長崎くんち キリシタン 丸山遊郭

350ページをやっと読了。
長崎遊郭の歴史とキリシタン禁制そして
長崎くんちの関係がよくわかった。

人のバックグランドが千人千色なのと同じく
土地も歴史や背景が違って
長崎市はやっぱり独特。

道がクネクネですぐ山でなんでこんな
湾を囲むように人口が密集して他のどこにも
似てない独自の文化があって、
何か一つでも欠けたら
すぐコケてしまうような危うさがあって。

短い時間の滞在でもそんな匂いを
嗅ぎ取れる答えがこの本には
凝縮されている気がした。

改めて長崎くんちをYouTubeで見た。
すごい。知らなかった。
歴史と文化と人間の熱量、そして
この本で感じた背景や危うさが
すごい。
著者のこの本にかける執筆意図や熱量も
すごい。