そして富士

渋谷から所用で静岡県は富士市へ。大学同期生Y氏は(株)山清倉庫http://www.yamasei-web.co.jp/の社長さん。社長室で一緒にウナギの昼食を頂きました。大きな会社の社長さんと一介の農民という激しく立場が違うこともさることながら、話の内容が妙に共通したりもして互いに「ほぉ~」と感心しきりでした。そんなに気楽に話ができるのも大学の同期生だからかと錯覚しそうになりますが、在学中は顔見知り程度、彼とは農業を始めてから親しくなりました。

富士・富士宮市は小学生の時、親戚の家で毎年夏休みに何週間も遊ばせてもらっていた馴染み深い場所です。天間神社の夏祭りは本当に楽しかった。神社の公園では沢山現地の友達もできました。岐阜に帰る日にはもっと居たくて泣いてました。大人になった今見ると、子供の時にはあんなに広く見えた天間神社の境内がごく狭かったことに驚きます。

親戚の家には久し振りの訪問で、畑仕事を手伝わせてもらったり、昔話に花が咲きました。叔母の一人が体を壊し見舞に伺いましたが、今では45歳のオヤジになった私に「正隆くんは子供の時は机の上に大泣きしながらでかいウOコしたわね~」なんて、おば様たちにゲラゲラ笑われて、帰りには見舞の何倍もの土産を持たされ、一体何をしに伺ったのか分からなくなる始末でした。その上、叔母の一人は「正隆を車で岐阜まで送る」と言いだしはじめました。「おばちゃん、もう俺45歳だよ!流石に新幹線で一人で帰れるよ~」「何言ってんの正隆!机の上でウOコしてたくせに!」「うぐ・・」