ワニの扱い方

静岡の海沿いの国道を走っていると「ワニに注意」の看板。

見れば下を流れる川、こんな所に本当に数匹のワニが。そっと木陰から近寄り「財布やバッグにはしません、ちょっと抱っこするだけだから」と声をかけ背中と腹に手を回す。

ヒンヤリとした両生類の肌、私は知っている。彼らは前足の付け根の3cm内側に急所があり、そこを押さえさえすれば大人しく「ああんっ・・」とかすかなうめき声を出してパタンとひっくり返る。

だが、油断大敵、小さいからと言って失敗したら「なに勝手に触ってくれとんねん!無礼者!がぶっ!」と命はない。もうちょっとだ、、、もうちょっとでその急所に手が届く、静かに、静かに、慎重に、慎重に、静かにゆっくりと・・。

と、後ほんのわずかというところで、遠くでおとなしく様子を伺っていたキリンが、澄ました顔して突然大きな屁をこいた「ブリッ!!!!」       

と、いう絵。