阿弥陀如来

お米のお客さんから送っていただいた写真。

日本仏教最大派閥は浄土真宗。
むかし字も読めない貧しい庶民が
「南無阿弥陀仏」を唱えれば阿弥陀如来が
極楽浄土に連れて行ってくれるという
お手軽さから阿弥陀如来信仰は
瞬く間に日本全国に広まった。
「南無阿弥陀仏」の南無とは帰依します、
つまり阿弥陀さんに全てお任せしますの意味。
アミダクジはここから来てる。

悩んだり辛い時には「お任せします」と
唱えてみると確かに気持ちがふっと軽くなる。
「お任せします」を仏教用語に翻訳するなら
「南無阿弥陀仏」の短い念仏。

仏教がガラパゴス日本に伝わり紆余曲折の
独自の発展と歴史を辿り、もはや原始仏教とは
かけ離れ欲や権力とも結びつき
変質しまくってしまった阿弥陀信仰。
それでも何百年も脈々と伝わり人々の信仰や
拠り所として生きて来たのは、よほど日本の
風土や気質に合致したからなのだろう。

数年前に三方よしの近江商人について
滋賀に何度も通いできる限り
勉強したことがある。
諸国を行脚し全国的に成功を収めた
近江商人の精神的支柱もまた
阿弥陀如来信仰だった。

何もかも自力で生きていかなければと
思わされがちな現代で、阿弥陀信仰のこの
「お任せします」は日々の安寧のために
これまで以上に心の安寧をもたらして
くれる価値観の一つだとおもう。

私は自分が仏教徒とは認識してないけれど、やっぱりどこかで影響を受けているのだろう。
先日伊勢神宮の神前で私の祈りで思い浮かんだ
のは「お任せします」の一言だった。
自分でもそんな一言を思い浮かべるとは
意外も意外だった。

そう唱えてみると不思議と力が抜けて
ふっと気持ちが楽になる。
ただだからw肩の力を抜いて「お任せします」
と試してみるのもたまにはいいと思う。