終わりと始まり

稲刈り終了直後にトラクターで田んぼを耕起。

30年間作り続けてお世話になった田んぼ。

近年の猪に鹿の侵入、水路に老朽化、
お手伝い頂く働き手の高齢化、日陰の増大等
これ以上お米を作れないと判断した田んぼを
地主にお返しする。

冷静になるとよくもこんなギリギリの環境で
体力的にも精神的にも無理を押し通して
お米を作り続けて来れたものだと感心する。
来年からは条件のいい田んぼに農地を
集約することに決めた。

この田んぼは多分江戸時代からのお米作りの
歴史を閉じ、来年からは蜂蜜作りのための
レンゲ畑になるとのこと。

 私は撤退する田んぼだけど、荒地にならず
別の役割で活かされることを祈念しながら
30年間に感謝をしながら最後の耕起。