祈りは不遜か

かつて「神仏には祈らない、ただありがとうと
感謝するだけ」と言う人の話を聞いてから
長らく祈りや願いごとをしてこなかった。

随分経って今では「ちっぽけな人間の
祈りなんて神仏(自然)に堂々とすれば
いいじゃんね」と思う。

祈っても、祈らず感謝するだけでも、
AIの世の中になろうと、人は自然に比べて
あまりにもちっぽけな一部に過ぎない。
ありがたいね。

今日も雨一時土砂降り。

昔の人は天気予報も何もなくて
長雨や日照りにただただ不安で
現代の何倍も祈ってたに違いない。

たくさんの稲たちとちっぽけな私に
お天道さんどうか陽の光を届けてください。

稲たちもう十分熟してるのにずぶ濡れの格好で
「稲刈りはまだですか?」私に聞いてくる。

私は「雨が止み終わるまで、もうちょっと
待っててね」と答える。
(稲が濡れていると稲刈りはできない)

やがて雨が止んで、いつ稲刈りが始まっても
いいように乾燥施設の準備とメンテナンス。