M氏が「ピースサインしながら満面の笑顔」で持つのが、フレコン用の玄米検査棒。長くてサーベルみたいです。
明日は穀物検定協会の試験です。
これから一夜漬けならぬ浅漬をします。
残り少ない時間で、テキストやこれまでに配られた資料をすべて網羅して勉強することはほぼ不可能。
そこで今までに出された模擬試験の傾向を先ず探ってみました。
全62問の模擬試験の内容を統計すると・・・
<出題数の多い順に%>
1~3等米の被害粒や整流の%だらけの表>18%
検査証明・証明記入>18%
銘柄・品位について>18%
農産物検査法>15%
抽出・量目・荷口>12%
検査請求>8%
検査機関>6%
その他>4%・・・となります。
研修の運営進行が検定協会C場氏だとすると、問題作成者はこれまで通り十中八九、検定協会のS山氏が担当されると思います。
上記の%の配分も、重要と思われる項目そのままの見事に数字になって表れています。S山氏により、模擬試験も実にバランス良く考えられていたことになります。彼の実直なお人柄を出題傾向に加味しますと、本番でもバランス良く出題される筈で、変化球問題はまずないでしょう。
よって当日試験問題20問の配分をこれまでの出題%から逆算すると、次の通りになると予想できます。
1~3等米の被害粒や整流の%だらけの表>4問
検査証明・証明記入>4問
銘柄・品位について>4問
農産物検査法>3問
抽出・量目・荷口>3問
検査請求>1~2問
検査機関>1問
その他>0問・・・合計20問となります。
あとはそれぞれの項目ごとに限られた設問で何が出るかを逆算します。
最後の「その他」の項目はについては、今まで水分計や酒米など多岐に渡るので、勉強時間のない方は、この一問についてはこれまでの模擬試験内容から外れたとすれば、正解を捨てていいでしょう。何も満点でなくていい訳でして。
大丈夫、S山氏の傾向からすれば「その他の問題」は有っても1問に留まる筈です。
問題は出題者がC場氏だった時には上記の予測は当てはまらなくなるのですが、これまで通りC場氏が運営面を担当されているとしたら、出題者としての可能性は限りなく低いと思われます。
事実、タバコ部屋で交わすC場氏との会話の内容は、冗談話を削除すると運営や日程・会場についてがほとんどです。
それに対して「試験前に研修生と一緒に飲みに行ったら会社をクビになっちゃうよ~」と笑っていたのがS山氏。
問題作成担当者だからこそのご発言とみました。
判定実技では、細長いハツシモが出てきたら要注意です。
これまで出てきた試料は一見1等米に見えますが、よ~く見ると細い未熟米が混ざっていて1等米にはなりません。確実にひっかけ問題です。
もう一つのひっかけ問題「割れ」は3等米か規格外で悩みますが、まず「規格外」と言うのがこれまでの傾向でしたね。
判定試験パーフェクト回答を誇る養老のM氏(別名・パーフェクトムラセ)によると、「カールトンに載ったお米を全部見ようとすると目移りして判定が難しくなる。迷ったらカールトン中心の20粒ほどをじっくり見るのがコツだよ」と教えてくれました。なるほど!
事実、その方法を伝授頂いてからというもの、私も安定してパーフェクト近い高得点を出せるようになりました。効果アリです。
明日は名残惜しい最後一日ですが、みんな揃って合格しようではありませんか!
傾向と対策が見事に外れ私が追試になっちゃったら、お時間が許す限り笑って待ってて下さい。(泣)
同級生のみなさん、それではお互い「GOOD LUCK!」
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