天皇の戦争責任


太平洋戦争で日本軍統帥権者だった天皇には本当に戦争責任がなかったのか。軍部に引きづられ開戦したと言われる天皇は本当に「平和主義者」だったのか。ずっと素朴な疑問だった。

戦前から戦後の天皇の言動を追うこの本によると、イメージしていた「平和を愛する天皇」とは明らかに違う像が浮かび上がる。

天皇が開戦やその後の作戦行動、戦後の米軍による沖縄占領にいかに深く積極的に関わり実際に口を出してきたかの事実の数々。あまりにも信じてきたイメージと違うことに驚きの連続。

「現人神」最高権力者による戦後の「人間宣言」、米軍への沖縄割譲は、国民や憲法を無視した天皇のGHQへの「命乞い」

死ななくてよかったはずのあまりにも多い命の数よ。
今日は長崎に原爆が落とされた日。