視点

著者が幸福の科学だと言うことと
過度な中国批判にはかなり引っかかるものの、
ウクライナや世界がどう動いているかに
ついては確かに合点がいく論点の数々。

やっぱりね。

ウクライナとロシアに関しても
悪と正義のような単純な構図ではなく、
ロスチャイルドやロックフェラーの背景を知ると
いかに報道が偏っているのかがよくわかる。

プーチンは悪魔だの
ロシアはどうしようもないだの
ロシア軍だけが戦争犯罪してるだの
物事を単純化して考えちゃう、
一方的報道を信じちゃう、
善意を利用されちゃう、
憎しみを植え付けられちゃう、

もういい加減そんな視点はやめにしよう。

ネットではロシア軍戦車が炎上する動画が
氾濫し、何も知らない日本人の多くが
「もっとやれ!」
「ざまぁみろ!」などと常軌を逸した罵詈雑言。
ウクライナ人にもロシア人にも日本人にも
愛すべき家族や子供がいるのに。

ロシア人もウクライナ人とも話したこともないのに、一方的な報道で憎悪を掻き立てられて、善意やウクライナ応援の意味で書き込んでる「ざまぁみろ、やっちまえ」
映像で燃えてるのは戦車だけど、いつの間にかその中で人が焼け死んでる想像力は奪われてるのに気づかない。

どうしてだろうね。虐殺されたウクライナ人の死体はネットでよく見させられるけれど、真っ黒こげになったロシア人の死体は見たことがない。
想像力さえ失わなければ、それが親兄弟だ想像できれば映像を見て「ざまぁみろ、もっとやれ」と言う人はいない。ウクライナ人の死体には親兄弟を想像でき、ロシア兵の死体には憎悪さえ浮かんだら私もだいぶイカれてる。

感情を操作して憎悪を掻き立てて戦争を起こすなんていとも容易いことだ。
逆に言えば憎悪を掻き立てないと戦争にはならない。
私はそんなに簡単には騙されない。