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日本酒「山水渡風」(さんすいわたるかぜ)を醸す「花盛酒造」さんです。もう10年になりましょうか、渡辺酒屋さんの発案で地元八百津の酒米・八百津の蔵・八百津の酒屋でお酒を造ろう!とお声を掛けて頂いたのは。お酒には山ちゃんのお米の「山」、木曽川の伏流水「水」、発案・販売の渡辺酒屋の「渡」、花盛酒造さんの当時の杜氏・風間さんの「風」、一文字づつ頂いて「山水渡風」という名前が付けられました。こういうのをプライベートブランドと言いますが、多くの場合数年であえなくポシャるのが業界の常識です。山水渡風はお蔭さまでもう10年。誰がどうやって造ったお米?誰がどうやって造ったお酒?・日本酒の99.9%は分らないんですね。よく考えるととても変な話です。

山水渡風は当たり前のことを当たり前に大事にしているお酒です。

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コメント: 2
  • #1

    みーま (土曜日, 06 11月 2010 10:58)

    今、店で出してます。
    「山水秋風」(山水渡風 ふな口純吟源酒ひやおろし)。
    とっても好評!特にぬる燗から上燗がいいなぁ~~~。
    個人的に。
    みーまでは、「山水渡風」ファンがたくさんいます。
    オープン時からの息の長い銘柄です。
    これをご縁に、人と人がつながっていくという不思議なお酒でもあります。

    ここ2.3年でググッとレベルアップした感じがします。
    自信を持って勧めてます。
    もちろん、その時はまずお米の話から・・・・・・。

  • #2

    山ちゃん (土曜日, 06 11月 2010 12:36)

    みーまさん、ありがとうございます。
    お米から酒蔵さん酒屋さん立ち飲み屋さんお客さん、ず~っと全部がつながってそれぞれのご苦労や頑張りが全ての切り口から見れるお酒と言うのは日本広しといえどもかなり少ないケースだと思います。でもこれがモノを造る上でどれほど大事か、飲む側に立ってもどれほど大事なことか、逆に言うと何と現実はそれぞれの仕事や思いが分断されているかを痛感します。特にお酒の場合、大事なお米に関することが「山田錦」や「五百万石」など品種にはこだわりがあるのに、それを造る農民が全くと言っていいほど登場してこないのは、不思議で仕方ありません。それだけ農民は地位が低いということでもありましょう。なんの苦労にも思いを馳せず、ワインよろしくこの酒はうまいだの不味いだの、を知ったかぶりをして飲んでいる人はキライデス♡何も凄いことをする・したいのでなく本来お互いの苦労を(勿論お客さん側の苦労もあります)知り有難さを噛み締める、これが当たり前の世界になるとイイですね。みーまさん、これからもお互い協力し合って当たり前のことを当たり前に大事にしていきましょう~。