ひろゆき氏は一見視点や思考や発言が
独特で興味があった。
前書きを立ち読みするとなるほど面白い!
だから読んでみた。
たしかに彼の視点は切れ味のいい包丁で
魚を捌くような小気味良さがある。
しかし、何ページ読んでも
捌かれた魚は一向に料理になっては
出てこないという不思議な感覚が続く。
なんだろう読み終えた時のこの浅い感覚は。
大人になるのに必要な何かが欠けている気が
してしまうのはホリエモンとどこか似ている。
例えば「私は弱者の味方だ」と
何箇所かに書かれていたけど、
ほんとに弱者の味方をしている人は
自分自身のことを「私は弱者の味方だ」
とは言わないものだ。
結局前書きが一番面白かった🤣
途中からは多分複数のゴーストライターが
書いたんだろうなと思わせる文章になってきて
興醒めするけれど、1650円のお金を出して
ひろゆき氏のような存在が、どうして今の世の中に
ウケているのかが少しわかった気がする。
それに、私の周りにはひろゆき氏より何倍も
すごい人達がたくさんいることに
改めてて気づけてよかった。