華僑華人新年会

今日も今日とて中国人の友達からお誘いを頂き、名古屋国際ホテルで2012華僑華人新年会に参加させてもらいました。中部6県の実業家や企業家の集まり数百人。簡単に言うと事業成功者の集まりなので一人ひとりが物凄いパワー。

 

名刺交換時ちょっとの会話でも一人一人の持つパワーや逞しさに圧倒され「おいおい日本(日本人)は大丈夫かいな??」と嫌でも思わされます。

そりゃそうです、みんな何年か前には日本語も右も左も分からないところからスタートして今や経営者としてバンバンなのですから。

パワーもさることながら日本人としては彼らの人脈の強さを強烈に感じますね。それは日本が彼らにとって外国だからという訳ではなく、実は中国国内でも私たち日本人には想像ができないくらい人脈を大事にする文化があります。中国人からしたら日本人同士の友人や人脈はとてもドライで希薄に感じると言われます。

 

例えばお金のまつわることで言えば中国人は親友を助けるためなら全財産をも惜しまない。もちろん若い世代は違ってきてたり例外もあるけれど、親友に貸すお金がなければ借り集めてでも貸す。日本語の「親友」は中国語で「好朋友」。でも「好朋友・親友」という意味の次元が中国の方がかなり深く、正確には翻訳できないんです。

 

歴代の政治政府が不安定だったがために「中国人は横とのつながりを強く自分たちでグループを作り自衛しなくてはいけなかった」とも言われ、それも当たってはいるのだろうけれど、それだけでは説明のつかない、日本人にはない何かが脈々と流れていることだけは感じられるのです。

勿論反対にその文化ゆえの弊害も多いのも確かですが。

いや~中国は実に面白い。