軍産のための聖戦じゃん

第二次大戦時の戦時高揚ポスターを
強烈に皮肉った作品の数々に仕上げてる。
昔から現代まで利益を貪っている
軍産複合体を批判しているのは
元米空挺レンジャー部隊のアニメーション作家。

私たちは

ベトナム、パナマ、ユーゴスラビア、
アフガニスタン、イラクでやってきた
米軍の悪行三昧には鈍感で、
全く同じ所業のロシアには声を大にして
悪魔呼ばわり。
(これぞ正義!っぽい)

アフガニスタン、イラクやロヒンギャには
無反応だったくせに東欧白人ウクライナには
惜しみない声援と援助。
(これぞ人道主義!っぽい)

ロシア軍は虐殺を行うのに
ウクライナ軍は常に品行方正。
ロシア軍は野蛮で死んで清々する。
(これぞ悪魔退治!っぽい)

ウクライナの民主主義を守る
ゼレンスキーは正義の味方で
ロシアのプーチンは独裁者、悪の国家。
(これぞ民主主義!っぽい)

ウクライナ軍は強く、ロシア軍は激弱。
(激弱軍隊が広大な東部を占領の奇怪)

どれもこれも一方的報道が過ぎる。

過去のどんな戦争だって自国にとって
都合のいい情報しか流さない。

おのれロシアめ!プーチンめ!って
いい加減、おいおいホントかよっ、
そんな一方的報道を信じちゃうの??
どの戦争でも「かわいそう😢」と
感情に訴えるのは簡単な罠。
善人ほど引っかかる。

どの戦争でも随分時間が経ってから
「あれれ?あの時…」となるけど
それではもう遅い。
一方的報道を信じちゃうことは
間接的に戦争に加担してることに
普通は気づかない。
知らない間に利用されてる。
そこがミソ。

「かわいそう😢」の裏で
誰がしこたま儲けてるのかを見る。
騙されない。
見逃さない。




(以下は1946年ニュルンベルク裁判でのヘルマンゲーリングの証言)

 本来人民は戦争望まない。
…だが結局、政策を決めるのは国の指導者であり、いつでも簡単に国民を引っ張っていける。
民主主義、ファシスト独裁政権、議会、共産主義独裁政権のどれであっても。
…意見があろうとなかろうと、いつでも国民を指導者の意のままに従わせることができる。
それは簡単なことだ。
攻撃されていると国民に告げ、平和主義者には愛国心が欠けており、国を危険にさらしていると非難しさえすれば良い。
どんな国家でも同じようにうまくいく。