ようこそ

新規に農家を始める若者は、かつて自分がそうであったように海外留学か、バックパッカー経験者が非常に多い。

 

昨年12月にやる気満々の農業志望の若者が、うちを訪ねてくれた。中国、インド、ネパールのほかにアジア諸国を2年に渡って見聞してきたそうだ。1月から彼はお隣白川町で新しい一歩を踏み出した。がんばれ!

 

そして今日は、ここ福地で家と農地を借り、ひとりで野菜作りを始めるという若者がうちを訪ねてくれた。ユーラシア大陸をひとりで横断し、東南アジア諸国を見聞し、直近ではインドネパールに6か月滞在したそうだ。楽しみだ!

 

「いいね~!!」狭い日本を飛び出し自由に飛び回る、いろんな国の文化や人に触れ見聞を広めるのは若者の特権。日本はかなり特殊な文化。日本のいい点と欠点、外に行っていろんな価値観を学んだ若者が、日本に戻ってくるっっ、それも農業という世界に。なんとワクワクする、嬉しい!大歓迎だ!

 

写真は農業雑誌「アグリズム」若者向けの農業雑誌なんて、いやぁ~画期的だった。だった・・昨年、購読者が増えずに廃刊になってしまった。残念だ!

 

でも、こんな楽しい農業の世界を大衆化させる必要なんてない。その楽しげな匂いに気づく人、確信犯だけが飛び込んでくれば十分だと思う。「ようこそ!」