ひとり

厚生労働省からコロナワクチンの副反応を
認める通知が届いた。

コロナワクチンを打った瞬間体中がザワッ。
今思い返せばあれはアナフィラキシー反応
だったのだと思う。
直後に注射した腕と左胸に強い痛みを感じた。

みんなも副反応はこんなに痛いのかなぁ。。
すると夜になって左眼の視界が
何やらおかしい。
左眼視界の中心2cmほどが見えなくなると
その症状は15分ほどであれよあれよと
視界の全部に拡がり左眼は完全に
見えなくなってしまった。

「これはヤバイ!失明する!」と
救急車を呼ぼうとしていたら、
また15分ほどでさっきとは全く逆回転で
視界が元に戻った。
視野全部が砂の嵐で何も見えない。
完全に失明状態になったのは10分間ほど
だったろうか。

次の日すぐワクチンを打った地元の医院に。
医師は明らかに困惑して大した診察もせず
すぐに大きな病院への紹介状を出した。
ただの紹介状1通が5000円もするとは
驚いたが、当時ワクチン接種を強く呼びかけて
いたその医師は面倒なことには
巻き込まれたくない、もうここへは2度と
来ないでほしいと言うオロオロ狼狽した
表情だったのは忘れられない。

大病院で眼の異常や胸の痛みを検査。
幸い眼にも心電図にも異常は見られ
なかったが、左胸の強い痛みは
その後約1年もずっーと続いた。

ワクチンの副反応症例を調べてみると
胸の痛みも眼の異常も症例として
たしかに挙げられている。
素人の個人的な意見だが、目も胸の異常も
ワクチンでできた血栓が毛細血管を
詰まらせたのではないかと思う。
(目が回復したのは血管を塞いだ血栓が
何かの拍子にたまたま外れたか?)

町役場を通して厚生労働省にワクチン
副反応の申請を出した。
何度も病院や役場を訪ねて、書類を何度も
書き直し、3年越しで副反応が認められた。

治療費の実費は戻ってきたが、
紹介状をはじめ痛みで仕事を休んだなどは
一切聞かれもしなければ考慮もされない。
結局この認定にかかった時間と労力、痛みや
紹介状料もカウントされずにマイナスで幕。

周りでワクチン接種後私より
重い後遺症に苦しむ人はかなり多い。
一方、この申請をしたのも副作用が
認められたのも八百津町では私一人だろう。
おかしなことがまかり通るものだ。