2011年

4月

07日

カラクリ

先ず根が出てそれから芽が出た種もみ。

 

どうして原発が地震列島の狭い日本に54基もあるのか?一つ一つ信じられてきたイメージを検証していくとその理由がますます分からなくなっていきます。

面倒くさくて、考えたくもない、辛いし、どうでもいいような気にもなって来て思考停止してしまうひと、もうすでに多くの人は悪い意味で原発問題は日常的になってしまい感覚が麻痺してしまったかも知れないけれど、私はお米(食糧)を作る生産者だから看過しないし、これからも思考停止もするつもりはありません。

前職で多くの子供達の病気を見て「安全なお米を作るんだ」と入った農業の道。

もし安全なお米ができなくなるのなら、私はここでのお米作りを辞めなくてはなりません。渦中の農業漁業者と同じく感覚を麻痺させたり思考停止する訳にはいかないのです。   

一体今何が起きている?

 

さて、どうして原発がこんなにあるのか?やっと私にはその理由が見えてきました。

 

~東電電気料金の決め方~

電力会社は公益性が高いので利益が莫大にならないように、あらかじめ経費に対して乗せられる利益の%が認められており、その上で電気料金が決められます。

 

東電の全経費+その経費に対して3.5%の利益=電気料金

 

例えば東電の全経費100円なら+東電利益は3.5円=が電気料金は103.5円

例えば東電の全経費100万円なら+東電利益3万5千円=が電気料金

例えば東電の全経費1億円なら+東電利益350万円=が電気料金

例えば東電の全経費が1000億円なら+東電利益は3億5千万円=電気料金

例えば東電の全経費が5000億円なら+東電利益は17億5千万円=電気料金

わかりますか?普通の商店や企業なら経費を減らすことで利益を確保しますが、東電の場合は経費が増えれば増えるほど利益の金額が増える構造になっています。

そして、その制度を逆手に取ると・・経費をドンドン増やせば増やすほど利益が増えると言う訳です。

 

あなたがもし東電の社長ならどういう経営をしますか?誰だって当然経費をグーンと増やて=利益の金額を増やしますよね。経費を増やせば利益金額が増える。

では、どうしたら経費が増やせるのか?原発の建設には莫大な経費がかかりますが・・と言うことは=東電の利益金額がグ~ンと増える。

「使え使えドンドン経費を使え!莫大な経費のかかる原発を建てるべ!」

こういう構造だったのです。常識からすれば信じがたい異常な世界です。

 

それは必ずその会社の体質にも影響していきます。こんな異常な常識で動いている会社が、危機管理なんてできないのは当然です。今回の原発事故は起こるべくして起きた訳です。

 

そして、こんなことの為に沢山の人の健康が不安に晒され、こんなことの為に多くの人の人生が狂わされ、こんなことの為に自然が汚染され続けている訳です。

馬鹿げている。

あまりにも馬鹿げている。