679万トン

農水省の発表によると昨年産の全国の
お米収穫量は679万トン。
需要は約700万トン。
この時点で21万トン足りない。

昨年6月時点での民間在庫は153万トン。
153万トンでお米不足と価格高騰が起きた。
さて、今年6月は民間在庫予測は162万トン。
153万トンでパニックになったけど
あまり数字は変わらないなぁ....

業界では180〜200万トンあたりが
適正な在庫量と言われているので、
普通に考えると今年も昨年同様6月には
またお米不足が起きそう。

政府が備蓄米放出を決めた。
どれくらいの量を放出するのかは不明。

ちなみに政府の備蓄米は1年で20万トン。
不作や災害、食糧不足に備えて
20万トン×5年分=100万トンある。

一年間700万トンの需要で
5年間で集めてる備蓄米が100万トン。
多いのか少ないのか....。

仮に今年も需要が700万トン辺りで
昨年のお米が679万トン+備蓄米20万トンなら
需要と供給がピッタリになる計算だけど。
そんなうまくはいかないだろうな。
と言うのは米不足で昨年秋に収穫した分を
販売を早めて既に先食いしてるから。

うーん、今年もお米の流通量が逼迫=高騰
する可能性は今のところかなり高そう。
(写真は一昨年2023年の予測数値)