阿賀の記憶

アナグマの田んぼ被害が止まらない。
毎日アナグマに踏まれ泥の中に消えていく
苗を見るのはほんとにつらくなる。

たかがアナグマで毎日こんなに被害が
拡大し続けるとは予想してなかった。
猪も鹿もアナグマも熊も指数関数的に
増えたんだな。。。

ドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」は
知る人ぞ知る有名な映画。
その続編がこの「阿賀の記憶」
前作の阿賀野川流域に生きるお爺さん
お婆さんたちはもう亡くなった後の
それでも流れる阿賀野川の静かな静かな
毒気が抜け切った映画。

今流行りの殊更に田舎暮らしを賛美したり
殊更に自然の美しさを盛ったりとかが一切なく
余計な夢や希望がない日常の描き方に
好感が持てる。
その代わりただただ退屈で静か、こんな空気を
よく映画にしたものだな。

わざとらしさや感動の押し売りに疲れた都会人
や現代人には逆にこれがいいかも知れない。
いや、ちょっと理解できないだろうな。
田舎暮らしが長い私からすると
「そうそう、そのなんでもない空気
なんだよねぇ」と妙に頷いてしまう
田舎人目線の静かな映像。

わかるかなぁ〜わかんね〜だろなぁ〜
(松鶴屋千とせ)