黄金色

インスタやってた時は珍しさも手伝って
写真をよく加工編集していた。
当時知り合ったコンサル曰く
「インスタはおとぎの世界なのだから
写真は出来るだけ明るく鮮やか艶やかに。」

でも、ふと気付けばこの歳にもなって
バズるだの映えるだのわざとらしい明るさと
あざとく鮮やかな写真には
自分で加工していて心底辟易してきた。
今では、編集加工された写真を見るのは
とても苦手になってしまった。

だから
この日記の写真は全て撮ったまま
明度も彩度も色合いも一切加工しない
ことに決めている。
楽だ。

黄金色の穂。
(もちろん加工してない)

この色、稲穂がこんな輝きになるのを夢見て
春の種まきからここまでがんばってきた。
大変だったこともこの黄金色を見ていると
不思議と全部吹き飛んでしまう。

黄金の国ジパング、とは
この稲穂の風景を見てそう呼んだんだな。