2011年

6月

20日

ゲリラ

お米の検査員の研修がない数日のうちに、がんばって草刈りや精米や溜まった仕事をしています。時間が欲しいっ。

今日はスポーツクラブの名古屋T氏と小牧T氏と可児Y氏が福地に来られ、この夏のキャンプのミーティング。

横浜YMCAではずっとキャンプ担当をさせてもらい、数えきれないくらいのキャンプを経験させてもらいましたので、ここはガッツリ得意分野です。こんなところでやってきたことが活かせるなんて思いもしませんでした。ミーティング中は何度もYMCAにいるような錯覚を起こしました。

 

そんな中、初対面の女性スタッフY氏は、若いのにキャンプの企画・経験はかなりなものです。

「おっ、やりますなぁ~」

そこで今回のキャンプの責任者である彼女とお互いに理想のキャンプを付き合わせてみると、これが見事に合致、いやぁ~嬉しかったなぁ。

一口に理想のキャンプ像と言いますが、これにはかなりの数のキャンプ経験と、ある感性がないとたどり着けないと思っています。そこが合致するなんてとても嬉しかったです。

 

さて話は変わりますが、私はいわゆるマスコミ嫌いです。特にTVの取材に関しては今まで全てお断りしています。「TVに出たらお米がたくさん売れるのに、取材を断ってしまうのはもったいない!」とよく言われますが、振り返ってみてもお断りしてきて正解だったと思います。中には「転職した人の顔の変化を取材したい」なんてヘンテコな依頼もありました。一瞬どう答えてよいやら「・・はい、お断り申し上げます」

 

私は正統派農家の2代目や後継ぎではなく新規就農者(つまり脱サラ組)。農業界では一昔前まで、正規軍でない新規就農者は「ゲリラ」と呼ばれていました。基本、「ゲリラ」は居場所が分かってしまうと、襲撃され全滅してしまいますので取材を受けません(爆。

 

TV取材をお断りする時には制作会社から「えっ、TVですよ、分かっているんですか、TVですよ、本当に断るんですか?」ってよく聞き返されます。ヒドイのになると取材を受けるに違いないと、いきなり「取材日程ですが~」なんて話を進められることもよくあります。

 

今回は私個人のことではなくて、テレビ朝日さんからトラクターパレードの取材依頼が携帯の留守電に入っていました。トラクターパレードに関しては仲間達からマスコミ対応を一任されています。「なにこれ珍百景」という番組だそうです。これまでもパレードに関してはかなりの数のTV取材の依頼がありましたが・・・10年間もみんなが苦労して作り上げてきたパレードをTV番組の一コマで易々と消費されてなるものですか(笑)

でも、田舎の人は基本シャイなのにTVに出ることがステータスと言うか、意外に出たがる人が多いんです。以前は「何でTV取材を断るのか!もったいない!」なんて言う人が随分多かったものです。

 

みんな、TVで自分が取材される、チラッとでもTVに出れると思い込んでますが、そうはいきません。TVの編集を舐めたらイケマセン。仲間全員で作り上げてきたものなのに、TV受けする目立つ人が重点的に取材されるに決まってます。出た人は嬉しいから勘違いしはじめます。大事なモノは形に見えないし、壊れ易いものです。農業の世界でも、これまでにTV取材でおかしくなっちゃった人を何人も知ってます。身の丈でいい。身の丈がいいです。

 

面白いことに、TVの取材依頼と同じ日に地元の小学生T君から「山ちゃん、トラクターパレードと馬のうららについて取材させて下さ~い。」と、かわいい取材依頼。「は~い、喜んで~」内容は大きな紙に書き出して授業で発表するそうです。こういう取材は嬉しい限りです。

写真はメモを片手に子供記者の真剣な取材風景です。

ゲリラも緊張しました。