稲の花

稲の花。

一粒一粒に花が咲き、
一粒一粒の雄しべの花粉が雌しべに受粉し、
一粒一粒に実が入り
一粒一粒のお米になる。

その稲の姿は圧倒的。
一粒一粒に神が宿るよう。

無意識のうちに
思わず手を合わせる。

「ありがとうございます。」

もっとみんなが飢えてた時代、
もっとお米が大事にされていた時代、
もっとずっとずっと前から繰り返されてきた
農民と稲の関係。