放射能測定をしていた

3.11で原発が爆発してすぐに放射能測定器の
購入を決め「農家のための農家による測定」
を始めた。

放射能に関する本を手当たり次第に読みまくり
大阪には放射線取扱主任者の資格を取に行き、
放射能測定器は300万円で購入、仕事場に
測定室も作って全部で400万円ほどかかった。

当時は放射能測定が一件数万円もした。
うちでは一件の測定は5000円で受け
北は北海道、南は鹿児島まで日本全国の
農家さんから土や農産物
数百件の測定依頼があった。

測定には正確を期して少なくとも
12時間以上かけた。
だから日中は農作業をしながら、連日夜に
睡眠時間を削って測定してた。

不幸をタネにした利益や採算なんて嫌で
度外視してたけれど、みんなからの測定代で
測定器購入費用分は賄えたと思う。
お金はなかったから、理解ある知り合いから
ほぼ全額借金をしたけど無事完済できた。

依頼者とは守秘義務のお約束があるから
どこの県の何が数値が実際にあったのか
今でも頭の中にあるけれど公表できない。

測定数値で一喜一憂、ほっとする人あり
泣き出す人あり、依頼者の方々にも
いろんな事情があって、そこには踏み込まないように気をつけた。
もっとも私もうちのお米や田んぼから放射能が
出たら私は農業を本気で辞めるつもりでいた。

ある日原発近くの町にボランティアで行った
人が杉の皮を持って帰ってきて放射能を
測ってほしいと頼まれたことがあった。
断り切れず測ってみると測定開始僅か数秒で
10万ベクレルを超す数値が出て慌てて
測定を中止して持って帰ってもらった。

10万ベクレルは一秒間に10万発の放射線が
出ていることを意味する。

今は自分のお米だけの測定で依頼は受け付けて
いないけれど、そんな測定をたくさんしてた
私には原発や放射能について人よりも
言いたいことがいくつもある。



トランプのノーベル平和賞推薦人高市首相。
横須賀の米原子力空母の格納庫で小躍りして
喜んでた彼女の姿を忘れられない。

お願いだから先制攻撃したアメリカを支持して
日本を戦争に巻き込まないで。

「守る!守る!」と言って戦争を起こす。