かせて負けたんだから。
お金さえ掛ければ守れるなんて大嘘に
騙されちゃダメだ。

農家やってるから特に食糧の件はよく分かる。
日本は恐ろしく脆弱。
断言できる、日本は絶対に負ける。

そんな無駄な国防費倍増でアメリカにお金
渡すんなら、一部を震災に回しておくれ。

裏金と癒着と証拠隠滅に忙しい国会議員に
期待する方が馬鹿か。
「権力は必ず腐敗する」









寒さ

35年前の外観や建物は驚くほど変わってない。
夏は40℃越え、冬は➖20℃越え。
外に出た瞬間に鼻の穴の中が奥まで
一瞬にしてバキバキバキと凍る。危険。

ここ福地も標高600m、移住してきた当時は
やっぱり真冬は➖20℃近くになって
便器が凍って割れたなんて話題になってた。

体調が悪い時、極寒の地での作業は
つらいのを我慢して続けてると
ほんとうにひっくり返りそうになる。
大変な中のみなさん、どうかどうかご無事で。

もう少し

新年初の出荷が始まる。
昨日300件、今日は250件。
年末年始ご注文分
順番にお送りしてますが、
まだかまだかちお待ちのみなさん
一生懸命発送作業してますので
もう少しだけお待ちください。
送り状ラベルシールの残骸がこんなにも。
ありがたいありがたい。

何をしてるのか

今日から仕事始め。
お米造30年目のスタート。
今年一冊目はこの本。

自分は30年間何をしてきたのか、
そろそろ人生的にも多角的な視点から
自分を見つめなおしてみたい。

誰も気にしない、農家にとっては
厄介者でしかない雑草に光を当てる
この本のような視点がいい。

荒野に希望の灯をともす

本当に惜しい人を亡くしたものだと思う。
私が最も尊敬する中村哲さん。
生前握手してもらえたことが私の自慢。
うちの玄関には彼の著作が置いてある。

今日はありがたいことに表題の映画を
観る機会に恵まれた。

政治家の「額に汗して」とか「汗をかいて」や
「泥水をすすってでも」とか「一兵卒に
なって」とかいう口先だけの言葉が大嫌い。

米作りの半分は土木作業のようなものだから、
アフガニスタンの荒野に水を通すのが
どれほど大変なことなのかよく分かる。

哲さんには逆立ちしてもなれない。
でも少しずつでもほんのちょっとでも
彼の考えに近付ければと思う。

箱根駅伝狂騒曲

一生懸命走る学生達に罪はないし
晴れの舞台、ベストを尽くしてほしい。

でも母校も出場する箱根駅伝は
今年一切見なかった。

昨年母校の運動部推薦枠について大学と
折衝する中で大人の事情をたくさん知った。

日大も母校もどの大学も
およそおかしなことになってる。
学生そっちのけでの利権や覇権、勢力争い。
いろんな醜さが大学には揃ってる。

その醜さや狂ってる加減を集めて論文にして
世に問い博士号を獲りたい気分になる。

これ以上ガッカリしたくないのだけれど。

https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/sports/dailyshincho-1074210.html


お米アリマス

「高齢になったらこんな感じなんだろうな」
昨日山登りをがんばり過ぎたせいで
今日は時間がワープして身体が90歳。

昨日は山の上をひっきりなし10機以上の
ヘリが北を目指して飛んでいった。
被災地の北陸に飛んで行くのだろうな。

古巣の横浜YMCAと富山YMCAの方々に
もし被災地で必要があればできる範囲で
お米や甘酒、募金送りますとお伝えした。

道路、鉄道、空路、水道、ガス、電気、
食糧に排泄、燃料、医療、数え切れないほどの
多くのインフラや支えがあって私達の
生活は成り立ってる。

それを本当の意味で教えてもらったのは
30年前、阪神大震災直後 横浜YMCAから
西宮YMCAへの災害派遣された時だった。

家は潰れている、電気もガスも水道も停まって
食べ物も届かない。
まるで昨日の事のように思い出せる。
お米を作るぞ!と決断したきっかけになった。

以来、どこかで災害が起きるとYMCAを通じて
できる範囲でお米や甘酒、募金や援助物資を
送ることに決めてる。
寒いだろうな。
痛いだろうな。
悲しいだろうな。
大変だろうな。
辛いだろうな。

お米アリマス、甘酒アリマス。
ここは、無傷の人たちの出番。




飽了

中国語で飽了(バオラ)とは
お腹いっぱいと言う意味。

岐阜県側可児市から5時間半、
いくつもの山を越えひたすら歩き続けると
愛知県犬山市に抜けることができる。
去年その山登りルートを発見し正月に3回。
今年も同じルートにチャレンジ。

飽了。

登り始めから想像以上にグロッキー。
写真では笑ってるけれど、久しぶりに
「もう勘弁してください!」と何度も
泣きが入るほどキツかった。
下山も日没ギリギリ、焦る気持ちと動かぬ足。

もうしばらく山登りはしなくていい。
飽了。


贈呈

八百津町に神奈川大学夫婦が2組。
1組目はうち。
2組目は八百津町では知らない人はいない
超有名酒屋のリカーワタナベの若夫婦。

リカーワタナベさんは3人兄弟で
上兄夫婦が神大、下も神大、真ん中が早大。
うちは夫婦が神大で、一人娘が早大。
局所的に神大5人と早大2人と
限定人口密度が高い。
(ちなみに写真の彼が神大に合格した時、私は
彼に校歌を大声で歌ってお祝いした。)

てな訳で、先日神大に行った時に手に入れた
神大箱根駅伝限定商品を後輩夫婦に贈呈。

隣町にやはり事業で大成功してる神大の
後輩。偏差値云々でなく、ここらの神大の
後輩達は今のところ例外なく優秀で
かつバリバリ稼いで成功してる。

後輩に学ばねばならない。
お土産贈呈するから是非商売のコツ
成功の秘訣教えてね💋

あけましておめでとうございます

元旦山登り。
一歩一歩、山登りって人生に似てるなぁ。
ゼーゼー、まるで足が上がらない。

幼稚園の子どもがぴょんぴょん登って
私を追い抜いて行く。
宇宙人に違いない。。
ヒョロヒョロのおばあさんが音もなく
私を追い抜いて行く。
宇宙人に違いない。。
追い付きたくても追いつけない。
私は重力をまともに受ける地球人なのだから
仕方ない。

狭い登山道では、後ろから来た人にも
前から来た人にも「どうぞ〜」と
優しいフリして道を譲る。

その間だけは足を合法的に止めて休憩。
「私は休んでるわけではありません」
「道を譲る優しい人なんです」と自分自身に
正当な言い訳が通るような気がして。

 あぁ、セコイ。
新年山登りと言うと聞こえはいいが
これでいいのか?

今年は

今年は出身の神奈川大学アイスホッケー部の
危機を知って、クラウドファンディングから
始まり、後輩達の試合応援や大学との交渉、
解散しているOB会に代わって
サポーターズクラブの新たに立ち上げ、
更には他の8部活嘆願の意見交換会と
忙しく都会と田舎を往復した一年だった。

稲刈りを終えた10月以降、東京横浜と
岐阜を10回以上往復している。
東京横浜にもたくさんのOBはいるけれど、
卒業して長い時間が経って、熱い思いで
粘り強い交渉に時間を使える人は
そうはいない。出番だ。

誰の指図や命令も受けず、
自分の今持てるお金と時間と知恵と経験と
体力と人脈をフルに使って動いた。

現役の選手や監督、同期や先輩OBとも
出会って何度も話をした。
その結果、11月には30歳前後の若いOBが
中心となった神奈川大学アイスホッケー部
サポーターズクラブを立ち上げる
ことができた。

今日は更なる大学側との交渉のため
スポーツ推薦枠復活嘆願8部活OB
意見交換会のための年内最後の横浜行き。

岐阜の山の中から、この一年は
自分でもよくやったと褒めてあげたい。

自分では動かないくせに文句や注文だけ多い
人もいれば、自分のことのように労って
くれる人もいる。
本来部活を応援する会を立ち上げるだけ
なのに、大人の集まりというのは想像以上に
何かと調整が難しかった。。。

何かを興す時には「2割の人は味方になり
2割の人は敵になる。後の6割は傍観者」と
よく言われるが、この言葉はほんと真理を
突いてる。

それでも今回動いて、一生出会わなかった
だろう現役、監督、先輩、後輩、大学関係者、
他の8部活の大先輩OBの方々と
この歳になって志を創りあげる経験が
できたことはお金では買えない貴重なそして
一生の思い出になった。

こう言うのを「しあわせ」と言うのだろう。

写真は大学最寄り東急東横線白楽駅。
青春がいっぱい詰まった駅。
卒業したのは35年も前。


宝物

今日は仕事納め。
今年もたくさんの嬉しい出会いやありがたい
応援に囲まれての幸せな一年でした。

横浜YMCAの保育園のみなさんからの
うれしくてありがたい感謝状。

天皇や総理大臣やどんな権威のある団体からの
よりも、私にとってこれ以上ない宝物。

よき一年でした。
 みなさんもどうぞよいお年をお迎えください。

年末

年末。
今年も全国の方々からありがたい
ふるさと納税のご寄付をいただいたt

私もどこかの市町村にこれから
ふるさと納税ををしよう。

モノだけじゃなくてその町とのご縁や
過去や未来に想いを馳せながら。

ちゃんとふるさと納税の意義や価値を
寄付者さんに伝えられる存在でありたいな。

写真は八百津町ふるさと納税パンフレット。
八百津町役場の方々にも一年間大変お世話に
なりました。

米とコメ

改めて考えてみるとよくも米という
深淵な世界に入り込んだものだと思う。
どこまで作ってもどこまで勉強しても
イネゲノムが全て解明されていても
とても人の一生で追いつく世界ではない。

ところで新聞などでのお米の表記は
「米」ではなく「コメ」と表記される。
新聞などでは「米」はアメリカを指すためだ。
本当のお米が「コメ」というカタカナ表記で
アメリカを指す表記が漢字の「米」
よく考えるとかなりの屈辱。

米国産のおコメの大量輸入で日本の
コメ農家の作るおコメの価格は下落して
困ってるのに、それでも米はまだ日本へ
コメの輸出を増やそうとしてる。

コメと米の表記も意味も経済も
逆さまになってこれは悪いジョークかと
新聞記事を苦々しく眺めるコメ農家は
若い時に米に住んでたことがある。

いつまでも

ふじのくに地球環境史ミュージアムの企画展。
テーマは「イネ・米・田んぼ」
一般人相手の企画展だからもう知らないことも
少ないだろうと思ってたら、やっぱり
知らないことがいくつもあった。
いつまでたっても学ぶのは大事なことだな。

別世界

100羽ほどのゆりかもめに取り囲まれるのは
多分一生に一度のことだろう。

冤罪

留学先のアメリカから帰国して警視庁警察官。
人には取り柄が何かあって、署ではすぐに
検挙率はトップになった。
先輩や上司も驚くほどたくさん捕まえた。
自分でも今でも警察官が天職だと思ってる。

検挙数は一般の会社なら営業成績。
そんな署でも成績抜群な私が僅か2年半ほどで
警視庁を辞めるキッカケになったのは、
上司による冤罪のススメだった。

当時は手書きだった調書を捏造して
もっと重い罪(点数)にしちゃえという手法。
つまり冤罪のススメ。
私の営業成績がもっと上がるようにと言う
上司の優しい心遣いのアドバイスだった。
もちろん、私が点数を上げると
上司の点数も上がる。

署内で捏造の仕方を教えられながらも
「ひどいことをするな〜」なんて
思わなかった。
ただ、ある映像が目の前に浮かんで
びっくりしたのを今でもハッキリ覚えてる。

その映像は、冤罪の方法を教えてるのが
上司ではなくて、数年後に後輩に手法を
教えてる私の姿。
それがハッキリ映像化されて頭に浮かんだ。

 夢を描いて警察官になったけど、
天職と感じてた仕事だったけれど、
その映像を見た時に「ここには居られない」と
ハッキリ悟った。
もちろん冤罪のススメは丁重にお断りした。
もし一件でもしてたらずっと後悔しただろう。

今日見たNHKの冤罪を追った番組。
警視庁公安部外事課。
当時から公安部の先輩達には、公安部に
進路を決めろよと誘ってもらってた。
自分もそのつもりでいたし、あのまま
警視庁にいれば間違いなく公安部しかも
外事課に行ってたと思う。

この番組の元になった内部文書を
持ち出した警察官は出世が絶たれただけでなく
警視庁4万人全員を敵に回したのだから、
公務員の守秘義務違反をはじめ、
辞職に追い込まれるに違いない。
すごいと言うか、破れかぶれと言うか、
悲惨と言うか、よほど上司に恨みを募らせたのか。
警部補になるまでの間にもそんな警察内の
悪事は嫌と言うほどたくさん見てきた
はずなのに。。

35年前と変わってない大組織の土壌や
気風、久しぶりの匂い。

680円

生産費、製造費、運賃、ダンボールなどなど
ほぼ全ての経費が爆上がり(T ^ T)

値上げの嵐の中、これまでなんとか
がんばってきましたがもはや限界。。

明日から甘酒は1本税込680円(税抜629円)、
1本30円の値上となります。

お米と発芽玄米は価格据置です。

カウントダウン

お陰様で、楽天ふるさと納税の甘酒部門では
山ちゃんの甘酒が現在全国一位。

全国から2207件もの甘酒の出品がある中で
ランキング一位なんて本当に夢のような
出来事。

今日はふるさと納税で受注頂いた分の
年内最終出荷。
事故なく今年の無事に出荷を終えて
ホッと一息。

ふるさと納税以外の自社のご注文受付と
最終発送は12月27日、
年明けは1月9日からの発送。

来年はいよいよ農業30周年を迎えることに。





ヒカルアヤノヒメとうらら

名古屋競馬場の名物人気馬ヒカルアヤノヒメが
亡くなった。
19歳、競馬馬としては超高齢。

馬の平均寿命は25歳だけど、成績が
上がる見込みがない競馬馬のほとんどは
2〜3歳で処分される。
その数年間5000頭と言われる。

4年前まで17年間うちで飼ってた馬はうらら、
32歳超高齢だった。亡くなった時には
一緒に死んでしまいたいと思うほど悲しんで、ほんとに気が狂うくらい辛かった。
それでも、うららは亡くなってからも
ずっと上から見守ってくれてるのを
いつも感じてる。
たった一日も忘れたことがない。

うらら、ヒカルアヤノヒメもそっちに
行ったから一緒に遊んであげてね。
うららの方がずっと歳上なんだから。

華僑マフィアか

パスポートを引っ張り出してみてみたら
やっぱり2021年で期限が切れていた。

2011年の写真は我ながら恐ろしい
まるで華僑マフィアのようだw
海外でこんな男が正面から歩いて来たら
とりあえず避ける。

日本に入国する時には、かなりの確率で
税関で止められたり荷物開けさせられたり
してたのが不思議だったけど、
こりゃ〜しょうがないなw

中国、韓国、アメリカ、香港、台湾、
ネパール、ラオス、マレーシア、フィリピン、
タイ、インドネシア、イタリア、ミヤンマー、
カンボジア、学生時代はバックパック、
農業始めてからは指導や視察にと
思い返せばいろんな国に行ってきたなぁ。

今年最後のラブレター

お米や甘酒の発想時にお客さんへ同封する
今年最後のお便りはここで書き書き。

無印良品&可児市図書館コラボの
不思議な空間を試してみる。
予想通り落ち着いてていい。

大好きなたくさんの本に囲まれて
私のお気に入りの場所になってしまった。

こんな素敵な空間、ただ乗りでは申し訳ない。
継続してもらえるよう無印良品さんで
何か買って少しでもお金を落としていこう。

卵一個

いろいろ調べてみると江戸時代の一文は
推移があって10円から50円。

仮に一文が20〜30円だとすると
江戸時代の卵の値段は一個400円。
お米の価格も現代の5倍。

現代の卵とお米は輸入された石油や穀物が
原料だから、もし現代に輸入がストップしたら
卵一個400円なんてとんでもない。
お米今の価格の5倍でも済まない。

独断と偏見による予想をすれば、
輸入が止まった時の卵一個の値段は3000円、
お米は1kg10000円以上。

いや、多くが餓死する状況で3000円も
10000円も100万円もあったもんじゃない。
お金なんて何の意味も持たないだろうな。

考えてみると江戸時代より遥かに現代は脆弱。

では遠慮なく

それでは遠慮なく可児市図書館を利用させて
いただきます。今回は4冊。

食関連を2冊と再マイブームの江戸時代モノを
2冊。自分で買ったら8920円。
それをただで3週間も貸してくれるなんて
なんとありがたい。

ここショッピングセンター内にある図書館は
無印良品と隣接してて、無印との境目が
ない。誰がこんな贅沢な空間と時間を
プロデュースしたんだろう。
すごく気になる。

以前立ち寄った九州は宮崎県の延岡駅。
ここにもJRの駅併設でセンスのいい
蔦屋書店が入ってる。よく似てる。
湘南にあるTSUTAYAのTサイトにも
コンセプトがよく似てる。
間違いなく私のお気に入りの場所になる。

それにしてもショッピングセンター内の
図書館、不特定多数の人が行き交う中で
本の万引きはないものだろうか、
それも気になる。

一目惚れ

実家近く、少し人気が落ちてきた
ショッピングセンターのかなりの
スペースに無印良品と
可児市の図書館ができて雰囲気が一変。

まるで都会のTサイトのよう。
木をふんだんに使ったおしゃれで
広々としたスペース、たくさんの机や椅子、
コーヒー飲みながら一日中ゆっくり
本を読んでいられる。

なんという贅沢、本好きにはたまらない。
もちろん図書館だから3週間
10冊も無料で借りられる。
どなたが考えてくださったのか?
感謝状を差し上げたいッ。

こんなことして3階にある本物の本屋さんの
売上は大丈夫なんだろうか?と
心配になるけれど。

ふるさと納税考

ふるさと納税では農業頑張ってくださいとか
たくさんのありがたい応援メッセージを
いただく。
そんなお声は私の励み。

よく考えてみると
「ふるさと納税は、題名が自由で決まってない
クラウドファンディング」なんだと
あらためて思う。

もし寄付者さんが、ふるさと納税の
山ちゃんの甘酒を単なる「お得なお買い物」
としか思ってなかったとしても、
私の中では
「過疎高齢化で大変な山の中でのお米作りを
応援してますよ!頑張って続けてね!」
そんな大きな声だと100%変換してしまおう。

すると何倍も嬉しくなる。
そして寄付頂いた分、自分も頑張って
次は何かの形でまた社会に必ず
お返しできるようになろうと思える。
さて、どうやってお返しできるのか
と考えて何倍も楽しくなる。

寄付が世の中にぐるぐる回るといいな🌀












さとふる 山ちゃんの甘酒

こちらはふるさと納税 さとふる という
ポータルサイト。

ありがたいことに、こちらのサイトでも
返礼品を検索すると数え切れないほどの
甘酒が出品されている中で
山ちゃんの甘酒は全国2位と3位にランクイン。

甘酒業界の中でも、大きな会社さん
有名ブランドさんと肩並べていること自体が
もはや奇跡オブ奇跡s。

誠にありがたい限り。

楽天ふるさと納税 甘酒編

こちらは楽天市場のふるさと納税サイト。
このサイトにはふるさと納税返礼品として
全国から2205件の甘酒が出品されている。

そんな中で現在、山ちゃんの甘酒が
全国1位と2位にランクイン。

あり得ない。
これはもはや奇跡。
感謝して生きていこう。

八百津町ふるさと納税

八百津町ふるさと納税、これは
ふるさとチョイスというポータルサイト。

八百津町の返礼品人気ランキングで
山ちゃんの甘酒はありがたいことに
2位と5位、山ちゃんの発芽玄米も
6位にランクイン。

いくら小さな町だとはいえ、
お米農家の返礼品が上位6位に
3つもランクインするなんてできすぎ。

つくづくありがたいことだなぁと。

いただきます

農家になって食べ物のありがたさを
痛いほど知った。
もし鈍感な私がずっと都会のサラリーマンを
続けていたら気付くことのなかった世界。

お米がどうやってできるのか知ってから
魚や肉は野菜や小麦は 
どうやってできてるのか自然と想像するように
なった。

この金目鯛は海では体はもっと鮮やかな色で
目は金色で、たくさんの天敵から逃れて
長い時間をかけてやっとここまで大きくなった。
海で自由に泳ぎまわってる姿を思い浮かべてみる。

ありがとう。いただきます。
私の身体は金目鯛でできてる。

はじめて

もう30年近く農業をしてるのにいまだに
はじめての光景に出会う。

この時期のタンポポの綿帽子。
冬眠してるはずのカメムシがあちらこちらで
這っていたり。

いつもならこの時期、もうとっくに一日中
マイナス温度になるはずの仕事場が
まだ寒くないなんて。

映画マイスモールランド

映画「マイスモールランド」
日本にいる2000人のクルド人難民家族の物語。

北野武の「首」には、お金と人脈を活かして
たくさんの有名俳優が「どうだ俺の演技は」
と言わんばかりにたくさん出てきたけれど。

このマイナーな映画に出てくる無名の
俳優たちの方が遥かに自然で凄みがあった。

クルド人難民という言葉はよく聞くけれど、
その人達が日本で非常に危うい立場の上に
生活されてるのかを少し知れた。

この映画を見たお陰で、
きっといつかどこかでなにか少しでも
お役に立つことが出てくると思う。

クルド人難民とは言うけれど、
クルドと言う国は現在存在してない。

魔夜峰央さんと横浜

横浜YMCA時代に大好きだった
漫画「パタリロ」の作者 魔夜峰央さんから
サインを頂いて、とても嬉しかったのを
覚えてる。

どうしたわけか公開中のパロディ映画
「翔んで埼玉」が気になって
我慢できずに観に行ってしまった。

不覚にも、どうしてこんな映画に
惹かれてしまうのだろう?と
不思議に思っていたら、なぁ〜んだ!
原作が魔夜峰央さんだったからか。

映画と言っても壮大な冗談。
バカバカしくて「一体私は何を見せられてるの
だろう??」と何度も首を傾げながらの鑑賞w
全てがはちゃめちゃでイサギヨイ。
原作とは言え、魔夜峰央いまだここにあり。

ちなみに魔夜峰央さんはずっと昔に埼玉に
住んでてその後横浜のセレブな中区にお住まい。

裸の王様

今まで見た全ての映画の中でワースト3に入る
映画「首」北野武 監督原作脚本編集主演。

太り切ってブヨブヨで表情に乏しい
歳を取りすぎた北野武が、どう見ても
秀吉に見えないことは覚悟して
観に行ったけれど。。

北野武の短い台詞もまともに演技できない
滑舌の悪さ、原作脚本のつまらなさ、
カット割のまずさ、豪華俳優陣を全員
ダメにする展開や演出 etc
ほぼ全てのおいてこれはいかん。

芸能界では大御所と久しく呼ばれ周りは
イエスマンばかり、おだてられ、批評や
忠告をしない人ばかりになってしまうと
こんな風な作品が出来上がってしまうんだな。
まるで裸の王様ではないか。

あの たけしでもこんなことにと
急に歳を取るのがおそろしくなってくる作品。

何の面白さも、リアリティも感じられない、
ただ痛々しくて辛い。
こんなになっちゃうんだな。。

間違いなく記憶に残る残念な一作に出会った。


ジャイアンツナイト

私は当時横浜YMCA、彼は北海道YMCA。
30年前にたった一週間だけ神戸で
一緒に仕事をした彼はプロ野球巨人の
フィジカルマネージャー。

年に一度のペースで同窓会的会合。
彼と飲む時は1、2軒で終わったことがなく
今回は可児市で朝3時半まで5軒をはしご。

違う分野の人との会話はとても刺激的で勉強になる。

ブラジルのコンビニで働けるか

ブラジルの友人が住む多国籍アパートに
NHKのディレクターが住み込んで取材を
しているのだと。見なきゃ。

私は若い時からバックパッカーだったから
日本に住む外国人を見るとこんな異国で
なんというたくましい!とつい感心してしまう。

「日本で」住む、コンビニで働く、家を買う、
商売を始める、PTAに出る、地域の活動に
参加する。

これを逆の立場なら「日本で」のところを
「アメリカで」「中国で」「フィリピンで」
などに置き換え、主語を「私が」にすると
みんなとんでもないスーパーマンに
見えて仕方ない。

こんな私でも

さすが福地、もうだいぶ寒い🥶

もうだいぶ前のことになるけれど、
こんな私でも今話題の自民党の老練な
国会議員の政治パーティーに
1度だけ出たことがある。

なんでも税理士枠で2万円のパーティー券が
余ったそうで、人数合わせにタダでいいから
来なさいと名古屋で。

ホテルの大広間で何人かの演説が
終わったら立食スタート。
それまで綺麗なドレスや着物に身を包んだ
ご婦人方が、用意ドンで大広間中央の
料理の並んだ机を目がけて突進。
運動会かよ!

あわわ?あわわ…とびっくりしているうちに
焼きそば以外の料理は、ピラニアの群れの
中に落とされた仔羊のようにあっという間に
皿だけに。

ここはサバンナかアマゾンか。
仕方ないので人気がないいかにも安そうな
ゼリーばかり食べてた。

あんな群れの中で、
私はとても生き残れそうにない。

大学は教育機関か

母校のアイスホッケー部が廃部の危機に
奔走しているうちにスポーツ推薦枠や
大学組織についてある程度詳しくなった。

どの大学も日大を笑えない。
構図は同じ。

大学が教育機関だと信じてると矛盾だらけで
心底嫌になる。
けど、教育機関などではなくお金と権力が
集中し争いの場だと一旦見切ると
ほぼほぼ矛盾がなくストレスが減る。

軍隊が国民を守らなかったり
政治家が国を売ってばかりいたり
警察が市民ではなく権力を守っていたり
病院が患者のためにではなかったり
まともな大人ならいろいろ気づく。

大学は学生のためにある教育機関だと
信じてると矛盾だらけでストレスが溜まる。
大人の嫌な世界の集合体だと見切ると
すんなり腑に落ちる。

いとも簡単に

膨大な資料を調査し整理し複雑怪奇に
こんがらかった歴史の糸を解く。

その圧倒的な知識量だけではなく、素人にも
わかりやすく伝える能力にただひたすら
感心するばかり。
難しいことをいとも簡単に説明できる人は
本物のプロだといつも思う。

半藤一利さん、なぜか今まで読むことが
なかったけれど、澤地久枝さんと共に
私の心を鷲掴みにする作家。

映画正欲

原作を読んだからいいものの、
もし原作を知らずに映画だけを観たら
ほとんど意味が分からなかった気がする。

改めて今までの自分を振り返える
きっかけになったのは間違いない一作。

おめでとう!

今日は神奈川県藤沢市、知り合い野菜農家
秋葉さんちの野菜直売所開設の日。
野菜直売所なのに、マグロの解体ショーが
メインプログラムでたくさんのお客さんで
ごった返してた。

以前お世話になった農家さん。
類稀なるストイックさと行動力を備えている
彼のことを周囲の人達は尊敬と驚きを込めて
こう呼ぶ。
「変態農家」

「岐阜の山ちゃんがどうしてここに!?」と
驚いてくれて、満面の笑顔でパシャリ。

めでたいハレの日に駆けつけて
「おめでとう!」と
直接伝えられてよかった。

今後も益々のご発展とご活躍を!

東京駅キッテ

今日は東京駅前の中央郵便局キッテで
八百津町の物産イベント。
私は八百津町役場の職員さんと一緒に
甘酒の試飲。

ごった返しのイベントではないので
翻訳家の方、台湾人貿易商、青森から出てきばかりのお姉さま、埼玉の芸術家、
新潟からの旅行者、日本郵便の職員さん、
香港駐在の方々といろんなお話ができて
うれしかった。

みんな一人一人に歴史やストーリーが
あって、感心しきりみんなすごいなぁ〜!


祭か?

朝の名古屋駅。
せっかく早く着いたのに、東京行きの新幹線は
1時間以上満席。
ちょっと記憶にない事態。
災害でもないのに、こんなことってあるんだな。

朝井リョウの正欲

老眼の私には聴く読書audibleはありがたい。
つくづく便利な時代になったものだなぁ。

朝井リョウは岐阜県出身だし、娘の大学と
同じだしで初めて読んで(聴いて)みる。

とは言え、そもそも小説は読まない私。
読む本なら絶対に手に取らない本を
こうして手軽に聴けるのは世界が拡がる。

鬱々とすると言うか心理描写がいちいち
細か過ぎて「これじゃぁ、朝井リョウさんも
きっと生きづらいだろうなぁ」と
感じてみたり。

男と女で語るのがもはや乱暴なように
やがてLGBTQという呼称で語るのも
すぐに時代遅れになるだろう。
人はなんてひとりひとり違うことだろう。
鬱々としながら時々刺されてるような感覚に
陥ったのが印象的だった。

そうか、この本の装丁のイメージそのもの。