出してみろ

馬を飼っていたから馬頭観音さんが好き。
各務原市で見つけた馬頭観音さん。

毎日毎日人にはいろんな悩みが生まれる。
でもその悩みを「手のひらの上に出してみろ」と
言われても出せる人はいない。
悩みには形や重さがないのだから。

悩みは頭の中にしか存在しない。
悩みはあたかもすごく重い岩のようにも
紙切れのような軽さにも頭の中や
捉えようでどんな大きさにも重さにもなる。

それがすごく重く大きく感じたら自分に
「手の上に出してみろ」と言ってみる。
姿形がないからやっぱり出せない。
ハッと悩みは自分が作り出している
ことに気づく。

馬頭観音さんは、観音さんの頭の上に載っている
お馬さんがムシャムシャと私たちの煩悩や
悩みを食べてくれるとのだと伝えられる。
昔の人もずっと悩みを抱えてたんだな。

古今東西人はみ〜んな例外なく悩みを持ってる。
大丈夫、悩んだ後には笑顔が待ってる。