45年前のお想い

なんと45年前の本だったのだな。
この本自体がもう昔話の領域。

可児(かに)の民話や昔話を集めたのは主に
可児にお嫁にいらして子供に残そうとした
お母さんたち。

当時彼女たちが仮に40歳だったとすると
現在85歳。
当時の奥さんたちはそれこそ昔話に
出て来るようなおばあちゃんに
なられていることになる。

この本のあとがきには「昔話を集めようとして
お爺さんお婆さん達に話を聞きに回ったけれど
ほんのごく少ない人しかもう昔話ができる人が
いなのに驚いた」とあった。
45年前に昔話がかろうじてできた数少ない
爺さんお婆さん達は仮に80歳だったとすると
今125歳、全員が鬼籍に入られてる。

だから、この一見何気なく見える本は
今ではとても価値がある。
当時のお母さんたちの気合いもすごい。
実際、この本のたくさんの昔話や民話から
たくさんの学びがあった。

この本を出された「可児民話の会」も
やはり今はもうない。
もし制作されたどなたかにお会いできたら
最大の賛辞を贈りたい。