藝術

スマホに接写レンズを付けて
稲の葉っぱを撮ってみた。

ため息が出そうになる程の規則性と
鮮やかな緑の発色。
それはもう藝術品。

一筋一筋見えるのが稲の体の隅々まで
栄養や水分を運んでくれる導管。
耳を澄ませばドクドクと脈のように
音が聞こえてきそうだ。

よ〜く見てみると白い点々が見えるが、
その白い点々は導管から
汗のように排出されている余分な水分。

一面の緑はご存知光合成をする葉緑素の色。
この緑色で太陽の光を澱粉に変換する。
なんというメカニズム。
機能美。
完璧。。。

27年お米を作っているけれど、こんな細部の
風景に出会ったのは初めて。
こんな葉っぱの細部にも神が宿っているのか。

恐るべし100円ショップのスマホ接写レンズ。