女の子の体からニョキニョキ何かが出てる、犬の体中がビビットな水玉模様。戦国時代の武士が馬の形をしたオートバイに乗っている。無数の軍手がソファーになって、人が巨大な鯨に噛じりつく。
アートは何を題材に何をどう表現しても構わない。アートは想像力、日常の一見つまんないモノでもグワ~っと面白くさせる壁のないイマジネーション。本当は誰もが自由な世界の住人なのに、わざわざ自分を規定して表現するなんてナンセンス、馬鹿げている。
人生もアートも同じだと思う。誰もが自分自身が二つとない作品。
歳を重ねると頭が固くなる、発想が狭くなる?そんなことはない。
それは常識にがんじがらめになって身動きがとれなくなった時の言い訳。
歳を重ねれば若い人よりたくさんのことを見て聞いて経験して、より柔らかく柔軟にイマジネーションを沸かせ活かせるはずだ。
久々に美術館に行けてよかった。
気付けてよかった。
「なぁ~んだ、僕らは誰もが日々美術館の中で生きているじゃないか!!」
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