2011年

7月

09日

高温障害

先日アメリカでのIAEA(国際原子力機関)の国際会議から帰国され早速自分の田んぼの草取りに励むK氏。今問題の原発の核分裂ではなく、正反対の核融合を研究されてます。彼は一切の化石燃料や動力、農薬を使わず自然農スタイルを貫いています。私の所で一年間米作りを研修されたのは6年前、それから福地でお米作りを続けています。彼の物理の講義は非常に面白いです。いずれ機会を設けてみんなの前で講義して頂ければと考えています。

 

7月になる一日一日ハッキリと稲は劇的な姿の変化を見せます。

ところで、ここ数年日本中のお米で問題になっているのが稲の「高温障害」です。

夜温が25度(25~27度など諸説あり)を下回らないと、稲は自分の体を維持するのに精一杯で、モミにデンプンを送ることができません。その結果、デンプンの組成がスカスカな白いお米になってしまいます。高温障害のお米は、見た眼ばかりではなく品質も味も落ちてしまいます。

 

お陰様でここ標高600mの福地は高冷地なので、これまで高温障害が起きたことはありません。ところが今晩10時標高600mの気温は28度。高冷地の福地ですらこの温度ですから、平野のお米はさぞかし暑がっているに違いありません。

今年もお米の高温障害が問題になりそうです。

でも、本当は高温障害によるお米の品質より、今年からお米の放射能汚染を深く心配しています。