予想通り悲惨さが伝わらない

映画ペリリュー楽園のゲルニカ

私は子供の頃から戦史をよく読んでいた
ので知っていたけれど、沖縄や硫黄島と並び
太平洋戦争最激戦の島、
ペリリュー島を知る人はかなり少ない。

数年前に原作漫画で読んだのが
映画化された。
かわいいアニメ顔のキャラクターでは
悲惨な戦闘の実態とはかけ離れ過ぎて
元々無理がある映画化だけど、知らない
若者向けにはこれも仕方ないのかな。
反戦か友情ものか主題もボケてて残念。

「西部戦線異常なし」は白黒カラー
映画とnetflix 含め3作あるけれど、
やはり原作からして格段に反戦映画の
傑作だと改めて思い知る。

国と国の戦争でなんで私たち一般人が
憎くもない相手と殺し合わなければ
いけないのか。
「鬼畜米英」って馬鹿みたいな戦時中の標語は
今では滑稽でしかないけれど、私たちは今
どこか「鬼畜中国北朝鮮」みたいに
思わされていないだろうか。

危ないから防衛費は増額しなきゃいけないって
思わされて洗脳されて、結局誰が儲ける
のかって少し考えればわかるのに
危険だ危険だと煽られて、そうだそうだと
みんなみんなが流されて。
高い税金払ってまだ足りないから増税して
防衛費ガンガン上げて、高い兵器買わされて
みんな生活苦しいから何とかしてって。

地震や災害たくさん起きて高価な兵器は
なんの役にも立たずに、水道管が地下で
破裂して橋やトンネルが老朽化して、
病院の7割が赤字経営で人口減って高齢化して
限界集落だらけになって、そんな足元
グラグラなのに隣国からミサイル飛んでくる!
攻めてくる危ない!って。

攻められる前に足元からガラガラ音を立てて
崩れてるのに知らんぷりで敵国が敵国がって
大丈夫なのか?なんて言ったら
そろそろ「非国民」呼ばわりかい。

どこ見て政治してるんだろう。
なんでみんな自分の生活の首を絞める
政治家に票を入れ支持するのか
私には不思議で仕方ない。

私はたくさん戦史を見聞してきたから
騙されない。
そもそも食糧も自給できない国が
安全保障や国防を語る夢物語。