文系の涙

私はコテコテの文系人間。
機械修理なんてほんとに苦手、大嫌い(T ^ T)

なのにお米作りは驚くほど沢山の
農業機械を扱わなければならい。
機械たちにはきっとそんな苦手意識が
バレているのだろう。
これが見事にことごとく故障する。
もし農業機械を扱う理系脳が
必須項目だと事前に知ってたら
お米作りの道には進まなかったと思う。

今日は雨で稲刈り中止で一日中機械修理。
苦手苦手と言いながらもヤラネバナラヌ。
それでもこんなこと27年もやっているから
修理のコツや故障対応能力はさすがに
少しは上がってきた。

何より農業機械は自動車と違い
故障するのが当たり前だという覚悟を覚えた。
故障でいちいちパニクったりしていたら
精神的にもたない。

ところで、今年は寺社で引くおみくじの
なんと3〜4割が凶!
我ながら驚異的な確率だと思う。
大凶を引いた時にはさすがに恐れおののいたが、
おみくじなんて凶が当たり前だと思えば
なにも怖くない。
もはや吉や中吉ならば凶でないと
物足りなくなるから不思議だ。
これは農業機械が故障するのが当たり前だと
思えばいいのによく似ている。

何事も心構えが肝心だと思うものの
機械の故障と神社のおみくじが同じだと
考えること自体、自分がどまんなかの文系人間であることの証拠だと気付く。
今欲しいのは理系脳(T ^ T)