神社ひっそり

コロナ禍ひっそり行われた村の祭典。
それでも続いていることの意味を思う。

話題はこんな山の中でもウクライナ侵攻。
想像通り
プーチンは気○いだの人格欠落者だの
人でなしで老害などのご意見ばかり。
会ったことないけど、その自信満々の
意見は何を根拠にしてるのかな?


〜昔見たNHKの番組での実験映像(無音)〜

若い男女がいて、女が思いっきり
男を引っ叩くスローモーション。

それを見ていた人たちの感想を聞くと
「男の人、痛そう」
「かわいそう」
「なんで」
「暴力はやめてほしい」
ほとんどは引っ叩かれた男性に
同情や憐れみの感想ばかりだった。

次にもう一度同じ映像を流すのだが
今度はこの映像に前もって
「この男の人は女性に酷いことを言いました」
とか
「この男の人はギャンブルで大事な
お金を使い果たしました」
などの説明や意味を付ける。

するとどうだろう。
全く同じ映像なのに見た人たちの感想は
「ざまあみろ」
「胸がスカッとした」
「殴られて当然」
「もっと強く叩けばいいのに」
と正反対のに変化した。

同じ映像を見ても
ナレーションで説明や意味をつけただけで
私たちの映像に対する反応や評価は
まるっきり正反対に変わってしまう。

問題は、普段は暴力に抵抗を覚える人でも
「酷いことをした(と説明された)」人には
暴力を加えても抵抗を覚えるどころか
スカッとした、もっとやれ!と言う
報復や仕返しのスイッチが簡単に
入ってしまうこと。

本当にその男性がギャンブルで
お金を使ってしまったのか、
本当に女性に酷いことを言ったのかは
この際どうでもいい。

ナレーションの説明がそう言ってるのだから
そこに疑いを持つ必要も責任もない。
映像の事前の説明に反応しただけ。

なんだか一方的な視点や立場を感じる
報道や情報に接した時、私はいつも
このNHKの実験映像のことを思い出す。

あまりに意図的な説明ではないか?
この情報は本当に合っているのか?
フェイクではないのか?
この映像の説明は本当に合っているのか?
一方的であればある程気をつけなきゃと思う。

「老害」「人格異常者」など単純で
わかりやすくセンセーショナルな言葉や説明は
私達の思考を停止させ、判断を誤らせ、
戦争を逆に長引かせ拡大させる。と思う。

アメリカ軍のイラク侵攻の口実は
「悪魔の枢軸国イラクの独裁者フセインが
大量破壊兵器を持っている!」だった。

私もみんなもその情報や報道を信じて疑わず、
ならば多少の犠牲が出ても仕方ないと
侵攻に反対しなかった。
いや、正直に言えば悪魔の独裁者と
大量破壊兵器をこの世から
消し去ってほしいとすら思った。

自分は何もされていないのに
報復や仕返しのスイッチが
どこかで見事に入ったのだと思う。

 結果、大量破壊兵器はなかった。
そんな馬鹿な。。。

冷静に考えてみれば、地球を何度も
滅亡させられるほど沢山の大量破壊兵器(核兵器)
を持っているのはアメリカの方でははないか。
そんなこと誰もが知っている事実じゃないか。

そんなこともわからなく麻痺させるほど
何度も何度も報道や映像の説明は
イラク侵攻は「正義」だと煽られまくられ
私たちは最も簡単にそれを信じた。

ウクライナ、今度の報道や情報は
大丈夫なのか。。

盧溝橋事件やトンキン湾事件etc
ずっと昔から簡単なカラクリで
歴史は繰り返されてる。

今日感じたことを日記に残そうと思う。