2011年

6月

08日

大変だ!

 

今日の中日新聞一面記事。

浜岡原発が停止して、二酸化炭素が22%も増えて地球の温暖化が進んでしまうから「大変だ!地球がぁ~人類の未来がぁ~やっぱり原発は必要だぁ~」・・・私からすれば、そんな嘘がまかり通って「大変だ~!!」

またまた簡単なカラクリで私達をちょろまかそうとするから笑えてきます。

 

その1、地球温暖化は二酸化炭素のせいではありません。詳しい内容は別に譲るとして、産業革命以前の中世(二酸化炭素を排出していない)の方が現代(二酸化炭素を大量に排出している)より気温ははるかに高かったことが分かっています。もう一つは、二酸化炭素の排出量と気温上昇のグラフに相関関係が見つからないことが分かっています。つまり温暖化の原因は二酸化炭素が犯人ではありません。

 

では100歩譲って二酸化炭素が温暖化の犯人としましょう。

確かに原子力発電所ではCO2の発生は火力発電所に比べて少ないのは事実です。だから、環境には火力より原子力の方がいいように一見見えます。が、ここで間違えてはいけないのは、この比較は「発電所」だけを見ていると言うことです。ここにカラクリ。

 

その2、原発の燃料のウランも石油と同じように採掘するのですが、実はこの効率が非常に途方もなく悪い。ウラン燃料を作るのに莫大なお金と石油石炭エネルギー、地下資源を消費するのです。

 

ウラン鉱山から取りだし核分裂に利用できるウランは採掘した鉱物全量の0.00004%。残りの99.99996%は廃棄、これはそのまま有害鉱物とウラン残土、放射性廃棄物となります。

ウラン燃料を作るのには採掘~分離抽出~精錬~濃縮までに膨大なエネルギーを使わねばなりません。ウラン燃料を作るだけで膨大な二酸化炭素と放射性廃棄物を排出しているのです。

 

でも、報道ではそのことには一切触れず、原発は火力発電より二酸化炭素排出はなく環境に優しいとなります。新聞記事をもう一度。「浜岡原発停止でCO2が22%増」つまり原発はやっぱり地球にいいのだと印象付け、上記のような事実を知らない大多数の人がこれを信じ込みます。

大多数=世論の出来上がり。

 

さて、現在、54基ある日本の原発のうち35基が既に停止しています。

原発が止まると電力が不足する筈ではなかったでしょうか。日本の半分以上の原発が停止しているのですが、どこかで電気不足は起きてますか?あれれ?65%、半分以上の原発が止まっているのに計画停電も起きませんね。つまり、少なくともそれだけの原発は不必要なんですね。

それではこのまま、残りの原発の何%を止めたら電力不足になるのでしょうか?

実は日本中の原発を全基止めても電力不足は起こりません。

それが統計からの答えです。

 

報道では現在停止中原発がのこのまま再稼働しなければ約一年後には日本中の全ての原発が止まるそうです。その場合、火力発電の為の原油が別途3兆円かかるとまたまた騒いでいます。

「原油が3兆円!!こりゃ大変だ!」って、これにも、またまた、カラクリ、があります。長くなるのでこれについては別の機会に譲りますが、報道を単純に信じちゃイケマセン。

日本の情報は笑っちゃうほど統制され続けています。

情報の隠蔽とねつ造と操作が原発の歴史です。福島原発事故が起きてもその体質は変わりません。残念ながら、報道の裏にある事実を読み取る力が私達には必要です。

「こりゃ大変だぁ」