放射能測定 バージョンアップ

昼間は農作業が目白押しだから放射能測定は朝か夜。厚生労働省のスクリーニング法が改正されたのに伴い、測定ソフトは4月にバージョンアップされ、更に今回2度目のバージョンアップ。

簡単に言うと法改正でより測定機器の精度が厳しく問われ、セシウム137・134の合計が25ベクレル測れるものでないと正式には認められなくなりました。合計25ベクレルを測れる測定器なら「本物」と認められるわけですが、この領域は数十万円の測定器では絶対に測れない領域です。測定器だけでなく、測定者もややこしい分厚いマニュアルを理解しなくてはいけません。一般の人が見たら間違いなくチンプンカンプン。

 

依頼を受けての測定は一検体5250円。お金を出して依頼する側も、高価な測定器を買い資格も取った私も冷静になると「一体私たちは何をしているんだ??」という感覚に陥ることがあります。

 

きっとこれは国を挙げてのパロディーに違いない、そうでなければこんな状況で再稼働やガレキ云々の話題になるはずがない。そうだ、きっとこれは国家レベル、それも政府から国民までを巻き込んでのブラックジョークかパロディーに違いない!!

そう思えば合点がいくし、そう思わなければ全て合点の行かないことばかり。きっと壮大な冗談に違いない。

 

と言うことでもう一曲,忌野清志郎が反原発ソングの発禁に怒りそれならと思い切りシュールに皮肉った「原発音頭」 http://www.youtube.com/watch?v=K2baSCycSWk

曲の最後の方に効果音として原発が爆発する音響が使われたものを聞いたことがあります。これまた超シュール。それにしてもこの曲も少なくとも20年も前の曲というところがスゴイ。格好だけのロックンローラーとは核・・いや格が違います(笑。