雨米風光

久しぶりにまとまった雨。

雨が降って稲の葉を濡らす。
風が葉を揺らし水滴を地面にこぼす。

水滴は稲に吸われ籾を太らせる。
籾は成熟し太陽の光に照らされて
黄金色に輝く。

雨や風や太陽が徐々にお米に
形を変えていく。
そうしてできたお米は稲刈りを経て
やがて私の体に形を変えていく。

だから時々、水滴は私の体だと思うことがある。