10数年の相棒

これまでにお米作りを続けるには「もう無理、もはやここまでか」と思ったことが三度あった。

 

10数年前、極端な不作、借金も払えなくて、そんな苦しい時期。普通なら大人しく嵐が過ぎ去るのを耐え忍ぶところ。。。ここが勝負所「攻める!」と決めて、貯金を切り崩して、中古のユンボを買った。

 

あの時の160万円はキツかったが、今振り返って見ても確かにあそこが勝負所だったと思う。いい判断だったと思う。そういう大事な時期の予感や感覚って私には結構ある。

相棒よ、お互いそれ以来ずっとがんばってきたね。

今日もユンボで田んぼの修理。これまでの運転累計600時間、これだけ乗れば手足のように動かすことができる。それにしても、自分がまさかユンボに乗るとは思わなんだ。