非公式と言う絶妙バランス

参政党「非公式」ガイドブックとある。
著者のヒロなる人物を調べてみたが
誰だかわからない。

これは参政党入門書として絶妙のバランス。
否定も肯定もせず終始客観的視点。
絶妙なのだ。

私は参政党の憲法草案や沖縄戦史観、
大東亜戦争史観とは全く相容れない。
国家観、歴史観に於いてこの政党は
とても危険だと確信している。

多分多くの人は憲法草案や党内部の権力闘争
とかを知らずに今の与党の不満の受け皿に
選んだのだろうと思う。

農業問題も実に稚拙な知見だと思う。
言ってることもコロコロ変わりスローガン
先行で内容の稚拙さが目立つと感じている。
政策立案能力も今はもちろん低い。

近い将来、自民党の右派と連立しなければ
いいのだがと本気で心配してる。
そんなことが起きたら多くの人が自民党に
投票したのと同じになってしまう。
この党にはそうした危うさが付き纏う。

つまりこの党はどっちに動くかわからない。
外国人による危機不安で票を集めたが、
これから進む方向は投票した人も多分
参政党自身もわかってない。
きっとこれから「あれ?」「あれれ?」
と思うことが度々起こるのだと思う。
心配で終わってほしい。

外国人への一定の規制は必要だと思う。
だが、外国人問題は最も大事な経済や家計の
問題をぼかす、すり替えてしまう恐れ
(古今東西共通の政治手法)がある。

参政党はいいこともいっぱい言ってるけれど
これからも動向は注意しなきゃと思わずには
いられない。

それにしてもこの本の著者の絶妙な
バランス感覚には拍手を送りたい。
一体誰が書いたんだ!?
友達になってほしい。