誰もいない

誰もいない田んぼで一日中農作業。丸一日全く誰にも会わない山里の田んぼ。「一人だと寂しくない?」と聞かれることが多いが、不思議と今まで一度も寂しさを感じたことはない。目の前の農作業と仕事の諸々のことから、原発や放射能のこと、海外の情勢やしばらく会っていない友人のことetc・・あれもこれも頭の中ではいろんなことが去来して、いくら時間があっても足りないくらい。自然の中で誰にも会わずに、一日中自問自答しながらやるべき農作業と流れる時間。聴こえてくるのは自分の心の声と風の音。

う~ん、これを贅沢の極みと呼ぶのかも知れない。