エドガー・アラン・ポー

一瞬江戸川乱歩になってみる。
初めて鳥羽に行く。

鳥羽は水族館しかないと地元の人が言う。
ワシントン条約で輸入が禁止され日本で
唯一生き残ってるラッコがいるそうな。

衰退具合が強く感じられる。
ラッコの寿命が尽きたら鳥羽は
もうおしまいだと地元の人が言う。

街並みは明らかに空き家廃屋が多い。
他の街との違い廃屋の多くがゴミ屋敷化。
そして廃屋のなかから道路ギリギリまで
あらゆる廃家電やゴミが散乱しまくっている。

僅かな距離を歩くだけでそうしたたくさんの
ゴミ廃屋屋敷を目にするのは観光客にとって
致命的な風景に違いない。

以前は観光のメッカと呼ばれた鳥羽。
地元のお年寄り達から昔賑わっていた
50軒の商店街のお話も、いま残っている
のは僅か2軒。

一方で鳥羽で出会った方々はすごく優しくて
お話し好き、親切な人たちばかりだった。
酒屋のおじさん、旅館の女将、水軍館の
ボランティアの方に乱歩館のお姉さんetc
話し始めると嬉々として30分も1時間も
お話ししてくださる。

いろんな街に出掛けるけれど、こんなに
優しくお話し好きな街はないんじゃないかな。
観光地より地元の方々とお話しができて、
また行こうと思った鳥羽。