今年で5年目ほどになるでしょうか?夜行バスで東京からA氏が稲作の短期研修に来られました。彼は将来インドネシアで日本米を作る夢を持っています。中学生の時にエビの養殖ビジネスを始め、インドネシア語、中国語、広東語、台湾土着語、日本語の5か国語を操ります。私にとっては同じうま年生まれの一回り下の弟の様な存在です。
昨年7月には私をインドネシアのコーヒー園視察に誘ってくれました。彼が私の分の航空券や滞在費を出してくれたので、現地では寝る間もないほどの強行日程で、できる限りのアドバイスをさせてもらいました。
その時出会った現地インドネシアマンデリンコーヒーの社長さんはコーヒーの話そっちのけで、なぜか私にお米の質問ばかり。
挙句に「今、政府の役人を連れて来て段取りさせるから、手始めに50ヘクタールからお米を作ってみないかい?」
「ご冗談を!」その時はまともに取り合わなかったのですが、どうやら本気で近い将来お米の生産~販売ビジネスに乗り出すとのことです。200ヘクタールの農地も買っちゃたそうです。東南アジアでは華僑は絶大なるネットワークとお金を持っています。たしかにあの社長さんならそれくらいの土地を買うのもたやすいことでしょう。ちょっと日本人には想像できないスケール(爆。
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