2012年

7月

11日

稲考

ちょっと稲の調子が悪いと「うちの稲の調子を見に来てくれ」と時々乞われることがあります。その方の田植え日、施肥量、植え付け間隔、品種、などを詳しく伺った上で葉の色、茎の数、背丈、太さなどを勘案して、今の稲の状態を理詰めで説明します。この場合、感覚ではなくて、理詰めで説明した方が相手は安心されます。今から与える肥料はこれがいい、農薬の必要不必要・種類、水入れの加減等を説明します。あくまでも「教科書からすると」の一言を添えることを忘れずに。

 

ところが、稲の生理は、いくらゲノムが解明されようと、どんな学術書や理論だろうと説明のつくものではありません。理詰めの説明とは逆に、人には稲のことがまだ100に1ほどのことも分かってない。

もちろん少しでも分かろう、分かりたいとは思ってますが、同時に、相手が深過ぎて降参。分からん事は分からないでいいじゃん、むしろその方がいいことも沢山あります。稲を考えることは実に面白い。