茶碗一杯2000粒

今年見納め最後のコシヒカリの
花(籾に付いてる薄い黄色)が咲いた。

お米は一粒一粒こうして花を
咲かせ受粉し、お米になる。

お茶碗一杯はお米2000粒。
2000粒には2000粒の花。

当たり前だけど受粉できなかった
籾はいつまで経っても空っぽで
稔ることはない。

だから、稲にとっては花を咲かせる
一瞬は静かで神聖で最も大切な瞬間。

風のない早朝、稲が花を咲かせる
時間帯のことを私は勝手に
「神の手時間」と呼んでます。