2011年

4月

19日

似ている

アマゾンが復旧して注文していた本が続々と送られて来て、もう何冊読んだでしょうか、今は4~5冊の原発関連の本を同時に読んでいます。

週刊現代はご覧の通り原発反対派ですね。400円。最初は週刊誌ってどうなの?と思ってましたが、どうしてどうして、本では得られないような情報も載っていて意外に勉強になります。週刊誌の世界も原発推進派と反対派の真っ二つに分かれていて、書店の棚はそれぞれの主張合戦になっています。

推進派の週刊誌や雑誌も数年後に検証するために買って保存しようと思います。それでも週刊誌の方が推進・反対の両方の意見があるだけでもテレビの世界に比べれば健全だと思います。

さて、民放最大手フジサンケイグループが主催の環境問題に熱心に取り組む企業団体を表彰する「地球環境大賞」、2月に決定された今年の「大賞」はなんと東京電力。現在東電は大賞受賞を辞退する方向で調整中とのことですが、民放と東電の関係はこんな所にも。これ週刊現代の記事です。

 

戦争と原発って何か似ているような。

どちらも国策、政府が決定権を持ち、庶民の預かり知らぬところで進んで行き、庶民が反対したくても気付いた時にはもうシステムができ上がっていて反対できないどころか、「大東亜共栄圏」など心踊るような言葉に乗せ、権威ある大学や賛成派を垂らし込んで同じ庶民に反対派を抑えつけさせ、産業界や新聞社と結託する。誰も殺したくも殺されたくもないのに徴兵されて外地で大勢殺し、広島長崎に原爆落とされて日本人270万人が殺され、その時になって庶民は気付く「どうしてこんなことになってしまったんだ!?」「政府に騙された」

 

それからしばらくして長崎広島であれほど沢山の人を殺傷した原爆と同じ原理の「核分裂」を平和利用だと錯覚を起こすように「原子力」と呼び「夢のエネルギー」と胸躍らせ、反対派は「左翼かアカか危険分子か気違い」と決めつけるような庶民同士の雰囲気を作り上げ産業界やテレビや新聞と結託し、知らない間に日本中に54基もの原発ができ、結局爆発して放射能が出て、沢山の避難民が出てその時庶民は気付く「どうしてこんなことになってしまったのだ!?」「政府と東電に騙された」

 

どうやら原発は危ないかも知れないと聞こえてくれば、「CO2の排出が無い原発は地球温暖化対策の切り札、クリーンエネルギーです」「地球にやさしい未来のエネルギー」などと胸躍らせ、実は地球温暖化は二酸化炭素のせいという学説は元々捏造データから始まっていて世界ではその嘘がばれているのに、日本ではそれをひた隠ししテレビや新聞で「地球温暖化はCO2だ」と一大キャンペーンをして信じ込ませ、「環境」と言えば何でもまかり通るように産業界と結託し地球温暖化で儲けるシステムを作り上げる。その結託したテレビ局が原発を爆発させた東京電力に地球環境大賞を授与する。原発に環境大賞とは大したジャーナリズム魂(騙し)ではないか。

 

原発ならまだしもプルサーマルや再処理工場など、庶民が知らない間に原発と比べてもとんでもなく危険なものをドンドン進め、挙句の果てにレベル7の大事故を起こしておきながら「チェルノブイリとは違う、安全だ」を繰り返す。

浜岡原発は活断層の真上に建ってて「ヤバイ!!!」とたくさんの識者や団体が警告を発していて、しかも現実に、実際に福島原発が地震と津波でこんな大事故を起こしたにも関わらず停止も廃止もせず、電力会社は原発の計画や建設を強行しようとする。

原発が実際に爆発を起こし大量の放射能が吹き出し、農地も海も汚染させ続けているのに「原発反対」と声を大にして言える当たり前の自由な雰囲気はいまだになく、原発反対派はテレビに出れないいびつな情報操作。「みんなで一つになろう」「がんばろう日本」などという軽薄なフレーズで心躍らせつつも真剣に考えることをせず「仕事が忙しいから、無力だから」と実は冷やかに「知らぬふりをする」。

 

世論調査では66%が原発は現状か推進派。水戸黄門の「お上には逆らうな」という洗脳長寿番組はここまで私達を羊化させたのか?知ることや考えることを拒否しているとしか思えない66%驚くべき数字。今、現在、原発が事故って放射能漏れが大量に続いているのを知った上で。

「なぁ~に、世の中そんなものさ、何一つ憤りもせずに生きろよ」

実に冷静なふりをしながら冷ややかに「知らぬふりをする」

そして、

後日直接的に自分に重大な問題が降りかかって来たときに言う

「どうしてこんなことになってしまったのだ!?」

「こんなことになっていたとは知らなかった」

 

「知らなかった」と「知ろうとしなかった」は似てはいるが違う