若者

雑穀農家として1月に福地に引っ越してきた吉田君カップルの初仕事は、雑穀の選別作業。若い百姓を見ると自分が20年前に農業を始めたときのことを思い出す。必死だった、いろんな意味でギリギリだった。若い私が農業を選んだひとつの理由、自分の限界を見てみたかった。・・心配しなくても始めて3日目で「もう、無理!!この転職は間違った!!」と正直に思った。それでもそれからはいつも「こんなもんじゃない、こんなもんじゃない、もっと大変なことはあるはず」って自分に言い聞かせてた。始めて5年くらいはあまりにキツ過ぎてほとんど当時の記憶が飛んでいる。だからこそ根性論で農業を語りたくない。若いお二人さん、ガンバレ~。