老いと死

あるフランス人夫婦が老いて死んでく映画。

自分のことであるのに自分の老いに
折り合いをつけられず感覚が乖離していく。
やがて連れ合いの老いにも自分の老いにも
絶望して死んでいく夫婦。

世間は狭くなり、こだわりは強くなり、
独善的な判断に陥り、自分が何度も
言い放ったことすらも都合よく忘れ、
周りを巻き込みながら壊れていく。

感謝を忘れ自分の目の前にある不幸ばかりを
あげつらい、嘆き、愚痴、悪口、不平ばかりを
口にして周りの者をどんどん
遠ざけていることすら気付くこともできない。

バランスよく感謝と共に歳を取ることは
こんなにも難しいことなのか。。。

自分自身の老いは誰もが初めて通る道。
経験したことがないのだから
誰もが不安でいっぱいで、
どう歩んでいけばいいのかわからない。
みんな若かった。
みんな歳をとる。
そしてみんな死ぬ。

笑いながら感謝しながら老いて
死んでいきたいと思う。