金持ちの悩み

標高1000m~2000m、マンダリンコーヒーで有名な現地アチェ。複数のコーヒー農園やブローカー、実力者、農民・・ついでにカカオ業者やシナモン業者、トウガラシ業者、お菓子業者などにも会い、できる限り有益になる情報を集めます。貧しい人が大部分、お金持ちは一部ですが、こちらの金持ちは日本とは桁が違います。ところが、ここではお金持ちもワザと貧相な服装と家・店構えをします。狙われるからです。実際に銃で2発撃たれて現金を奪われ、今でも腕が曲がってしまっている社長のお話は圧巻です。

左が32歳メダンの実業家社長C氏中国系。ゼロからのスタートで現在家やマンションを6軒持ってます。お菓子業者の彼ですが、2年前にも従業員に3億円持ち逃げされて「あの時は流石に落ち込んだ・・いつもなら数百万で済むのに・・」それでも10年後には自宅は30軒にすると鼻息が荒いです。多分彼ならやり遂げるでしょう。今回は私達の運転手しながら、日本の話を聞いてビジネスチャンスを狙ってます。四六時中、従業員や知り合いから携帯が鳴りっぱなしのC氏ですが、「お願い!そんなラリーみたいな激しい運転しながら携帯で話したりメールしないでくれ!」

現地アチェで一日中情報を仕入れた後は、遅い夕飯。これからメダンに戻りコーヒー会社の社長との打ち合わせ。メダンに戻る・・・ああ・・またあのクレージードライビングで12時間激しく揺られます。

一泊目飛行機内泊、二泊目車中激しく揺られ泊、三泊目車中激しく揺られ泊。日中は目一杯交渉事で、ああ・・静かに寝たい。