永遠のものなど何一つ存在しません。

全ては刻々と変化し続けています。

こんな風にはっきり認識し始めたのは一去年のことでした。

今日も人生で、また来ることのない一日でした。

自分で人生を漕いでいると気負わず、ただ風を受けて進むように帆を高く上げよ~っと。

全ては自分の中にあり、その自分は全て周りにつくられているのだから。

今日もこんなことがあって、こんな風が吹きました。

明日は明日の風が福~地。

 

その日の題名をクリックすると、「コメント書き込み」できます。 

銀の波

ここは標高が600mもあるのに暑い。
それでもさすが高地、風が吹くと一気に
涼しさを感じる。

稲は人に例えるならいま高校生くらい、
こんなに大きくなった。
風が稲の葉先を撫でていく。

稲は風に撫でられると銀色に光る。
これを私は「銀の波」と呼んでいる。
この時期特有の輝き方を見るのが大好き。

無事にここまで大きくなった印の銀の波を
見ると「ありがたいなぁ。ありがたいなぁ。」
と自然につぶやいている。

銀の波は私には稲同士が風に向かって
元気に笑い合っているように見える。


見惚れる

お米作りを始めて31年目になったけれど
いまだに「ここは天国じゃなかろうか」と
思う風景に何度も出会う。

今日もこの美しい風景を前に、誰もいない
たった自分一人の贅沢な時間。

手羽先

毎年この時期に焼き上がる赤黒白手羽先。

まるで

まるでアニメの一場面のような空だった。
雲の中ではピカピカピカピカ雷が光ってた。

さて、田舎には自民党支持者が多い。
特に岐阜県は昔から保守王国と呼ばれるほど。

次に自民党に投票する人は、田舎に農協が
なくなり農業もなくなり生活必需品の
ガソリンの価格も下がらないことに
今後文句を言わないでほしい。
自分たちが投票し自分たちの地域や生活の
首を絞めるのだから「自業自得」
としか言いようがない。

国防、食糧自給、経済物価対策、人口減少、
農業政策、裏金etcで自民党は長年失政を
繰り返して日本は弱体化させ、困窮させてきた
自民党にこれ以上投票しようとするのか?
私にはまるで理解ができない。

明らかに農業を衰退させる小泉のような
世襲議員に投票する有権者の魂胆や
猫じゃらしに騙される浅はかさには
呆れるしかない。

所得の半分は税金と社会保障費5公5民。
その上、少子化対策として来春からの
独身税の徴収が決まった。
独身や子供のいないまたは卒業した
国民全員から(一人毎月500〜1000円くらいか)
集めて、今子育てしている世帯に配る。

少子化対策なら、今子供のいる世帯ではなく
これから子供を産むだろう独身やこれから産む
世代に配るべきお金なのに、その人達からも
お金を取って生活を圧迫してより結婚や
出産の邪魔をしてどうするのか。
ほら、自民党はまた見事に真逆に進む。

自民党ってすごい。
その自民党に投票し続けようとする人は
もっとすごい。
どう言う了見なのか聞いてみたい。

こう言うことを言うと田舎ではいまだに
「赤がかっている」と言われる。
赤の時代や政治的背景、思想や事件も
大して知らずに、なんと言う時代錯誤の
必殺ワードが今でも生きているものよと
腰を抜かす。

元警視庁警察官、そのままいれば特高警察の
流れを汲む公安部に進んだだろう米農家に
赤がかっているとは、
「あはは🤣しょっぴくぞ!」

ってまた自民党が勝つんだろうな。
そりゃまるで




すてき

世の中にはたくさんすてきな人がいて。
近々audible で配信されるのが楽しみ。

稲が葉っぱをピロピロと揺らす姿を見て
あ〜笑ってるなぁと感じることがある。

稲からなのか山の木々からなのか
早朝にジィージィーっと微かだけど
植物が水を吸い上げる音を何度か
聞いたことがある。

もっと稲と話しができたらどれほど
楽しいだろう。
https://youtu.be/SA1YjowprWE?si=VYSQAoOjTJw7xPo5

ほぼゼロ

うちの自治会は20軒ほどあるけれど
そのうち20年後にまだ残って住んでるかもと
予想できる家は僅か1-2軒。
それも生きていれば85歳になってる。

今は赤字でも細々と続けてもらっている
農協の小さな店舗もガソリンスタンドも
ATMも町役場の出張所も20年後には
間違いなくない。

ほとんどの田畑は放棄され荒地になり
人間の数倍の猪や鹿がそこら中を闊歩する。
僅かに残った家は獣害対策に高い柵で
敷地を囲い人はその中で暮らす。

人や車が通らなくなった道は行政でも
管理できなくなり、水路も埋まり、
廃屋は動物たちの棲家になる。

これまでの20年とこれからの20年では全く
比較にならない衰退のスピードが待っている。

全国の市町村が危機感を持って進めている
移住者促進政策も、結局はごく僅かな移住者の
ために将来も行政サービスを維持しなくては
ならない行政自体の大きな負担になって
戻ってくる可能性が極めて高い。

行政自身も人員削減が避けられず
一人の職員の負担が増大する中で、
町全体の住民が極端に高齢化するのに
特に人口減の激しい地域などには構って
いられなくなる。

15年ほど前にここの小学校は廃校になった。
最後の全校生徒は9人だった。

どんどん人口が減り猪や鹿が増えて、
獣害で放棄せざるを得ない田んぼが増え
今年からお米作りは半分の面積に減らした。
その半分の優良農地にもついに毎日鹿や獣害が
出だし、高い柵で囲むことになってしまった。

これらはここに限らずいま日本中の
田舎で現実に起きていること。

そして、これからの20年で起きることは
予想ではなくほんとうに起きること。









ご飯をあげ終わる

稲にとってのご飯は肥料。
苦土マンガンホウ素に珪酸など稲にとって
必要な微量要素と言うご飯をあげられた。

35kgを背負って背中についた
ガソリンエンジンを吹かしながら
一枚一枚の田んぼを何周も歩きながらの
肥料を散布する。

予想通りかなり負荷のかかる作業で
途中高熱や酷い咳が出たりで抗生物質を
飲みながらのギリギリ感だったけれど、
無事にやり終えて余計にうれしい。
やったね(⌒▽⌒)

外仕事

最近建築関係の基礎工事屋さんや足場屋さん
塗装業さんなど同じ外仕事でも農業以外の
外仕事のプロの方たちの動画をよく見る。
そのせいか写真がトラックから降りてくる
現場監督のよう。

考えが昭和っぽくて、叩きあげの歴戦の勇者の
職人技や身のこなしはとても刺激になる。

米農家もトラクターや田植え機にコンバイン
フォークリフトや精米機などめちゃくちゃ
たくさんの作業と一つ一つの作業ノウハウが
あって、今なら肥料散布や草刈機など
紹介動画を作るとそれはそれは賑やかに
映るに違いない。

そう言ったことは、若い農家YouTuberの
人たちの活躍に任せよう。
明日は重労働の一つ肥料散布がやっと終わる。

近付くな危険

3月の伊江島戦跡巡りで思い出した。

随分前に日米地位協定のことを勉強して
まだ娘が高校生か大学生の頃
「決して米兵には近づいちゃダメだよ」と
忠告したことがある。

米兵は東京や横浜や横須賀で見ることが
多いけど、彼らはどうやって入国してるのか。
一般人は成田空港から入管通って
入国するけれど。。。

米軍人は税関も検疫も通らず、米軍基地に
直接到着すると基地のゲートをヒョイっと
フリーパスで入国する。

だから日本政府も外務省もどこも日本国内の
米兵の存在を把握してないのだ。
国内に把握されてない、つまり存在してない
人が実はウヨウヨ歩いていて、
そんな人が事件事故を起こしても、いない人
なんだから基本警察は対応できない。

「この事件事故はこの米兵が起こした」と
みんなで取り押さえても、「公務中」なら
日本の警察は例え一時逮捕しても
すぐ米軍に身柄を渡さなければならない。
もちろん日本に裁判権はない。

「公務外」でも基地に逃げ込まれれば
それで終わり。
米軍の車両やその他一切の財産にも
日本の警察に捜査権はない。
事故車両にも触れない。

米軍がらみで何かが起きても
日本人はほぼ100%やられ損。
だから、その軍人さんがいい人だろうと
悪い人だろうと、みんな近寄ってはいけない。

横浜の街を我々日本人と同じように道を
歩いていても彼らは「入国してもいない」
のだから、日本人は近寄ってはいけない。

そして例え何か起こしても米軍基地に
逃げ込めばから入管など通らず直接帰国する。
便利だ。特権だ。危険だ。
日米地位協定は世界一の不平等条約。





謝花悦子さん

ニュースを見ていたら謝花悦子さんがお元気な
姿で登場されてて、思わずテレビに向かって
「わぁ!謝花さんだ!」と拍手をしてしまった。

3月23日にお邪魔した沖縄県伊江島にある
ヌチドゥタカラ反戦平和資料館館長さん。
あれ以来、謝花さんはお元気かな?と
何度も何度も気になっていたから嬉しかった。

いつまでもお元気で大切なことを私たちに
伝え続けてほしい。
ちなみに謝花さんはジャバナさんと読む。

参政党はいいこともたくさん言ってるけれど
彼らの「憲法草案」を読んで見ると
非常に危うい。
沖縄戦についても日本本土の兵隊が守りに
行ったと盛んに言うけれど、それは違う。
どう考えても沖縄は日本本土の捨て石だった。
沖縄を守りに行ったのではなく、本土を
守るために沖縄に軍を送った。
そして戦後も米軍基地の集中、これが差別
なのは映画 太陽の運命などに詳しい。

参政党や安倍の言う日本の美しい伝統や
国家観を大切にしたいなら、私たちは沖縄戦の
多大な犠牲の実像をもっと知るべきだと
強く思う。

米軍のヘリポート辺野古の埋め立てには
遺骨収集がまだされていない、遺骨混じりの
大量の土砂が使われている。
米軍と戦い戦死戦没した後、米軍のヘリ基地の
下地に使われるなんてことが許されるのか。

日本政府の戦没者遺骨収集はほんのごくごく
一部しかされてないし、これからもされない。
そんなこともせずに、やれ美しい国だの
誇りを持てだの英霊だの天皇中心の国だの
美辞麗句を私は信用しない。

農業をリタイアしたら沖縄の民間遺骨収集に
参加しようと思う。

しあわせ

体調不良で今日は3日ぶりの農作業。
あぁ、仕事ができるってもうそれだけで
こんなにもしあわせ。
調子に乗らずゆっくり行こう。

共通

抗生物質のお陰で熱は下がったが咳が出続け
結局3日間休みを頂いた。
その間は大人しく飲食店さんや足場屋さんなど
他業種の動画を見て過ごした。

飲食さんも足場屋さんも業種は違えど
働くと言うことに共通項がいくつもある。
今の時代、口先や頭で稼ぐ時代かも知れないが
農業も彼らと同じ身体を動かす仕事、
彼らの仕事にも共感しつつ少し誇らしく感じた。

稲作で4月5月6月が前半戦なら
7月8月9月は早くも後半戦。

咳と熱で戦闘能力の落ちた身体をゆっくり回復
させながら、お米作りでしか得られない感覚を
楽しんで慈しんで仕事を再開させようと思う。

ついさっきまで

理想だとわかってたけど長年できなかった
この時期の肥料撒き。
35kg を背負っての作業はとてもキツイ
作業だけど今年は頑張ってみよう。

そう心に決めヘロヘロになりながらも
面積の半分まで終えたところで急に体に不調。

 みるみる39.8℃の高熱と激しい咳。
ついさっきまで35kg背負って作業してた男が
高熱と頭痛とめまいと咳がひどく、立てない、
歩けない、座ってすらいられない。

病院で検査もコロナ・インフルは陰性。
軽い肺炎だろうと言うことで、二晩う〜う〜
唸ってたら、今度はありがたいことに
みるみる平熱まで下がった。
ついさっきまでベッドで苦しみもがいてた男が
スタスタ歩けるまでになった。

いったい体になにが起きていたのだろう?

健康ってほんとありがたい。
当たり前ってすごいことなんだな。



極み

もうダメでしょこの男。

特定の企業のキャンペーンを農水大臣がX。
世襲4世議員スーパーボンボンここに極まれり。

酷い。
想像以上に酷い。
誰だこんな奴に票入れたのは。
こんな奴が農水大臣。



重いッ

この機械を背負ってガソリンエンジンの力で
強烈にブロアーして田んぼに肥料を撒く。

機械の重さが15kg。
そこに20kgの肥料を入れるから合計35kg。
足場の悪い狭い畦道を背負いあまりの重さで
よろめきながらエンジン全開。
もし転んだら二度と立てない。

重い。
ちょっと過酷。
この作業を20回も繰り返すとヘロヘロ。

じゃ、やらなきゃいいじゃん
そんなきつい作業。
そう、この作業はここ15年できなかった。

面積を半分に減らした今年復活。
「この時期にこの肥料を稲たちにあげたら
喜ぶはず」と言う長年の夢が叶った。
誰かの命令だったら拒否したい。

夢は叶ったが覚悟してた通り
「重い!」
「キツイ!」
誰かの命令だったら拒否したい。
でも嬉しい。
でも重い。
でも稲にはベストのはず。


読む前から

読む前から表紙で内容がほぼわかる本。

日本人は100年かけて1億人増え、
これから100年かけて1億人減る。

日本の人口は明治まで何百年もの間ずっと
1000万〜2000万人くらいで推移してきた。
それが日本の食糧自給と人口の実力。

輸入に頼り切ってる日本はもし輸入が
ストップしたら間違いなく一億人が餓死する。
ただでさえ尋常じゃない危険度なのに小泉は
これまで以上に輸入米を増やそうとしている。

私もいつまで農業を続けられるか
わからないけれど、万一輸入がストップしたら
車も動かないからここまで歩いてきてほしい。
輸入がストップし、ガソリンもトラクターも
肥料がなくても家族分くらいの自給自足の
お米の作り方なら教えられます。

農業はなかなか儲からないけれど
いざとなったら強いな。

おい、そこの世襲4世!

これまでの歴代の農水大臣は
みんな無能だったけれど、この男は無能より
遥かにタチが悪い。

前農水大臣の「家には売るほど米がある」
発言はどうかと思ったけれど、今思えば
小泉の「お米をジャブジャブにする」発言に
比べれば遥かに可愛いもんだった。

ただでさえ弱り切った日本の農業に
よりによってなぜ日本の農水大臣がトドメを
刺しに来るのか、
この男は激しく自分のことしか考えてない。

「お米をジャブジャブに」して
価格を暴落させたら多くの米農家が破綻する。
米農家がなくなればもう値段が高いとか
安いとか意味がない。
この男、どう責任を取るつもりなのかって
取るつもりも無ければ取れるはずもない。

お願いだから余計なことするな。
お願いだから口を開くな。
お願いだから日本の農業を壊すな。
お願いだから日本を売るな。
 
世襲4世議員は無能より余程タチが悪い。

これだけ長年失政を繰り返し、経済も農業も
弱らせた自民党に平気で票を入れる人も
コリャ世襲議員以上にタチが悪い。

わたしはほんとうに怒ってる。






イタチごっこ

暑い。これは夏。空調服。

やっと鹿の侵入が止まったと思ったら
お次はオタマジャクシを狙うイタチや
沢グマやハクビシンやタヌキたちが
毎晩田んぼで大運動会。

大暴れする足で踏み付けられて
泥に沈んでいくたくさんの苗たち。

昼の田んぼは私のもの、夜は獣たちのもの。

32年ずっと

農家が手にする「お米の価格は30年前に
やっと戻った」と最近よく聞くので
改めて調べてみたら、正確には32年前と
同水準だった。

改めて、お米の価格はこんなにも
ずっーと下がり続けていたのだと驚く。

32年前の価格と現在を比較してみると

ガソリンは110円(今170円)154%↑
タバコは220円(今600円)272%↑
卵は160円(今300円)187%↑
牛乳は160円(今280円)175%↑

他にもちょっと調べてみたが32年前と価格が
変わらないままの商品は見つけられなかった。

そんな中、お米の価格だけがつい最近まで
ずっーと下がり続けてきたんだな。
よく生き残ってこれたものだと思う。

今まで支えてくださった皆様に
改めて感謝しなきゃいけない。

もう一回言わせてもらいたい。
農家のお米の売り渡し「価格は32年前に
やっと戻った」だけ、そりぁ〜みんな米作り
辞めていきこの業界に若い人は来れない訳。

月一

月に一度のお客さんへのお便り書きは
最近はお気に入りの図書館で書くのが定番に。

本好きにとって図書館は沼。
一日と言わず何日でも居られる。

家にまだ読まなきゃいけない本がたくさん
待ってるのに、帰りにどうしてまた本借りて
来ちゃうかなぁ。

規模拡大の幻想

稲作は効率化され生産コストも下がると
昔から耳にタコのように聞く。
「ほんとにそうなの?」

図は経営面積あたりのお米生産費比較グラフ。
5haくらいまでは確かに生産費が顕著に
下がるが、それ以上の面積となるとどうだろう
生産費はもはや誤差のレベルでしか下がらない。

むしろ農家が大規模と呼ぶ50ha以上の
生産費はなんと逆に上昇し、
5〜10haの経営規模のとほぼ同額。

それだけではない。
大規模化すればするほど管理が行き届かなく
なり単位面接あたりの収穫量は落ちる。
大規模化すればするほど大量のお米は
自分では売れず結局卸業者にまとめて
安く売ることになる。

大規模化は目の玉が飛び出しそうな
大型で高価な農業機械が要り、
生産費は単位面積の生産費はさほど下がらず、
単位面積の収穫量は下がり、
できたお米は大量だけど安値でしか売れない。

もちろん例外の優秀な経営はあるけれど
これが規模拡大のおおよそのシナリオになる。

将来は改善されるのかもしれない。
が、この農水省の統計グラフからは
「規模拡大で効率化すれば稲作経営は
うまくいく」が幻想だ読み取れる。

農水省も政治家も農業評論家もみんな
「規模拡大」しか言わないが、
この統計グラフを知らないのだろうか。

また、不思議なことにほとんどの
稲作経営者自身もこの生産費グラフを
知らないのも不思議でならない。
「規模を拡大すれば楽になる」
みんな呪文のようにそう信じてる。

ちなみに私は就農した当時から
このグラフの存在を知ってた。
幻想を持たずによかったと思う。



ありがとう

いきなり夏のように暑い。
この暑さは人間にはこたえるが稲を育てて
くれる大事な温度「ありがとう」

稲は人で言うならいまちょうど中学2年生。

これからの時期、稲の1週間は人間の
1〜2歳の成長に当たる。

ハイペースで旺盛な成長、
この1ヶ月で最も身長が伸びて大人の
身体になっていく。

そして、あと1ヶ月半で出産までしちゃう。
「ありがとう」

スリングショット

ゴムの力で小さな玉を撃つ道具
昔風に言うならば「パチンコ」
今は「スリングショット」と言う。

アメリカの輸入品1万円もする。
田んぼを荒らす猪や鹿、小動物などの威嚇用に
とうとうこんな物まで必要になるとは(T ^ T)

警察学校の時から拳銃は得意で去年は
LAで2〜300発撃つ機会があった。
久々の射撃だったけど身体が覚えていて
パンパン真ん中に当てられて嬉しかった。

さて、このスリングショット。
簡単に考えてたけれど初体験の今日は
たった10mの距離で大きな的に当てられない。

YouTubeを見ると達人たちは50mの距離で
空き缶に難なく当てている。
何の世界にも極めている人がいるものだと
ほとほと感心する。

ちなみにパチンコ玉は環境に悪いので、
使うのは泥でできた生分解性の玉。

アクイラウォランス

横浜中華街の入り口、横浜スタジアムのすぐ隣
ダイワロイネットホテルの2階にある
レストランの名前は「アクイラウォランス」

ちょっと一回では覚えられない名前
「アクイラウォランス」

私は覚えるのにかなり時間を必要とした
「アクイラウォランス」

料理はどれも美味しく、スタッフ全員が
笑顔だけではなくトンチを効かせて
迫ってくる
「アクイラウォランス」

もう長年に渡り山ちゃんのお米を
使って下さっているレストラン。
その名は、もう覚えられましたか?

せーの!「アクイラウォランス」

神大空手部総会

横浜中華街にて
神奈川大学空手部OB 現役総会。

私はアイスホッケー部出身。
「空手部じゃないのになぜここに?」
などと考えるより先に
「押忍!空手部OBです!」顔で参加。
違和感なし。
「押忍!」
「先輩方、押忍!」

母校の校歌の応援歌をありったけの大声で
みんなと歌うのはいつ以来か。
記憶に残る楽しく大盛りの会だった。

さて、空手部イメージで多用してみた
「押忍!」
実際には誰も言ってないことに途中で
気付いた。

正義

緊急で大臣からの記者会見です。

国民の皆様にはこの度お米不足、高騰による
ご心配をおかけしておりますことを
国民の食の安定を司る農水大臣としまして
心よりお詫び申し上げます。

お米はこれまでの農政の軸、減反政策または
農家への価格補償につきまして農水省の
政策が完全に間違っており、既に数年前から
お米の需給は崩れ続けていました。

これはひとえに私の管轄する農水省、
政府自民党政策、または農林水産部局に
長年在籍していました私の失敗であったことを
認め農業関係者、消費者の皆様には
心より深くお詫びを申し上げます。

つきましてはお米不足価格高騰対策として
市場で形成されるべき価格は一切無視し
備蓄米を5kg2000円で放出致します。

農協には古米を高値で落札させ大損害を
与えた上で、古古米から古古古古米までは
環境相の時の削減率同様、ただなんとなく
私の頭に浮かんだ価格破壊インパクトの
ある数字、2000円とします。

この際、戦争や不作、輸入ストップなど
不測の国家的危機事態への対応は
一切無視して備蓄米を放出し「お米を安く」
します。

「お米を安く」するためには備蓄米を
無制限に放出します。
実際91万トンあった備蓄魔の残りは10万トン。これは何かあった時の全国民の
僅か5日分のお米ですが構うものですか。
「お米を安く」するためには犠牲は厭いません。

日本国の米蔵はほぼ空になりましたが
これも「安く」するための政策です。
不測の事態はこの際起こりません。
さぁ、みなさん一緒に祈りましょう。

空になった日本国の米蔵には
外国産のお米を9月にはたっぷり大量に
緊急輸入する予定ですのでご安心ください。

「お米を安く」するためには不測の
事態だろうが、外米のポストハーベストの
危険性だろうが、備蓄米のカビ毒の危険性
だろうが、この際気にするところでは
ございません。
みなさん、安さこそ正義です。

食の安全性や倫理観、将来の農業の継続より
「お米を安く」することが何よりの優先事項
であります。
「お米を安く」する政策に文句を言う者は
非国民、抵抗勢力です。

我々の「お米を安く」する政策の成果は
2000円のお米に長蛇の列をなす国民の
皆様、とりわけこれまでの農政の失策を
責めることもなく「2000円はありがたい」
「この安さが続いてほしい」
「輸入米でも5年前のお米でも構わない」
「とにかく私は安いお米がほしい!」
とありがたがる国民の皆様の圧倒的なお声に
私は支持されております。

農家が潰れても「お米を安く」する
ことが優先です。
例え安全でなくても外米だろうと国民は
生活が苦しいのです。

国民の生活が苦しいのは長年の政府自民党の
政策の失敗の積み重ねと指摘されても
もう過ぎ去ったことはいいじゃないですか。
みなさん、未来に向かって力強く歩こう
ではありませんか。

とにかく「お米を安く」します。
米市場をお米でジャブジャブにします。

並んでください。押さないでください。
何時間でも長い列でお待ちください。
私のスピード感ある政策でまだまだ
「安いお米」大量にご用意しますので。

持続可能な農業より、農家が激減することより
「お米を安くすること」の方がはるかに
大事なことです。
そうでしょ。
皆さん、安ければ安い方がいいんですよね。

9月には外米がどっさり届きます。
これまで以上に「安さに挑戦!」
楽しみにしていてください。

「いつまでも外国産米が安く輸入できるか」
ですって?
そのためには関税を撤廃します。
農協も解体して外資に売り飛ばします。
その代わりお米「安く」しますよ。一時的に。
この私に抜かりはないですよ。

 「郵政の二の米」って私は父より優れてます。
郵政解体でハガキの値段はとんでも
上がったけど、私は何がなんでも
お米は「安く」するんです。
みなさんも嬉しいでしょ。

約束は守りますよ。
なんたって私、日本国農林水産大臣ですから。
これからも自民党をよろしくお願いします。
企業献金もまだまだ喜んで頂戴しております。
世襲4世議員を甘く見ちゃいけませんよ。
「安いお米」で農業はサスティナブルで
なくなりますが、このまま世襲が5世6世
何代まで続くのか今から楽しみです。
選挙区横須賀の皆様これからも応援くださいね
「世襲サスティナブル」

おっと、今はとにかく「お米安く」します。
今日も大勢の方が「安い」備蓄米に
早朝から並んで「ありがたいありがたい」と
感謝されてるのだから、後からそんなはずじゃ
なかったって文句は言わないでください。

さぁ今日も「安さ」に挑戦!
「安さ」に勝る正義なし!
セクシーでしょ。

農林水産大臣カモシカ次郎

(※)カモシカとは稲をズケズケ踏み食い荒らす農家の敵、が、天然記念物なので捕獲も殺処分もできない)






カモシカか進次郎か

政府が5kg2000円と価格を一方的に決めて
市場に大量放出するなんてのは許されない。

もし自動車の値段が上がったら政府が自動車の
価格を勝手に決めて市場を破壊するくらいの
値段で放出するのか。

車にパソコン、スマホに株相場、
今じゃお米以上にみんなが大事にしてる
モノの値段が上がったら、政府がめちゃ
安い値段決めて放出なんてしないでしょ。
市場が壊れるでしょ。
わかんないかなぁ。

「米は命の糧だから激安価格決めも
政府が介入した。」
と言うならば、米の価格が逆に暴落したら
命の糧を作る米農家を政府は介入して
所得補償するのか。
絶対しないでしょ。
する気ないでしょ。
一切してこなかったじゃん!

米の値段が上がったから
備蓄米を市場にジャブジャブに放出して
更に新米が収穫される9月に合わせてなぜ
外国からの大量の輸入米をぶつけるのか。
正気の沙汰じゃない。

消費者と共に農家を守る立場の農水大臣が
なぜ農家ばかりに廃業を迫るような
政策ばかりするのか。
本当にそんなことをしていいのか。
そもそもなんで5kg2000円に決めた?

その先どうなるかなど考えもせず
なんとなく5kg2000円に決めたんだろ。

私は毎日田んぼに被害を及ぼすカモシカと
闘っている。
もうほんと、これ以上勘弁してほしい。
なんでズカズカ田んぼに入ってきて
苗を踏み散らかし食べ散らかすのか。
「おい!カモシカ!お前は進次郎か💢」

しまった、カモシカに失礼だった。
進次郎の害はこんなもんじゃない。
日本中の米農家に及ぶ。
外国だったらとっくに農家のデモや暴動が
起きてるのに、やっぱり日本人はおとなしい。

不作でもないのに米が不足し、長蛇の列で
安い備蓄米を「ありがたい!進次郎よ
ありがとう!」って。
おかしさに気づいてよ。
自民党の農業政策の失敗を糾弾しないで
次は安い外国産の米に「ありがたい」
と言って長い列をなすのか。

それ、5年前のお米だよ。
進次郎になってから必須だった備蓄米の
カビの検査、任意になって
どこもやってないよ。
それを安からって「ありがたい」って
おかしさに気づいてよ。

最近、私には進次郎は何も考えずに田んぼに
ガシガシ入って稲を踏み荒らし食べ荒らす
カモシカにしか見えない。
あ、しまった、カモシカに失礼だ。

輸入米は船で運ぶ時に防カビや強い殺虫剤
使ってるのみんな知ってるのかなぁ。
「ポストハーベスト」って聞いたこと
ないかな。収穫後の農薬って意味。
長い時間船で運ばれる途中、船倉で
カビが生えたり虫が出ないように船に
載せる前に燻蒸処理で強烈な農薬使うんだ。

 何が「軽やかカルローズ米」だ。
健康壊して軽やかどころかそんなもん
食べ続けたら重い病気になって結局高〜い
お米になるじゃんね。

 おい進次郎。
命に関わる農水大臣には絶対向かないって。
企業献金担当大臣でいいじゃないか。
世襲4世議員って、もうね、それだけで
法律違反レベルじゃんね。(嘲笑)





執念と迫力

映画 国宝。
執念と迫力と気迫の映画。

役者はもちろん製作陣の気迫もビンビン
伝わってきて記憶に残る映画になった。
歌舞伎には全く興味のない私でも
見事に引き込まれてしまった3時間の大作。

ジャブジャブ

この男は「米市場をジャブジャブにする!」
と言って更に備蓄米20万トンの放出を決めた。

日本の多くの米農家はただでさえ
今までギリギリ、高齢化でほっといても
激減するのに、日本の農相がわざわざ
息の根を止めに来る意味がわからない。

いやぁそれにしても「ジャブジャブ」とは
ひどい。
浅はか男が備蓄米2000円の安さと
引き換えに国を滅ぼす。



2%

八百津町のふるさと納税担当職員さんが
今まで楽天市場の甘酒のページを
6本12本24本まとめて見やすく
してくれました。

ところで、農業って補助金で守られているって
イメージがあるとのことで計算してみた。

うちの年間売上高に占める
農業補助金の割合は、2%。

お米をアメリカからから輸入する
お金があるのなら、もう時代遅れで
型落ちとなった武器を大量にアメリカから
輸入する馬鹿げた莫大なお金が
あるのなら、
食料安全保障に寄与しこれから将来を担う
若い世代の米農家にちゃんと所得補償を
してあげてほしい。
(防衛費年間予算8.7兆円 vs 農業年間予算2.3兆円)

武器も国防もアメリカ頼り。
お米や食糧もアメリカ頼り。
お米は5kg2000円の備蓄米に長蛇の列。
関税はやられ放題。
おい、自民党、冗談だろ。

かつて

かつてここには6枚の田んぼがあって
長年私がお米を作っていた。
肥料を撒いて耕し田植えをし草刈りをし
稲刈りをし心血注いだ田んぼ。
今はもう猪や鹿の巣に成り果てている。

これが田舎の農村の現状。
作り手を無くした田舎の田んぼは
やがて全部がこうなっていく。

テレビやネットでは米を増産すればいいじゃん
大規模化すれば輸出すればいいと簡単に
言うけれど、乱暴で勝手な人たちだなと思う。

高齢化した村は人口が激減した代わりに
猪と鹿が増えに増え、米作りできる
田んぼはもう限られている。

そんな中で残された田んぼを鹿の侵入と
毎日闘いながら、今はまるで「最後の砦」を
守るように稲を育てている。
こんな状況はここだけじゃない、
日本中の数え切れない農村で起きている。

米の高騰、不足は明らかに自民党の
農業政策の失敗だ。
なのに世襲4世スーパーボンボンが
ヒーロー気取りでいるのが理解できない。

国の米櫃を空にし、値や流通を壊し、
目先の消費者から喝采を浴びながら
農協を悪者にし解体し外資に売り渡し、
国民のためとうそぶきながら大量の
輸入米を入れ、もうね、お見事!
全部間違えてる。

ただでさえギリギリの状態で続けてきた
日本の多くの米農家の息の根を止めに
来たんだな、日本を壊しに来たんだなと思う。

賭けてもいい、これからも自民党は
ますます判断を間違い続ける。
ならば
「さぁ!いつもの通り、
彼らの言う逆を行こう!」




ひとり

厚生労働省からコロナワクチンの副反応を
認める通知が届いた。

コロナワクチンを打った瞬間体中がザワッ。
今思い返せばあれはアナフィラキシー反応
だったのだと思う。
直後に注射した腕と左胸に強い痛みを感じた。

みんなも副反応はこんなに痛いのかなぁ。。
すると夜になって左眼の視界が
何やらおかしい。
左眼視界の中心2cmほどが見えなくなると
その症状は15分ほどであれよあれよと
視界の全部に拡がり左眼は完全に
見えなくなってしまった。

「これはヤバイ!失明する!」と
救急車を呼ぼうとしていたら、
また15分ほどでさっきとは全く逆回転で
視界が元に戻った。
視野全部が砂の嵐で何も見えない。
完全に失明状態になったのは10分間ほど
だったろうか。

次の日すぐワクチンを打った地元の医院に。
医師は明らかに困惑して大した診察もせず
すぐに大きな病院への紹介状を出した。
ただの紹介状1通が5000円もするとは
驚いたが、当時ワクチン接種を強く呼びかけて
いたその医師は面倒なことには
巻き込まれたくない、もうここへは2度と
来ないでほしいと言うオロオロ狼狽した
表情だったのは忘れられない。

大病院で眼の異常や胸の痛みを検査。
幸い眼にも心電図にも異常は見られ
なかったが、左胸の強い痛みは
その後約1年もずっーと続いた。

ワクチンの副反応症例を調べてみると
胸の痛みも眼の異常も症例として
たしかに挙げられている。
素人の個人的な意見だが、目も胸の異常も
ワクチンでできた血栓が毛細血管を
詰まらせたのではないかと思う。
(目が回復したのは血管を塞いだ血栓が
何かの拍子にたまたま外れたか?)

町役場を通して厚生労働省にワクチン
副反応の申請を出した。
何度も病院や役場を訪ねて、書類を何度も
書き直し、3年越しで副反応が認められた。

治療費の実費は戻ってきたが、
紹介状をはじめ痛みで仕事を休んだなどは
一切聞かれもしなければ考慮もされない。
結局この認定にかかった時間と労力、痛みや
紹介状料もカウントされずにマイナスで幕。

周りでワクチン接種後私より
重い後遺症に苦しむ人はかなり多い。
一方、この申請をしたのも副作用が
認められたのも八百津町では私一人だろう。
おかしなことがまかり通るものだ。

破壊

この人はほんといろんなものを破壊してる。

この人は自分たちの農政の失策を棚に上げ
農協や卸業者を悪者に仕立て上げ
「私が米を安くした」とあたかも自分の
手柄のように振る舞う。
マスコミもそう伝える。

「昨年に比べお米の価格は2倍になったのは
異常!」と、この人もマスコミも言う。
いやいや、米農家のお米の売値は
30年前にやっと戻ったに過ぎない。

30年ずっとお米の値段は下がり続けてきた。
肥料も農薬も農機具もガソリンも米袋も
全ての資材が高騰してたのに
お米の値段だけは上がらなかった。

昨年までの5kg2000円が狂った値段だった。
農家は抗議の仕方を知らない。
ただ黙って赤字でも作りつづけてきた。
そんな仕事に若い人が来れるはずがない。
だから米農家の平均年齢は74歳。

そんな農家に何も知らない識者が
「農地を大規模化してコストダウンが必要、
国際競争力を付けて輸出をしろ」と言う。
そんな馬鹿な。
もうめちゃくちゃ。
そんなことはごくごく一部の超大規模法人
にしかできない。
それをマスコミは「ほら、実際やれてる所も
あるじゃないか!」と取り上げる。

政府が備蓄米を市場価格ではなく、精米代も
運送代も税金負担し価格破壊の値段を付けて
「安いぞ安いぞ」と大量に売りに出す。
「わーい、わーい」と長蛇の列。
ほんとうにそんなことしていいのか。
もうめちゃくちゃ。
ただ安ければいいのか。
それが米市場や農協や米卸や農家を
消費者の心を破壊してることに
気づくまともな人はいないのか。

それに飽き足らず、外国のお米も
緊急輸入しますと言う。
「海外のお米でも値段が安くなるなら嬉しい」と言う人がたくさんいる。
ただ安ければいいのか。
そんなことしてその後どんな世の中に
なるのか考えないのか。
どんどん壊していることに気づかないのか。
「元通り5kg2000円に戻ればいいのに!」って
もうめちゃくちゃ。

安さの代わりに破壊したものは今度は
必ず自分たちに戻ってくる。
一時の安さとは比べものにならない
代償を払わされることになる。
「ああ、あの時だったんだな。
なんだか変だなとは薄々感じてたんだけど」と
後になって気付いた時にはもう遅い。

この人はまだまだいろんなことを破壊する。
この人が「安さ」を餌にまだまだどんなことを
破壊していくのかを、ちゃんと見続けようと思う。

目を醒まそう。
安さは正義ではない。
安さの代償は後々とんでもなく高くなって
戻ってくる。




期待以上

予想外にいいシナリオ!だと思ったら
アカデミー脚色賞だったのね、さもありなん。

はじめは学級委員選びじゃんね教皇選びも
と思って観てたけれど、ドロドロの
人間関係からどんどん人と神の
関係を考えさせられる展開に。
更に予想もつかない終盤に目を奪われた。
やっぱり脚本がとてもいい。

最近はもう一度観たいと思える映画に
いくつも出会えてしあわせ。

からゆきさん

盲目の作家宮崎康平が「からゆきさん」に
インタビューした長時間のカセットテープが
残っていて、それを元島原市職員の内嶋さんが
まとめて戯曲にした本。

「からゆきさん」は山崎朋子
「サンダカン八番娼館」の小説が有名で
同名の映画に詳しい。

むかしは天草や島原半島はとても貧しく
天草四郎の島原の乱の遠因にもなっていて
からゆきさんに限らず、長崎出島に近い
遊郭街丸山界隈にも多くの女性が
売られて行った。

歴史書には出てこない弱い弱い立場の
彼女一人一人の人生にスポットを当てた
作品には迫力があり、作者の視点や心持ちに
心を打たれてる。
なんのご縁か知らぬ間にいくつもの
「からゆきさん」作品を追いかけている。

昔あっち今こっち

大学を出てアメリカに留学し帰国後すぐ
警視庁の警察官になった。

警察学校の成績は2位、1位だった同期は今
皇居周辺を守る警視庁第一機動隊隊長
2000人の部下を抱える警視正になってる。
もし警察を続けていたら私も東京のどこかの
警察署の署長くらいにはなれていたと思う。
自分で言うのもなんだけど、それくらい
検挙数も成績も挙げて、警察官の仕事は
天職だと感じていた。

所轄では新人なのに右翼左翼外国勢力を
相手にする公安部から「推薦するから
来い来い」とお誘いを受けていた。
でも、もしそのまま公安部に引っ張られて
いたら、思想信条や内面の自由に踏み込む
仕事に良心が咎めて途中で嫌気がさして
やっぱり辞めることになったのだろう。
あぁ、やっぱり署長にはなれなかったなw

警視庁は4万人の大きな組織。
寄らば大樹の陰。
末端にいても、日の丸を背にした大きな
組織や権力の側がどんな思考回路になるのか
どれだけ安心なのか、勤勉と怠惰を
実経験として知ってる。

私は昔あっち側にいた。

その後、いわゆる保守思考の警視庁から
いわゆるリベラル思考の(財)横浜YMCAを経て
保守なのかリベラルなのか自分でも
わからない米農家になって気付けば31年目。

4万人もいた世界から1人になって
寄るべき大樹がない。
若い頃は「止まったら切り刻まれる」
「止まったら全部が終わる」そんな強迫観念の
中でずっと生きていた気がする。
組織に属していない不安と何事も自分で決めて
自分で動くという自由との狭間が
今の自分を育ててくれたのだと思う。

この写真を見た時、警官隊と米農家との
両先輩方のコントラストに「ドキッ!」
とした。
昔はたしかに制服を着てあっち側にいた。
今は間違いなくこっち側にいる。
思えばなかなか随分な振れ幅だ。

自然と改めて自分に「どっちがいい?」と
問い直してみる。

生まれ変わってもやっぱりまた、
警視庁から始めてYMCAを経た上で
米農家になるのがいい(⌒▽⌒)
ということになった。





ドロドロの内紛

式年遷宮のことをもう少し調べてみた。

式年遷宮にかかった経費は
前回550億円
前々回330億円
前々前回60億円
今回目標は558億円だが物価高騰で
ほぼ間違いなくオーバーするだろう。
更に次回は1000億円超えとも言われる。

いずれにしてもこんな莫大な金額、
人間のやること神様の裏では巨大な利権や
権力闘争が渦巻くのでは?と
伊勢神宮を本宗として全国の神社を束ねる
神社本庁のことを少し調べてみた。

やはり。。。

たった少し調べただけで出るわで出るわ
利権争い権力闘争、内紛に伴う裁判の数々。
 
ザ・人間。

いやはや神道もご多分に漏れず
神様の裏側では想像以上のドロドロ。
人と金が集まるとどうしても
こうなっちゃうのね(T ^ T)

天照皇大神はこのドロドロ劇をどう見て
いらっしゃるのだろう。


式年遷宮

伊勢神宮の式年遷宮に使われる御神木。
岐阜県可児市でのお披露目に行って来た。

20年に一度の式年遷宮は今回で63回目だから
1260年の歴史となる。
次の式年遷宮は2033年。
準備には9年間の時間と550億円をかけ
伊勢神宮では最大のお祭りとなる。

20年に一度だから、御神木曳きを拝見するのは
きっとこれが最初で最後になるんだろう。

もし次の御神木のお曳きを見られるとすれば
私は79歳、その次もまだ生きていれば99歳。

https://youtu.be/_ttXjy_IZ6w?si=0ih5F5AewRF-4jQB


餌付け

2000円の備蓄米で国民を「餌付け」しながら
人気を博し、農協が悪い、流通業者が悪いと
悪者を次々と仕立て上げている小泉は
四世議員。

悪者って、米が不足して価格が高騰した
原因はこれまで農業政策を誤ってきた
政府自民党が悪いに決まってるじゃんね。

自ら大きな火事を起こしといて、
「私が犬小屋の火を消し止めました!」って
したり顔されても。
いやいや、母屋もう焼け落ちかかってますが。

入れなくてもいい輸入米をずっと年間
70万トンも輸入しといて、国内の農家には
減反を強いてきた。
輸入しといて日本の農家には作るなって!

いまスーパーでの小売価格は確かに高いが、
農家の米売り渡し価格はやっと30年前に
戻ったに過ぎない。
いや、30年価格は変わらないどころか
昨年までずっと落ち続けてきた。

30年間価格が変わらないものって
あるだろうか?
30年価格が落ち続けてきたものって
他に何かあるのだろうか?

コメンテーター連中は日本の米は
もっとコストダウンが必要だと言う。
すごい人たちだな。
30年価格が落ち続けてもなんとか続けてきた
農家にまだコストダウンしろって。
国際競争力つけて余ったら輸出すれば
いいじゃんって、日本の米は国際価格の5倍。
そんなもん売れるかっ!
いや、売ってみてください。

コメンテーターや政治家、評論家、
誰が何を言うのか米農家としてしっかり
覚えておこうと思う。

2000円の備蓄米を安い安いと目先だけで
喜んでいるうちに事態は悪化している。
まるでタコが自分で自分の足を「安い安い」と
喜んで食べてる姿のようだ。

平均年齢が70歳を超えてる米農家も
真っ先に少子高齢化して弱りきった農村も
GDPの1%しかない農業界も
小泉にはまるで怖くないのだろうな。

進次郎は農相就任時に
 「このままの価格なら米離れが起きて
外国産の安い米がバンバン入ってきて
しまう!みなさんさんそれでいいのですか!
私は日本の農業を生産者を守るためにも
備蓄米を放出するのです!」と言ってた。

この男が、そんなまともなこと言うはずない
のになぁ〜おかしいなぁ〜と思ってたら
「備蓄米がゼロになったらお米は輸入します!
聖域はありません!」
とサクッと方向転換した。

あはは!
待ってました。
そう来ると思ってました。
就任時にそう予想してました。

さて、次に、彼はこうしてこうして
来るだろうな。
そして、日本の稲作は一部を除き壊滅しいく。

お父さんもそうだった。
自民党をぶっ壊すと叫び人気を博しながら
結局郵便局をぶっ壊し、外資に売り渡した
だけで去って行った。
進次郎は農協と農業をぶっ壊していくのだろう。

国としては武器よりも大切な食糧を
外国に牛耳られ何が独立国なものか。
悔しいなぁ。
残念だなぁ。
馬鹿だなぁ。

残念だけど予想はハズレないと思う。
だから今私は「安さの悪魔」2000円の備蓄米のニュースを、ものすごく冷めた目で見ている。

やったね、進次郎、思惑通りだね




威嚇

高い電気牧柵やネットを張ったのに
一体どこから入ってくるのか柵の中に
天然記念物カモシカ。
近頃は田んぼで毎日日中見ない日がない。

田んぼの苗を食い荒らし踏み荒らす
天然記念物カモシカ。

今日も「この野郎!!」と棒で
威嚇して追いかけると
天然記念物はこっちを振り返り
「グゥ〜!」と唸りをあげた。

天然記念物はハッキリ「ここは私も縄張りだ、
お前は何を勝手に縄張りに入ってるんだ!」
と逆に抗議している。

「き、貴様!💢」

カモシカは勝手に殺したり獲ってはいけないと
法律で90年間も守られてる。
だから人がまるで怖くない。
小泉にやられる前に天然記念物に
やられちゃう(T ^ T)



変化

太陽の光が苗の葉っぱに変わっていく。

そんな光景を毎日見ることができるなんて
幸せなことだなぁ〜とつくづく感じる。

巷ではお米の価格が高い安いと大騒ぎだけど
米農家がお米を育てる気持ちには
高かろうが安かろうがどっちでも全く関係ない。

お米が値段だけの関心で語られている
ニュースやワイドショーやネットを見てると
ほとほと嫌気がさしてくる。

お米のことをそんなに乱暴に、
不遜に扱わないでほしい。

 何が大事なことなのか目を醒ましてほしい。

やっと

劇作家井上ひさしの元妻西舘好子の書いた本。
385ページ。
とくに前半がつまらなくて、何度も挫折し
かかったけれど、やっと読み終えた。

著者の記憶の良さは分かるけど、とにかく
一回しか出てこない登場人物の名前が
ゲップが出るほど多過ぎ(T ^ T)

さて、人は見かけによらぬもの。
あの大人しく優しいイメージの井上ひさしは
家では強烈なDV男だった。
人の内面とはかくも複雑なものか。
私は井上ひさしと結婚しなくてよかった。

安さに飛びつく先

誰が考えたのか、備蓄米に付けた名前が秀逸。

贅沢

ここが私の仕事場。
時々ものすごく贅沢な職場環境だなと
つくづく思うことがある。
通勤時間も家から僅か1分。

暴落の兆し

一般人では見ることのない農業共済新聞。
この記事によると今年は主食用米が
5.8%増産される。(今後の統計変動あり)

これまで6月末の適正とされてきた
民間在庫量は180万〜200万トン。
ところが来年26年6月末の在庫予測は
214万トンで上回る。

つまり来年(今年の秋)には早くも
お米は一転過剰になる予測。

さらにこの214万トンに今年3月以降の
100万トンの備蓄米が市場に供給されて
いてこれも加算されるのだから、想像以上に
お米在庫は過剰なるかもという記事。

仮に今年天候に恵まれ日本中で豊作に
なると(記事には書かれてないけれど)
皮肉なことに、一転お米は大暴落する。

大暴落したら今度はもう耐えられる
中小米農家は多くない。
この記事のシナリオが当たると、高齢化も併せ
廃業する農家はとんでもなく増えるだろう。

今回のお米の価格高騰はロウソクの火の
最後のボッ!かも知れない。

お米とは元々少し足りないと暴騰し、
少し余ると暴落するとても価格が不安定な
性質の作物。

世の中は「減反政策をなくせ!」の大合唱
だけど「農家の所得補償なし」で減反を
なくして増産に走ると、お米の価格は暴落し
あまたの米農家は潰れる。

いやいや、余った分は輸出すればいいじゃんと
識者は言うけれど、日本の米は国際価格の
5倍以上。常識で考えれば価格5倍の
余ったお米が外国にバンバン売れるとは
思えない。

この秋のお米価格はもう今から結構な高額で
取引が決まってるので、この秋のお米は
そんなに価格は下がらないはず。
問題は来年産の新米収穫が見えてくる
時期(つまりちょうど1年後くらい)に
在庫過剰だとしたら大暴落が始まっても
おかしくはない。

一農家の予測だけど、小泉進次郎は農協と
米農家にトドメを刺しにきたんだなと思う。
(私は農協との米取引は一切ない)




残り30万トン

万が一のことが起きても国民を飢えさせない
ための備蓄米。

1月に食糧危機だけじゃなく流通の円滑化のため
にも放出できるように法解釈を変更した。

備蓄米の全体の量って知ってる人は
知ってる100万トン。

さて「この100万トンって日本国民
何ヶ月分でしょうか?」

こんな質問を知り合いや友人にしてみると
なんたって万が一の備えなんだから
5年分、3年分、1年分という答えが多い。

正解は1ヶ月半。

あ、これは放出前の全量蓄えてる時。
戦乱や天変地異が起きても1ヶ月半は
日本人が飢えずにお米を食べられる。

でも、たった1ヶ月半て短くないかな
この万が一の備え。

さて満量100万トンの備蓄米、連続する放出で
今の在庫は30万トンにまで減った。
30万トンって何日分?
答えは約2週間分。
日本に何か万が一の不測の事態が起きても
たった2週間分のお米しかない。

いやまだまだ甘い。
更にこれからこの30万トンも1ヶ月に
10万トンずつ放出すると小泉進次郎が言っている。

つまり8月末には備蓄米の在庫はゼロ。
日本に万が一のことが起きても計算上
政府備蓄米はない。
実際には9月には新米が出回るけれど。

今年はお米が高いから備蓄米を買い戻せない。
つまり少なくとも来年秋まではこのまま
備蓄米ゼロ状態が続く。

今までは放出した備蓄米量分は次の年度の
収穫で同量を備蓄米として必ず補充
しなければいけない規定だったけれど、
今年から5年以内に備蓄米を買い戻せば
いいということになった。

よって最大で5年間日本は万が一の備蓄米が
在庫ゼロな状態が続く可能性がある。

何かあった時の備えを今、私たちは「安い!」
と言って飛び付いて無くそうとしている。
ま、大丈夫か。万一のことなんて起きないか。
備蓄米を放出しなくて満量あっても
所詮1ヶ月半分しかないのだから。
0も1.5もそんなに変わりはないか。

このチャンスに軍事力だけじゃなくて
食糧でもアメリカ米を大量に輸入して
穴埋めをすることにしよう!
となる算段か。。。



ええっ!

米の高騰でとうとう都会では
こんな自動販売機がッ!
と、一瞬頭の中で関連付けたのは職業病。

えええ!
昆虫食の自動販売機。

こおろぎラーメンにタランチュラ、サソリ、
バッタにカブトムシ、セミにタガメに
ゴ、ゴ、ゴキブリですと!

その上さらに謎のお楽しみ缶って
ゴキブリを超える昆虫ってなんだ!??



想像以上に

予想を超える映画だった。

沖縄基地問題や政治家、日本の自主独立
アメリカ軍、日米地位協定、辺野古など
静かだけど心をえぐられるような
太田、翁長両知事の言葉に何度も
泣きそうになった。

アメリカの言うことならなんでも
ホイホイ通してしまう、日本とは政治家とは
なんと言う情けない存在なんだろう。

無残

本来なら葉っぱがグングン伸びている苗が
鹿にかじられハサミで切られたような姿に。

商売や採算の問題より、ずっと大事に育てて
田植えしたせっかくの苗が成長するのではなく
日に日に鹿にかじられてなくなっていくのを
見るのはほんとうに寂しい悔しい。

ここに限らず日本中山間部の稲作は
高齢化や獣害でもうギリギリの状態で
踏ん張ってる。

お米は作れば売れるこのご時世に、今年うちが
面積を半分にせざるを得なかった主原因は
年々増え続ける鹿と猪による獣害。

写真家 常盤とよ子の迫力

写真家 常盤とよ子 の作品が見たくて
東京都美術館刊行の
「everyday life 私は生まれ直している」
6人の女性芸術家の作品集を手に入れた。

常盤とよ子の作品は戦後横浜の赤線街にいた
女性たちの写真が多い。
6人の作家の中で私にはやはり常盤とよ子の
写真が圧倒的な迫力。

彼女の作品は横浜美術館でたしか6月2日まで
見れるはず。

長い

猪に崩された用水路の泥上げ。
長い長い用水路。
泣きたくなるような長い溝を半日ずっと
ひたすら一人スコップで泥上げ。

昔は用水路の泥上げは地域みんなの作業だった
ろうけれど、今じゃたった一人で
腰を叩きながら。

若い時だったら泣きべそだったろう重労働も
焦らずゆっくりゆっくり一歩一歩。

長かった。。
さぁ、これで田んぼの苗達にたっぷり
水を入れてあげられる(⌒▽⌒)


鹿野郎!

鹿が田んぼに侵入して大事に育てて田植えした
苗を片っ端から食べていく。
「馬鹿野郎!」
と叫びたいところだけど、馬を飼ってたから
「鹿野郎!💢」
急所にネットを張ってみたが
鹿はきっとなんてことなく跳び越すのだろう。
「鹿野郎!💢」

う〜ん

お蕎麦で有名なサガミさんで
500円モーニング。

米農家が、お蕎麦屋さんで、
コーヒーとサラダとパンとゆで卵を、
いただきながら、
コメの本を読む。

ちなみにドレッシングは西洋のもの
だろうけど「和風」
ゆで卵は和か洋かしばし考える。

う〜ん、シュール。

蕎麦屋さんのコーヒーが意外に美味しい。
う〜ん。

農協は悪くない

米騒動で随分農協が悪者にされているけれど

「農協は悪くない」

お米価格高騰は生産量が足りないから。
農協は生産量:減反には全く関与してない。
「米不足の犯人は農協だ」なんてのはまるで
お門違いだ。

少子高齢化のうちのような田舎では
どう考えても採算が合わないのに農協は
食料品やガソリン、ATMがある
支店を出し続けてくれている。

農協は田舎、特に車を持たない高齢者には
ライフライン、最後の砦と言っていい。
そんな地域はここだけじゃなくて
日本全国無数にある。

お米農家支援の担当者は頭が下がるほど
熱心に農家を走り回っている。

大きな組織だからきっと改善する点は
たくさんあるだろう。
だが、今回の米不足は農水省が決める
減反が原因なのだから農協はまるで関係ない。

小泉進次郎やキャノングローバル研究所
山下の言う「農協が悪い!」説を見たら
思い出してほしい

この件「農協は悪くない!!」

農協悪者説に乗っかった先は
田舎のライフラインの消滅と150兆円の
金融資産の外資への売り渡し。

そんなバカな、そりゃないでしょうって

かつて「郵便局が悪い」と国民総出で
叩きまくってた頃、その後郵便局の資産は
外資に渡り、郵便局の窓口でアヒルのがん保険
が売られることになるなどと
どれほどの人が想像できたろうか。

米不足とは関係ないのに「農協が悪い」
なんて合唱してると結局自分で自分の首を
絞めることになる。

危ない危ない。





舘野さんと民間稲作研究所

私に米作りの師匠はいない。
駆け出しの頃はインターネットのない時代、
当時出版されてたあらゆる稲作の本を
読み漁った。

そんな昔に東京で民間稲作研究所の
勉強会があった。その時たまたま
知り合ったのが写真の舘野さん。
当時彼は40、私は29。あれから30年。
年賀状のやり取りだけで以来一度も
お会いしてないけどいきなりYouTubeで
「おお!舘野さん!」優しい懐かしいお顔。

さて、民間稲作研究所の方法は
10年がんばってみたけれど結局上手く
いかなかった。
「こりゃ違うな」と気付くのに10年。
随分遠回りした。。
遠回したお陰で確信した。

結局、誰かや権威がある団体の農法を
真似てみたところで上手くいかない。

「自分で自分のやり方を探るしかない」

と言う、農家として至極当たり前で
最も大事なことを学んだ。





紅子さん

東京中野には私が師と仰ぐ感性豊かな
女友達がいていつも刺激を頂いてる。
その方のご紹介で知り合った紅子さん。

紅子さんは元ソープ嬢、今は色街写真家。
以前熱海の個展にもお邪魔したことのある
彼女のクラファンに参加したら
新作の写真集が届いた。

同じものを見ても一人一人切り取り方や
感じ方、捉え方が違うことをこの歳になって
やっと再確認して楽しい。
それを読み取るのも更に楽しい。

ちなみに中野の我が「師」は、自分にない
感性で、いろんな場所や次元や変な人の
ところに誘(いざな)ってくれる私にとっては
愉快でごきげんな水先案内人。

無肥料無農薬無機械

毎年田植え稲刈りでお世話になっている
小嶋さんは愛知県小牧市からの通いの米作り。

元々は一番弟子酒井くんの紹介でうちで
お米作りの研修。

彼のお米作りは、トラクターやコンバインなど
一切の農業機械を使わず、耕すのも代掻きも
長靴でひたすら土を踏む完全人力のみ。
肥料もなし、農薬もなし、機械もなし。

つまり私が研修でお教えしたことを一切無視
した彼だけの農法。
プロ農家には決して真似できないので
私も興味津々。

長靴代以外まるでお金のかからない農法
成功したら真似させてもらおう!

数ヶ月に一度の出来事

楽天市場のふるさと納税の甘酒部門。

日本全国から2504件もの出品がある中で
今日は山ちゃんの甘酒6本、甘酒3本が
全国でランキング1位と2位。

これは年に数回起きる出来事。
ありがたいなぁ〜。
どう考えても出来過ぎだなぁ〜。

本日終了ふるさと納税発芽玄米

ふるさと納税での発芽玄米の出品は本日終了
残りお一つです。(ふるさとチョイス)

ふるさと納税での発芽玄米、お米の再出品の
時期は未定です。

なお、このホームページでは発芽玄米5kg
1500gは販売中です。
こちらも在庫がなくなり次第売り切れと
なりますので、お求めの方はお早目にどうぞ。

私は「二世議員」ではありません!!

さぁ、出番だ!

父が「郵政を悪者にして」外資に
売り飛ばしたように、息子の私も
「農協を悪者にして」外資に
農協を解体して外資に売り渡そう!

今は農協の構成員は組合員だから外資が
入って来れない。

モンサントを吸収したバイエルなど
外資穀物メジャーがまず狙うは
全農グレインと言うJA全農グループが持つ
米国にある世界有数の穀物輸出基地。

小泉が「消費者のため」「農協が悪い」
と言ったら要注意。
外米もたくさん輸入してJA資産売り渡し。

自民党二世議員め!って、失礼しました。
小泉進次郎は二世議員ではありません!
四世議員です!お待ちがなく。
四世!って!いい加減にしなさい💢

届きそうな気持ちに

会田誠さんは同じ歳の天才画家。
山口晃さんもほぼ同世代の天才画家。
絶対に真似できない領域。

面白い芸術家さんを見つけた。
野口哲哉さん。

楽しみにしていた野口哲哉さんの
作品集が今日届いた。

そりゃ〜彼のも絶対に真似できない領域。
だけど、野口さんの作品は
どこかでなにかひょっとしたら
ほんのちょっぴりだけうっすらと
頭の中の妄想だけでも
真似できるんじゃないか?と思わせてくれる
臭いや感性があって面白い。

表紙だって侍がウオークマン聞いてたり
スーツケース持ってたり。

天才は天才だけど楽しい天才
と言うところがなんだかとても良い。


謝罪

江頭農水大臣の発言が大炎上。

個人的には農水省にも大臣にもこれまでも
これからも何んの期待もしておりませんし、
自民党の特に二世ボンボン国会議員なんて
こんなレベルだと随分前から存じ上げて
ますのでなんの驚きも全くございません。

ただただ、こう言う人を国会議員に選ぶと言う
レベルの低い私たち有権者がいけないのです。

ご本人は思ったことを正直になんの気なしに
申し上げているだけですので全く悪う
ございません。
あまり責めないであげてください。

よく考えもせず特に二世ボンボン議員に
ホイホイ投票してしまう私たちが
いけないのです。
反省すべきは私たちの方でございます。

大臣への「間抜け」「バカ」などの誹謗中傷は
そのまま私たち有権者にブーメランとして
戻ってまいります。

 大臣、二世議員と言うことで
政界に入るずっと前から、いえ、
ひょっとすると子供の頃から変わらぬ
スタンスで政治に取り組んで来れられたのに。
何が悪いか国民が何に怒っているのかも
全くお分かりになれずここまで来らたにも
かかわらず、私たちからの選挙と言う信任を
何度も受け続け、やっと名誉ある大臣に
までなられたのに、今更...
ほんとうに酷い目に遭いましたね。

ひたすら憐れみ申し上げます。

 大臣、あなたは悪くない。
悪いのはあなたを国会議員に選んだ私たち、
自民党にいつまでも尻尾を振り続けている
私たちの方です。
農水大臣にはプロ農家の一人として私こそ謝罪
したい気分でいっぱいでございます。

「全く見識も実力もないあなたに
国会議員ましてや順番とは言え大臣まで
やらせてしまい
誠に申し訳ございませんでした!」

33年前の米の本

あの作家・劇作家の故井上ひさしが
33年も前に書いた「コメの話」

私が就農したのが31年前だから、米づくりを
始めてすぐの頃に一度読んでて、今回
本棚を掻き分けて探し出してみた。

30年も前に読んだ本だから詳しい内容は
覚えてないが、多分と言うか高い確率で
30年後、つまり現在の日本とお米事情を
言い当てている予言の書だと強く想像する。

もしそうなら井上ひさしをもう一度改めて
尊敬するし、30年も前に警告されていた
コメ事情がほんとに今に当てはまるなら
やはりお上や農水相の方針は予言通り
間違ってたことになる。

私たち以上の世代で本好きな米農家なら
令和の米騒動と言われるいま、
私と同じように埃を被っていたこの本を
引っ張り出して、もう一度読もうとしている
人は少なくないと思う。

ある意味読むのが怖い。
ちなみにこの本の平成4年井上ひさしさんは
57歳だった。私は今59歳。
やっと同世代に追いついた。

一番近い

備蓄米が4000円超え。

私から見て一番現状に近いと
思われる対談です。

https://youtu.be/GWeMsBO3-jA?si=G347g3GKV6oCJ93I

ご参考に。

お願いだから

この足跡はタヌキかイタチか、
お願いだから踏まないで。

と言う願いも虚しく、既に鹿までが
田植えしたばかりの田んぼに
乱入し20坪くらいの苗が泥没。。。。

昨日まであった苗が今朝はなくなってる
ことほどショックで悔しいことはない。
慌てて鹿対策の電気牧柵張りを急ぐ。


実験

農業とは実験だと思う。

毎年毎年こうした方がいいんじゃないか
ああした方がいいんじゃないかと考えては
試し失敗し成功し、でも成功したことも
次の年には通用しなかったり。

多分それは農業だけじゃなくあらゆる仕事が
実験の連続なんだろうな。
だから「こうしたら上手くいく!」なんて
マニュアルはかなり乱暴だといつも思う。

そんなマニュアルが通用するほど
世の中は甘くない。
結局自分で探すしかない。

畦の草刈りが始まった。

いつもは全部数センチ、土が見えるくらいの
高さで盆栽のように刈り取るが、
「本当にそんな必要があるのだろうか?」
と長年の疑問を実験。

背丈の長い草だけちょんちょんと刈ってみたら
背の低い草だけが残り、あれ?結構きれい
かつ労力10分の1で重労働のはずの
草刈りも楽しく鼻歌。

稲とレンゲのコントラスト

左が田植えして1週間の稲の田んぼ。
右は町内養蜂家さんが見事に咲かせたレンゲ畑。

レンゲ畑ではブーンブーンとたくさんの
ミツバチ🐝🐝🐝🐝たちが忙しそうに
飛び回ってる。

きっと養蜂家さんは元気に飛び回る
ミツバチの音を聞くと幸せを感じるんだろうな。
米農家はまだ小さな苗の葉っぱが
風にピロピロと揺れる様子に幸せを感じる。

ラブレター

かわいらしいラブレターが届いた。
がんばろうと思う。
今は小さな苗だけど、
どんな大人に成長するのか楽しみ。

わからな〜い

稲の遺伝子情報いわゆるイネゲノムは
2002年にはすでに解析が完了している。
でもイネゲノムが解析されたことと
実際にイネのことがわかることとは程遠い。

31年目を迎えた米作り、経験から知ったことは
いくつもあるけれど、そんなレベルはイネの
全体像からしたら小指の先程にもならない。

続ければ続けるほど年々そう感じる。
わからないからおもしろい。
「あゝ、こんなことだったのか!」と
何年やっても気づくことがある。

こんなに小さな苗が秋には立派な穂を
付けるなんて神秘でしかない。

「私が育ててます!」と言いたいところだけど
続ければ続けるほど年々そんな不遜な
感覚は抜けていく。

当たり前だけど稲は稲自身で育ってる。
私は育ててない。
見守って、喜んで、ありがたがって、祈って、
感謝をするのが米農家の仕事だと思う。
年々そう思う。

急なお詫び

お米の販売終了のアナウンスが予告なく
急になってしまいましたことをお詫びします。

お米高騰の影響で年明け頃から目立って
受注が増え、特に4月以降はこれまで
30年間で経験したことのない急激な
受注の伸びとなりました。

ご注文数量や1ヶ月に1回などの制限もさせて
頂きましたが、5月以降は連日想定を遥かに
超える数のご注文が続いたことで
早期の売り切れとなりました。

お買い上げのみなみなさま
ありがとうございました。
また、売り切れのアナウンスが急に
なりましたことを重ねてお詫び申し上げます。

販売再開の運びになりましたら
改めてこのホームページにて
アナウンスさせていただきます。

なお、甘酒、発芽玄米、黒米はこれまで通り
販売を継続しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

お米完売御礼。

お米「コシヒカリ」「ミルキークィーン」
ともに完売しました。

たくさんのご利用誠にありがとうございました。

お手植え

田植え機で上手く植らなかったところを
腰を曲げて一日中お手植え。

高度に機械化された現代の米農家は
必ず何かの農業機械やエンジン音が
付きまとう。
そんな中、お手植えは数少ない
エンジン音皆無の貴重な静寂な時間。

長靴が泥に沈む音、泥の感触、手植えの
苗の感触、カエルの声、水の流れる音。
贅沢だなぁ。

体は腰を起点に180度折り曲げてるから
ずっと続けていると腰が痛くなる。
30年も前、駆け出しの頃はこの作業を
2週間以上続けていた。信じられない。
ヒーヒー言いながらも
当時は腰を曲げた格好で東京まで歩いて
行けるな!なんて意味不明な自信が付いた。

老いるものだな。。
でもイケイケドンドン順風満帆ばかりが
いいことでもなく、老いないと
感じられない大事なこともたくさんある。

田んぼの中での一人ぼっちのボチラボチラの
お手植えは贅沢な時間だった。


回数制限1ヶ月に1回まで

在庫が非常に逼迫しています。
申し訳ございませんが

お米のご注文は「上限5kg」までです。

ご注文回数も「一ヶ月に一回」までです。

上限5kg以上、または一ヶ月以内に複数の
ご注文には対応できません。

上限の数量、回数を超えたご注文は
ご入金後であってもご返金の上、
キャンセル手続きをさせていただくことが
ありますのでご注意ください。

ご不便をおかけし申し訳ございませんが、
ご理解ご協力のほどをお願い申し上げます。

アメリカ産米

ある方から「安いアメリカ産米の輸入は
大賛成」と言われ少なからずショックを受けた。

これは自分が米農家だからと言う訳ではなく、
アメリカ産米をどんどん輸入したら
日本の食や安全だけでなく安全保障やひいては
主権までどうなって行くのかが私には
見えてるつもりだから。

ある方の発言の真意は別のところに
あるのだろうけれど、同じ日本人に
そんな風に言わしめているのは米農家の
一人として自分にも責任があるのだと感じた。

見えてるつもり知ってるつもりでは弱い。
どんな意見だって自由だけど、
それを受け取った時にちゃんと自分の意見が
言えるのがいい。

漫画は要旨を簡略化させてるから詳しくない
人に説明する時には十分役立つと思う。
さぁ、米農家の一人としてこの内容
どこまで知ってたつもりか答え合わせ。

1万ボルト

田植えが終わったばかりの田んぼに鹿が侵入し
まだ小さな苗を踏み荒らし食べてしまう。

慌てて電気牧柵を張る。
1万ボルトの電流が1秒間隔で流れるが
この電線の上を楽々と飛び越えていく鹿には
効果は薄く、対策をしたと言う小さな
自己満足に終わる可能性が高い。

電気牧柵張りは例え猪や鹿に効果が
あったとしてもお米の一粒も増えることの
ない作業。

それどころか時々自分が感電する羽目に。
感電すると身体の部位にもよるが
バットで殴られたような衝撃。
ペースメーカー付けてる人は
絶対近寄らないで。

ふるさと納税「発芽玄米5kg」終了

八百津町ふるさと納税、発芽玄米5kgは
お陰様で人気ランキング1位ですが
在庫の逼迫により本日で出品を終了します。

ふるさと納税では発芽玄米1.5kg✖️2袋
一日一件限定の出品を続けておりますが
こちらも在庫がなくなり次第出品終了と
なります。

なお、このホームページからの
発芽玄米は5kg、1.5kgの販売は継続中です。

現在たくさんのご注文、お問い合わせを
頂いております。
誠にありがたいことですが
コシヒカリ、ミルキークィーンの販売も
「上限5kg、およそ一ヶ月一回」
なる制限をかけさせて頂いております。

みなさんには大変ご不便をお掛けして
申し訳ございません。


田植え終了

31回目の田植え無事終了。
小嶋さん今年もありがとうございました!!

ご不便をおかけしてます

現在お米の在庫が大変逼迫しております。
つきましては当面の間、ご注文の
「上限を5kg」とさせて頂いております。

大変申し訳ございませんが、ご注文回数に
つきましても「概ね1ヶ月に一回」とさせて
頂いております。

一回が5kgであっても同時に複数のご注文、
または数日、1〜2週間に一回のペースでの
ご注文はお受けできません。

ご注文は「概ね1ヶ月に一回」となります。

みなさんには大変なご不便をお掛けして
申し訳ございませんが、できるだけ多くの
方々にお米が行き渡りますよう
ご協力のほどよろしくお願いいたします。

農家あるある

毎日持ち歩いてる鍵。

軽トラックにトラクター、田植え機にユンボ、
フォークリフトetc..数えると10本もある。
これらは農繁期の間は全て使う。
米作りできるのはこの機械群のお陰。
そしてこれが高い(T ^ T)
そしてよく壊れる(T ^ T)

乗用車はまず故障することないけれど
農業用機械は走るだけが目的ではなく
農作業つまり泥や土を扱うからよく故障する。

どれくらい故障するかと言うとなんとなく
乗用車の10倍以上の確率。
だから農繁期に故障するのはもう当たり前、
何もトラブルが起こらなかったと言うことは
新品の時以外ないくらい覚悟の上で作業する。

案の定去年はトラクター、今年は
フォークリフトと田植え機にトラブル発生。
覚悟の上だからもう慣れっこ。
農家あるあるだからいちいち泣かない(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

田植え始まる

今日から田植え始まる。
田んぼの前でまず
「どうか無事に終わりますように」
と静かに手を合わせてスタート。

お弟子さんの田植え

私には4人のお弟子さん(一年間米作りを
学んでもらいご卒業)がいて、そのうち3人が
愛知県から通いでお米作りに来てくれている。

今日田植えしてたのは一番弟子の酒井くん。
フルマラソンに野球、バイクで
ユーラシア大陸横断、4回戦ボクサーに
自然観察員などなど私にはとても真似できない
経歴と気力体力の持ち主。
もう彼も米作り20年以上か。

さて、お弟子さんたちは私から一年の研修を
受けて一本立ちするけれど、誰一人私の教えた
通りにお米作りをしてくれない。
卒業と同時にみんなそれぞれのやり方を
勝手にテンデバラバラに始める。
「誰も教えたことやらんのかーい!」
と思わない訳でもないが、研修を終えたら
一国一城の田んぼの主人。
卒業したらよほど危険だったり無茶苦茶で
ない限りは口を出さない。

そこがいい。
みんなそれぞれ失敗と成功を繰り返して
自分スタイルの米作りを作っていく。
そこがいい。
お米作りは十人十色。
やり方や大事にする思いは
まさに「自由だ!」



お米甘酒の発送は連休明けになります

ゴールデンウィーク中はお米甘酒の
発送ができません。
商品の発送は連休明け7日以降となりますので
ご注意ください。

写真は田んぼを悠々と歩くカモシカ2頭。
田植えした小さな苗を踏み潰し
引っこ抜き食べてしまう米農家の天敵。

ハズレの言い伝え

これもどこかのある本で読んだ
お米の言い伝え。

お葬式が出る家の田んぼはその年はなぜか
最高に豊作になるのだと言うもの。
お葬式ができて経済的にも労力的にも
大変なその家族を助ける様にその年は
稲が頑張ってお米が豊作になるのだと。

ここは高齢化の山里だからもう何人もの
米作りの先輩を数多く見送ってきた。
これまで実際に見てきた結果から言えば
その言い伝えはハズレ。
やはりそんな年は田んぼの管理が行き届かず
田んぼは草だらけになってお米は
豊作にはならない。

お次はカメムシ。
カメムシが多い秋には厳しい寒さの
冬がやって来ると言う言い伝え。

これも2、30年前はある程度合ってた
気もするが、ここ数年では全くのハズレ。
温暖化で越冬できるカメムシが何倍にも増え
まだ収穫前の柔らかいお米を
チューチュー吸って、被害は年々爆上がり。
お米の栄養を吸って丸々したカメムシは
秋にはすごく増え余裕で越冬して
次の年には更に倍々ゲーム。

カメムシが多いと寒い冬がやってくる
のではなく、もはや、どんな年でも
カメムシはやたら多い。
体感からすると30年前の20倍。






竹の言い伝え

田植えを待つ苗。

ところがで竹と言えば意外にも稲科。
今年は全国でハチクが枯れている。
竹は120年周期で枯れる。

いつか読んだ本のどこかの言い伝えだと
竹が枯れるのはあまり良くない現象で
その年はお米が不作だとも言う。

竹は枯れる前に花を咲かせ実をつける。
私は見たことがないが、この実形がお米に
似ているそうだ。
お米の不作の年に竹は花を咲かせ実を残し
全滅するが、お米が収穫できなくて飢饉で
飢えてる人々に竹の実はお米の代わりの
ギリギリの食糧になり人々を救うのだとも。
竹にはそんな不吉な様なありがたい様な
言い伝えがある。

今日お世話になってる農協の方とお話しした。
この秋のお米の仕入れ価格はもうほぼ決まって
その額は私の予想を遥かに超えていて驚いた。
この上、お米が不作になるとかなりまずい。
思わず苗に手を合わせた。

今のところ当地の辺の竹は枯れてない。





代かき終了

もっとも時間がかかり、神経を使う
代かき作業が無事に終了。

これで田植えの始まりを待つばかり。

今年も酷使に耐えてくれたトラクターを
感謝を込めて洗ってあげる。
トラクターも無事に春の作業を終えて
洗われながら少しホッとしながら誇らしげ。
ちっちゃな虹もお祝いモード。

ありがとう。

いいね

いいね。
いい根。

うららに会いに

17年間飼っていた馬のうらら。
もう6年ほど前に天に旅立ったけれど
それ以来うちではうらら馬頭観音が守り神。

今日は無事に荒代掻きまで作業が進んだので
うららに会いに馬頭観音が祀られてる
隣町の小山観音さんへ。

「うらら、これからもずっと見守っててね」

山桜満開

荒代掻きは山桜満開の中で。

土から出てくる虫を目当てにトラクターの
周りにカラスやトンビ、カラスとトンビの
小競り合いを見ながら、ツバメはまだ。

多い時はツバメ軍団が20羽くらいで
トラクターを囲んで乱舞する。

スリランカ

フォークリフトが不調で入院。
買ったのは8年前、スリランカ人さんから。
この人が全くもって頭のいい人で驚いた。

今日はそのスリランカ人さんと久々のご対面。
4ヶ国語を操るだけでなく、広範な知識と
洞察力、時代を見る目、やっぱり
唸るような頭の良さだった。

在日30年の彼が言う
「日本はもうダメだね。終わった。」
せっかくの機会だから日本の政治や経済、
母国スリランカや宗教観などなど聞いてみたが
だいたい私と同じ意見だった。
なんだか残念。


風(ふう)

何度か取り上げてきた横田空域。
この空域は日本のものではなく米軍のもの。
空と沖縄の基地も戦後80年もずっと
占領され続けてる。
だから日本は一見独立国風だけど
実質アメリカの属国。

トランプ関税とやらで属国日本が
宗主国アメリカと交渉すると言う。
笑える。
属国のくせに何を交渉するのか。
茶番だ。

首都圏の空も沖縄も返還されない、
させるつもりもない飼犬ポチの日本が
何を交渉すると言うのか。

一見交渉して一見好条件を結んだように
見せかけるのだろうな。
その一見好条件を勝取りました風にして
裏でまた日本は取り返しの付かないほどの
各分野での譲歩という売国をするのだろう。

情けない。
おい、国会議員ども。
とりあえず2世議員からファイアーだ。

2〜5トン

代掻きや田植えには信じられんないくらいの
大量の水が必要になる。
水がないとどちらの農作業もできない。

みんなにとってはうれしいだろう
この晴れ続きの週間天気予報は
米農家にとっては「水が足りるだろうか…」と
言う心配の種。

ちなみにお米たった1kgを作るのに必要な水は
2トン〜5トンと言われている。
お米は水で水はお米だ。
すると雲や雨はお米でお米は雲や雨だ。

半分

今年の栽培面積はこれまでの半分に減らした。
お米が高騰し作れば売れるだろうご時世に
面積を半減した理由はいくつもあるけれど。

大きな理由の一つに鹿や猪による獣害。
せっかく育てた稲が食べられ踏み荒らされ
全滅する。
鹿や猪が何倍にも増え、
特に鹿は日中でももう見ない日はない。
タチの悪いことに脅しても全く逃げない。

苗を作っているビニールハウスの側にも
鹿が現れた。こんなことは31年で初めて。
若芽が大好物の鹿「苗が全滅してしまう!」と
慌てて苗床のビニールハウスの骨組みに
新入防止のネットを張った。

一昔前は、まさか猪や鹿のせいで面積を
半減させることになるとは夢にも
思わなかった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

一日一日

ユンボで用水路や畦を補修し
育苗用のビニールハウスを張って
種まきをして苗を育てる
肥料の米糠を田んぼに撒き
田んぼを耕す
お米や甘酒の注文を確認し
精米をして発送作業をする
ビニールハウスの苗に水をやると
一日一日があっという間に過ぎていく
今日は田んぼの耕しが終わり
出番を終えたロータリーを洗う
これから田んぼに水を溜め
代掻きして田植えが待っている


残りは国民1ヶ月分ちょっと

備蓄米放出と騒いでいる間に現在の備蓄米の
在庫は僅か70万トンに。

これは国民が食べる1ヶ月ちょっと分。
備蓄米とは何か起きたらそれに備えるべき
お米なのだけれど、もし今何か起きたら
もう消し飛ぶほどの量。危ない。

こんな状態で防衛費を増額したところで
どうやって国が守れるのか。
うちに来なくていいから、農業予算を
増やさないと本当にやばいと思う。

仮に今から10倍の武器を手に入れたところで
食べるものなしで何日戦うつもりなのか。
そんなこともわからないのか、残念だ。
そんな国会議員を選んでるのも自分達自身。
いい加減にした方がいい。

着々と粛々と

今日も一日相棒のトラクターと共に
よく働いたな。
ここまでは苗も農作業も順調。

種まき13日目

種まきから13日目。
まずまず順調(⌒▽⌒)

相棒

さぁ、今日から相棒トラクターとの日々が始まる。

ご注文の上限は合計5kgまでです

大変在庫が逼迫しています。
ご注文の「上限合計5kg」までにご協力ください。

例えば品種をまたいでの
コシヒカリ5kg+ミルキークィーン5kg=
合計10kgは、上限5kgを超えていますので
お受けできません。

どちらかの品種をお選びください。

※※※上限は合計で5kgまでです※※※

大変申し訳ございませんが、
上限5kgを超えたご注文はご返金の上、
キャンセルさせていただきます。

小嶋さん

春の作業と言えば小嶋さん。
今日は二人で田んぼに米糠を撒く作業。

おっさん二人であーでもないこーでもないと
田んぼでケラケラ笑いながらの会話に内容は
ライブ放送したら炎上間違いなし。

伊江島レッドビーチ

80年前に米軍が上陸した伊江島レッドビーチ。
戦後米軍将校専用だったGIビーチは
この浜のもう少し先。(3月23日訪問)

今はこんなに綺麗な海岸だけど、その時の
恐怖や臭いや風景を精一杯想像してみる。

ご霊場マップ

昨晩というか今朝までのJ氏ご夫妻とのサミットは、わずか数時間の休憩時間を挟み再開。

5番霊場・島原水屋敷を経て8番霊場・喫茶店パストラーレまでご案内したところで残念ながら時間切れ。サミット閉幕。「岐阜に帰って飲み直そう!」という不思議なお別れの挨拶になりました。ご夫妻には全ての霊験アラタカナ霊場をご案内できなくて残念でしたが、これは次回のお楽しみです。

私が島原に来るようになってもう18年。その間いろんな飲み屋さんや名所をいろんな方から紹介していただいて、私の頭の中には「島原不思議霊場7番」マップが出来上がっています。要するに私の琴線に触れるような一般の観光マップには載ってないような面白い場所7選です。数多くの面白プレイスから7箇所限定にするので大変な作業ではありますが、お陰様でかなりレベルが高い選択になったと自分では自負しています。

さて、今日は気付けば大晦日。

大晦日の夜は、もう10年以上 3番霊場バーの「GOOD MAN」で年越しすると決まっています。よって、この店では毎年大晦日12時近くになると毎年私達一行を待っていて下さり、「おお、現れましたなMr.大晦日の男!」と迎えてくれます。親戚の男衆と居合わせたお客さんと元気に酔っ払いながら「HAPPY NEW YEAR!!」帰り間際には必ず「今年もう一度やってきます!」そう、今年の年末の大晦日にまたやってくるので今年中というのはうそではありません。

恐ろしく寒い夜道を「GOOD MAN」を後にしてアーケード商店街の飲み屋さんを求めてさまよう酔っ払い男衆。あっという間に時間は過ぎて・・気付けば・・ああ・・今日も朝の4時まで梯子してみんなで飲んでしまいました。

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Jサミット

J氏ご夫妻が岐阜は瑞浪から島原に訪ねに来てくださいました。J氏は元外国船航路の無線士で世界60カ国を股にかけ、その後の経歴も何冊もの本に出来るほど面白い経験をされてきた人物です。奥様は大学の看護課の教授で、彼女が島原ご出身、J氏も同じ長崎県五島のご出身、で、今はたまたま岐阜の隣町にお住まいと言うご縁からこの年末島原サミットが実現しました。

雪降る島原にご夫婦の到着直後、島原一番霊場(と私が個人的に呼んでいる)古本屋「吉四六」さんへ。許された者だけが通していただける奥の間にて古代史のお話から始まりお泊りの南風楼で乾杯開始~アーケードの居酒屋~スナック七万石~鉄板焼こばち(7番霊場)~スナックラブラブ(準霊場)を経由し完全に雪見酒・・気付けばオヤオヤ朝5時(爆)

このご夫婦とのお話はどれだけ時間があってもたりましぇん~。

J氏とお会いしたのはわずか一ヶ月に満たない時間ですが、島原で飲み交わせる喜びと幸せを感じながら、世代を超え旧知の友といった錯覚に陥ります。

J氏ご夫妻朝までお付き合い頂き誠にありがとうございました。

しまばらスタート。

 

 

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ごゆっくり

中部国際空港セントレアから長崎へ。航空会社も経費削減の折、今まで無料だった機内サービスのコーヒーも300円の有料になっていました。

それでもお茶と水だけは無料で「では、お茶を」とお願いするとスチューワーデスから「かしこまりました」と小さな紙コップにお茶を注いでもらいます。ニッコリ満面の笑顔で(無料の)お茶を渡されるときには「ごゆっくり、お召し上がりください」って・・・ごゆっくりお召し上がりになるほど紙コップは大きくなく、更に無料のお茶をごゆっくりお召し上がりになるほどリッチな気分にもなれず一気に飲み干す。

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納会

今日は仕事納め。朝から林酒造さんのイベントでお餅の販売、道の駅可児ッテさん、渡辺酒屋さん、個人宅さんに配達を終え、夜にはいつもお世話になっている福地の佐々木建築さんの盛り上がっている納会にお邪魔しました。

薪ストーブを囲み林酒造さん会長さんから頂いたうなぎと、社長さんから頂いたお酒と、社長のお姉さん(料理研究家)から頂いた自家製ローストビーフに舌鼓。酒を酌み交わし、みんなでゲラゲラ笑って納会も無事終了。大工さんに建具職人に板金職人に農民の飲み会はとにかく酒が飛び交い痛快です。都会の人が見たらちょっとタジログに違いありません。

今年も最後までありがとうございました!明日から長崎は島原です。みなさんも一年間お疲れ様でした。

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苦笑門

ああ、今年が終わっていくぅ~。去年の年賀状はこんな感じでした。今年のは今朝までかかってやっと完成。師走ですね。今日もあっち行ってこっち行ってバタバタの一日でした。今年最後もバタバタするくらいやることがあって本当にありがたかったです。

帰って来たら深夜12時まで仕事場で農機具屋さんと打ち合わせ。昨日ある農機具の5年ローン(我が社にとっては巨額ローン)がやっと終わって「ああ、何とか払えたぁ・・」とホッと胸を撫で下ろしていたら・・・農機具屋さんその情報をしっかり知っているんですね~ぇ。(泣)年末にもかかわらず間髪入れずに次なる農機具の売り込みです(爆)「笑う門には福来たる」とは言いますが農機具ってどれもウン百万円単位だから夜12時までず~っと苦笑い。

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最終28日

28日は仕事納めです。可児市・林酒造さんで行われる「新酒試飲量り売り」で一日お餅販売にお邪魔します。量り売りは28日29日30日と3日間開かれます。

写真はお酒の一生プロジェクトでみんなで作った田の神さまです。田んぼから今は酒蔵さんに鎮座して酒の絞りまで見守って頂きました。お酒は無事に完成したそうです。このまま年を越して年明け新年会でみーまさんに再び遷都される予定です。

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正月休み

今年はいろんなことにチャレンジした年でした。このブログもそう。

いいこともそうでないことも盛り沢山あって、結局のところ「いいこと」も「そうでないこと」も「実は無いのだ」と言うことを学びました。

ただ、この一年はちょっと特別・・きっとずっと忘れないと思います。

さて、年内のお米の発送などは12月28日(火)で終わり、新年は1月7日から始めます。

お正月は嫁さんの実家・長崎県島原市に帰省します。

つい一カ月前に瑞浪市の百姓学校で初めてお会いした元航海士と大学教授のJ氏ご夫妻。12月30日には忙しい中を島原まで来て下さり一緒にワーワーやります。今年は最後の最後まで楽しくなりそうです。

写真はお酒の一生プロジェクトでご一緒しました可児市の「林酒造」さんの「恒例・新酒試飲量り売り」のご案内です。こちらをご覧ください。 http://www.minotengu.co.jp/index.html

 

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出会いの一年

品川の飲み屋街の一角にあるその名も「腹黒屋」やる気のネーミングです。

名古屋に帰り「みーま」さんの飲み仲間、K氏、M氏、H氏と合流。今池の新たなお店を教えてもらい、新栄ではフランス料理のシェフと出会い今年の数多くの人との出会いを象徴するかのような楽しい晩になりました。みんなみんな自分の仕事にプライドを持ってがんばってます。自分では経験できないことを沢山教えてもらい、自分をつくってもらうありがたい仲間達です。気付けばあと一週間でお正月。はやっ。

 

さて、名古屋今池たちのみBAR「みーま」さんから新年のご案内を頂きましたのでご覧下さい。 http://www.tebakara.com/index.htm

 

「お酒の一生プロジェクト」新年会。
開催日時決定。

1/15(土)6時頃~9時頃
詳細後日。
とりあえず、日時決定、そのうちにご案内します。
早めに日程の確保をお願いします。
只今のところ、立ち飲み形式、30人ほどを予定しています。
お早目のエントリーをお願いします。

田植えした米がお酒になりました!
林酒造「みーま1号」(福地五百万石純米大吟醸)
1.8L  3,500円
720ML 1.800円
詳しくは、店頭で。

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神宮外苑

ただいま東京は神宮外苑ロイヤルガーデンカフェ青山から更新しています。

店のパソコンからの更新、田舎者にはなんだか変な気分です。

神宮外苑のいちょう並木通りの入り口に位置するこのカフェは落ち着いた感じのオシャレなお店です。立地条件もバッチリで周りの環境も「ここは東京?それとも福地?』というくらい木が沢山なので神宮に行かれたらお立ち寄り下さい。

外苑から青山のフランフランへ。商品陳列がとても楽しいお店で勉強になりました。たまの東京は街歩きするだけでも楽しくてヒントが一杯。

ロイヤルガーデンカフェ http://royal-gardencafe.com/

フランフランhttp://www.francfranc.com/

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再会

東京の日野自動車のエンジニアとして一年間再来日した中国人青年・於君25歳。

彼は数年前、可児市のマンションに同じ中国人技術者3人と住んでいて、私がよく彼等のマンション上がり込んでは、一緒に遊びに出掛けたり仲良くさせてもらいました。於君が中国に帰国した後も今年2月上海で再会、現地では大変お世話になりました。先日再来日の電話をもらいこの度品川で再会。

年齢差約20歳の中国人青年と日本人オッサンの、単語や文法や発音の間違いはお互い一切指摘し合わない、優しくもかなり怪しい中国・日本語会話が品川に響く夜。

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行進裏話

楽しかったパレードからもう3日も経ってしまいました。行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・時は一瞬も止まらず進んでいきます。

昨日まであった飾り付けされたトラクターはもうありません。

さて写真はトラクター飾り付けで個人的に一番気に入っていた大行燈。みんなに事故がないように般若心経をしたためてみました。クリスマスなのに。

行進しながらガンガン流すクリスマスソングには北島三郎「北の漁場」他の演歌を数曲を忍ばせ、みんなからは大ブーイングの中、山ちゃんと北島三郎のこぶしの入った歌声を拡声機でガッツリ熱唱~(爆)クリスマスなのに。

今日は仕事場の大部分を占拠していたトラクタートレーラーを外に出し、やっと心置きなく仕事が出来る態勢で気持ちよく精米作業。気付けばお正月まで残りわずか10日。あぁ光陰矢のごとし。

 

 

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解体

今日はパレードを終えての疲労感が体を覆い放心状態、それでも仕事を終えた夜は4人の仲間とトラクターの飾り付けの解体作業。何日もかかった飾り付けも本番は当日僅か2時間でその役目を終え全て解体されます。ちょっともったいない気もするけれど、花は散るから美しい。そこが他の公園や家に飾られたイルミネーションとは全く違うところです。

わずかな時間に強烈に光を放つからより鮮烈に自分達や人の記憶にも残るというものです。全てを撤去したトレーラーの上で仲間と互いの話を咲かせました。準備が大変だからこそ楽しみも大きくなります。仲間達最後までありがとうございました。福地のクリスマスはこれで、お・し・ま・い。

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誰だ国境を引いたのは

朝方までパレードの打ち上げ2次会。朝からみんなで昨晩のパレードの会場とコースの清掃。あぁ、まだトラクターの飾り付け解体が残っている。

午後はいつもお世話になっている可児市国際交流協会のフェスティバルに。

パレードにご参加の名城大学K教授はこの協会の理事、同じくパレードに参加の呉服屋K氏、私の3人がバラバラにお邪魔しました。この3人、つい数時間前まで朝方まで一緒に飲んでて、ここでまた再会(笑)。協会メンバーのブラジル人の何人かも昨晩のパレードにご参加の仲間で「昨日は楽しかったね~」とここで再会。

写真はフィリピン(山岳民族?)の踊り。会場はブラジル、ペルー、フィリピン、中国、イスラエルなどなど多国籍で盛り上がっていました。

そこで以前から知っているイスラエル人H氏としばし話をしていると「山田正隆、好久不見(お久しぶり)」と上海にいるはずの中国人友達Y氏からお電話。再来日して東京に一年いるとのこと。また面白いことが起きそうです。

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ありがとう ありがとう 

寒い中ご参加の80人のサンタクロースさん、沢山のギャラリーのみなさん、遠方から激励のご連絡を下さったみなさん、ありがとうございました!!お蔭さまで「福地トラクターパレード2010」は無事に終了しました。ホッ。

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あと1日

トラクターパレードまであと1日。今日は百姓学校さんが電飾を飾り付けする馬車を仕事場に引き入れ、東京から来られたA氏S氏が電飾されるシャベルローダーをお貸しした後、名古屋で開催の「新農業ゲノムプロジェクト愛知シンポジウム2010」に直行。イネゲノムと新品種の難しいお話を分り易く教えて頂き、パレード関連で方々に連絡を取って福地へ帰り、我がトラクターの飾り付けの仕上げをしてたら「あぁ、日付変更線」。くまさんや山口生花さんみーまさんから激励の言葉を賜りました。下段左が朝の百姓学校号の馬車の原型、それが名古屋から帰った夜には下段右の状態になってました。これからパレードで流す音楽の編集にかかります。

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暖簾分け

実はトラクターパレードの発祥の地は福地ではありません。

私の農業の盟友くまさん(中津隈氏)のアイディアで京都・綾部市で始ったのが最初です。

もう15年程前になりますかね。くまさん毎年のようにトラクターパレードを見においでと私を綾部に誘ってくれてたんです。

一度は見に行きたいな~と思っていたのですが、行きそびれていた10年前の11月、私、徹夜が二晩続いた仕事疲れで夜に軽トラを運転中、居眠りして車をひっくり返してしまったんですね。

車が横っ飛びして「ああ、車って空飛べるんだ・・」って目が醒めて、次の瞬間には死ぬかと思いました。車は廃車。

朝になって「人間いつ死ぬか分らないなぁ。くまさんの所に見にパレードを見に行っている時間はない!福地で始めてしまえ!」ってナゼカシラ思ってしまったんです。

くまさんには後日快く暖簾(のれん)分けして頂き、福地で「見たことはないが、トラクターパレードというものがあるらしい。やろう!」と仲間に声を掛けて回りました。「ダメなら一人でやるか・・」とも思っていたのですが、ところが次々に「面白いじゃん」て予想外の反応。田舎の人は手先が器用でいろんなものを作ることに長けているんです。

それで事故から僅かな2週間経たないうちにトラクターパレードを始めることになりました。

 

その後京都のくまさんの所のパレードは、長らく10周年を迎えたところで幕が降りました。中心リーダーのくまさんに負担があまりにも集中し過ぎてたんですね。当時くまさんがどれくらい大変な思いをしたのか私にはよ~く分ります。

案の定、始まった福地のパレードも最初の5年ほどはいろんな負担がかなりの部分言い出しっぺの私一人に集中していました。正直ホント辛いことも多かったけど、今となってはお金を出しても出来ない経験を沢山して人生の勉強になりました。

今は、役割はみんなで分担するのでだいぶ楽になって「ありがたや~」

お蔭さまで今年は福地もパレード10周年を迎えることが出来ました。

暖簾分けして頂いた盟友くまさんの10周年に並ぶことが出来て嬉しく思います。あなたに出会わなければ福地でパレードはあり得ませんでした。

パレードが始まる瞬間、毎年必ず私は盟友くまさんのことを思い出します。

「くまさん、今年も沢山の笑顔を生み出してくれるきっかけを与えてくれてありがとう。」

 

 

 

 

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輩(やから)

せちがない世の中、この年末の忙しい中、仕事以外で体力と時間と手間をかけて自分自身のみならず、みんなにも幸せを振り撒こうとするこれらの輩はみんな馬鹿者で、みんな幸せ者だと思います。

勇気もやる気も優しさも努力して出していないとすぐにしぼんじゃう。

人は人に喜んでもらえて幸せになれる。

他人と自分の境界が溶けていく瞬間。

時間を使って、頭を使って、体を使って、お金も使って、最後は「感謝」が残る。

いよいよパレードまであと2日。

明日は、名古屋でイネゲノムと稲の新品種のシンポジウムに出席してきます。

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涙の「乾杯」

こちらは大工のI氏と八百津町役場のK氏が飾り付けしているトラクターです。こちらもパレード3日前にして突貫工事中。お蔭さまで我が台は今晩の作業で何とかほぼ完成に漕ぎ着けました。

電飾を数多く付けるのでバッテリーの電気量では遥かに足りず、各トラクターはガソリンエンジンの発電機を積み込みます。ところが、これがクセモノ。

パレード中にエンストしたり、ガス欠したり、配線がショートしたり、ひどいものは配線が燃え出したりとトラブルの主因です。

ある年など、さて出発しようと発電機のスターターの紐を引くと紐が「プチッ」と切れたら最後、もう二度とエンジンは掛かりません。これまで何晩も何晩もかけて作った電飾が一度も輝くことなくこれでパー、水の泡、頭真っ白。その時はたまたま仲間が予備の発電機を持っていて大急ぎで発電機を載せ換えてギリギリセーフでした。

パレード初めの年など、まだみんな電飾にもパレードにも慣れてなかったので発電機のトラブル、エンジントラブル、などで次々とパレード中にトラクターが故障、なんと12台中4台があえなく途中でリタイヤ脱落し8台だけが戻って来たこともありました。

ある年は、トラクターと飾り台がカーブで「ボキッ!」と折れ、慌てて乗っているサンタ達が降りて手で押さえながらゴール。またある年には出発した途端にトレーラーが「パーン!!」と声高らかにいきなりパンク!「何晩も寒い中苦労して飾り付けしてしてきたのに~!」泣く泣く離脱していきました。

今まで全車トラブルなしの年はありません。

そんなこんなで初回からある伝統が生まれました。

その年トラブルの起きた台の運転手がパレードの打ち上げで「乾杯~!」と音頭を取ることに。ああ、誠に不名誉な「乾杯」の音頭取りは、お互いに飾り付けの苦労が「寒いほど」分るので、実はトラブルに見舞われても落ち込むなと言うみんなの優しさでもあります。(ホントか?)

お蔭さまで私の台はロープライトがショートしバチバチと煙を出し燃え出しながらも、M氏が「俺達が苦労して作った電飾を消してたまるものかっ!」と根性で両手で押さえながらゴールした以外に、これまで大きなトラブルもなく「乾杯」の音頭をとったことはありません。

さて、記念すべきパレード10周年を迎える今年。

号泣しながら笑って「乾杯!」の音頭をするのは誰だ!?(笑)

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6人

トラクターを大の男6人がかりで寄ってたかって飾り付けしているところです。車体は銀紙で巻き左右のガラス窓も撤去し電飾をギンギンに付けていきます。パレードではクリスマスソングをガンガン鳴らします。あとは音響と配線と細かな照明の追加。仕事が終わってからの寒い中での連日の準備作業に流石に疲れてきましたが、当日の天気予報は今のところ晴れ。さあ、あと4日。

 

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真剣

パレードの飾り付けに励む仲間達。大工のI氏、八百津町役場G氏、建具職人G氏、写真家K氏、私、それに今晩は八百津町の水野設計室M氏がご参戦。この真剣な表情を見て下さい。飾り付けも突貫工事で終盤を迎え、みんなのアイディアで今日はまた面白い飾り付けが出来ました。作業が終わったのは今晩も12時。寒い中、みなさん本当にお疲れ様でした。幸せだなぁ。

福地小学校はこの春廃校になりましたが、パレードには廃校時の教職員8人が勢揃いで参加されると言う嬉しいお知らせもありました。前に勤めていた小学校に全教職員が再集結するなんて聞いたことがありません。学期末で忙しく、遠くに転勤された先生も何人もいらっしゃるのに、本当に嬉しいことでついホロリ。

パレードまであと5日。

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あと6日

Tシャツ職人を目指すK氏が作ったTシャツ(シルクスクリーンプリント)。思わずストーリー展開を考えてしまう絵柄で、理屈抜きに私のツボにハマってしまいました。「ああ、この後どうなるんだろう?!」緊迫した3人の表情、婦人の頭だけ変えられた色、構図のバランス、Tシャツなのに見た瞬間にそれはTシャツを超えてます。ちなみにこのTシャツ、K氏がプレゼントして下さいました。ありがとうございました!嬉しい。

今日も建具職人G氏と八百津町役場T氏と私の3人でトラクターの電飾の飾り付け作業。Tシャツ作りと同様ただ電飾で綺麗なだけでなく、見る人達が思いっきり笑顔になれるような飾り付けや仕掛けができたらいいな~。

パレードまであと6日。

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妖精?妖怪?

大学時代はアイスホッケーをしていまいた。ホッケーとフィギュアの違いはあるものの、スケート技術は基本同じなのでフィギュアスケートを見るとついついスケーティングの足元ばかりを見てしまいます。

スケートって転ぶとハンパなく痛いですよね。私も練習中転んで腰を強打、一カ月松葉杖だったことがあります。プロテクターをつけているアイスホッケーでもそんな大怪我をします。それに比べて彼女達は防具なしの生身。しかも空中で何回転もするなんて本当に恐ろしくて信じられません。それともひょっとして彼女達に痛点はないのか!?

もう一つ信じられないのがあの耐久性です。アイスホッケーの試合ではプレーヤーとベンチの控えの選手とが30秒程で必ず交代します(ベンチでは秒数を計る役がいます)。なぜ30秒かと言うと、信じられないかも知れませんが、それ以上は辛すぎてプレーできないのです。スケートとはそれほどタフな競技です。試合状況によってはたまに交代できないで60秒もプレーを続けていると、全くと言っていいほど動けなくなり「なにやっとんじゃ!コラァ!早く交代せんかい!」と確実にベンチの全員から怒鳴られます。ところがフィギュアスケートのフリーは2分30秒?ゲゲゲの長すぎ・・全く想像を超えた世界です。ひょっとして彼女達には3つも4つも心臓が付いているのか?

ちなみに当時一流選手になるにはリンク代とコーチ代で家が一軒建つと言われてました。

だから、いろんな意味で一見可愛らしく見える「氷上の妖精」は、私にとっては「氷上の妖怪」にも見えてくるのです。

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キッパリ

先晩4人でパレード準備、休憩タイムの一コマ。頭の中は仕事・パレード準備・仕事・パレード準備・・・仕事をしているとパレードのことが気になってしょうがなくなり、パレードの準備をしていると仕事のことが気になってしょうがなくなるので誠にどっちつかずの今日この頃、トホホ、困ったもんです。自分のトラクターの準備だけでなく、円滑にことが進むよう裏ではいろんな調整ごとや参加者の方々への連絡が必要で、あっという間に一日が過ぎていきます。

みんなも忙しい師走に準備が大変過ぎて、今年は参加断念の車両も何台かあります。

いいんです、それで。こんなこと人からプッシュされてやれることではありません。

みんないろんな忙しさや事情を抱えながら集まって、ひと時を・一緒に・楽しむ。

今年の参加者も約80人の大所帯。でも人数や盛大さに意味はほとんどありません。「盛大」「有名」「誇示」・・勘違いはいつもここから始まります。気をつけよう。だから「なんで断っちゃうんだ!勿体ない!」という意見も今まで沢山あったけど、毎年のように来るテレビ局のパレード取材依頼は一切キッパリお断りさせてもらってます。仕事でも同様にお断りしています。(ただし地元密着ケーブルテレビさんとお互いに校正が出来る記事についてはみんな納得の例外)

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寒くて熱い福地

今日は一時雪で吹雪ました。外は雪の降る山の中なのに、うらら牧場横のK氏Tシャツ工房は大賑わい。TシャツK氏は尾張旭市から、Tシャツ大量発注をしに来てくれたのは可児市のマルホウ呉服店K氏、そこに土岐市から画商Mちゃんが遊びに来てくれ、私を含め8畳ほどの狭い工房で不思議な集い。Mちゃんが到着するとそれまで吹雪いていた空から日差しが・・「Mちゃん、あなたはもしかして晴れ女?」と尋ねると本当に「はい、晴れ女で有名です」と笑顔。

3人には製作途中のトラクタートレーラーを見て頂きました。一同「おお、デカイ!」現在我々のトラクターチームだけでも参加予定者は私、可児市K、可児市N、尾張旭K、八百津M、小牧K、福地I、福地G、名古屋X、福地G、八百津Kの11名(場合によってはこれに名城大学学生15名が加わる)大所帯。みんなで盛り上がりましょう!一緒に盛り上がりたい方は誰でもOK急ぎエントリーして下さいね。(当日飛び入り参加はできません)

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極み

トラクターパレードの準備の遅れを取り戻すように急ピッチで作業を進めています。今晩も各々の仕事が終わってから深夜まで建具屋G氏、写真家K氏、八百津町役場G氏、大工I氏、私の5人で作業をしました。

写真左奥はトラクター、手前が飾り付けをして引っ張るトレーラーです。フラットなトレーラーが一日で二階建ての構造物に変わりました。二階部のお立ち台を作っている二人を見て頂ければ、大体の大きさが想像できると思います。「去年と同じ台では面白くない!」と毎年けなげに出し物を変えてしまうので、前年の作りモノの経験が役立ちません。

そこで、製作に当たっては緻密な設計と仲間との統制の取れた意思統一・ミーティングを十分に重ね・・・など一切ありません。「ほんじゃ、今年もやるべ。」と、設計図全くなし!(爆)イメージ図すらなし!(大爆)それでも「どうなっているのだ!?」という人もなく作業が進み、形になっていきます。誠に自分達にとっても不可思議な現象です。

グハハ・・まさに行き当たりばったりの極み!「これでいいのか!?」あと10日でパレード。

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素敵>馬鹿

仕事場にトラクターとトレーラーをパレードの電飾の飾り付けをする為にドッグ入りさせました。準備には相当な時間と労力がかかります。パレードまで(わずか)残り11日。今年は例年になく遅い準備始めになってしまいました。

これから連日頭の中はパレードのオン・パレード。

準備初日の今日は建具屋G氏・写真家K氏・八百津町役場G氏と夜7時から11時過ぎまで製作しました。本番はたった2時間のパレードですが、準備には恐ろしく時間と労力がかかり、一銭の得になるどころか、お金もかかるばかり、寒い夜の仕事場で凍えながら黙々延々と製作していると身も心も疲れてきて「オラ、何やってんだろうなぁ・・馬鹿だなぁ・・」と思えて来ることも実は度々あります。でも、そんな心理を乗り越えて連日深夜まで仲間達と製作し続けていると不思議な感覚に陥ります。「普通ならやらないよなぁ。こんなことをやれるって幸せじゃん。素敵じゃん。へへん。」

12月18日、福地クリスマストラクターパレードはお蔭さまで10年目を迎えます。

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みなさんごめんなさい!

柄杓片手に顔をしかめつつ「みなさんごめんなさい!」と言っているのは、お酒一生プロジェクトのthe田植えでご一緒したW氏(この春横浜にご転勤)。先日は彼と横浜で朝まで飲み交わし、今回は彼がわざわざ休暇を取って横浜から八百津~可児お酒巡り。花盛酒造さんでは蔵の中を丁寧にご案内頂き、林酒造さんではみんなで仕込んだお酒の醸し具合を拝見。「みなさん私だけ先にちょこっと味見させて頂きごめんなさい!ほんのちょこっとです。」杜氏に案内して頂いた樽の中を覗きこむとまだプツプツとお酒は息をしていて、芳醇なリンゴのような甘い香りがフワ~。「こりゃスゴイ!うは~いい香り!」

お邪魔しました林酒造さん、花盛酒造さん、渡辺酒屋さん、佐々木建築さん、今日は大変お世話になりました。

今日は彼とご一緒させて頂き、彼のお酒に対するまなざしの優しさに感心し勉強になった一日でした。遠く横浜からお酒の出来をずっと気にして下さっているW氏、そして彼とのご縁を作って頂いたみーまさん、田植えの仲間のみなさん、そして今日ご一緒させて頂いたTシャツK氏・R氏あらためて「ありがとうございます!」

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つながったのかつながっているのか

百姓学校の忘年会にお誘いいただき瑞浪へ。忘年会最中、トンボ玉作家W氏によるトンボ玉体験教室もあり、20人ほどの忘年会は楽しく深夜に及びました。今晩初めてお会いしたJ氏に「九州にはご縁があって、私の父は熊本出身、嫁さんは長崎出身です」と話していると「なに?」J氏も長崎県五島のご出身でした。その上偶然にも私の嫁さん・J氏の嫁さんも出身地が長崎県島原市と言うことが判明。酔っ払い二人の話し言葉は途中から完全に長崎弁。「山は、よか男ね~!」

氏は世界60カ国を股にかけて仕事をされていたそうなので、面白い話が沢山聞けそうと楽しみにしていたのですが、結局長崎話一色で朝5時、時間切れ。お楽しみ話は「お正月の帰省・長崎県島原でしよう!」言うことになりました。世の中広いようで誠に狭い。

写真はトラクターパレードのカウントダウン表示板と担当K氏。あと13日でパレードです。

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軽トラ?家?

軽トラの様な家、または家の様な軽トラ。今日同じ八百津町内からトンボ作家W氏が一度お会いしたいとご来福。この軽トラの荷台に載っている家は、実はトンボ玉工房になっています。イベント会場に到着すると家の三方が開いてトンボ玉教室に早変わりするそうです。気合い入ってます。屋上は緑化されて、屋根は一面芝生が張ってあるそうです。いろんな人がいるものですね。そんなこんな話をしているとW氏私と同じ歳と言うことが判明。盛り上がったついでにW氏と共に今晩は瑞浪市の百姓学校忘年会にお邪魔します。忘年会・・一年があっという間に過ぎていきます。

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何のために

睡眠時間を削って半ば気を失いながらやっと辿り着いたDVD最終第11巻。中国語のリスニングの練習にと思って見始めたものの、内容が日本の昼ドラの上を行くグデグデさ。目を覆うばかりのグデグデの展開に、とても中国語どころではなく「もうやめてくれ~」というストーリーに最後までお付き合い。グデグデなら途中で見るのをやめてしまえばいいのに、そこが人間の弱いところです。結局最終話終了後も何とも言えない生ぬるい風がしっかり体にまとわりついてました。ただ、イケ面でない中国人俳優さんの演技は上手かったです。

全11巻を看破して覚えた中国語フレーズがたったの二つ(爆)

え~っと、一つは・・・あらら・・もう忘れてる!なんだ自分がグデグデじゃん!

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現代農民の携帯メール

可児市道の駅「可児ッテ」さんから11時12時13時15時18時20時に毎日送られて来る売り上げ状況定時連絡メールです。現在11種類の商品を置いていますが、売り上げがあると定時集計で商品×単価×売上個数=合計金額が自動配信されて来るシステムです。売り上げの多い日は「ありがたや~」少ない日は「うむむ?ひょっとしてサイバーテロで数字が改竄されているのでは?」と、どうしても一喜一憂してしまいます。ちなみに売り上げが一つもないとメールは一度も配信されません(涙)山の上にいながらにして売り上げ状況が分かり、商品の欠品が出ないようにとのシステム、非常に便利で現代的ですが・・売れば補充に往復約2時間、売れないと精神的に右往左往でどちらにせよ一日中とらわれることになります。ありがたいようなそうでないような、嬉しいような悲しいような、でもありがたいような・・まずどっぷり一度は漬かってみる覚悟でいます。毎日の記録を取り続けていると、数字からうちの商品に限らず今お店で何が起こっているのか、どんな状態なのかがおおよそ読めるようになります。

 

 

 

 

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観自在菩薩=観音

一年は早いですね~もう師走。そんな中、待ってました、カラーレーザープリンター。インクジェット印刷は水に弱く滲むし、ランニングコストや耐久性を考えての購入です。我が村の先輩I氏が所長のCanonにお願いして購入しまた。普通の小さな会社でも標準装備されているカラーレーザー。16年農業を続けてやっと買えました。だから嬉しいです。そう言えばお昼に横浜から電話を頂いたW氏もCanonさん。

さて、来春からM木材会社さんの100坪の倉庫を賃契約させて頂くことにもなりました。レーザープリンターも倉庫も直接農作業には関係しないように見えるかも知れませんが、どうしてどうして実に大事な構え・展開の一歩です。現代の百姓は農作業だけをしていてはダメで、浅くても全方位の知識が必要です。・・と言うかこれ、何の職業でも同じですね。

さてさて「Canon」って会社名としてはなかなかセンスのいい響きですが、語源は「観音」だったってご存知でしたか?実にありがたい社名です。

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よだれ

コシヒカリ・ミルキークィーン・たかやまもち(もち米)・ひだほまれ(酒米)・五百万石(酒米)・あきたこまち・はなの舞・赤米・黒米(ジャポニカ)・黒米(インディカ)・緑米・香り米・大黒米・ひとめぼれ・まなむすめ・亀の尾・・・まだあったかな?気付けば16年間で作ったお米の品種は16品種にもなっていました。多分県内を見渡してもこれほど多品種を作った農民はいないと思います。一つ一つが私にとって大事な勉強、貴重な実地経験です。

今日はOO県の農業試験場から新品種シンポジウムのご案内の電話を頂きました。この試験場は農民では知り得ない次元の違う研究をされていて、研究の主任が親しくして頂いているK女史のお兄さん。私が東南アジアの国々に行くのも、お米のルーツと言われる中国雲南省に毎年行っているのも現地の稲を勉強できるからですが、この主任さんが得意なのは何とアフリカの稲。この試験場にはアフリカの稲の他200種類もの稲が見られます。本では知ることのできない遺伝子配列レベルのお話と実用直前の新品種のお話が聞け、う~~~~ん、こういうのワクワクします。こういうの、よだれが出てきます。があ~楽しみ!

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これも出会い

みーまさんにて「秘密のお酒の会」参加の皆さん。みーまさん、全8種類のお酒の飲み比べと美味しいアテ、楽しい時間をありがとうございました。立ち飲みBARもこの日は特別に椅子席。ところが習慣とは恐ろしいモノです。椅子に座ったみんな「なんか違う。落ち着かない!あぁ立って飲みたい~(笑)」実際通称「先生」は家ではわざわざ立って飲むそうです(爆。 大分県出身通称「博士」K氏はまだ若いのに日本酒の経験知識共に造詣が深く「知らないことはあるのだろうか?」と毎度驚かされます。喫茶店経営通称「ひろみちゃん」はどのお酒にもウンウンと頷いきながら「あ~これもおいしい~♡」お酒達も喜んでいました。私は味そのものより、お酒の作り手のご苦労やストーリーに思いを馳せるのが好きです。日本酒って一口目と二口目、三口目と四口目で味がどんどん変化するのを知ってますか?知れば知るほど奥が深くて楽しいですよ。あぁ、今日も新たな仲間と新たなお酒と出会えてたのしかった~!謝謝!

その後「博士」と二人、アンダーグラウンドな「エンディ」スタートで今池のパトロール開始。博士と別れ一人でパトロール中「どうですか一杯?」と聞いて来る見知らぬ客引きのお兄さんを、逆に説き伏せて関係ない店に引きづり込み「逆客引き」成功、一緒に飲んでしまいました。海老蔵にならないよう気をつけます(緊)

 

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お酒のお勉強

ここがよくブログに登場する名古屋今池にある日本酒立ちのみBAR「みーま」さん。一昔前の立ち飲み屋さんとはイメージが全く違います。2階は有名なライブハウス「TOKUZO」。

今日は「みーま」さんで「秘密のお酒の会」

日中は目一杯仕事頑張って行って参ります。いろんな珍しいお酒が頂けるそうです。今日は店内は禁煙・素行の悪い人は即退場と言う真面目な会らしいです。先日もマスターから電話があって「山ちゃん今回は酔っ払わないように!」と直々に事前注意がありました。お酒頂いてどうしたら酔わずに済むのだ?(爆)と言うことで、いつになく真面目にお酒に対面してきます。

酒米(真面目に言うと酒造好適米)をつくる農民としてお酒の味・ラベル・蔵の考え・みーま店主の会の進め方・お酒の紹介の仕方・お集まりのメンバーの言動・立ち居振る舞いetc・・せっかくの機会、いつもと違う感覚で真摯に勉強してこようと思います。福地からはいつもの飲み仲間・佐々木建築S氏も一緒にご参加。いかん・・いつもの単なる酔っ払いで終わらないように彼とは離れていよう。

みーまさんHP→http://www.tebakara.com/index.htm

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やっぱり裏アリか。

副題は「大嘘だらけの食料自給率」。時間を見つけては今読んでいる本です。日本の食料自給率は41%で低いから自給率を上げよう!と聞いたことがあるかも知れません。農民には(私も)「日本の食料は我らが作っているのだ」と言う自負心がどこかにあります。ところがこの本、農民の「自給率自負心」を根底から覆すような本です。残念ながら短いブログで説明するにはちょっと難しいカラクリですが、内容には今のところほぼ納得。端的に言うと食料自給率の低さは作られた数字で、さて、何のための数字かと言うと国民のためではなく農水省や全農林の為に存在している数字だと言うことがスパッーと分り易く書いてあります。だとすると・・食料自給率を声高に叫ぶ農民はアホと言うことになってしまいます。まだ半分しか読んでませんが、これから後半の内容が楽しみです。やっぱりカッコいい言葉や大義名分には裏があったか・・それにしても為政者側の「だましのテクニック」はいつも流石で感心します。

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スーパーバイザー

この前収穫が終わったと思ったら、もう来年の作付計画。経験や本からでは補えないことに直面した時は、岐阜県の農業機関(お米の試験場)の稲作専門技官K氏にいつもお尋ねしています。もう15年も前からのお付き合い♡今日もある品種の栽培について「おぉ!そうだったのかっ!目から鱗!」まさにスーパーバイズ。

私もお米の勉強は嫌いではないので、市販されている稲作の本は片っ端から読み漁り、17種類?のお米を作り、経験年数も16年、稲作の理屈はそこそこ分ったつもりでいるのですが、どうしても理屈や経験からでもガテンの行かない理解不能なことが度々起きる訳です。そんな時K氏に尋ねると必ずどの本にも載ってない、例えば遺伝子の話などからも理路整然とお話し頂ける訳です。こういうちょっとやそっとでは聞けないお話はタマリマセン、目がランランしてきます。

帰り道、以前から気になってた中国語教室に立ち寄って中国人先生と中国語で短い面談。で、「あなたの様な方はグループレッスンには向かないのでプライベートレッスンをお勧めします」・・って・・どういう意味?(笑)

 

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来たれマジな若者

就職超氷河期らしい。大学を卒業したら必ず就職しなければならないらしい。優良企業に入ったら沢山お給料がもらえて安定した生活が望めるらしい。こんなに内定率が低いのに、就職するのでなく自分の力でお金にすると言うもっと高尚な発想はないらしい。

就職超氷河期と言うものの中小企業の募集には振り向かないらしい。結局仕事を選んでいるだけらしい。大学は就職予備校化しているらしい。親が就職活動の手伝いをするのは当たり前らしい。

入社試験に100社も落ちて、それでもなお入社試験を受け続けるのは根性人と呼ぶべきなのか?単に価値観や発想が変えられず、あくまでも、絶対に、何が何でも、会社から給料をもらわないと気が済まない人なのか。もうそろそろ気付いてもよさそうなものです。みんながちゃんと希望の就職できる恵まれた世界なんて元々ないってことを。ちょっとの時代の幻想でした。

さてさて、無ければ自分で頭使って体使って何とか食って行くしかないですもんね。これが世界の当たり前。もしかしたら、いい時代になっているのかも知れません。

本気で農業に生活と人生かけてみようと言う方がいましたら是非山ちゃんまでご一報ください。(マジです)

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笑顔

アンパンマンが「パン」ではなくて「お米」飾り巻き寿司に。カワイイ♡そして見掛けだけでなくホント美味しかったぁ~。これ、今日ご来福された八百津給食センターN女史の作です。

N女史と初めてお会いしたのは廃校数か月前の福地小学校保健室、その時の会話はきっと一生忘れないだろう盛り上がりで意気投合、私は一度に女史のファンになってしまいました。まさにバイタリティーの塊の様な方で、料理・花・陶芸・絵・ガラス・菜園・バレー・ゴルフetc・・くやしいくらい何でも自分でやっちゃう。いつでもどこでも「アンパンマンだろうが何だろうがスパ~ンと手巻きにしちゃいます!」と言う意気が・粋で・生き生き・私や周りまで気持ちを晴れ晴れさせて下さいます。Nさん、いつもありがとう~!!トラクターパレードも一緒に楽しみましょう~!!  

12月1日山ちゃんのお米「古代黒米」が町内の学校給食に出ます。YMCA時代に子供たちのアトピーや喘息をたくさん見たことが農業をやることになる元々のきっかけでした。黒米を食べてくれる町内の子供たちも、このアンパンマンのように笑顔でいてくれると嬉しいです。

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プロですね~

タイムカプセルのシールを中津川市の看板屋さん「マツバクラフト」さんにお願いしました。

円筒にシールを貼るのですが、そこはプロの技、正面・高さなどのレイアウトから貼り付けまでの作業が

一ミリのずれもなくビシッとしたお仕事でした。手を抜かず、しっかり仕上げる。シールを貼るという一見単純な作業の中にもプライドや思いを垣間見た気がしてとても参考になりました。彼の作る看板のクロワッサンやフグも本物そっくり。マツバクラフトさん、ありがとうございました!またお世話になります。

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ひょっとして生きてるのか?

球体関節人形製作作家に出会いました。

本物の人間と見間違わんばかりの力作に、ただただ圧倒。

現実と独特の空間に引きずり込まれます。 

さてこの人形作家は誰でしょう?  ↓をクリックhttp://www19.jimdo.com/app/sc0a9dead5e8c5ff1/pcc7d88168b18238f/

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カウントダウン

みんなが通る県道脇の掲示板に小学生たちが登校日のカウントダウンを始めた。全校生徒は9人だから8日からスタートして0日まで一人ひとり数字とコメントを書き上げた。「あと8日」は一年生の作品。「いままでありがとう」数字の8の中の顔は涙を流しながら、でも笑っている。深い・・実に深い・・・ 君の感性におじさんは脱帽だ。

 

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残りわずかな日々

3月中旬~の小学校職員室の予定の書かれた黒板。

毎月予定が書き込まれてきたこの黒板・・

あぁ・・・もう来月は新しい予定が書き込まれることがないんだな~

子供たちの声も先生の声も、もうこの校舎からは聞こえないんだな~

とても信じられない、なんだかとても不思議な気持ちです。

 

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福地小学校廃校記念タイムカプセル設置

最後のPTAとなるみんなと共にタイムカプセルを製作しました。吊り下がっているのがそれです。

どうですこの斬新なデザイン

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お疲れ~

私の大事な娘うらら。馬は横になると内臓に負担が掛かるので、一日1~2時間ほどしか横になりません。その代わり立ったままで居眠りする名人です。今日は珍しく牧場でゴロリ。お疲れなのかしらん。馬としては既にご高齢のマダムうらら。これから春に向かって冬毛が抜けていきます。どういうセンサーが働いて毛が抜けるタイミングを決めているのかいつも不思議。

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「冬は何してるの?」とよく聞かれます。

畦や田んぼの修理はユンボでしてます。

休耕田を含めると山ちゃんの任されている田んぼは111枚。

あんまり田んぼが多くて機械を使わないととても補修ができません。

この時期は百姓というよりは、さながら土木作業員です。

何日も何日もユンボに乗り続けますので、腰が痛くなります。

 

 

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