2011年

2月

12日

東海民映研の映画を見る会

名古屋のデザイナー小早川氏からお誘いを頂き、犬山市の入鹿の里で行われた映画会に参加しました。民族文化映像研究所・姫田忠義(82歳)「奥会津の木地師」「寝屋子-海から生まれた家族」を鑑賞後懇親会。日本の消えゆく(すでに消えた)文化の貴重な映像記録。

ややもするとノスタルジックなお話ですが「温故知新」要はこれをどう未来に生かすかです。ところが、その明快な答えは実は誰も持っていません。

「日本と日本の伝統文化を守ろう」と声高に叫んでみても、既に私たちの生活は議論すること自体が不毛な程、着るもの、家、車、食べ物、燃料etcあらゆる分野で外国製品に囲まれ、恩恵を存分に受けています。今の自分の周りを見まわしてみて下さい、日本産のモノを探すほうが難しいですですよね。当然文化も変化したり消えたりする。

お米は日本産です!と胸を張ってみたところで、お米を作る時のトラクターや燃料etc必要機材は、ほぼ全て海外から来たモノによって支えられ日本のお米はできています。

私たちの生活は実は自分達が認識している以上・想像以上に外国によって支えられているという現実を見失って議論することに意味はありません。これから「グローバル化」するのではなく、実は既にずいぶん前から私達の生活自体「グローバル」なのです。それがいいことなのか悪いことなのか全てがつながっている以上私には何とも判断ができません。

ならば、まず「いい・悪い」を棚上げして現実をしっかり見つめるところからしか未来は見えて来ないと民族文化研究所の映画を観て思った次第です。