私がロシアもウクライナも支持しない理由2

「戦争プロパガンダ10の法則」アンヌ・モレリ著

第4章 
自由と民主主義を守るため、小国を助けるために武器援助を行うと言う欺瞞。誰もそんなことのためにお人好しな大量の巨額の武器供与はしない。戦後の利権の密約があるからこそ援助する。戦いは長引けば長引くほど巨額の武器輸出利権や徹底的に街を破壊した方が次なる再建のための利権に繋がる。
フランス人ジャーナリストは言う「弾薬の商人がノルマを達成し、セメント商人がそろそろ自分の出番だと思い始める頃に戦争は終わる」
弾薬を湯水のように使い(買い)、徹底的に破壊し尽くした方が儲かる人は多くなる。
だけど、そんな利権のための戦争だなんて知れたら戦争は終わっちゃう。だから表向きの戦争の目的は「自由と民主主義を守る」と言う格好いいフレーズでなくてはならない。

第5章
敵の軍隊は非人道的で我が軍隊は常にルールを守り紳士的である。
殺し合ってるのにそんなはずがない。
病院や学校が狙われ無残な殺害が行われた。
腕や手、指を切断された。
両親が殺され赤ん坊だけが助かった。
レイプされ拷問を受け皆殺し。
…これらは実際に起きただろうけど、後に事実ではなかったことが確認された第一次世界大戦で政治利用され捏造された数多くのプロパガンダの一部。
100年前と事例や文言が一緒なのは偶然の一致ではない。人の心を揺さぶり、敵愾心を増幅させるためには残忍であればあるだけいい。

第6章
毒ガス兵器にクラスター爆弾に劣化ウラン弾、そして核兵器。我が国は持ってないし使わないルールを厳守するが敵国は持ってるし、きっと、必ず、絶対、間違いなく、非常に高い確率で使う(はず)。
でも、かつてクラスター爆弾に劣化ウラン弾を使用して国際的に非難を浴びたのはNATO軍、唯一実際に核兵器を使ったのはアメリカ。
NATO軍がコソボ•ユーゴスラビアで、アメリカ軍がイラクで使ってきた非人道的兵器の実態は知っておいた方がいい。
敵国だけが卑怯な非人道的兵器を持っていて使ってくる!と言う真っ赤な嘘。

中国や北朝鮮が非人道的兵器の核ミサイルを撃ち込んで込んでくるかも知れないから、日本も負けないで非人道的兵器の核兵器を持って、その非人道的兵器によって正義と自由と民主主義を守り抜いて行こう!ありがとう非人道的兵器の核ミサイル!と言うヘンテコ。